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海外生、旅から得られる海外体験:海外生は面接で語ることが山ほどあるはずです。

フランクフルトはヨーロッパ交通の要所なのでどこに行くにしても非常に便利な街です。

イースター前に「春期講習に出てから旅に出よう」を合言葉に、長期休み中には旅に出られることをお勧めしておりましたが、言われるまでもなく、みなさん色んなところに出かけていらっしゃいました。

ところで、帰国生入試には面接が課される場合が多いことはご存知の方も多いでしょう。面接で聞かれる質問には、当然ながら「海外体験」に関する質問が含まれます。

これだけ気軽に周辺国に行ける交通インフラが整っているわけですから、フランクフルトに住んでいる人は本当にラッキーです。豊富な海外経験を積むことが、他の地域より気軽にできるのですから。

あまりにも気軽なので日常の延長に感じてしまうかもしれませんが、やはり出かけた先々で感じる、その街が醸し出す空気感を敏感に感じ取ってぜひ言語化してほしいですし、積み重ねてきた歴史を振り返ってその街の現在に照らし合わせてみてほしいと思っています。

それだけで、海外体験について語るネタは十分過ぎるほどあるはずです。

自分がいる日常と異なる世界を体験することは「視点」が増えることでもあります。非日常の中で思い出を作ることも大切ではありますが、新たに得られた「視点」から何を感じたのか、一度反芻してみることでインプットしたことに広がりが生まれてくるはずです。

帰国生入試で面接を課す意味は、日本に暮らしていると得られない、数多くの視点を持った海外生に来てほしいと思っているからです。

もちろん、面接対策のために旅行に出かけるわけではありませんが、旅行というエンタメの中から学べることは多いはずです。せっかくのチャンスをぜひ強みに変えてほしいところです。

今回は軽めに、この辺で。