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作品集・樹木転生

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都合により、切られる木。それらを用いて木工品に仕立てることで、その木は倒されても尚、新しい役目を担い、時としてその先の何十年にも渡り、人の暮らしにあたたかなぬくもりをもたらしてく… もっと読む
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#自然

15分間で一気飲み? 永遠に、紺屋の白袴?

15分間で一気飲み? 永遠に、紺屋の白袴?

ブドウの木との格闘が続きます。大変です。

できたてほやほやの杢目の美しいブドウの木のコップ。売り物に

なりません。私の不徳の致すところ、修行不足。完成間近に

木を削り過ぎて、穴を開けてしまい・・・😞

先の写真と同じコップを違う面から、写真に撮ったもの。

しましまの模様が出ました。狙ったのではなく、ブドウの木の成せる技。

こんなにいいものができたのに、売り物にはなりません😂

こちら

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樹木転生

樹木転生

題名の言葉は、自作の造語。

写真のマグカップは、極初期に自作したもの。身近な山でみつけたアカシアの倒木を活用しマグカップにしたもの。マグカップの下にあるのが、その倒木です。

あの頃は、まさかこんな風に様々な木と出会うようになるとは夢にも思っておらず、身近な木を使って形にすることが精一杯だったというのに。あのころを思えば、随分と遠くへ随分と広く活動範囲が広がったものです。

樹木転生、あのころも

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葡萄の木の小鉢

葡萄の木の小鉢

葡萄の木の味わいは、独特だ。

何を入れても"映える"と、そう思っているのは、自分だけでは無いだろうとそう思っているのだけれど、いかがなものだろうか。

富士山のクルミの木・手彫りのマグカップ

富士山のクルミの木・手彫りのマグカップ

その良さとは・・・

コーヒー

スープ

そしてビールにも。

ちなみに、ビールを注ぐと自然に細かい泡が立ちます。

あいにく私は下戸なので、その良さを実感しかねるのでありますが、

お好きな方には堪えられないもののようですな、細かい泡。

あたたかいものはあたたかいままに、

つめたいものはつめたいままに、

陶器に比べて熱伝導性が悪い、即ち、熱が逃げにくい。

熱いものを注いでも、熱い! と

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匙

たまたま身近に竹があり、ある時それを用いて、匙を作った。

その匙で、カレーを食べた。

衝撃、である。

味が違う!

まったくもって味が違う、と、強く衝撃を受けた。

以来、常の食事は、全て自作の匙になっている。

きのこのひとりごと

きのこのひとりごと

ふたを、パカパカされます。

出店に行くと皆さん一様に、パカパカとされます。

がんばりどころ。

人気者はつらいです。

まずは皆さんに知ってもらわないと、

そういう運命を担っておりますから、致し方なし。

そうこうしているうちにボクひとりになっちゃって

"どうしてだろう?

最後の一個になると、なかなか飛び立ってゆかないな

残り物には福だらけ? ! のはずなんだけどな・・・"

親方が

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