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映画「九十歳。何がめでたい」と、ピアノ練習アプリについて
先日、映画「九十歳。何がめでたい」を見てきました。
作家の佐藤愛子先生(草笛光子さん)と、担当編集者(唐沢寿明さん)、両者によって名著『九十歳。何がめでたい』が出版されるまでのいきさつが映画となっています。
断筆した高齢の愛子先生、愛子先生に連載をお願いしたい担当編集者、なのに、仕事一筋の担当編集者は家族が崩壊寸前の状態で、この先いったいどうなることやら、という映画です。
楽しい映画で、上映
東京文化会館のイリーナ・メジューエワ「ショパンの肖像」ピアノリサイタル
2024年6月22日(土)、私は東京文化会館でピアノの演奏を聴き、上野の森美術館で書を鑑賞してきました。
東京文化会館でピアノを演奏していたのはイリーナ・メジューエワさん、上野の森美術館に展示されていた書の作者は石川九楊さんです。
イリーナ・メジューエワさんと石川九楊さんの共通点はというと、お二人とも専門的なことをわかりやすく一般向けに本として出版したり、ウェブ上で解説やインタビューを公開した
国立近代美術館でパリと東京と大阪のモダン・アート・コレクションを見てきました
生前に売れず、どころか、生前に創作活動していることさえ人に知られず、没後に作品が発掘され高く評価された?
そういう人がいたとは、私は今回の展示を見るまで知りませんでした。
詳しくは後半で、
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先日、東京の北の丸公園にある国立近代美術館で開催中の「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」展に行ってきました。
この企画展は、パリ(市立近代美術館)、東京(国立近代美術館)、大
辻井伸行さんのピアノ・リサイタルを聴きにみなとみらいホールへ
私、心の中で「ピアノの神様」を決めました。
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先日、辻井伸行さんのピアノ・リサイタルを聴きに横浜みなとみらいホールへ行ってきました。
みなとみらいホールは客席数約2千席の大ホール、開演5分前の合図がドラの音ということが独特で「グゥワーン、バシャーン」とヨコハマっぽくていい感じです。
プログラムはバッハ「フランス組曲第5番」から始まり、ショパン「即興曲第1〜3番」ときて、前半のラストが「即
東京都美術館の企画展「デ・キリコ展」について
長生きするコツってあるのかなー?
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東京上野の東京都美術館の企画展「デ・キリコ展」へ行ってきました。
ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)はイタリア人両親の元ギリシャで生まれ、17歳で父が亡くなったのを機にギリシャを離れ、ミュンヘンの美術学校へ進学、
1910年頃から遠近法をゆがめてみたり、幻想的な絵画を描き「形而上絵画」といわれるようになり、1919年以降は古典へ回帰したり、新
日比谷公園の花壇と山種美術館の西洋画
「ムーヴマン」って誰?
私のようにたくさん歩く人のこと?
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2024年5月1日(水)、最初に「日比谷公園で花を見て」次に「山種美術館で絵を見る」という計画で出かけたら、
あいにくの雨。
それでも、地下鉄を竹橋駅で降り、皇居周辺を傘をさしながら歩いて、
日比谷公園では「Playground Becomes Dark Slowly」(花と光のムーブメント)というアートイベントが行われてい
サントリーホール、トリフォノフのピアノ・リサイタル
2024年4月11日(木)19時、
東京・サントリーホールでダニール・トリフォノフ ピアノ・リサイタルを聴いてきました。
プログラム前半は、ラモーの曲からはじまり、モーツァルトの「ピアノ・ソナタ第12番K.332」 、メンデルスゾーンの「厳格なる変奏曲作品54」、後半は、ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第29番作品106ハンマークラヴィーア」というように、バロックから古典派、ロマン派へと時代を
国立新美術館の企画展「マティス 自由なフォルム」について
先日、六本木の国立新美術館で、企画展「マティス 自由なフォルム」を見てきました。
けれど、私にはあの強烈な色使いが理解できなくて、マティスは苦手です。
「助けてー、アン、パン、マーン!」
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アンリ・マティス(1869-1954)はフランス生まれ、20才の頃虫垂炎療養中に母親から絵具箱を贈られ絵を描き始め、絵に目覚め、画家を志してパリへ行き、そのままパリで活動します。
マティスの作風は光