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歴史

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#織田信長

ビジョンをとなえる

ビジョンをとなえる

戦国時代において、誰も天下統一など考えてもいなかったときに、織田信長のみが「天下布武」とビジョンをとなえたことは以前記載しました。

また、何故達成したいか、達成して自分はどうなりたいのかが大事だと、前にも記載しました。

将来のビジョンをとなえるということは、非常に強い力です。

▼ どれだけ世の中に貢献しているかビジョンとは「実現を目指す、将来のありたい姿」だと言われています。

個人レベルの

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攻めの姿勢で拠点を変える

攻めの姿勢で拠点を変える

住む場所が変わると仕事も変わります。
というか、「仕事の都合上、住む場所を変えられない」と思いがちかもしれません。

ここで、戦国時代において、拠点を次々と変えた革命児・織田信長を紹介します。

▼ 拠点を変えない常識当時の武将(大名:だいみょう)の間では、拠点を変えないというのが常識でした。何故なら、大名というのは元々「守護大名」という職業で、室町幕府により割り当てられた土地・地域一帯を警護・治

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革新的なことをすると嫌われる

革新的なことをすると嫌われる

現状維持や保守的な発想では、革新的なものに敗れて滅びうると記載しました。他の歴史を顧みても、革新的なものに敗れ去る例はごまんとあります。

しかし、ただ革新的であれば良いのでしょうか?

「革新的なことをすると理解の無い周囲からは嫌われる」という事実があります。

戦国時代において、サムネイル画像の武田勝頼がその例です。武田勝頼は、有名な武田信玄の息子で、武田信玄の跡を継いで武田家当主となった者で

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経済力で時代を進めた戦国武将

経済力で時代を進めた戦国武将

サムネの旗は織田信長軍が使用していた旗印です。戦国時代の旗印と言うと、武田信玄軍の風林火山や、上杉謙信軍の毘沙門天が有名ですが、織田信長軍は「永楽通宝」と呼ばれる貨幣を旗印にしていました。

織田信長は、それだけ貨幣の流通を重要視していて、何なら織田信長が天下統一目前まで成し遂げかけた強さの秘密は、その圧倒的な『経済力』です。

▼ 経済観念が優れていた織田弾正忠家1550年頃、愛知県西部辺りを指

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信用・信頼は商売の基本

信用・信頼は商売の基本

良い人間関係を築くために、相手との信頼関係が大事だと記載しましたが、「信用・信頼は商売の基本」だとも、経営者を目指す上で学びました。

▼ お金持ち=信用持ちホリエモンやキングコング西野亮廣さんは何度かクラウドファウンディングを行っていますが、クラウドファウンディングとは信用をお金に変換する装置だと言っています。

クレジットカードの「クレジット」とは「信用」を英語にしたものなので、実は皆さんもご

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戦国史上、最も失敗し、挽回した男

戦国史上、最も失敗し、挽回した男

このタイトルは、仙石秀久という戦国時代の武将のキャッチコピーです。
週間ヤングマガジンで連載中の「センゴク」(宮下英樹先生著)という漫画の主人公であり、実在の武将です。

ここ何回か、「挑戦」をテーマに書いていたので、「挑戦」というテーマに最も近い戦国武将である仙石秀久を紹介します。

▼ 仙石秀久とは戦国時代から江戸時代前期にかけての武将・大名(だいみょう)で、江戸時代において信濃小諸藩の初代藩

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