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受験生の過去問演習、海外生は有利だぜ。
いよいよ夏休みです。
夏休みといえば、塾業界では夏期講習ということになります。
受験生のみなさんにとっては、実戦力をつけていく、つまりアウトプットする力を磨いていく時期ということにもなります。
アウトプット力を磨く方法の一つとして過去問題演習に取り組み始めるのもこの時期です。
受験する学校の過去問題に取り組むというのが常套ですが、海外生の場合は若干異なる点があります。もちろん受験する学校の問
丸坊主にして臨んだ受験生の夏休み
前回の投稿で、「勉強は質も大事だが量も大事だろ」という話をしました。
以前にも同じ投稿したかもしれませんが、この量ということに関して自分の高3時のエピソードを紹介します。
高校は大阪のそこそこ有名な進学校に通っていました。
中学受験ではなく高校受験での入学でした。
入学したての高1初期は、そこそこ優秀な成績でしたが、時間の経過とともに成績は下降し、高2の2学期には40人程度のクラスで35~3
夏休みの学習「質」と「量」のはなし。量をこなせないのに質が上がるはずない!?
いよいよ夏休みが近づいてきました。
インター生のみなさんは、もう夏休みが始まっていますね。
受験生にとって夏休みは勝負の時というのが定説です。
では、なぜ受験生にとって夏休みは大切なのか?
それは、学習時間がたっぷり取れるからということになるでしょうか。
つまり、「量」を確保できるということです。
量ということに対して質が大事だということも耳にします。
いくら量をこなしても質が悪ければ効果は
旅で解像度が高くなる。地理の学習の話です。
小学5年生の受験コースの社会では、今日本地理を学習しています。
自分が行ったことのある場所だと解像度が高いので、授業での語り口がより真実味を帯びているような気がします。
中国・四国地方の学習回のとき、ふと、20年近く前に四万十川へ行ったことを思い出しました。
ゴールデンウィークに四万十川へキャンプに行った時のことです。
四万十川の中流域でテントを張っていました。平野部を穏やかに流れる清流と
第1回英検2級の要約問題について
英検の形式が新しくなって最初の試験が先週行われました。
海外生にとっては2級がボリュームゾーンになるので、2級の試験について少し振り返ってみたいと思います。
2級での1番のインパクトは、ライティング問題に要約が加わったことでしょう。第1回英検での要約問題はどうだったのでしょうか?
結論から言うと、サンプル問題に示されていたとおりの形式でした。
ですので、型をきっちり学習していた受検者は、対して
「知っている」「知らない」の差が大きい高校受験数学
かつて早稲田大学本庄高等学院の数学の入試問題の第1問に因数分解の問題がありました。
これです。
中学3年生のみなさん、これを解くことができますか?
この問題が出た年は、この第1問のこれで時間を大幅ロスしてしまった生徒が多かったそうで、数学の平均点はかなり低かったそうです。
実はこれ、ある意味非常に有名な式で、「知っていれば」1秒で解けます。
「知らなければ」結構時間かかると思いますし、全然解き
英検2級要約問題はそんなに難しくないぞ。
今年の英検からライティングが変わります。
英検2級では要約問題が追加され、ライティングが2題となります。
大きな話題になっていて、対策をどうするかという議論をよく目にしますが、実はそれほど難化するというわけではありません。
英検も近づいてきたので、今回は発表されているサンプル問題を使ってポイントを整理してみたいと思います。
構成としては、
・旧来の考えに加えて、新しい考えが選択肢に加わった
定期テストを頑張ろう!
学校の定期テストについては何度かここでも書いてきました。
そろそろどの地域の日本人学校でも中間テストの時期だと思うのですが、どのように学習を進めているでしょうか。
以前のコラムでは、「学校の定期テストは軽やかに乗り越えて、その先の深い学習を見据えよう!」というような話をしましたが、基礎事項をしっかり固めていく上では学校の学習内容は効果的です。
ですので、テストに対して、過度に大きなハードルと
時間がないからやってない!?
今回は自責マインドについて考えてみたいと思います。
よく言われている話なので今更詳細は必要ないと思われるかもしれませんが、受験生にとっての自責マインドは合否を分ける重要なファクターになると思います。ということは、我々のような学習塾が果たす役割は、受験生に自責マインドを持つことを促していくことでもあるわけです。
もちろん受験生に自責マインドを持たせるから、受験結果に我々の責任はないということを言
高校入試の「傾向」に注意!
5月12日(日)に毎年恒例のオンライン入試報告会を実施する予定です。
今年は、自分は高校受験の英語についてお話しする予定です。
ご興味のある方はぜひ、ご視聴ください。
さて、その場でお話しする予定の内容の一つに「傾向と対策」があるのですが、このトピックに対して疑問を感じられている方も多いのではないかと思っています。
だったら話すなよ、と思われるかもしれませんが、大事なことなのでトピックとして
分かったからってデキるとは限らないぞ!
算数、数学の学習で、保護者からよく聞く声があります。
「授業では分かったと言っているのに、宿題をやるとできない。」
整合性を欠く現象に見えますが、実は非常に自然な現象です。
一番分かりやすいのはスポーツに例えることです。
大谷翔平選手を思い浮かべてみてください。
大谷選手のバッティングフォームを研究するとします。
ビデオをスローモンションにしたり、角度を変えたりしながら徹底的にフォームを分
海外生、旅から得られる海外体験:海外生は面接で語ることが山ほどあるはずです。
フランクフルトはヨーロッパ交通の要所なのでどこに行くにしても非常に便利な街です。
イースター前に「春期講習に出てから旅に出よう」を合言葉に、長期休み中には旅に出られることをお勧めしておりましたが、言われるまでもなく、みなさん色んなところに出かけていらっしゃいました。
ところで、帰国生入試には面接が課される場合が多いことはご存知の方も多いでしょう。面接で聞かれる質問には、当然ながら「海外体験」に