『Vol.34』　外資系IT 年収調査 　　　　　営業職 vs 技術職　2024年4月時点

今回は、外資系ITの営業職と技術職の年収比較調査です。
外資系と言えば、圧倒的な給与水準が魅力です。実際に就活生の中には、GAFAをはじめとした外資系を目指している方は多いのではないでしょうか。
私も日系のITから外資系のITに転職した際に、年収は2倍に増えました。本当に外資系ITは稼げるのか？？仮に、外資系ITを目指すなら、営業職と技術職どちらがいいのか？？今回はそんな疑問から調査をしてみたいと思います。

ちなみに”外資系IT 年収ランキング 営業編”はこちら

”外資系IT 年収ランキング エンジニア編”はこちら

一般的にはIT企業の場合、職種は大きく営業職と技術職に分かれます。特に営業職の場合は、実績に応じてインセンティブが変動するので、企業によっては青天井の場合もあります。一方で、技術職でも開発職や社内でも重要性の高いポジションだと非常に年収も高くなります。こちらのランキングはあくまで口コミサイト等を参考に独自調査したものになるのであくまで気休め程度に参照ください。

（外資系IT 年収調査 営業職 vs 技術職）

外資系IT年収ランキング　第25位〜第11位

Dassault Systemes
営業職：推定平均年収1,134万円
技術職：推定平均年収1,217万円
Dassault Systemesは、製造業や建設・都市開発などで注目されている「デジタルツイン」で業界をリードしているフランスに本社を置く、ソフトウェアベンダーです。

Kyndryl
営業職：推定平均年収863万円
技術職：推定平均年収715万円
Kyndrylは、2021年にIBMから分社化してITインフラのサービス提供をしています。分社化したことによって、IBMサービスに捉われない、マルチベンダーのサービス提供をしています。

Akamai
営業職：推定平均年収1,346万円
技術職：推定平均年収1,179万円
Akamaiは、Web全体のトラフィックの１５％から３０％の配信の信頼性を高めるサービスを展開している、世界最強のCDNです。日本ではあまり知られていないですが、インターネット業界では、グーグルやFacebookやAmazon並に大きな存在でもあります。

NetApp
営業職：推定平均年収1,426万円
技術職：推定平均年収1,167万円
NetAppは、ストレージ、データ管理のポートフォリオで業界をリードしており、オンプレからクラウドに至るまで、データ領域の管理とセキュリティ保護を提供しており、最近ではAWS、Azure、GCPとも連携したサービスを展開しています。

Trend Micro
営業職：推定平均年収761万円
技術職：推定平均年収670万円
Trend Microは、サイバーセキュリティの世界最大手です。PCやサーバー向けのウイルスバスターシリーズなどは、皆さんもお馴染みではないでしょうか。平均年収は、日系ITと比較すると高いですが、外資系ITの中では低めの水準でした。

Lenovo
営業職：推定平均年収1,195万円
技術職：推定平均年収807万円
Lenovoは、ThinkPadをはじめとするブランドのPC製品の開発、販売を提供する香港に本社を持つ中国メーカーです。

Dell
営業職：推定平均年収941万円
技術職：推定平均年収1,023万円
Dellは、パソコン・タブレットから、サーバ、ストレージ、ネットワークといったIT環境のインフラに至るまで様々なITソリューションを提供しています。メーカーとしては珍しく、直販をしています。故に手頃な価格で企業に対してPCやサーバーを提供できるといった強みがありますが、ここ最近は、クラウド利用の増加に伴い、サーバー部門は斜陽気味です。

Hewlett Packard
営業職：推定平均年収935万円
技術職：推定平均年収756万円
Hewlett Packardは、PCやサーバーをはじめとして、Arubaと呼ばれるNW製品に至るまで幅広い製品を提供しています。日本HPといえば、オフィスが超綺麗なことで有名ですね。