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【楽曲感想文】LUNA SEA「TRUE BLUE」

こんばんは!
今も昔もずっと憧れはLUNA SEA。小栗義樹です!

さぁ本日は!楽曲感想文を書いていきます。
先週の日曜日、楽曲感想文を書くことについて記事を投稿させて頂きました。

簡単に申しますと、音楽を聴く習慣をnoteを通して改めて作りたい。僕の自己紹介をする当アカウントにて、音楽の話をしない理由がない。読んで下さる皆様に、僕が好きな曲を聴くきっかけが作れたらいいな~。こんな感じです。

先週は意気込みをまとめた回、いわば第0回です。僕としては大事なことだと思うのですが、楽曲感想文において大事なのは今回。第1回目です。やはり何事も最初が肝心で、ここで選ぶべき題材はとても重要なものだと思います。

本当に色々な音楽を聴くので、どれにするかすごく悩んだのですが、ピッタリな曲が1曲ありました。

LUNA SEA「TRUE BLUE」

1991年、X JAPANのYOSHIKIが主催する「エクスタシーレコーズ」から出てきたモンスターバンド「LUNA SEA」の、メジャー4枚目のシングルCD表題曲となります。1994年9月にリリースされました。

アルバムでいうと4枚目(メジャーデビュー後でいえば3枚目)、MOTHERに収録されている曲で、当時「ノンタイアップ」でチャート1位を獲得した、名実ともに化け物ソングです。

前奏から歌いだしまでのスパンが短く、歌い手からすると最後までピッチが掴みにくいなと感じます。1フレーズに詰め込まれる文字量が多いので、とにかく歌いづらいのです。ニューウェイブやグラムロックなどの影響を受けているLUNA SEAならではの解釈と、LUNA SEAが魅せるLUNA SEAにしかできないこだわりが詰まっている曲だなと言えると思います。

僕が初めて聞いたのは中2の秋でした。カウントダウンTVのカウントダウンエクスプレス(という名前だったような?)という企画の中でこの曲が流れたのです。

この企画の方向性を簡単にご説明すると「遡り企画」です。「6年前の同月同週のチャートTOP10を見ていきましょう」みたいな形で、昔のチャートにタイムスリップして、当時のチャートを楽しむことが出来る企画でした。昔の夜から夜中にかけて放送されていたテレビには、そういう様々な接点を作る工夫があったのです。

TRUE BLUEはそんな企画の第1位で流れてきました。サビの部分だけが流れてきたのですが、曲とPVを見聞きして、冗談抜きに腰を抜かしました。一瞬で恋に落ちたという言葉が正しいと思います。身体に電撃が堕ちて、何かが繋がったような感覚です。

この曲今から考えると、決して分かりやすい特徴がある曲ではないと思います。歌うにしても際立って高音域が必要というわけでもないし、ギターソロが超絶的な速弾きかと言われれば、決してそうでもありません。

ただ、不思議と聞き入ってしまい、気づいたらハマっているんです。決して音楽的にインパクトがある曲ではないのに、音楽を知らない人でも「一種の衝撃」を受け取れるのです。

確実に噛めば噛むほど味がするタイプの曲だと思うのですが、キッカケは「特徴やクセが強い曲を聞いた時のような大きな衝撃」で、この辺りの矛盾にこそ、LUNA SEAのカリスマ性やセンスの真髄があるのではないかと思っています。

最近、TRUE BLUEが収録されたアルバム、MOTHRがセルフカバーされてリリースされました。TRUE BLUEも時代を超えてパワーアップしています。めちゃくちゃかっこいいです。

CDを買うのも乙ですが、配信で聞くことが可能です。良かったら聞いてみてください。ロックの扉を開くという意味で、この曲ほどピッタリな曲は無いと思いますから。

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