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三岡瑞希
2017年2月27日 03:39
銀色銀色は高級感がありながらも上品なイメージの色。冷たい印象もあるけれど、シャープなイメージもある色。 銀、と聞くと、今だったら最初に銀盤を連想する。私は気になるものは何でも見るし、何でも読む。最近見ていたのは、 『ユーリ!!! on ICE』というアニメ。最近のフィギュアスケートは疎いが、何年も前には真剣になってフィギュアスケートを見ていたから気になって見始めたら、ギャグもあり、話の
2017年2月27日 03:34
金色金色は特別感や高級感のある色。輝きを感じさせる色。 金色はアクセサリーや腕時計にもよくある色だ。好みは人それぞれだけど、私は金色のものは殆ど持っていない。そもそもアクセサリーはつけるのが面倒だと感じてしまう性格だからよく身につけるアクセサリーはピアスくらいだし、ピアスさえしていない時も多い。 金色から最初に思い浮かべたのは、金髪と仏様だ。 まず、金髪について。金髪は私にとっ
2017年2月27日 03:30
紫紫は妖しさを帯びながらも高級感を漂わせる色。下品に受け取られることもあるけれど、独特の魅力のある色。 紫と括ってみたけれど、紫にも色々ある。青が強い紫と赤が強い紫では雰囲気も違う。私はセルフネイルをするのだが、持っているネイルカラーのバリエーションが一番多いのは紫かもしれない。 でも、今回はネイルカラーではない紫の話。 紫と聞くと、内出血を連想する。また、グロテスクな話になり
2017年2月27日 03:27
茶色茶色は木や土など自然の色。温もりや安らぎを感じさせる色。茶色って美味しそうなものの色のイメージ。 お菓子にはマカロンや花を模した和菓子みたいに彩りのあるものもある。でも、食卓に並ぶ、最も身近で日常的に食べる料理って茶色っぽい食べ物が多いと思う。肉じゃがだって味噌汁だって茶色っぽい。 私は小学校高学年から高校卒業までの間、祖母と一緒に暮らしていた。母は専業主婦の期間もあったけ
2017年2月27日 03:23
黄色黄色は目立つ色。危険を知らせる色でもある。でも、希望を抱かせたり、知性が刺激される色でもある。 黄色は、私にとってあまり縁がない色だ。せめて言うなら、一年くらい前に『おそ松さん』を見ていて、その時に好きだった十四松のイメージカラーが黄色だったくらい。 ヒマワリも黄色だけど、夏が苦手だからヒマワリの思い出も特にない。何かないものか。色々考えて、ようやく浮かんだのは横断旗だった。
2017年2月27日 03:16
アイスブルーアイスブルーの定義はよくわからない。パステルブルーやライトブルーとも違う、氷をイメージさせるような冷たい色。 私の高校は私服の学校だったから、卒業式の服装も自由だった。だから、スーツ、和装、袴など様々な装いの卒業生がいた。その時、私は和装だった。母が若い時に祖母(私からすると曾祖母)に作ってもらったという山吹色の振袖。私は袴を穿きたかったのだが、「それは大学の卒業式で着られ
2017年2月27日 03:11
白白は明るく、穢れのない澄んだ印象の色。ただ、洋服だと膨張色になってしまう。 白、と聞くと私は絵の具やキャンバスを思い出す。子どもの頃から文を書くのと同じくらい絵を描くことが好きだった。小学校高学年から大学2年目くらいまでは油彩を描いていた。大学になってからは、実家に帰省した時に描いていただけだけれど。 高校生の時も、進路を決めるにあたり、最初は美大志望で美術教員になろうと思ってい
2017年2月27日 03:08
赤赤は活力を与える色。気分を高揚させたり、元気の出る色。 色の小噺を書き始めて、黒についても書いているから、今すぐに頭に浮かぶのはスタンダールの『赤と黒』だけど、『赤と黒』の話だけで一つを書けるとも思わないので、私にとっての赤について書く。 ただ、欝々とした印象や不快に感じる方もいるかもしれない。流血系の話題が苦手な方は読まないことをおすすめする。 私にとっての赤は、血だ。私が中学
2017年2月27日 02:34
黒黒は細く見せる効果や高級そうに見せる効果のある色。だけど、威圧感や陰鬱さも感じさせる色。 私の好きな色の一つは黒だ。過去を遡れば、高校から黒ずくめになった気がする。私の通っていた通信制高校は服装や頭髪の規則もなく、化粧も自由だった。 当時の私はビジュアル系バンドに熱中し、バンドを生き甲斐にしていた。ビジュアル系の世界は、ゴシック、パンク、ロック、ロリータ、ゴスロリなど、いわゆる原
2017年2月27日 02:27
緑緑は安らぎや癒しの色。リラックスさせる効果もあるそうだ。 緑と聞くと、私が最初に思い出すのは祖父だ。祖父は自然をこよなく愛する人だった。庭には沢山の植物があったし、それを管理しているのは祖父だった。山を愛し、自然を愛した祖父。そんな祖父が好きだった色は緑。 祖父が亡くなった時、葬儀社の方が死化粧を終えた後、何本もの櫛を私たち遺族の前に差し出した。「この中から故人様がお好き