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【ニュース感想文】アニメ「エヴァンゲリオン」制作・ガイナックスが破産/40年の歴史に幕
こんばんは。
ふしぎの海のナディア、、、、小栗義樹です。
本日のメンバーシップ記事は、ニュース感想文を書かせて頂きます。2日連続での投稿になるのですが、まぁメンバーシップの記事は、僕が書きたいことを気分に任せて書くというコンセプトなので問題ありません!
ちなみに当メンバーシップでは、メンバーが5人になるまでの間、全編公開でやっていきます。
現在のメンバーは0人
6月末には3人まで増やしたい
よろしくお願いします。
というわけで、本日の題材は
アニメ「エヴァンゲリオン」制作・ガイナックスが破産 40年の歴史に幕
です。
これ、ネットニュースでしか見かけない文言となりましたね。もちろんガイナックスは、エヴァンゲリオンのアニメの制作に関わっていますが、現在はカラーが行っています。
エヴァンゲリオンの制作という文言は、事実ではあるものの、アクセスを稼ぐための手段となっているように思います。
もちろん嘘ではないので、別にいいのかもしれませんけどね。見ていてあんまり気持ち良くはないかなと。
まぁ、この記事の重要な点はそこではありません。ガイナックスが、とうとう破産して無くなってしまった事の方が重要な部分です。
王立宇宙軍オネアミスの翼、ふしぎの海のナディア、トップをねらえ!など、それこそ後のエヴァンゲリオンに繋がる、アニメにおける重要な作品を作った会社、それがガイナックスだと思っています。
岡田斗司夫ゼミで人気を博した岡田斗司夫さんが創業したアニメ制作会社で、エヴァンゲリオンの監督でもある庵野秀明さんを含む、DAICON FILMのクリエイターが沢山在籍していました。
もともとずっと財政難で、いつ破産してもおかしくない状態にあったみたいですが、ここへきてとうとう破産となってしまいました。
ちょっとだけ調べてみたのですが、王立宇宙軍オネアミスの翼というデビュー作から、ずっと財政難だったようです。
やっぱり、アニメーションを制作する会社の経営はめちゃくちゃ難しいんだなということが分かります。
40年前なんて、それこそほぼ無理ゲーですよね。Youtubeやネットフリックス、制作でいえばコンピュータなどに慣れてしまった我々からすれば、セル画を描き、映画館で封を切るなんて状況で、一体どうやって資金回収すればいいのかわからないです。
ヒットしなければ即終わりみたいな状況の中で、クリエイターの生活まで守らないといけないわけですから、それはそれはものすごく大変な戦いだったのだと思います。
とはいえ、ガイナックスが無くなってしまうのはちょっと寂しいです。僕、ふしぎの海のナディアが好きなんです。王立宇宙軍オネアミスの翼も観たし、プリンセスメーカーも遊んだことがあります。
大学で映像やアニメーションの勉強をして、一時期興味を持って、色々なことを調べたものですから、ガイナックスの作品に触れていくのも当然で、ガイナックスが与えた影響の大きさもそれなりに理解しているつもりでいます。
経営の後半は、何やらアニメ制作と関係のない商売をしていたり(トマトを売ってた時期があるそうです)、放漫かつ無頓着な経営体制だったという事で、無くなってしまうのも仕方のない事なのですが、良い作品を作った会社が無くなった事には変わりありません。
とにかく「男の子が喜ぶ作品」を提供してくれる印象があって、ある程度大人になってからその作品を観ても「ワクワクさせられる場面」が沢山あります。
ガイナックス作品は、男の子の血に訴えかけるのがとても上手です。多分ですけど、オネアミスの翼を観て、アニメーションを作りたいと思って人は多いのではないでしょうか?
もちろん歴史は流れていきますから、今はそんなガイナックス作品を観た人々が、脈々とアニメ制作の真髄みたいなものを受け継いでいるのでしょうし、役割が終わったと考えれば、それまでなのでしょうけど、それでも、好きな作品を作っていた会社が無くなるのは、やっぱり残念です。
この記事を書くにあたり、ガイナックスがどのような経緯を歩んだのかについて、軽く調べてはみましたが、愛ある人間が丁寧に経営していれば、今でもガイナックスは続いたのではないかな?と思ってしまいます。もちろん、制作会社の経営はめちゃくちゃ難しいので、上手くいくかは誰にも予想出来ないのですが、少なくとももっと多くの後世に影響を与えるパイオニア的な作品を残し続けられたのではないかと思えてなりません。
一時期は才能集まる体制を敷くのに十分な天才が集まっていた組織だっただけに、40年で破産という結末は少しもったいないようにも思えてしまいます。
会社は無くなってしまいますが、作品は永遠に残るはずです。もしよければ、ふしぎの海のナディア・王立宇宙軍オネアミスの翼などの作品を観てみて欲しいなと思います。
今観ても面白いです。血が滾るようなワクワクする絵が沢山出てきますから。
というわけで、本日はこの辺で失礼致します。
また明日の記事でお会いしましょう。
さようなら〜
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