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理論と実践、探究と創造・想像。

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  • 言語と非言語について

    言語と非言語について、の記事をまとめています。

  • 誘導関連

    誘導についてのnote記事をまとめています。

  • 催眠に抵抗する意識の使い方

    簡単な催眠に抵抗する意識の使い方とかそのメソッドの記事です。

  • 催眠関連

    催眠に関係するnoteの記事をまとめています。具体的な誘導に関するものについては、「誘導関連」のマガジンを見てください。

  • BE

    BEの記事をまとめています。

記事一覧

固定された記事

Hand borrowing(手借り)について

こんにちは。 このnoteでは、僕が考えたhand borrowing(手借り)という催眠誘導で用いる技法について、詳細なやり方とその技術の背景にある考え方や知識を紹介したいと思い…

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1か月前
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言語と非言語について 2

こんにちは。 DiaCircleの最初のnoteの記事として、「言語と非言語について 1」というタイトルで、言語や言葉の持つ力について僕なりにいろいろまとめてみました。 この…

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10時間前

僕の考えた最強の催眠誘導法()とPacing

こんにちは。 先日は、とても多くの人に「僕の考えた最強の催眠誘導法()」を読んでいただき、とても嬉しく思っています。 試験的なリポストによる割引セールは終わってし…

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7日前
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催眠に抵抗する意識の使い方 3

最近は、「催眠に抵抗する意識の使い方」というタイトルでいくつか記事を書いてきました。 今回はその第3弾ということで、少し今までは違う方向での意識の上げ方のお話をで…

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僕の考えた最強の催眠誘導法()

こんにちは。 このnoteでは、今のところ僕が最強だと思っている、対面催眠でも通話催眠でもマルチに使える誘導法についてお話しようと思います。 (場合によってはテキスト…

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2週間前
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催眠術師も催眠にかかっているのか?

こんにちは。 今日のnoteは、特に何かをがっつりお話しよう、といったものではなく、先日僕がX(旧Twitter)上でとったアンケートに関係する話を、雑感としてつるつる書いて…

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2週間前
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催眠に抵抗する意識の使い方 2

知り合いに相談を受けてから、「催眠に抵抗する意識の使い方 1」というタイトルで記事を書いみました。 今回はそれに続く記事を書いてみようかなと思います。 以前に書い…

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3週間前
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催眠に抵抗する意識の使い方 1

少し相談とかがあったので、ある意味での催眠誘導に対する簡単な対抗メソッドのようなことを書いてみようかなと思います。 あくまで、僕の考えるひとつの簡単な方法論なの…

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3週間前
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瞑想法のメモ

瞑想に関しての簡単なメモです。 瞑想のこととかを色々言ってますが、あまり具体的なこと何も言ってないな、と思ったので、簡単なものを書いておきます。 もし瞑想に興味あ…

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4週間前
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Stockholm syndrome and misattribution of arousal

BEマガジンの記事です。 Stockholm syndrome: ストックホルムシンドローム(ストックホルム症候群) Misattribution of arousal: 吊り橋効果、錯誤帰属

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4週間前

Handshake inductionやarm pull inductionなどに関する雑感

*ただの個人的な雑感です。 催眠誘導の有名な手法として、握手(handshake)を用いるものがあります。 このような誘導法は、そのままhandshake inductionと呼ばれます。 ち…

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1か月前
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BEとBEマガジンについて

*特にこのnoteに内容はないです。 BEという名前で、催眠や催眠誘導関連の記事というわけではないけれど、少し関係していたり、僕の経験則などから考えていることやアイデ…

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1か月前

催眠のスクリプトについて思っていること

先日、催眠を教えている友人と話をしていて催眠の誘導や現象を引き起こす際のスクリプト文の話になりました。 そういえば、いろいろ考え方や技法のことはかなり教えていて…

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1か月前
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対面催眠と通話催眠の情報量

先日、友人のスペースで対面催眠と通話催眠での情報量と、それに関係した催眠のスタンスのような話になりました。 このnoteでは、この話を僕なりにメモしてみようと思いま…

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一味違ったイメージ法

催眠誘導の方法論には様々なものがあります。 その中でも有名で、通話催眠や催眠音声などの「音声」による誘導をメインとするフィールドでよく用いられる手法のひとつが「…

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呼吸法と瞑想法

こんにちは。 DiaCircleの催眠の話、四円流の催眠のlectureには必ず入れている2つの内容があります。 それがタイトルでもある 呼吸法と瞑想法 です。 このnoteでは、なぜ…

DiaCircle
1か月前
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Hand borrowing(手借り)について

Hand borrowing(手借り)について

こんにちは。
このnoteでは、僕が考えたhand borrowing(手借り)という催眠誘導で用いる技法について、詳細なやり方とその技術の背景にある考え方や知識を紹介したいと思います。
この技を考えたコンセプトは、「どういう反応が生じても失敗にしないこと」、というものです。

やることは、反応に対する対応を含めても非常にシンプルで簡単です。
興味ある方は、ぜひ学んで、使っていただけると嬉しいです

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言語と非言語について 2

言語と非言語について 2

こんにちは。

DiaCircleの最初のnoteの記事として、「言語と非言語について 1」というタイトルで、言語や言葉の持つ力について僕なりにいろいろまとめてみました。

この記事は実は他のnote記事でもたびたびself citationしていたりします。

そして、この記事では上記のnoteで全く触れていなかった非言語についてお話してみようかなと思います。
特に、僕の考える「非言語コミュニケ

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僕の考えた最強の催眠誘導法()とPacing

僕の考えた最強の催眠誘導法()とPacing

こんにちは。

先日は、とても多くの人に「僕の考えた最強の催眠誘導法()」を読んでいただき、とても嬉しく思っています。
試験的なリポストによる割引セールは終わってしまいましたが、もし興味あるという方は、ぜひ見ていただけると嬉しいです。

そして、このnoteでは、この誘導法について一点の補足的な説明をしようかなと思います。
知識の開示ではありますが、あまり技術的な内容の開示ではありません。
ですが

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催眠に抵抗する意識の使い方 3

催眠に抵抗する意識の使い方 3

最近は、「催眠に抵抗する意識の使い方」というタイトルでいくつか記事を書いてきました。
今回はその第3弾ということで、少し今までは違う方向での意識の上げ方のお話をできればと思います。

過去の記事については以下から飛べます。

注意
このnoteの影響で、催眠にかかりにくくなったり、といったことが生じても、DiaCircleは一切責任を負いません。
あなたの自己責任です。
あらかじめ、その点について

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僕の考えた最強の催眠誘導法()

僕の考えた最強の催眠誘導法()

こんにちは。
このnoteでは、今のところ僕が最強だと思っている、対面催眠でも通話催眠でもマルチに使える誘導法についてお話しようと思います。
(場合によってはテキスト催眠でも?)

僕が催眠を初めてもうかなりの時間が経ちますが、この誘導法自体は皆さんが良く知っているものでしょうし、音声などでもよく用いられているものでもあります。

ですが、僕なりにそれをより強力に使えるのではないか?と通話催眠など

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催眠術師も催眠にかかっているのか?

催眠術師も催眠にかかっているのか?

こんにちは。
今日のnoteは、特に何かをがっつりお話しよう、といったものではなく、先日僕がX(旧Twitter)上でとったアンケートに関係する話を、雑感としてつるつる書いてみようかな、という非常にゆるいものになっています。

*X上で、僕からつながる人たちに取ってもらったアンケートなので、あくまでもそういうもんかくらいで、軽い気持ちで見てください。

アンケートについてでは、まずは先日僕のとった

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催眠に抵抗する意識の使い方 2

催眠に抵抗する意識の使い方 2

知り合いに相談を受けてから、「催眠に抵抗する意識の使い方 1」というタイトルで記事を書いみました。
今回はそれに続く記事を書いてみようかなと思います。

以前に書いた、「催眠に抵抗する意識の使い方 1」は以下のlinkから読むことができます。
この記事と合わせて読んでもらえると嬉しいです。

注意
このnoteの影響で、催眠にかかりにくくなったり、といったことが生じても、DiaCircleは一切責

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催眠に抵抗する意識の使い方 1

催眠に抵抗する意識の使い方 1

少し相談とかがあったので、ある意味での催眠誘導に対する簡単な対抗メソッドのようなことを書いてみようかなと思います。
あくまで、僕の考えるひとつの簡単な方法論なので、参考程度に見てもらえたら嬉しいです。

注意
このnoteの影響で、催眠にかかりにくくなったり、といったことが生じても、DiaCircleは一切責任を負いません。
あなたの自己責任です。
あらかじめ、その点についてはご了承ください。

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瞑想法のメモ

瞑想法のメモ

瞑想に関しての簡単なメモです。
瞑想のこととかを色々言ってますが、あまり具体的なこと何も言ってないな、と思ったので、簡単なものを書いておきます。
もし瞑想に興味ある方は、参考にしてもらえると嬉しいです。

基本的には、呼吸を意識した、密教などで用いられる簡単な瞑想を列挙しています。
もうちょっと身体や認識などに意識を向けたり、がっつりイメージを駆使するものなどもありますが、ここではシンプルなものに

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Stockholm syndrome and misattribution of arousal

Stockholm syndrome and misattribution of arousal

BEマガジンの記事です。

Stockholm syndrome: ストックホルムシンドローム(ストックホルム症候群)
Misattribution of arousal: 吊り橋効果、錯誤帰属

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Handshake inductionやarm pull inductionなどに関する雑感

Handshake inductionやarm pull inductionなどに関する雑感

*ただの個人的な雑感です。

催眠誘導の有名な手法として、握手(handshake)を用いるものがあります。
このような誘導法は、そのままhandshake inductionと呼ばれます。
ちゃんと調べていませんが、僕個人は何となくEricksonの催眠やいわゆる「現代催眠」という捉えられ方をされて以降、海外などでは積極的に用いられている誘導法の印象を持っています。

そして、一口にhandsh

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BEとBEマガジンについて

BEとBEマガジンについて

*特にこのnoteに内容はないです。

BEという名前で、催眠や催眠誘導関連の記事というわけではないけれど、少し関係していたり、僕の経験則などから考えていることやアイデアを、理論などに従うとも限らない形でまとめていくかもしれません。
そういった内容のカテゴリーとして、BEというものを使おうと思います、という話です。

有料のもの(たぶんほぼ全て)は強気の値段設定になるかと思いますが(おい)、これは

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催眠のスクリプトについて思っていること

催眠のスクリプトについて思っていること

先日、催眠を教えている友人と話をしていて催眠の誘導や現象を引き起こす際のスクリプト文の話になりました。
そういえば、いろいろ考え方や技法のことはかなり教えていても、誘導スクリプトとかの具体的なものの話はしていなかったな、気づきました。

一応、言語を用いる際には、こういうことを意識して、という話はかなりしてはいますが、スクリプトというワードを出したり、具体的なスクリプトを渡したりはしたことないです

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対面催眠と通話催眠の情報量

対面催眠と通話催眠の情報量

先日、友人のスペースで対面催眠と通話催眠での情報量と、それに関係した催眠のスタンスのような話になりました。
このnoteでは、この話を僕なりにメモしてみようと思います。

noteの最後の部分で、少しだけ有料な内容を書いていますが、ほぼすべての部分は無料で読むことができるようになっているので、よければ目を通してもらえると嬉しいです。

*催眠をする場合はしっかりと被験者の安全に配慮するようにしてく

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一味違ったイメージ法

一味違ったイメージ法

催眠誘導の方法論には様々なものがあります。
その中でも有名で、通話催眠や催眠音声などの「音声」による誘導をメインとするフィールドでよく用いられる手法のひとつが「イメージ法」です。

このnoteでは、一味違ったイメージ法による誘導について、そのやり方とちょっとだけ背景知識のお話をできたらと思います。

イメージ法本題に入る前に、「イメージ法」と言った場合にどのような誘導方法を指すものか、ということ

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呼吸法と瞑想法

呼吸法と瞑想法

こんにちは。
DiaCircleの催眠の話、四円流の催眠のlectureには必ず入れている2つの内容があります。
それがタイトルでもある
呼吸法と瞑想法
です。

このnoteでは、なぜ呼吸法と瞑想法をプログラムに入れているのか、僕が考えている目的と効果について(段階別に色々ありますが)簡単にお話したいと思います。

それぞれについて具体的なやり方や方法論についてはnoteでは触れないので、その点

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