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ちゃんと全力で挑戦すること

「45歳以上の大人がハマるアイドル」というワードを見ただけで「日向坂46」というグループが浮かんできた。

色んなシーンで紹介されていると思うけれど日向坂46は「ちゃんとしてる」グループだと思う。

ここでは3つのポイントが紹介されている。
・お辞儀が深い
・メンバー同士の固い絆
・「おひさま」とメンバーの絆


お辞儀は確かに深くてじっくり時間を取る。

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お辞儀といえば「映画を一緒に見る会」とかで西野さんが会釈をされる際も深々と頭を下げられる。

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「"お辞儀が深い"のは感謝のしるし」と書かれているが、たしかに深々と頭を下げられる姿に悪い印象を持つことはない。
感謝の気持ちの表れだと思うし現場にいるとそれが伝わる。


次に絆の話。

日向坂46のメンバー同士は仲が良さそうに見える。
正直言って仲がいいのかどうかは外部からは判別しにくい。
でも仲が良さそうに見せるというのは大事なことだ。
不穏な空気が流れているグループにファンがついていくのは考えにくい。

いい雰囲気を作って頑張っているグループであればこそ応援したいという思いが芽生えるものだと思う。
だからこそファンもメンバーを喜ばせたいという思いを形にする。

ファンが作った客席をペンライトで7色に染めるエピソードが凄い。

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これが運営側の発信ではなくてファンからの自発的な発信であるところがあまりにも素敵な話だ。

この挑戦が見事に成功を収めたのはファンの想いの強さだと思うし、その想いはどこから来るのかというと、日向坂メンバーがいろんなシチュエーションにおいて全力で挑戦してきた想いを繋いだところから来るものだと思う。

挑戦する際に、100%結果が出ると分かっていることなんてない。
でもそれに対して全力でちゃんと挑戦する姿勢、この姿が美しい。

「夢を語れば笑われるこの世界を、終わらせに来ました」
西野さんのこの言葉は核心をついている。

あたり前のことに対してあたり前に全力で挑戦することすら否定されるような時代だからこそ、そうじゃない時代を知っている世代は挑戦を応援するんじゃないだろうか。


「45歳以上の大人が応援する」のはそういう「ちゃんと全力で挑戦している」部分だと思う。それは自分の子供とか教え子を叱咤激励しながら応援するようなイメージに近いものなのかもしれない。

「感謝」とか「絆」とか言い尽くされて、それこそ陳腐な言葉として聞こえるようなケースもあるけど、これに対して真正面から挑戦することが今の時代だからこそ大事なことだと思う。


日向坂46には「箱推し」が多いと言われる。
特定のメンバーを推すのではなくグループを推すということ。

そうしたいと思わせられるグループであることは間違いないし、これからもそうあり続けてほしいと思っている。




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