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2021年9月の記事一覧
大会への感染症対策への協力を求めるにあたり主催者から参加者への心のこもったメッセージ
先日、本来出場予定だったアメリカの大会(Browken Arrow Sky race)から参加者に向けてのメールが届いた(僕は出場予定だったがこの状況で参加が見込めず来年に振替済み)。要点は大きく2つ。コースの変更についてとCOVID-19対策について。
このうちCOVID-19に関する文章が参加者、ボランティア、開催地など各方面にとても配慮した良い文章なので、メールから抜粋して訳した日本語版を
オーストリア滞在記⑮~アフターレース~
レース後レースを終え、フィニッシュエリアではスポーツドリンクやフルーツが配られる。
山頂からの景色を眺めながら思い思いにレースを振り返りあちこちで話に花を咲かせる選手たち。同時に、山小屋では酒盛りが盛大に行われていた。
僕も友人たちと合流し、お互いの健闘を称える。
速報は掲示されていなかったが、フィニッシュした位置から入賞していないのはわかっていたし、ベストを尽くせたのでこの時はどうでもよく
オーストリア滞在記⑭~マスターズ世界選手権当日~
明けて9/4(土)いよいよレース本番だ。
Telfesに来て3日目。
連日天気が良い。
先週のレースと違い、雨の装備は全く不要。
むしろ暑くなりそうな気配だ。
抗原検査朝食をとりレースオフィスへ。前日に受けたPCR検査の結果はメールできたのでホテルでプリントしてもらった。しかし、日本帰国の際は所定のフォームに記入してあることが入国の要件となっている。心配性な僕はこれをどうしても満たしておきたか
国際マウンテンランニング連盟への寄稿、STORY8 日本語版
5月から続けてきた寄稿もいよいよ最終回。友人の助けあってこそだけど、とてもやりがいのある寄稿でした。今回は完結編ではありますが未来に向かって思うことを色々と書いてみました。
また、当初は8月中に完結すると思っていたのだけど、9月に入り込んだので、9/4(土)マスターズ世界選手権後の公開となります。前後して書いているので若干時勢がおかしなところがあるかもしれないけれど、その点ご容赦ください。
そ
オーストリアはBergLauf(マウンテンランニング)が盛んな国
ヨーロッパでトレイルランニングが流行しやすい素地があったことを現在滞在中のオーストリアの視点で書いたが、マウンテンランニングのワールドカップでもたびたびオーストリアを舞台にレースが行われている。
ドイツ語では山を走ることを「berglauf」と言う。
berg=山、lauf=走る なので元の意味はマウンテンランニングだ。
トレイルという感覚もしくはそれに類する適切なフレーズがもしかしたらない
ヨーロッパにはトレイルランニングが定着しやすい素地がある。
僕が今いる、オーストリア。
チロル地方では、山の麓に集落があり、川が流れ、線路や幹線道路が走っている。その多くはそれぞれの山を背負っており、スキー場だったり色々な形で利用されている。
グリーンシーズンはそこが山歩きやトレイルランニングのフィールドになる。
トレイルランニングという言葉が生まれる前から、そのフィールド人々は歩き、走っていた。
そして、berglauf(ドイツ語でbergが山、