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【コミュニケーションの奥深さを分析する】

こんにちは。

Takashiさんです。


今日は

『コミュニケーションの奥深さを分析する』

について考察していきます。


コミュニケーションに関しては
何となくぼんやりと理解するものの
具体的に分かりやすく説明出来るか
と言えば曖昧になります。

突き詰めていけばいく程
奥深さを実感します。


コミュニケーションと聞けば
どんな事を思い浮かべるでしょうか。


昔コーチングの師匠に

「コミュニケーションとは何ですか」

と問いかけられた時に


私は咄嗟に

「手段を問わず会話する事」

「相手に自分の情報を伝達する事」

「多くの人と意見交換する事」

etc

ありきたりの内容を
発信していました。 


もちろん正解や不正解はありません。

様々な角度から考察して
見識を広げる事が大切です。


コミュニケーションとは
社会生活を営む人間の間で行われる知覚や感情、思考の伝達。
あるいは単に、(生物学な)動物個体間での、
身振りや音声、匂い等による情報の伝達。

辞書的な字義としては、
人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達、
などと定義付けられる。

英語の「communication」の語源は、
ラテン語の「comm(共に)」と「unio(一致)」に由来する
「communis (共通の)」に、
「munitare(疎通を良くする)」を付加したものである。
                             wikipedia


※コミュニケーションの語源
 フランス語から来ています。

 何かをシェアする事
 ラテン語のコムニカチオ(communicatio)

 コムニカチオの意味は
 分かちあうこと、共有すること

 情報(知識、感情、ノウハウ)をシェアする

 8割は人間関係の構築

 言葉、声のトーン、ボディランゲージ
 9割は言葉以外の部分から成り立つ

 3つから構成される
 ①発信者(セルフトーク含む)
 ②受信者
 ③メッセージそのもの


日常生活における
コミュニケーションの7割は
噂話です。

真剣に向き合って
コミュニケーションしているのは
3割程度です。


噂話の分かりやすい事例として

「奥様会」

「ママ友会」

「女子会」

「飲み会」

です。


お互いに
「見えない契約書」
を交わしています。


これらが悪い訳ではありません。

色々な人々と関係性を築く上で
1つの場(プラットフォーム)として
役割を果たしています。


ただどちらかと言えば
ネガティブな情報が
多く見受けられます。

ネガティブな情報は
ポジティブな情報よりも
惹き付けけられやすく
印象に残りやすいです。

恐怖(失う)事は
希望(得る)事よりも
2倍以上にパワーがあります。


そして大半の話題が
セックスとステータスに
基づいています。

自分がどうするかは関係なく
他人や周囲と比較して
どう見られているかを
終始氣にする状態です。


良く言えば
本音と建前を上手く使い分けて
絶妙な配慮をしています。

悪く言えば
上っ面だけのお付き合いで
心からの信頼関係はありません。


本心を打ち明けずに
仮面を被って体裁を繕う
何とも息苦しい関係性です。

個人的には
昨今の社会情勢が
物語っていると感じます。


反町隆史さんの

「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~」

ふと脳裏に浮かびました。

噂話が単なる娯楽として
内側に留めていれば
大きな影響はありません。

しかし
一時の感情に左右されて
思考で判断しなくなると
混乱状態に陥ります。


他者、社会、世界に対して
愚痴、不平不満、批判批評を
連呼したところでせいぜい
ガス抜きになる程度です。

根本的且つ本質的に
問題が解決する事はありません。


そもそも周囲に悪口等を
こぼしたくなる背景として

「他人の不幸は蜜の味」

「シャーデンフロイデ」

「幸災楽禍」

etc

雑誌、ゴシップ、ニュース等の
影響を受けている事です。


シャーデンフロイデとは
自分が手を下すことなく他者が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に
見舞われたと見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさといった快い感情
                             wikipedia

幸災楽禍(こうさいらくか)とは
他人の不幸を喜ぶこと。
人の災いを幸いとして喜び、災いを楽しむ意から。
▽「幸災」は人の災難を幸福として喜ぶこと。
 「楽禍」は災いを招くことを楽しむこと。
 ここでは他人の災いを見て楽しむこと。
 「災わざわいを幸さいわいとし禍わざわいを楽たのしむ」と訓読する。
 「楽禍幸災らくかこうさい」ともいう。
                              goo辞書

さらにあらゆる場面において
8割から9割以上は
ミスコミュニケーションが
起きています。


ミスコミュニケーションが
起こる要因は

「自分の事ばかり話している」

「話題を一氣にすり替える」

「主語がない」

「五感表現を使わない」

「何を主張しているのか主旨が分からない」

「専門用語で話し過ぎている」

etc

です。


まさに自分本位で暴走して
相手を置き去りにしています。

コミュニケーションの意味である
相互に情報をシェアする事を
明らかに無視しています。


ミスコミュニケーションを
回避する為には下記の6項目を
心掛けておきます。

1.日頃から意識的にコミュニケーションする

2.スタート地点とゴール地点を意識する

3.相手が求めるレスポンスを考える

4.上っ面のコミュニケーションを止める

5.全てのコミュニケーションは自己責任とする

6.意味のない言葉を使わない

1.日頃から意識的にコミュニケーションする

   何となく無意識でする事を控えます。

   惰性で行う事は相手に失礼であり
   信頼関係を大きく損ねます。


2.スタート地点とゴール地点を意識する
  (開始地点と到着地点を認識する)

   コミュニケーションする内容を
   5W1H等を参考にして
   具体的に決めておく事です。

   どういう目的で始めるのか
   目標がどこまでなのかを
   明確にします。
  

3.相手が求めるレスポンスを考える

   相手の現実に入ります。

   相手が使う言葉や単語に傾聴と共感して
   受け答えしやすい場を作ります。  


4.上っ面のコミュニケーションを止める

   顔色をうかがうやり取りは
   後々問題を引き起こしかねません。

   相手の意見や考え方を受け止めた上で
   自分が主張したい事を包み隠さず発信します。

  
5.全てのコミュニケーションは自己責任とする

   例え相手の主張が間違っていても
   自分の伝え方に問題や盲点があると
   認識して向上点を探します。

   相手を否定したり責任転嫁する事は
   一切行わないように努めます。


6.形式だけの意味のない言葉を使わない

   メール等で社交辞令として
   使われている言葉を乱用しない

  「お手数をおかけします」

  「ご迷惑おかけします」

  「いつもお世話になっております」

  これらは時と場合を見極めて使います。


このように
コミュニケーションを
深掘りしていくと
色々な視点が見えてきます。

ある意味コミュニケーションは
現実ではありません。


全ての出来事が現実ではないので
コミュニケーションだけで
完結しようとする事には
どうしても限界があります。

コミュニケーションは非現実であって
現実との橋渡しになる1つのツールです。

声のトーン、ボディランゲージ等
言葉以外の要素にも目を向けて
意思疎通出来る状態にしていく事が
求められています。


とすれば
相手とのコミュニケーションの中で
9割以上はすれ違いをしていると
認識したほうが賢明です。

上手く出来たとしても
フィードバックして
振り返りを行う事です。


全ては「テスト」です。

何度も繰り返しテストして
最善のコミュニケーションが
取れるようにしていく事です。


コミュニケーションを奥深く分析して
真髄を見出していきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたにとっての
「コミュニケーションの奥深さ」
とは何かを教えてください。

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