🌱ふじの里人・里山木工室だより

四季を味わいつつ木工を手掛ける日々のつれづれ話など  作品の販売先についてのお知らせは→https://note.com/fujinosatobito/n/n770084a0f728 です よろしくお願いします

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マガジン

  • 感謝・私の作品をご紹介頂きました

    作り手として、こんなに嬉しいことはありません。私の作品、それをご紹介下さるなんて。予測をしていなかった出来事。この喜びを言葉にするのは中々むずかしいのです。今だからこそ、また改めて、そのときの喜びをふつふつと 噛み締めております。マガジン作成が遅くなってしまってごめんなさい。残念ながら、かつて、ご紹介くださいました方の中には、もうnoteから去られてしまった方もおられます。こちらのマガジン登録をご不快に感じられましたらお知らせください。すぐに削除をさせて頂きます。

  • 作品についてのお知らせ ( お取扱方法・お手入れ方法など)

    マグカップほか、木の器の作品の取り扱い方法などに関するお知らせは こちらをご覧ください

  • 里山だより

    里山がもともと持っている力を生かし、里山の魅力をより一層楽しめる様な場づくりをしたいと、コツコツと活動をしております。一人きりの活動ですので 歩みは決して早くはありませんが、その活動の纏わるものや、里山の四季の様子を ご紹介をしています。

最近の記事

  • 固定された記事

📕本といっしょに あたたかなのみものを♪

冒険研究所書店さんへ、委託販売をお願いしている作品の入れ替えをしました。 今回納品をしたものは  茶匙・ゴブレット・コップ・プレートなどなど・・・ 様々な木々から、こつこつと作った茶匙。 初めてこの品物をご覧になられる方々はいつも、どうやら形を見て 頭に❓を浮かべておられる模様ですが 従来馴染みの形に違和感を覚え、私が工夫・丹精をした、この茶匙。 より自然な少ない動作で、すっと茶葉を掬うことができる、こう見えて 優れものの逸品であります。 山桜・椿・花梨・柿、そしてこ

    • 折れた心に、見えない絆創膏

      今年の出店が終了をしました。最後の最後にとんでもない大雨と暴風に見舞われ テントが吹き飛んでゆくかと思いました。あまりの悪天候のため、閉場時間も 繰り上げになったのですが、翌日も同じ会場で出店の予定がありましたので、 そのままテントを置いて帰路へ向かうことになるので、暴風の中、翌日まで無事にテントを設置しておくための対策をなんとかやっと終えて、まだ続く暴風の中、 いざ車へ向かおうとテントを出たら、もはや会場内に人影は無く、ビリ。 そうか、ビリか、と、降り頻る雨と風の中を、ひと

      • 『ドングリ どこにあったの?』

        かつて私の作業場へ訪れたちいさなこどもは、たまたま作業机の上に置いてあった ドングリを見つけるなり、私の顔をちらりと見ては、ひとつ、また、私の顔を チラリと見ては、ひとつ。いちいち顔を見ては、にっ!と笑って、ひとつ、 また、にっ!と笑っては、ひとつ。 ひとつずつ、どんぐりを自分のポケットへ収めて、持って行ったのでした~。 出店の際に、すこしでも自然に関心を寄せてもらえるきっかけになれたらと 大きな組み木のアブストラクトの片隅へドングリを幾つか合わせて展示を しています。 そ

        • 永遠の謎 少年の謎    つづき 

          先日、小山へ登りました。小山、いや、あれは展望台でしょう。 登り始める前には侮っていたら、案外、高度が高く、しかも急な道のりでした。 あまり登る人がいないのか、途中には幾つも幾つもの蜘蛛の巣が有り それを見るなり極自然に傍らへ落ちていた小枝を拾い、それをくるくると 回しながら 『蜘蛛の巣を払うのが山を行く者、その先頭に立つものの定めなのだ。』 と語ったら 『その習慣こそが、少年たちがなんでもかんでもくるくると回す その発祥なのでは?』という指摘を受けました。 そうかも

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          4本
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          8本
        • 里山だより
          10本

        記事

          365日後へ、寄せられていた想い、と

          先週末に10月最初の出店をしてきました。雨、雨、豪雨、雨、かろうじて ほんのすこしの晴れ間が見られたのは、最終日。 3日間に及ぶ出店、そのほとんどが悪天候に見舞われました。 2日目。 降りしきる雨の中、足を運んでくださった方が 『これが欲しくて90分の道のりを掛けてここへ来ました。 去年、同じものを買い求め追加が欲しくて。』と。 3日目。 やっと、ようやく晴れ間が見えたかなと思われた時にご来店をして くださった方が『去年、これと同じものを買い求め、もうひとつ同じものが 欲

          365日後へ、寄せられていた想い、と

          山の麓にて、ありがたきこと

          秋の出店が始まりました。 今年初めてお世話になっているイベントでは、当日の朝に、出店者のそれぞれが 会場内の好きな場所を選びテントを張ります。 場所を決めテントの設置を試みようとしていたら、別の出店者さんから声を 掛けられました。 『ここではなく、あちらが良いよ。』加えて、その理由と方法までをも教えて 頂きました。 周囲をぐるりと山に囲まれた観光地。まもなく一日を終え、そろそろ片付けかなと 思っていたら、今朝わざわざ声を掛けてくれた出店者さんが、とことことこちらのテント

          山の麓にて、ありがたきこと

          前へ上へ先へ いつもいつでもこの先も

          9月も早いもので初旬が、まもなく終わろうとしています。明日は、10日。 これから秋のクラフト市などのイベントが各地で開催をされます。 縁あって、出展の機会を得ることが出来たところへ、私も迎います。 少しずつ、その準備をしつつ、そして長らくお休みを頂戴しておりました ネットショップを告知をしていた日程よりもわずかに早く、再開を致しました。 二足のわらじ。出展とネットショップ。 折々の状況に応じて、ひとつの品物を出展時に披露をしたり、出展が無い時には ネットショップにて披露

          前へ上へ先へ いつもいつでもこの先も

          風とともだちに、自然となかよしに

          風が心地よい、ようやくそういう気候になりつつあります。 開け放った窓から時折ふわりと感じる風。自然の風。それからもたらされる 心地よさ。それをうっとりと味わえる、本当にようやくそういう気候に なってきました。いや、うれしい。 電気もガスも要らない。 自然の風、それを味わいつつ、それに存分に親しみつつ、楽しめるようなもの またしても、こどもたちのため・・・と言ったら、知人に指摘を受けましたので もとい、だれでもみんなが楽しめるものを、ただいまこつこつと作っています。 自

          風とともだちに、自然となかよしに

          『お塩を、あげるから』

          小学生の頃。 人から頼まれ子供向けの雑誌の付録となっていたささやかな模型や プラモデルなどの組み立てをしていました。 依頼人は近所の大人たち。 当時の自分よりも、すこしばかり年少の子。その子の親御さんたちです。 器用だったのでしょうか?  時折、舞い込む、それらの依頼。 [手を動かしてものを組み立てる]ことは当時から好きだったので、それらの依頼 には、全然嫌な気持ちはなく応じていたことを覚えています。 これまでにも何度か記事にした覚えがありますが、当時の貨幣価値 それは

          永遠の謎、少年の謎

          夏、花火をしている子どもたち。 女の子は、しとやかにうれしそうに、花火を見つめている。 でも、男の子はクルクル回す。 はて?  思えば小学校の頃、上履きの入っていた袋、あれはなんて名前だったのでしょう? あれを手に持ったら、最後。クルクルと回す。 そうそう、傘、あれもクルクルと回す。 男の子は、何かを手に持ったら最後、なんでもかんでも、クルクルと回す。 あれは、どうしてなんでしょうねぇ。 もはや、とうの昔に少年の日は過ぎているというのに、未だ、わからず。 永遠の

          🧐みんないろいろ みんなそれぞれに がんばって 一生懸命に生きているんですねぇ☺️

          今朝の新聞の中に興味深い記事がありました。 屋久島にて、地面に生えている植物が少しずつ少しずつ小さくなっているとか。 その理由として想定をされているのが、屋久鹿の食害に遭わない為では無いかと。 はぁ~~~、植物も、自分の身を守るために一生懸命に考えているのですね。 ふぅぅぅぅ。なんだか感心しませんか~? と、いうことに頭を寄せていたら、逆に身を守るために進化の過程で元々の大きさよりもっと大きくなったり、たとえば木、その表皮が硬くなり、敵が歯を立てられなくなったりする場

          🧐みんないろいろ みんなそれぞれに がんばって 一生懸命に生きているんですねぇ☺️

          少年の夏やすみ

          川が夏の居場所でした。暑い日もそうでは無い日も、川へ行く。今頃?いや もうすこし先の頃、7月下旬から8月だったでしょうか? 川で泳いでいると クルミの実がどんぶらこと流れて来て、それを割ると、中からクルミ太郎が 『こんにちは~♪』って言うのは、ウソです、ごめんなさい。 とにかく川で泳いでいると、クルミの実が流れてきて、時々、河原へ 上がってクルミを石で割って食べたり、家からすこし味噌を持ち出してきておいて川の傍に石で柵を作った堰を作っておいて、その堰へ、胡瓜を冷やしておいて

          ~もっとたのしく・もっと自由に~自然への敬意を評し、木工屋の端くれとして[これらのもの]の発信を始めます・・・その2

          先日の記事からの続きになります。 ↓ 今日ご紹介をしました作品はいかがでしょう。 お手数をお掛けします。ご感想をお寄せ頂けましたら幸いです。心よりお待ち しております。

          ~もっとたのしく・もっと自由に~自然への敬意を評し、木工屋の端くれとして[これらのもの]の発信を始めます・・・その2

          手間ひまを掛けてでも壊れたものを、自ら直そうとする、その訳は・・・

          テント。それは屋外出店の際の重要な携行品、装備のひとつであります。 時には2日や3日に渡る出店の際に作品はもちろん、お客様を強い日差しや雨から 守り、ゆっくりとこころおきなく作品をご覧いただく為には欠かせないものです。 その大切なテントに不具合が生じてしまい修理をしました。これがなんだか随分と楽しかったのです。 テントの屋根を支える柱は4本。内、3つに不具合が生じ自立できない状態に なっており、これを正常にする為、不具合の原因を突き止め、その解消をします。 柱にはスプ

          手間ひまを掛けてでも壊れたものを、自ら直そうとする、その訳は・・・

          富士山からのおすそわけ・・・"それは自分だけが知っている"という、心密かな楽しみ

          ネットショップへ新しい作品の公開をしました。 縁のあった丸太から、素材としての活用へ耐えうる部材を丹念に選り分け 切り出し、それを手彫りでコツコツコツコツと手塩に掛け、マグカップへと 仕立てたものです。 丸太ひとつ。それを切る機会のある方は果たしてどのくらい居られるのでしょう。 縁あった丸太。 この木が欲しい!と声を上げるのではなく、お世話になっている方のところへ 伺い、そのときに有る丸太を譲って頂き、それを車に積んで解体をする。 果樹以外の木は、そのほとんどは富士山か

          富士山からのおすそわけ・・・"それは自分だけが知っている"という、心密かな楽しみ

          [アスヘノキリコ](←命名・製作時に生じる木の切り粉)それに手彫りのマグカップを包み緩衝材として運搬、活用。土へ還るものを備品として活用をしたい、せめて極僅かな、自分ひとりの努力であっても、少しずつでもコツコツと。何もしないよりは、ほんの少しばかりでも心がけ、行動をしたいのです。

          [アスヘノキリコ](←命名・製作時に生じる木の切り粉)それに手彫りのマグカップを包み緩衝材として運搬、活用。土へ還るものを備品として活用をしたい、せめて極僅かな、自分ひとりの努力であっても、少しずつでもコツコツと。何もしないよりは、ほんの少しばかりでも心がけ、行動をしたいのです。