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古川節子
2024年6月16日 23:27
【チェンマイ俳句毎日】2024年6月16日向日葵や看板娘のはや二十歳 バイクで街を走っていたら、前を行くトゥクトゥクの看板に見覚えがあって、思わず目で追ってしまった。チェンマイで展開しているリモコン式オートロック門扉の会社「ナーネー」の宣伝看板である。 今から10年以上前、情報誌の仕事と日本語教師を掛け持ちしていた私は、私立の幼稚園でも教えていたのだが、「ナーネー」はその時の
2024年6月13日 23:53
【チェンマイ俳句毎日】2024年6月13日清しゃなる煙昇るや夏の空youtubeで安里勇さんの「島々清しゃ(かいしゃ)」を聞いた。沖縄の民謡が好きだが、言葉が分からないところがあるので、私はよく歌詞を見ながら聞いている。♪島々清しゃや (清しゃぬ) 城に御願所よ 前の田んぼによ夕陽赤く燃えてよ (サーユイヤサー)畑で草焼く白い煙の 煙の清しゃよこの1番の歌詞の、夕焼けに畑
2024年1月14日 12:12
【チェンマイ俳句毎日】2024年1月14日パラシウト冬青空を抱きかかへ昨日はタイの「子供の日」でした。昼過ぎに近所のコピー屋(コピー機を並べたお店があって、書類から本1冊丸ごとまでコピーしてくれます)で順番待ちをしていると、お客さんたちが、子どもを地区のイベントに連れて行った話などをしています。チェンマイで子供の日といえば、チェンマイ空港の側にある空軍基地のイベントが有名です。敷地の一
2022年10月13日 22:19
トラベルカルチャー誌『TRANSIT』57号(「やっぱりやっぱりやっぱりタイが好き!」)にて、イサーン旅特集の撮影を担当させていただきました。 取材先だったノーンカーイ県周辺は、メコン河に対する畏敬の念から、「パヤーナーク」と呼ばれる大蛇(龍とも)神の信仰が根付いています。川岸の遊歩道や小さな商店の壁など、いたるところで「パヤーナーク」のオブジェや絵を見かけました。地元の人がいかにパヤーナー
2022年4月24日 00:53
カレン族の村に行こうと誘われたのは、2月22日、出発前日の夕方だった。 ちょうど涼しい寒期が終わったころで、チェンマイの街は日に日に暑くなってきていたが、標高1000メートル近い山岳地帯にある村は、タイとはいえ朝晩は冷え込む。片づけたばかりの冬用の長袖シャツをひっぱり出し、慌てて荷物をまとめ、お土産などを準備していたら、あっという間に出発の時間になった。 その村には電気は通っておらず、夜間の