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削除すべき考え方を削除し
新たに良い考え方を得て、実践に反映しても、なかなか思うような結果が導き出せない場合があります。
そのような場合においては、その新たな考えを邪魔する、古い考えの存在があると思います。
未だ定着しきれていない新たな考えは、染みついた古い考えによって、その効果を発揮できない状態に置かれているのかも知れません。
その上、染みついた古い考えは、自身では気づかない位に、当たり前の常識になっており、削除しよう
大事にすべき顧客を大切に扱う
大事にすべき顧客を大切に扱う。
意外にも、難しいことだと思います。
この難しいことを継続的に維持できていれば、重要な顧客層の離反は防げると考えます。
しかしながら、至極当たり前のことが出来ないのが現実です。
大事にすべき顧客は、何時しか、いつでも来てくれる便利な客となり、気をつかうことさえ無くなったりします。
最終的には、なぜ顔も見せないのか、その心の内を読むことも出来なくなります。大事な顧客
時期を同じくして起こる似たような現象
時期を同じくして、似たような現象が起こることがあります。
それらは何らかの同様な働きによって、似たような現象を起こしているはずだと考えます。
そして、時期を同じくしていることにも訳があると考えます。
ならば、それら現象を生み出す構造を探り、その重なる部分を読み解く。
もしかすると、大きな潮目や構造転換を発見できれば、自社戦略へ反映させることが可能になり、新たな成長が手に入るかも知れません。
自力による大きな上方修正を試みる
ビジネスにおいて、計画の下方修正することはあっても、上方修正することは稀です。
そして、その稀な場合においても、上方修正時のほとんどが自力ではなく、取り巻く環境やコネクションの力によることが大半だと考えます。
では、自力による大きな上方修正を試みることで何かを得ることは出来ないでしょうか。
しかも、自力のよる大きな上方修正を試みることで、今まで考えもしなかった何かを見出すことは出来ないでしょうか
一つ一つの選択の再考によって
同じ様に見えて、全く異質なものがあります。
仮にその一つが本物で、他の一つがまがい物であれば、どちらを選択するかで、言わずもがなの結果につながります。
あわせて、その様な選択が重ねてい行くなら、結果は天と地ほどの違いとなってしまいます。
たとえ同じ素材を用いていたとしても、形成されるまでの過程の違いや、如何なる考えをもって作り上げられたかによる違いが生まれます。
そのため、それらの違いを見分け
目の前の利益が欲しい時ほど
目の前の利益と長期的な成果。
おそらく、多くが目の前の結果を優先すると思います。
そして安堵し、先へつながったと思い込むはずです。
ただ、目の前の利益を得たことで、失われるものが必ずあります。
もちろん、それは長期間の積み重ねでしか出ることが出来ない、信頼や信用、そして知恵と実力などで、更なる成果を生み得る源泉です。
ならば、目の前の利益が欲しい時ほど、ずっと先の目標を見据え、その瞬間に浮かび
ビジネスの支点を検証する
ビジネスを支える存在は何かを考えてみます。
それは、経営理念かも知れませんし、戦略かも知れません。
あるいは、組織が有する能力かも知れません。
各々のビジネスにおいて、支える存在は違ったとしても、それらはビジネスの中心にあり、成長の源になっていると考えます。
始点でもあり、ビジネスを客観的に観察するための座標軸の働きも成しているはずです。
もちろん、その支点がブレたり、劣化すれば、たちまちの
ビジネスから建前を排除する
建前を重ねればどこかで行き詰まるように、ビジネスにおいても、同様な結果をもたらします。
例えば、会議において建前の議論が展開され、その様な状況の中で出来上がる戦略は建前を積みあがただけの砂上の空論そのものとなります。
仮に会議の上で良しとされたとしても、特に戦略については、筋道の通った論理性が評価の対象になるため、市場においては通用することはないと考えます。
加えて、その建前をごり押ししようも
考え方の浅さと観察力の無さ
問題の原因と捉えらえていたことが、その核心部分を覆い隠し、解決に至らないことがあります。
問題解決に当たる考え方が浅い場合や、考え方は持っていたとしても、観察力が弱い場合に起こる現象だと考えます。
しかしながら、多くの場合において、自身の考え方の浅さや観察力の弱さを客観視できている場合は稀有だと思います。
あわせて、客観的なアドバイスを得たとしても、素直に受け入れることは皆無とさえ考えます。
品質の頂点に出会う確率
各々の分野において品質の頂点があるはずです。
そして、それは絶対的な品質がその分野で突出している存在であっても、頂点として崇め語られている存在とは限らず、知られざる存在かも知れません。
もしかすると、その多くは頂点として崇め語られている存在の陰に潜んでいるのかも知れません。
その存在と出会えたならば、きっと圧倒的な品質の違いに驚くはずです。
しかしながら、自身の感覚が鈍くなっていたり、一瞬の閃
意思決定の現実が変わることは無い
リーダーシップにおいて、意思決定の重要性は頻繁に語られます。
しかしながら、現実においては、ビジネス書に出てくる美しく英雄的な意思決定のシーンは絵空事の様に感じています。
実際の意思決定は、自身の利得との兼ね合いで意思決定される場合が殆どで、スピーディな判断が出来ず、先延ばしを繰返し、交渉の様な段階的な意思決定の場面が大半だと感じています。
加えて、段階的な意思決定は、決定に至る状況の判断力や
様々な存在の実力を見誤る
定量的なデータは分かりやすく、保存も容易で統計的にも見ることが出来ます。
一方で、定性的なデータは様々な解釈が可能なため、手前勝手な方向に向かいがちで、的確な分析が困難です。
例えば、宣伝の効果により100売れた商品①と、宣伝無しでも100売れた商品②。
定量のデータでは同水準の実力と判断されますが、定性的には宣伝無しで売れた商品②の実力を評価すべきとなります。
この例は数値が単純なために容易