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意思決定の現実が変わることは無い

リーダーシップにおいて、意思決定の重要性は頻繁に語られます。
しかしながら、現実においては、ビジネス書に出てくる美しく英雄的な意思決定のシーンは絵空事の様に感じています。

実際の意思決定は、自身の利得との兼ね合いで意思決定される場合が殆どで、スピーディな判断が出来ず、先延ばしを繰返し、交渉の様な段階的な意思決定の場面が大半だと感じています。

加えて、段階的な意思決定は、決定に至る状況の判断力や勇気を必要としないため、必要十分な意思決定のする力が備わることはありません。

その上、経験の無さが、選択肢の幅の無さにつながっており、常に切り売りの様な意思決定に追い込まれるのみとなります。

元より保身との兼ね合いを持たず、段階的な意意思決定をせず、経験により幅広い選択肢を持つリーダーを立てる以外に、意思決定の現実が変わることは無いと思います。

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