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雑記

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2021年3月の記事一覧

変わりゆくもの、変わらないもの

変わりゆくもの、変わらないもの

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

この世界は諸行無常。
形あるものは変わらずにはいられない。

ヒトもそうだし、モノもそう。
変わらないものなんて存在しない。

先週の毎週キングコングでも梶原君が体力衰えた話をしていた。
この年代になると体力衰退話が少なからず出

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武尊選手が「格闘技最高!」と言った意味

武尊選手が「格闘技最高!」と言った意味

武尊選手がレオナ・ペタス選手を倒してタイトルを防衛した。

武尊選手の強さはK-1という団体そのものを背負っているという言い方でおそらく間違いではないと思う。

勝利した後にいつもなら「K-1最高!」というキメ台詞を武尊選手は叫ぶのだが今日は違った。
「格闘技最高!」だった。

観客席には対戦が熱望されている那須川天心選手が見に来ていたということもあるのであえてそういう言い方になったというのが表向

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 :||を見た僕の頭のスピンオフ部分(ネタバレあり)

続ける方がいい。
終わらせる方がいい。
そこに答えはないと思う。

庵野秀明は終わらせることを選んだ。
そしてこの長い物語を完結させた。
終わらせることでしか進むことができない、そう判断したのだと思う。

「終わらせながら進む」
この思想が今回のシン・エヴァの進行そのものとなっていた。

何かを犠牲にすることで次の展開に進む。
また何かを犠牲にすることでその次に進む。
結局それなくしては何も進まな

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それぞれのエヴァンゲリオン

それぞれのエヴァンゲリオン

遅ればせながら「シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll」を見てきた。

細かい考察をするつもりはないけれど、初見の感想をあまり考えずに書くのでネタバレは普通にあると予想されるのでご理解よろしくお願いします。

まず散々言い尽くされていると思うけれど「:ll」が最初に気になった。
音楽記号で繰り返しを意味するものだというのは理解できるけど庵野監督がどういう意図でこの記号を使用したのか細かいところはわから

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自分の周りに集まる情報が全世界ではない

自分の周りに集まる情報が全世界ではない

あらためて考えてみると随分と狭い視野の中で生きてるなぁと思う。
スマホが普及してオンラインが普通になってYouTubeを開くと自分用に最適化された動画が流れて来る。

逆に言えば現状で必要ではないとAIが判断するとその情報は一切流れてこない。

良く言えば便利な世の中になった。
興味のあるものがすぐに目に入るところにあるわけなので。
悪く言えば自己本位の考え方を持った人を助長しやすいし、そこに気づ

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Tomorrow never knows

Tomorrow never knows

今日のサロン記事を読んでいたらなんだか懐かしい曲が浮かんできた。

Mr.Children「Tomorrow never knows」

この曲のイントロが好きだ。
頑張ろうと思える。

悲しいことや争いごともあるし、目の前は闇が広がっているけど夢を求めて誰も知らない闇の向こうへ手を伸ばそう。
そんな歌詞に勇気づけられる。
挑戦を後押ししてくれる気がする。

桜井さんが随分若いなと思ったら「199

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耳から入る情報

耳から入る情報

最近西野さんがよく音声の話をされる。

いろんな言い方があると思うけれど、情報を技術的なものと芸術的なものとに分けて考えた時に耳から入ってくる情報はどちらかというと芸術的な側面が重視されている気がしている。

目に入ってくるものもある一定レベルで取捨選択するものだが、耳に入るものはそれ以上にシャットアウトしがちだと思う。

テレビとラジオの違いそのもので、テレビは視覚的に具体的な情報(見た目、外観

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体力勝負ができなくなったら価値に重きを置く

体力勝負ができなくなったら価値に重きを置く

毎度毎度この人の脳内が相当なレベルで早熟で、かつ超絶にストイックであることに驚かされる。

僕、それを30才の手前ぐらいから意識して働いているのですが、10年おきに働く曜日が1曜日ずつ減る前提で仕事を設計することにしたのです。
30才の時は週7日働きますが、
40才で週6日になり、
50才で週5日になり、
60才で週4日になり…みたいな。

僕はこれ実際に働ける曜日が減りはじめる年齢になってからよ

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新しい季節を迎える人たち

新しい季節を迎える人たち

この時期なにかと慌ただしい。
管理側の立場にいると特にそう思う。

業務が増えるというのはあたりまえの話で、そうではなくて心情的に慌ただしくなることが多い。定年退社や新規雇用、配置転換、それぞれの思いに触れる機会が増える。

うちの会社では半年に一度、契約社員を正社員登用する慣例になっている。

以前に少し書いたことがあるが僕の職場は新しい職場でここ1、2年の間に雇用された人も多い。

順当に行け

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あ、エッフェル塔が・・・;

あ、エッフェル塔が・・・;

まだ「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を見ていない。

近所の映画館でも朝は8時台から上映が開始されている。
2時間半はたしかに長い。
他に予定がある日に「エヴァ見に行こ!」とはならない。

時間が長いというだけではなく、きっちり余韻に浸りたい。

岡田さんの解説を聞いていてどうやら安心して見れそうな気がしているので急いで見に行く必要もないかなと思っている。

岡田さんはネタバレなしのところで

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ちゃんと全力で挑戦すること

ちゃんと全力で挑戦すること

「45歳以上の大人がハマるアイドル」というワードを見ただけで「日向坂46」というグループが浮かんできた。

色んなシーンで紹介されていると思うけれど日向坂46は「ちゃんとしてる」グループだと思う。

ここでは3つのポイントが紹介されている。
・お辞儀が深い
・メンバー同士の固い絆
・「おひさま」とメンバーの絆

お辞儀は確かに深くてじっくり時間を取る。

お辞儀といえば「映画を一緒に見る会」とかで

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四月は君の嘘

四月は君の嘘

最近見て面白いと思った「四月は君の嘘」という物語について自分が感じた事をことを書き残す。
完全な #ネタバレあり

↓各話ごとの相関図をまとめておられる方のサイト。

いきなり話はそれるが、相関図というのは面白い。
少し前にシナジーマップについて書いたけれど、相関図はこれに近い。

相関図というのは関係性を表すもので、誰が誰を応援していて誰が誰に力をもらっているということが分かりやすい。

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「表現する」ということ

「表現する」ということ

発信は「一人」に向けよう。
Voicyのこのタイトルを見て「あぁ、ホントにそうだな」と思った。

西野さんは弟に話すようにビジネス書を書くという。

僕も例えばnoteで何かを発信する時、何も考えずに不特定多数に発信してしまいがちだし、一般論で無難な言葉で終わらせてしまうことがある。

でもそれって伝わらないし面白くないよね、という話。

西野さんがあえて「発信」というワードを使っているところって

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時にはアクセルから足を離してみる

時にはアクセルから足を離してみる

時々周りが見えすぎてまずい状態になることがある。
とはいえ実はそこまで見えてないとは思うんだけど、俯瞰的なものとして全てのものをとらえてしまっている状態。

この状態で何がまずいのかというと「全て」の中に「自分」までもが埋没してしまっているという部分。
文字通りだが埋没してしまっているので端的に言うと自分を見失っている。

例えば仕事が超忙しい最中にあって、その恐ろしいスピードについていくのが厄介

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