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定期テストを頑張ろう!

学校の定期テストについては何度かここでも書いてきました。

そろそろどの地域の日本人学校でも中間テストの時期だと思うのですが、どのように学習を進めているでしょうか。

以前のコラムでは、「学校の定期テストは軽やかに乗り越えて、その先の深い学習を見据えよう!」というような話をしましたが、基礎事項をしっかり固めていく上では学校の学習内容は効果的です。

ですので、テストに対して、過度に大きなハードルとして捉えるのでも、逆に簡単だからといって舐めるのでもなく、現状に即した形でそのようなスタンスで取り組んでいくのかということがポイントです。

推薦や公立高校の受験を考えている人にとっては定期テストは重要ですが、ただ点を取るためだけに焦点を当てるのではなく、該当範囲の基礎項目がしっかりと身についているのかを振り返るスタンスで臨んでほしいと思います。

何度も言うように、受験の形式がどうであれ、あくまでその先の深い学習を意識することは前提としてあるわけですから、基礎学力という土台に積み上げていかなければなりません。しっかりと得点するということはもちろんですが、土台を築くというスタンスも忘れないでほしいと思っています。

また、学校成績がほぼ関係ない私立難関高を目指す人も、同じように基礎確認と捉えて丁寧に取り組んでほしいと思っています。

ただ、定期テストの学習をエクスキューズとして、本筋としてやらなければならない学習を疎かにしてしまうと本末転倒ですので、定期テスト期間であったとしても、限られた時間をどこにどれだけ振り分けるのかは常に意識しておいてほしいと思います。

みなさんそれぞれの現状に即した形で、変な言い方ですが、定期テストの学習を過不足なく捉えてください。

いずれにしても、この先色々な形で訪れるハードルを、成長の機会と捉えて無駄な時間にならないように、有意義に取り組んでほしいと思っています。

中学生のみなさんにとっては大変な時期だと思いますが、頑張ってください!