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2020年6月の記事一覧

「美術」を学ぶことは、”本質“を知ること〜「アート思考」が今こんなにも重要視されるワケ〜

「美術」を学ぶことは、”本質“を知ること〜「アート思考」が今こんなにも重要視されるワケ〜

「アートだというようなものは、
 ほんとうは存在しない。

 ただアーティストたちがいるだけだ。」(p298)
−エルンスト・ゴンブリッチ(歴史家・美術史家)



(本記事は約4500字になります。お時間のあるときにゆっくり読んでくださると嬉しいです。)

以前、「ゴッホ展」に行きました。

高校生の頃から少しだけ美術に興味があった私は、引きこもりから脱却するという目的もあって、休日に美術館へ

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どのように行動は決まるのだろう? 〜 『行動を変えるデザイン』を読む~「理解」編

どのように行動は決まるのだろう? 〜 『行動を変えるデザイン』を読む~「理解」編

※この記事は「『行動を変えるデザイン』を読む」マガジンの一部です。

こんにちは。『行動を変えるデザイン』翻訳チームの相島です。今回は『行動を変えるデザイン』の第Ⅰ部について紹介します。

行動変容を理解する
従前、わたしたちには「ついつい」と「よくよく」の行動が同居しているというお話をしました。

彼を知り己(おのれ)を知れば百戦殆うからずと言いますが、行動変容を理解する上では、2通りの「己」が

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Minimal、UXを語るnoteをはじめます。

Minimal、UXを語るnoteをはじめます。

はじめまして。東京の職人による手づくりチョコレート専門店「Minimal」です。

2014年の創業以来、おかげさまで国際品評会では4年連続で61もの賞をいただきました。また、デザインやビジネス分野でも、

「グッドデザイン賞」ベスト100
「WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017」

などの「食」以外の領域でも賞をいただきました。

光栄にもこのようにさまざまな切り口で

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UXライティングについて考える。「使う人に寄り添った文章」はなぜ大切?

UXライティングについて考える。「使う人に寄り添った文章」はなぜ大切?

プロダクトのおしらせ系の文章は、「やってほしいこと」があった上で、使う人にわかりやすく伝えるというのが役割です。でもそれだけだと、コンテンツ過多な状況では難しいのでは? と感じることが増えてきました。

なぜなら読む側は、つねに「読まない」「行動しない」という選択ができるから。

これからのプロダクトは、使う人の感情に寄り添い(共感して)、使う人の言葉で説明できるという新しいスキルが求められるので

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