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小説:1話で完結

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2020年10月の記事一覧

【つぶやきの詩】トンボとカメラ

【つぶやきの詩】トンボとカメラ

カメラにはトンボがついている。
空飛ぶトンボではなく校庭を整えるトンボだ。

そうあの、T型のやつです。

カメラはどこにでも取り付ける足を持っている。

そうあの、クネクネしたやつです。

カメラはトンボを連れて歩く、
時々トンボがカメラを連れて歩く。

そんなに難しいことはないらいし。

お互い持ちつ持たれつだそうな。

カメラは砂に弱いたまに壊れる。

トンボは大きい石に弱いたまに壊れる。

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【つぶやきの詩】カカシと水車

【つぶやきの詩】カカシと水車

カカシは水車の守神

カカシは水車やを見守っている。

カカシは歯車に手をつっこんで

思わず水車を止めてしまう。

歯車が回らない水車がガタガタ壊れそう。

手が抜けなくて焦りだす。

2本目のカカシがやってくる。

ぴょんぴょん飛びながらやってくる。

1本目のカカシを引っ張って水車に仕事をさせる。

クルクル、クルクル水車は回る。

臼の下は粉で溢れてる。

トントン、トントン水車は叩く。

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【超々短編小説】仕事の勇者

【超々短編小説】仕事の勇者

リーダーを超えた変態的力を持つ人のこと、業務を感覚で行うことができますがなく素晴らしいリーダーシップを行うことができる。

とある社員は業務を行うのに勇者を求めている。

実務の人々は淡々と仕事をこなすことができる人を求めている。

誰一人として責任を取ることはしないそんな職場に彼は呼ばれた。レベル1の新規入場者としてだ。

闘技場、(200人はいる会議室をそう呼ぶ)とスーパーテレワーク会議に30

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【超々短編小説】魔術師

【超々短編小説】魔術師

彼はタロット占いを趣味でやっている。
その界隈ではよく当たると有名だ。ただ、彼はそれを仕事でやろうとはしない。本業あっての副業であるとゆう、本音は多くの人の人生を占うのが大変だとゆうことらしい。

人は彼を「魔術師」と呼ぶ。
恋愛を占えば運を引き込み、事業においては最悪の状況を好転させる。
まるで、とある軍師のようだ。彼は道、或いは可能性を示しているにすぎない選ぶのはその人と相談者に伝える。

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【超々短編小説】下敷きバッタ

【超々短編小説】下敷きバッタ

必要な時に飛んでやってくる情報端末機能付き=下敷きバッタ。

下敷きバッタはあたしが子供のころからいる。
聞けば何でも教えてくれる。
生きるために必要なことやおいしい食事の作り方を教えてくれる。

彼女が赤ん坊のころから下敷きバッタは面倒を見てくれた。ロボットとつながってミルクを飲ましてくれたりおしめを変えてくれたり、彼女が少し大きくなると家族の話をしてくれた。それは一般的な家族の話だ。

彼女は

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【超短編小説】畳穴(たたみあな)

【超短編小説】畳穴(たたみあな)

畳の上にパイプ椅子を使っていたために畳に穴が開いてしまった。新しい椅子を買ったはいいがその穴にはまってしまい使い勝手が悪い。仕事中いつでも前のめり状態になる。バランスが悪いので畳を修理することにした。

穴をのぞき込むと思ったより深い修理キットで治るのだろうか。
そもそも畳の修理キットってあるのだろうか。
大きなため息をついてしまう自分がいる。

畳の穴に指を入れたその瞬間!
目の前が突然真っ白に

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とある夫のダイエット(完結編)空想のような現実の話。

とある夫のダイエット(完結編)空想のような現実の話。

結  論:その気になれば痩せることはできる。
体重変化:約3か月で8キロのダイエットに成功(やった~)
期  間:7月28日 74.40㎏(最大76㎏)→10月24日 66.40㎏ 

糖質制限でダイエット可能かと自分を実験材料にしました。
最後にとある夫のダイエットを投稿したのは8月19日です。

個人的な体験を書いています。
・ダイエットを目指したきっかけ
・ダイエットの方法
・ダイエットによ

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リップサービスはしてません。世の中リップサービスがしかないと思う。

リップサービスはしてません。世の中リップサービスがしかないと思う。

口頭で話す。
文章は嘘だらけ。
人によって考えが違う。

つまりそれはリップサービスではなかろうか、それでいいのではないだろうか、良くも悪くも嘘でも本当でも一瞬の幸せがリップサービスで手に入る。

魔法のような言葉、綺麗だ、好きだ、格好いい

素晴らしいですね。ありがとう。

本当か嘘かなってどうでも良いものだ。

「幸せという」答えがある。

腹は黒くない。

だってみんな腹が黒いから。

同じ

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騙したやつが悪い、でも世の中は騙されるやつが悪いとされている。

騙したやつが悪い、でも世の中は騙されるやつが悪いとされている。

「騙されるあなたが悪い」

とあるOLは軽く結婚詐欺にあった。
騙されていることに気がつかなかった。
よくある話である。

そんなよくある話なものか(;^_^A
「いやいやないからそんなに騙される人いないから」と友人に言われる。
騙されると人が離れる。

騙す、騙される、誰が悪いのかはわからない。
友人と話すと騙す人が悪いと言ってくれる。
だけど世の中はそんなに甘くない。
特に家族は甘くない。

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知らないことは知らないということ、世の中はご都合すぎる。

知らないことは知らないということ、世の中はご都合すぎる。

とある派遣社員は
毎日、「知らん」ということを質問してくる人がいる。
本気でわからんし胡散臭すぎる。
あなたなんでも知ってるでしょ!的な話に嫌気がさしている。

派遣なんだからとかもう嫌気がさしている。

それでも社員は聞いてくる。

頭おかしいだろと思う。

思い込みも激しすぎる。

落ち着いてください!!
と何度行ったことか、、、

何故、仕事しながら人を説得する必要があるのだろうか?

必要

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決断が全てを変える。

決断が全てを変える。

いい人をやめました。

伝えるべきことは伝え。

周りの誤解を確認して
おかしいことを指摘しました。

世の中は
非常に精神的に低い状態です。

これは異常です。

異常であることに気がつくようにしました。

そして、押さえ込んでいた時に目眩を覚えました。

意識をしっかり保ち正常性を保つようにしました。

相手の嘘を指摘しました。

自分に自分自身を
騙すことをやめるように言いました。

そして

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切羽詰まったら。

切羽詰まったら。

切羽詰まったら、もはや投げ出すこともできないと思います。あきらめるしかないのですが、もうやるしかない状態です。相談しても回答がなくギリギリで何言われても我慢です。
知らない自分がいるからどうしようもないです。

まじめにやるだけ無駄かもしれませんがあなたは一人で何とかするしかありません。だって周りはどうあがいても味方になることはありません。「質問しても帰ってこない」それは単純に知らないからです。ま

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ゴマスリマン

ゴマスリマン

特別業務契約「とある業務に関わる一切を行うことが可能」

山本一郎はついに念願の仕事を手に入れた。

職安に行ったり、知り合いと話したり、その日を凌ぐためにこの時期に日銭を稼いだり、

こんな時代に誰がした、仕事がなくては生きてけない。社会的ニートすらさせてもらえない。結局知り合いがたまたま見つけた仕事をやらせてもらうことになった。

結果的に仕事を手に入れた。

ただ契約に問題があった。

素晴

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意見がぶつかる!それは相手の「いいね」を押してないのが原因。

意見がぶつかる!それは相手の「いいね」を押してないのが原因。

とある上司は意見がぶつかることにとにかく悩んでいた。とにかく穏便に物事を進めたい。「事なかれ主義」「平穏に生きる」「波風立てない」それが彼の主義である。

そして、社内セミナーのメールを見つけた。

「意見をぶつけないで相手の理解を得る方法」

ドンピシャである。

困っていると必ず見つかる謎のメール、とある女子から「社内セミナーは当たり外れがあるけど当たるとかなりすごいです。」すぐ使うことができ

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