ココロもカラダも整えるミネラル
発達障害と診断されたこどもが、ミネラルを意識的に摂取することで、症状が劇的に改善されることをご存じですか?
ミネラルは、カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛などの100種類ほどの元素のことで、その働きは私たちの身体だけでなく心の状態にまで作用し、ココロとカラダの健康に欠かせない栄養素です!
<ミネラルの主な任務>
・生命活動
例えば、カルシウムが不足すると、骨がもろくなるとか、鉄分が足りないと貧血になる、といったもの。
・身体の調子を整えるホルモンや、心を安定させる神経伝達物質を作る酵素の役割
⇨ミネラルが足りない=神経伝達物質の量が十分でないと、脳の状態=心の状態が大きく影響を受ける
<ミネラルの主な働きの流れ>
ミネラルをとる
⇩
酵素が上手く働く
⇩
神経伝達物質・筋肉などがしっかり作られる
⇩
身体の組織や神経の働きが円滑になる
⇩
身体の調子が整い、心も安定する
ミネラルは「オーケストラの指揮者」「野球やサッカーの監督」の役割に似ていると言われています。
つまりミネラルが調和の鍵を握っているといっても過言ではない!笑
<現代の食事>
・コンビニ食品やレトルト食品、冷凍食品などは、ミネラルが溶け出てしまった「水煮食品」が使われているため、極端なミネラル不足。
・学校給食、病院、施設などの大量に短時間で作るものは、栄養価の計算するときに、食品の成分を分析した表を使い、計算値で出しているため、実測すると全く違う。
食材としてはバランス取れていても、栄養素で見ていくと、推定平均必要量に全く達していない、という研究結果がある。
・油が栄養分が取り除かれた精製油であり、ミネラル不足の一因になっている。
・塩は、ミネラルが取り除かれた精製塩が多くの人が使っており、ミネラル不足となっている。
<ミネラル不足で起こる症状>
<食事でミネラルを摂取する方法>
ステップ1
①白米に雑穀を混ぜたり、玄米を混ぜたりする。
②料理に天然だしの粉末(いわし・あご・昆布などの天然だしはミネラル豊富)をかけたり、混ぜたりする。
私は、粉末がないときは、毎回火にかけて出汁をとるのが面倒だと感じるので、タッパーに煮干しやいわし+昆布+水を入れ、冷蔵庫に入れて置き、使いたいときに使いたい分使っている。
料理レシピに"水"と書いてあっても、出汁を使ったりしている。
そうすればミネラルも豊富になり、美味しさのアップする。
③良質な油を摂取する。
エキストラバージンオリーブオイル、ごま油、えごま油、亜麻仁油などを、非加熱で使用する。
④塩を良い塩に変える。
⑤調味料を良いものに変える。
ステップ2
①小魚や貝類(煮干し・めざし・ししゃも・シジミなど)、海藻類(昆布、海苔、わかめ、ひじき)、たね・豆類(蕎麦、胡麻、大豆、雑穀)、木の実(クルミ・アーモンドなどのナッツ類、栗)などを献立や間食に取り入れる。
②リン酸塩を避ける
食品添加物のリン酸塩は、胃腸の中でミネラルと化合し、排泄するため、ミネラル不足を引き起こす。
リン酸塩は、冷凍食品やハム・ソーセージ・ちくわ・はんぺんなどの練り製品など、多くの加工食品に入っている。
*
ミネラルを意識的に摂取して、ココロもカラダも整えましょう!
参考文献:キレなくなった子どもたち(著者:国光美佳)
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。