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#私は私のここがすき
結果を捨て去った日常は広がり続ける多彩な世界
結果をあまり気にしなくなった。というか結果を想像しなくなった。というか結果が伴うことをしなくなった。今できることを淡々とやって、あとはどうにかなるさとお気楽な感じでいる。もうちょっと考えた方がいいのではないかと思うことはあるけれど、そこには背伸びをした自分か、背伸びが足りないと落ち込む自分か、もっと背伸びをしなくてはいけないと鼓舞する自分がいただけだった。結果のことを考えると、その結果に対して今の
もっとみる誰かの幸せと私の幸せ
私は幸せのハードルがとても低くなった。毎日海を見に行けて、お気に入りのコーヒーが飲めて、干物が食べれて、ご近所さんと喋れて、作品を作ることができれば満足。今はこれ以上望むものはない。だから毎日がわりとハッピーで、たまに鬱は来るけどそれでも根底はハッピーで、明日も明後日もこの繰り返しでいいなあと思っている。向上心のカケラもない(笑)ただ探究心はある。音楽も絵も文章も躁鬱も、もっともっと深く知りたい。
もっとみる不安定な生き方マニュアルを作る
長らく書いていなかったけど、私は躁鬱人だ。双極性障害というなんだか深刻そうな名前は嫌だから、坂口恭平さんを見習って躁鬱人と言っている。自分が躁鬱人だと知って調べた時に、医学的な文献ばかりで当事者たちの声があまりにも少なくて困った。治らないのなら上手く付き合っていくしかないのに、実際にそれができている人がどんな生活をしているのかが分からない。薬を飲んでいて大変ですみたいな話が多い。そもそもパイが少な
もっとみる自己満足な世界の中で
私は部屋のインテリアにかなりのこだわりを持つようになった。お皿一枚、調理器具一つ、やかん一個を選ぶのに時間をかける。気に入った物が見つからなかった時はお店を何軒も梯子したり、メルカリにずっと張り付いたりしていた。だから私とその物の間にはそれぞれストーリーがあり、思入れが生まれて、使う度に毎回いいなあと思えている。キャリーバッグ一つあれば部屋なんていらないとか言っていた人間なのに、極端な変わりようで
もっとみる一人が好きなのは悪いことじゃない
一人の時間が好きだ。一人でいることを寂しいと感じない。流石に山奥で仙人のように籠っていたら寂しさを感じるのかもしれないけど、必要最低限の社会との繋がりがあれば充分だと思ってしまう。挨拶を交わす干物屋さんや八百屋さんがいて、世間話をするご近所さんがいて、たまに泊まりに来たりお茶したりする友達がいて、すぐに連絡できる家族がいて、遠く離れていてもSNSを通して繋がってくれている人たちがいて、今こうして書
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