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催眠術師も催眠にかかっているのか?

こんにちは。
今日のnoteは、特に何かをがっつりお話しよう、といったものではなく、先日僕がX(旧Twitter)上でとったアンケートに関係する話を、雑感としてつるつる書いてみようかな、という非常にゆるいものになっています。

*X上で、僕からつながる人たちに取ってもらったアンケートなので、あくまでもそういうもんかくらいで、軽い気持ちで見てください。

アンケートについて

では、まずは先日僕のとったアンケートについてです。
質問は

Q: 催眠をかけている際に、術者も催眠状態になっていると思いますか?
というものです。

わりと、色んなところで話に上がる話題かなと思います。
これについて、いろいろな人にご協力いただいて以下のような結果が得られました。

アンケート結果

アンケートは、まずざっくり
・術者も催眠状態になっている
・術者は催眠状態になっていない
のどちらだと思うか/感じるか、というのを回答してもらいました。
回答結果は以下のようになります。

結果は
・術者も催眠状態になっている 48.2%
・術者は催眠状態になっていない 51.8%
でした。

そして、追加のアンケートとして、術者目線 or 被験者目線で
・術者も催眠状態になっている
・術者は催眠状態になっていない
についての回答を行ってもらいました。
結果は以下のようになりました。

こちらの結果は
・術者:術者も催眠状態になっている 16.1%
・術者:術者は催眠状態になっていない 19.4%
・被験者:術者も催眠状態になっている 29%
・被験者:術者は催眠状態になっていない 35.5%
でした。

少しだけ場合分けして見てみると

術者の認識(パーセンテージは術者内でのもの)
・術者:術者も催眠状態になっている 45.4%
・術者:術者は催眠状態になっていない 54.6%

被験者の認識(パーセンテージは被験者内でのもの)
・術者:術者も催眠状態になっている 45.0%
・術者:術者は催眠状態になっていない 55.0%

全体として
・術者も催眠状態になっている 45.1%
・術者は催眠状態になっていない 54.9%
でした。
少し値は違いますが、傾向としては最初に行った二択アンケートと同様の結果が得られたと思います。

アンケートの結果の様子

全体の傾向としては、ほぼ同じくらいですが、わずかに「術者は催眠状態ではない」の方が多いようです。
催眠をかけている術者自身も、催眠にかかっている被験者もほぼ同じ割合の結果が得られたのはとても面白いことのように思います。

被験者は圧倒的に術者が催眠状態になっていると感じている一方、術者自身は圧倒的印自分は催眠状態になっていないと感じている、というわけではないということですね。

催眠術師も催眠状態なのか?

では、アンケートの結果を見て、僕が思ったことをいくつか予想というか想像も含めながら、つるつると書いてみようと思います。
深く考察をしたりってわけでもないので、ツッコミどころ満載だとは思いますが、気楽に流し見して楽しんでもらえたら嬉しいです。

術者の立場

まず僕が驚いたのは、術者の結果がほぼ50:50だったことです。
術者の人が、このアンケートで催眠状態になっているに投票する場合は

  • 自分自身の催眠状態生成を催眠に意識的に利用している

  • 催眠のセッション中や誘導中に、何か催眠的な反応を経験した

  • (そういった話をどこかで見聞きした)

あたりが理由かなと勝手に思っていました。
具体的な内訳などはわからないので何とも言えませんが、もしかしたら自分の催眠状態を意識的に催眠に利用している、というタイプの術者が相当数いるのかな、と思うと、すごいな、と素朴に思っています。

また、何かセッション中や誘導中に、自分の催眠的な反応を経験した、という場合は、どういったことを経験したのかな、というのは色々聞いてみたい話だったりします。

一方、催眠状態になってない、と感じている方は、いろいろな部分を観察したり、しっかりと意識を持った状態でアプローチをしている、と自負を持っていたり、ある種の安全性をしっかりと意識されている術者さんなのではないかな、と予想してたりします。
また、かけている時に、被験者のようなしっかりとした生理的・心理的な催眠での反応を感じていないから、という理由があるのかもしれないかなと思ってたりもします。

被験者の立場

今度は被験者の立場からの予想です。
こちらの結果もほぼ50:50でしたが、こちらはそうなるかな、という気はしていました。

というのも、けっこうかかっている状態でも、被験者はわりと術者のことを雰囲気も含めて見ていると思いますし、場合によっては通常よりも敏感に感じているような気がします。
そういった場合に、何か術者も催眠っぽい感じになっているな、と感じた人、あるいは一緒に落ちるといったプレーを嗜む人は、術者も催眠状態になっているに投票してくれたのでは、と考えています。

一方、かかっていないに投票してくださった人は、術者がある意味で意識などがしっかりとしていたり、催眠的な反応を別に示しているわけではない、あるいはしっかりと自分を誘導してくれている、と感じたりする部分が大きく投票に関与してたりするのでは?と僕は思っています。

僕個人の考え

最後に僕個人の考えというか、このアンケートへの回答について少しお話したいと思います。

僕の回答としては
術者:術者も催眠状態になっている
になります。

ただ、ここでの僕の催眠状態は、わりと広い意味でとってたりします。
(アンケートに催眠状態とは~と書いておきながら。)

というのも、僕自身、催眠はかけれますし、自分でそれなりに深い変性意識に持っていったりとかそういうのはできますが、いわゆる催眠にはかかれません。
なので、そういう意味ではあまり催眠状態っぽいものではないのですが、それでも術者は催眠をやってるときには広い意味で催眠のような状態なんだろうな~というのが僕の立場です。

実際、自分の経験としても、セッション中にフワッとしたり、寝落ちそうになったりといったこともありますし。
(そういう理由じゃなくても、セッション終わり前に非常に疲れてくたくたになったりといったこともあったりしますが……)

そして、自分も催眠状態だと、思うことで、これを意識的に利用するということもできて便利だったりという、実用的な理由もあったりします。

と同時に、実はこれはある種の危なさにも関係したりするので、術者はしっかりと気をつけましょう、という話になります。

最後に

以上、X上で取ったアンケート「Q: 催眠をかけている際に、術者も催眠状態になっていると思いますか?」の結果の紹介と、何となく僕が思っていることなどをつるつる書いてみました。

言葉の定義とかをかなりてきとーにやってしまってたりするので、気になるトピックではありますが、ここでは何となくの印象調査くらいで軽くとらえてもらえたら嬉しいです。

いつか機会があったりしたら、何かしら検証や実験してみても面白いのかもしれませんね。
おおがかりにやろうとすると大変そうだけど……
もし、誰かやってくれる人いたらよろしくお願いします笑

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