daikishinkai

本を読むのが好きです。映画や音楽も好きです。

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記事一覧

和歌山文芸フェスティバル2024

表題のイベントを毎年、2019年から開催している。 昨年は、中上健次の短篇集が岩波文庫から出たことを記念して、長女である中上紀さんに和歌山市まで足を運んでいただき、…

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1か月前
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黄金の球

 私は将来、バロンドールを受賞するサッカー選手になりたいと、小学生時代から夢見ていた。「バロンドール」とはフランス語で「黄金の球」を意味し、世界での年間の最優秀…

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2か月前
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コンピュータおじさん

20年以上前に、コンピュータ関係の専門学校を卒業して、取った資格は、初級システムアドミニストレータやインターネット検定、パソコン検定3級、パソコン検定インストラク…

daikishinkai
2か月前
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発芽

「本当のことを僕は知りたいんだ。みんな自分の事が一番大事で、お金にものを言わせて、好き勝手に振る舞ったり、それ以外の頭のいい連中も、詭弁を振りかざして自分にとっ…

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daikishinkai
2か月前
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書評『ミステリアスセッティング』阿部和重(講談社)

 もし自分が音痴で歌の才能がないと分かったら、作詞家になって、歌の上手い人に自分の作った歌を歌ってほしいと願う。阿部和重による小説、『ミステリアスセッティング』…

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daikishinkai
3か月前
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文章で世界を変える

 毎晩、風呂に入る前に鏡で自分の顔を見る。濁った眼をしている。死んだ魚の眼だ。覇気がない。毎日毎日、朝起きてパンを食べ仕事に行き働いて昼休みに弁当を食べまた働い…

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daikishinkai
3か月前
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和歌山文芸フェスティバル2023番外編

こちらで告知するのを忘れていました。 岩波文庫から『中上健次短篇集』が出るのを記念して、和歌山市に中上健次の長女である、中上紀さんを迎え、ミニトークを開催します…

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10か月前
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『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

daikishinkai
11か月前
4

岩波文庫から出る、『中上健次短篇集』に収められる作品が分かりました。
「隆男と美津子」、「十九歳の地図」、「眠りの日々」、「修験」、「穢土」、「蛇淫」、「楽土」、「ラプラタ綺譚」、「かげろう」、「重力の都」
上記の作品を要チェックです。

daikishinkai
11か月前
4

書評道場に参加させていただきました。
自分の足りないところが改めて分かりました。
次の書評も頑張ってみます。

daikishinkai
11か月前
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ピオナというものになりけり。

daikishinkai
11か月前
2

小説トリッパーを購入しました。
第9回林芙美子文学賞が掲載されています。

daikishinkai
11か月前
3

中上紀さんの朝日カルチャーセンターの課題本が届いた。物理的に受講することは困難だが、受講した気分でも構わないので、味わいたい。

daikishinkai
11か月前
2

三島由紀夫賞を朝比奈秋さんの『植物少女』が受賞した。手元に小説トリッパーがあったし、未読だったので読んでみようかな、と思いました。

daikishinkai
11か月前
3

極個人的な話ですが、昨日叔父が亡くなりました。
優しい親切な人でした。
生きているうちに、ああすれば良かった、とかいろいろ思いますが、今からでも頑張ります。

daikishinkai
11か月前
1

パンケーキではなく漫画の話

岡崎京子さんの漫画が好きだ。 『ヘルタースケルター』は映画も観ました。 『リバーズエッジ』の映画は、まだ観ていないです。 パンフレットだけ買いました。 どれも何…

daikishinkai
11か月前
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和歌山文芸フェスティバル2024

和歌山文芸フェスティバル2024

表題のイベントを毎年、2019年から開催している。

昨年は、中上健次の短篇集が岩波文庫から出たことを記念して、長女である中上紀さんに和歌山市まで足を運んでいただき、出版記念トークを行った。

さて、今年は、「上田岳弘まつり」である。
デビュー10周年が経ったことを記念して、個人的な好みの作家さんを呼んで、トークしていただく予定だ。

『最愛の』

https://www.bungei.shuei

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黄金の球

黄金の球

 私は将来、バロンドールを受賞するサッカー選手になりたいと、小学生時代から夢見ていた。「バロンドール」とはフランス語で「黄金の球」を意味し、世界での年間の最優秀選手に贈られるものである。当時はサッカーチームなど数えるほどもなかったので、同級生のk1くんとk2くんとトリオを組んでいた。私を含めた三人が攻撃的なポジションを得意としていたが、中学校は別の学校に進学したため、トリオの成績は芳しくない状態で

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コンピュータおじさん

20年以上前に、コンピュータ関係の専門学校を卒業して、取った資格は、初級システムアドミニストレータやインターネット検定、パソコン検定3級、パソコン検定インストラクター、MOSのエクセルなどなど。

最近、リスキリングという言葉が流行っているし、もう初級システムアドミニストレータという名前の資格もないから、まずはITパスポートでも取ろうと思い受験しました。ほとんど勉強せずに 笑

当然、結果は不合格

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発芽

発芽

「本当のことを僕は知りたいんだ。みんな自分の事が一番大事で、お金にものを言わせて、好き勝手に振る舞ったり、それ以外の頭のいい連中も、詭弁を振りかざして自分にとって都合のいいレールの上を進むことしか考えてない。僕はそういう世の中が大嫌いなんだ。けれど、権力と刺し違えても僕は、本当のことはどこかにある、ということを地球に生きる人類に意識レベルで植え付けたい。たとえ、小さな芽でも、充分な太陽の光と雨と空

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書評『ミステリアスセッティング』阿部和重(講談社)

書評『ミステリアスセッティング』阿部和重(講談社)

 もし自分が音痴で歌の才能がないと分かったら、作詞家になって、歌の上手い人に自分の作った歌を歌ってほしいと願う。阿部和重による小説、『ミステリアスセッティング』の主人公は、そんな夢を持つ少女だ。名前はシオリという。それは私が勝手に決めたのではなく、だだっ広い公園で紙芝居をしていた、おじいさんがそう言ったのだ。彼女は音痴だったが歌が大好きで、何か感じ入ることがあるとすぐに唄ってみる癖があった。唄って

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文章で世界を変える

文章で世界を変える

 毎晩、風呂に入る前に鏡で自分の顔を見る。濁った眼をしている。死んだ魚の眼だ。覇気がない。毎日毎日、朝起きてパンを食べ仕事に行き働いて昼休みに弁当を食べまた働いて家に帰ってから夕ご飯を食べ風呂に入り寝る前に本を読んで眠くなったら寝る。その繰り返し。現状維持が精一杯。何かを変えたいと思うが、なかなかそう上手くはいかない。

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和歌山文芸フェスティバル2023番外編

和歌山文芸フェスティバル2023番外編

こちらで告知するのを忘れていました。

岩波文庫から『中上健次短篇集』が出るのを記念して、和歌山市に中上健次の長女である、中上紀さんを迎え、ミニトークを開催します。

問い合わせや、申し込みは公式サイトからお願い致します。

開催日時は、7月23日日曜日、14時から15時半まで(ミニトークは1時間程度で終了予定)。
場所は、和歌山県JAビル2階和ホールAにて。

(注)直接、和歌山県JAビルへの電

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岩波文庫から出る、『中上健次短篇集』に収められる作品が分かりました。
「隆男と美津子」、「十九歳の地図」、「眠りの日々」、「修験」、「穢土」、「蛇淫」、「楽土」、「ラプラタ綺譚」、「かげろう」、「重力の都」
上記の作品を要チェックです。

書評道場に参加させていただきました。
自分の足りないところが改めて分かりました。
次の書評も頑張ってみます。

小説トリッパーを購入しました。
第9回林芙美子文学賞が掲載されています。

中上紀さんの朝日カルチャーセンターの課題本が届いた。物理的に受講することは困難だが、受講した気分でも構わないので、味わいたい。

三島由紀夫賞を朝比奈秋さんの『植物少女』が受賞した。手元に小説トリッパーがあったし、未読だったので読んでみようかな、と思いました。

極個人的な話ですが、昨日叔父が亡くなりました。
優しい親切な人でした。
生きているうちに、ああすれば良かった、とかいろいろ思いますが、今からでも頑張ります。

パンケーキではなく漫画の話

パンケーキではなく漫画の話

岡崎京子さんの漫画が好きだ。

『ヘルタースケルター』は映画も観ました。

『リバーズエッジ』の映画は、まだ観ていないです。

パンフレットだけ買いました。

どれも何度か読み返していますが、世界観がすごいです。
圧倒されます。