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旅で解像度が高くなる。地理の学習の話です。

小学5年生の受験コースの社会では、今日本地理を学習しています。

自分が行ったことのある場所だと解像度が高いので、授業での語り口がより真実味を帯びているような気がします。

中国・四国地方の学習回のとき、ふと、20年近く前に四万十川へ行ったことを思い出しました。

ゴールデンウィークに四万十川へキャンプに行った時のことです。

四万十川の中流域でテントを張っていました。平野部を穏やかに流れる清流というのが、おおよその四万十川のイメージだと思うのですが、訪れたキャンプ地は山間部の中流域に位置していて、流れも速く水遊びができるような川ではありませんでした。

イメージしていた光景と全く違っていました。確か、雨が降った後ということもあり、増水していた影響もあったと思います。

四万十川へ来た実感が全然湧かなかったのですが、川沿いを車で走っているとところどころに集落があり、そこには沈下橋がかかっています。沈下橋のある景色を見ると確かに四万十川に来た実感を得られたことを思い出します。車で通ることができる沈下橋もあり、通ってみたのですがなかなか怖いものでした。

また、川の源流まで行ってみたのも良い経験だったと思います。

これだけ大きな川の源流なので期待感が高まるわけですが、長時間かけて行った源流はチョロチョロと水が流れている、特になんの変哲もない山の中の小川でした。当たり前と言えば当たり前です。とは言え、キャンプ地で見た轟々と流れる水量豊富な川と、この源流の湧き水の流れが同じものとは、想像するにつけ、なかなか不思議な感覚です。

中部地方の学習をしている時は、青春18きっぷで秋田に向かって北上している時に見た、富山から新潟に入るあたりの日本海の光景を思い出します。快晴の夏の日に映える日本海の景色は結構衝撃的でした。

ほかにも色々ありますが、社会を担当している立場として、いろんな土地を訪問することは大事なんだなあと改めて思います。

もうすぐ夏休みです。


夏期講習に出てから旅に出よう!