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散文詩「オウンゴール」
休みがないとストレスが溜まって死ぬ。
仕事がないとストレスが溜まって死ぬ。
というあほみたいに面倒なのが、哺乳類。
中でも最も知能が進化しているとされるヒト。
面倒極まりないですね。
カメムシはどうなのかな。
カメムシにストレスはあるのか。
ただ我々はカメムシではなくヒトです。
うまく己を律しないとストレスで死ぬわけです。
特に現代は隣人と比べられる共存社会。
周りが気になる
散文詩「ロマンシングサガ4」
脳みそがね‥‥
ジャンベを叩くベトナム人
地球から地球が見える!
町工場に就職が決まって生活保護が止まっても
公転は止まらない!
絶望的な状況下において
チェ・ゲバラに
バナナを供給した
フィリピン人が
アマゾンの奥地に行っても
変わらないものがある
それは納豆が
AカップをDカップにする可能性と
彼氏からの愛!
ホストが
多くの病院のそばで
小ゲロを吐くのを見た
小説「説諭」
だから言っただろう。
お前はな、パーなんだ。
小説「飲み会(人類誕生)」
飲み会
ビールがやってきた。
おつまみが集まって来る。
一杯やろう、ということになる。
ビール「みんな、あつまったかな」
おつまみ「そうみたいですね」
ビール「じゃ、一杯やろうじゃないか」
おつまみ「いいですけど、お酒のアテはどうするんですか」
ビール「お前に決まっているだろう」
ビールはおつまみを犯した。おつまみは孕んだ。
こうして産まれたのが、人間である。
小説「不可抗力合体(寿司)」
大気汚染や地球温暖化が進んだ未来。
人間はもはや、そのままの体では、この世界に住めなくなってしまっていた。
そこで、科学者たちは種としての人間を改造し、変動した気候に対応できる身体能力を身につけさせようとした。
「博士、どうですか」
「だめじゃ。うまくいかん」
「いかなる生き物でも」
「うむ。すべての哺乳動物、それに鳥類や爬虫類、魚類や果ては菌類、バクテリアと人間を合体させようとし