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新緑の京都旅行記〜琵琶湖疏水、村上隆、トロッコ列車〜
琵琶湖から運河を下って京都に行けるなんて。
デイリーポータルZの木村さんの記事で読んで以来、機会があれば乗りたいと思っていた船にようやく乗ることができた。
船だけでなく、ぎゅーぎゅーに楽しいことを詰め込んだ1日のことを書きたい。
びわ湖疏水船
琵琶湖疏水は、琵琶湖から京都へ水や物資を運ぶために明治時代に掘られた運河だ。
物資の輸送が鉄道などの陸路が中心になり、舟運は戦後間もなく途絶えていた。それ
「趣味は?」と聞かれた時に私が答えに迷う理由
ししおどしの音が小さく聞こえる部屋で、向かい合った相手から「ご趣味は?」と聞かれる。
…なんて場面に遭遇したことはない(そもそもお見合いをしたこともない)けど、趣味を聞かれることはある。
新しい職場での自己紹介や、親しくない人との飲み会。どう返事すればいいか毎回ちょっと悩む。
たいていは「読書」と答える。
「趣味と言えるものはない」と答えることもあるけど、自分でもそっけなさ過ぎると思うので、悩
いつの間にか私の毎日はピンクで埋め尽くされている
「何か振り回すものはお持ちですか?」
初めてレ・ロマネスクのライブに行った時、隣の席の方からそう声を掛けられた。
え?振り回すもの?
質問の意味をまったく理解できず固まっている私に、手に持っているものを振り回す曲があることをその人は教えてくれた。そのうえ余分に持ってきているからと金色のスカーフを貸してくれた。
ご存知レ・ロマネスクはフランスで結成されたボーカルユニットで、2011年から日本を
端午の節句になにする?
朝からいい天気。今日は何をしよう。
子供の頃、実家では端午の節句をお祝いしていた。
・庭に鯉のぼりを飾る
弟の鯉のぼりは、5色の吹き流し+黒・赤・青の3匹で、飾っている間は朝揚げて夕方片付けていたように思う。サラッとした肌触りの鯉のぼりを抱えて、出し入れを手伝うのはなんとなく楽しかった。
一般的に、鯉のぼりは何歳ぐらいまで飾ることが多いんだろう。うちは実家を建てて広い庭がなくなるとともに飾らなく
読んだ本『その気持ち、なんて言う?ープロに学ぶ感情の伝え方』
読書感想文が嫌いだった。
本を読むこと自体は好きだけど、「感想」と言われて何を書けばいいのかわからなかった。
今でもあの宿題で何を求められていたのかわからない。
そんな苦手意識から『その気持ち、なんて言う?』を読んでみた。
テレビ番組が元だそうだけどそちらは知らない。
日常の「心が震える瞬間」を、文章や歌詞を書くことを仕事にしている人たちが言葉にしたものらしい。
読み始めると、「なんか違う」
「コンピュータおばあちゃん」を目指して
定年を迎えるまでの年数が指折り数えられるようになり、その後を考えるようになった。
「のんびり悠々自適」なんてできればいいけど、とてもじゃないけどそんな余裕はない。となると何かで稼がないといけない。
今いる会社で働き続けることも多分できる。でもそれも5年間延長されるだけだから、そこから後でも働ける知識や技術が必要だ。
私にできることはなんだろう。
家事はできない。
体は衰える一方だから、体力勝負の
家族がなくなった話23
母が亡くなり、その4年後に父が亡くなり、相続手続きも終えて、私の属していた家族がなくなった経緯。
最後に。
振り返ると、「ああしておけばよかった(かも)」と思うことがいくつかある。
・両親から昔話を聞く
父が子供の頃住んでいた場所は?祖父の名前は?など、わからないままになったことがいくつもある。両親が生きているうちに聞いておきたかった。
・母に気持ちを伝える
弟との扱いの違いについて母に言っ
家族がなくなった話22
母が亡くなり、その4年後に父が亡くなり、相続手続きも終えて、私の属していた家族がなくなった経緯。
お世話になったあれこれまとめ。
・葬儀会場
父が亡くなって旦那寺に相談したら、市営の葬儀場を勧められ、運良く空いていたのでそこにした。新しくて綺麗だったし、職員の方も親切だった。料金も安く済んだと思う。
・法定相続情報一覧図
相続に関する手続きのためには、死んだ人と自分の関係を証明する書類がいる。
家族がなくなった話21
母が亡くなり、その4年後に父が亡くなり、相続手続きも終えて、私の属していた家族がなくなった経緯。
全部終わり。
父が亡くなってから1年半が過ぎ、やっと全部片付いた。
父と祖母の相続手続きは終わった。
祖父の名義のままで残っていた株式が見つかり、その手続きも済ませた。
土地の引渡しも終わり、今ごろは更地になっているはず。
税金も納めたし、確定申告も終わった。
登記情報に住所が残らないよう引越
家族がなくなった話20
母が亡くなり、その4年後に父が亡くなり、相続手続きも終えて、私の属していた家族がなくなった経緯。
「店」を止めるのを止めた。
父の病気がわかった時、一人では続けられないから「店」を閉めたいと弟が言った。
とりあえず「店」がお世話になっている税理士に流れを聞いてみた。
その結果、廃業は祖母の相続が終わらないとできないことがわかった。なぜかはわからないけど、とにかく先に相続を進めることにする。
家族がなくなった話19
母が亡くなり、その4年後に父が亡くなり、相続手続きも終えて、私の属していた家族がなくなった経緯。
祖父母の墓じまいをする。
「店」の近くに祖父母の墓がある。今までは母→父が管理費を払っていたけど、両親の墓は別にあるし、今後お参りする人もいないので墓じまいしたい。
仏壇も震災後誰も立ち入っていない部屋でずっと放置されたままだし処分していいだろう。
母も生前墓じまいを検討していたことがあった。ただ
家族がなくなった話18
母が亡くなり、その4年後に父が亡くなり、相続手続きも終えて、私の属していた家族がなくなった経緯。
最後に土地を手放すためのお片付け。
土地を建物ごと売るけど、中身は処分しておく必要がある。
そのためにはアパートの住人同様、弟一家にも家を明け渡してもらわないといけない。
父の肺炎が実家のカビやホコリのせいとわかり、住み続けていてはやばいから引っ越すと言ってたけど、4ヶ月経った四十九日の頃になって
家族がなくなった話17
母が亡くなり、その4年後に父が亡くなり、相続手続きも終えて、私の属していた家族がなくなった経緯。
土地売却の手続きを進める。
買い手が決まった後も、手続きがいろいろある。
まずは売買契約。今回は売り手と買い手の仲介会社が同じいわゆる両手取引なこともあり、不動産屋の事務所で契約を交わす。
重要事項として土地に埋設物がないか答えないといけないけど、家が建つ前に何があったのか、子供の頃の記憶を頼り
家族がなくなった話16
母が亡くなり、その4年後に父が亡くなり、相続手続きも終えて、私の属していた家族がなくなった経緯。
いよいよ実家を売る。
遺産分割協議はまとまった。
アパート住人の退去も決まった。
これで土地を売る準備はほぼ完了した。
土地の名義変更は、遺産分割協議書と合わせて司法書士に依頼して滞りなく終わった。しばらくの間だけとは言え、登記簿上に名前が残るのが嫌だけど仕方がない。
土地の売却が始まるまでに、