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異物混入は珍しいのか珍しくないのか? (誤削除修正済み)

*誤字と追記過程で中程500文字程度を部分的に誤って消していたようで
それに気付かず再公開した為、ある程度思い出しつつ修正しましたが
初回公開とやや異なるかもしれません。

取り敢えず、家庭内での異物混入は腐る程あります。

ミネラルウォーターに関してはかつて起こった時、
海外のミネラルウォーターはそもそも処理をしてはいけないという事で
日本よりもっとあるという事が知らされました。
(・・・これ20年ぐらいかもっと前の話でしたっけ?)

時期年月:1995/9 ~
地域:全国
概要:
ミネラルウオーター41銘柄(輸入品28、国産品13)からカビ22件、細菌塊13件、プラスチック片4件等の異物や緑膿菌1件が検出され、食品衛生法第7条違反として措置。

とのことで、
記憶にあるのはカビの話だった気がしますが
どうやら95年の事のようなので思えば随分昔な上に
阪神大震災の年の出来事とは・・・色々あったんですね。

http://www.j-sda.or.jp/learning/10news/10news-p9.php
業界年間10大ニュース一覧 > 1995年(平成7年)・1994年(平成6年)

日本 食 品微 生 物 学 会 雑 誌 Jpn. J. Food Microbiol., 13(1), 41-44, 1996
~~~~~微生物性異物混入 の実態 
PDF4枚


なんにせよこれは結構ニュースとしてインパクトがあったから
まぁ小中学校あたりですが記憶に残っている話の一つです。

最近でもチョクチョクあるようですが・・・

2017年、仏の製造工場で
ポリエチレン樹脂の部品の破損により異物混入が発生したとのことです。

その通りそのままの素材ならそもそもに
ペットボトルがポリエチレン製なのでまあ無害だったでしょう。
それよりは尖ったものが万が一混入してあったら危ない、
という事が一番の危険といえる、そんな気がします。

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さぁそして今日の朝のニュースだったようですが
午後に気付いた
モデルナのワクチンの一部に異物混入およびその恐れ…の件。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210826/k10013224361000.html

*異物が確認されたロット番号「3004667」
*「3004734」「3004956」同時期製造品
  この時点では報告はないが異物混入の可能性を否定出来ないとして

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食品の異物混入は2~3年に一度取り上げられる程度には記憶にあります。
(同時期にドバっと…というパターンもありますが平均的に話題として。)

特に近年多かったのは虫の混入でしたっけ?
姿そのままだったならある意味安全という感もありますが、
まあ当然にいい気はしませんよね。

対応としては交換とか回収とか、
そして製造ラインや工程の点検改良というので、
まあ多くは乗り越えて今に至っている…んじゃないかと思います。


という訳で混入は日々あちこちで色んなものが
これまた色々な理由で発生しているという事ではあるようです。


では極めてデリケートな、
精密な工程を踏んでいそうなイメージの薬品ではどうなのか?


・・・少なくともワクチンに関して
近年で大きく取り上げられているものはない
ようです。・・・日本では。

これに関連して
結構面白い記事が出てきたのでそれをひとまず紹介します。

2002.10.10 86号 6面 ...
という事なので結構古い記事だと思いますが
多くには遺伝子組み換えが関わっていたようで
欧米で消費者運動等から頓挫したと書いてあります。

それから約20年経っているのでさあ息を吹き返していたかどうか、
気になる方は調べてみて下さい。


やはり食品関係が多いなという事でこういうのが上がってきます。
この記事はむしろ中国は
その輸入件数総量から割合としては他国より少ない
品質もそういう経験からどんどん良くなったという事を伝えています。
(これは本当に一理どころかかなりあるとは思います。)

*懐かしの冷凍餃子毒物混入事件にも触れています。

中国は表に出すものは評判もあるから基本的に厳しいという事で、
日本でもその辺り実際はそうでないかな?…という感もあります。

https://jp.reuters.com/article/ube-contamination-idJPKCN1R00B7
食品関係が本当に検索上多いんですが、これは2019年3月19日付、
割と最近の話で

1月30日以降の製造品に金属異物が混入している可能性があることが判明したと発表

短い記事によると工業や食品では膨張剤などとして使用されるようです。


こうした混入に対してですが、
https://xtrend.nikkei.com/info/09/00070/012700001/

精度の高い5つの選別機を使用して、時代のニーズと
企業を揺るがせかねない食品への異物混入の対策を実施・研鑽している、
また一つのビジネスへと発展しているという話です。

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(この近辺一度執筆したものを約400~500文字相当
 誤って部分削除したまま気付かず再公開してしまいました。)

という事で本当に食品関連が多いのですが、
その中で一つ目立つ記事がありました。

<本誌2019年8月27日号掲載>
以下の本の宣伝的ではあったのだろうと思いますが、
そのあらましとしては、2013年頃米国FDAはジェネリック医薬品に関して
重大な問題を感知することとなり、その対策として現地へ査察日程を
通達しない抜き打ちの査察を遂に実行するほどであったが、一年余りを経て
2015年そのプログラムは打ち切られ、出版時点に至る…という感じです。

その本の日本語版が恐らくこちらだと思いますが、
どういう訳か今日の日付がピンポイントであります

Katherine Eban (著), 丹澤 和比古 (翻訳), 寺町 朋子 (翻訳)
出版社 ‏ : ‎ 翔泳社 (2021/8/26)
発売日 ‏ : ‎ 2021/8/26
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 543ページ


記事の方に戻って冒頭を引用すると、

13年6月、FDAはインドと外交問題に発展しそうな事案を解決するため、公衆衛生の専門家でインド系アメリカ人のアルタフ・ラルを起用した。1カ月前にはインドのジェネリック製薬大手ランバクシーが、アメリカで販売する医薬品の検査データ偽造など7件について有罪と裁定された。そのため、FDAとインドの規制当局は最悪の関係に陥っていた。

一面としては議会や国民がジェネリックを推進、求める為に…
2018-2019時点でアメリカで使用される薬の約9割がそうであると。
(原料も8割が海外製であると。)

FDAに対してそうしたものを排除させない、または
受け入れるようにする圧力が掛かっている/いた、という話です。

引用をもう少し…

ところが外国製の薬の品質に問題が浮上し、消費者の不安をかき立てている。毒性のある不純物や危険な微粒子が混入し、未承認の成分が使われていることが発覚した。アメリカに届いているのは、先発医薬品とは中身が異なるジェネリック。この1年だけでも、一部の高血圧治療薬に発癌性の疑われる成分が含まれていたため、リコールを命じられている。

#ジャーナリズム    #査察

この辺り一つを取ってもですが、
日本と欧米、または世界の薬、ワクチン事情はかなり違っていた訳です。


…という事で、ワクチンではありませんが、
製薬関連において品質、不純物や異物の問題は少なくともアメリカで
多少把握されていた、と見てもいいかもしれません。


このような問題が、本ではどうも業界に蔓延っているという
そんな見解でもあるようですが、これを暴くのは極めて難しい、
結局今回のモデルナの件でも、これはいわば製造委託、設備や製造工程等
これらをある意味では24時間リアルタイムで公開モニタリングでもしないと
何らかの不正や手抜きがあったとしても只でさえ秘密に包まれているような世界の状況を(今は革新ではなく)確信することは難しいです。

守秘義務やら特許、企業秘密、
これらによって多くはかなり守られている現状が、
どこの世界でもあるんだと思いますが、本当に日常は
情報からの隔絶感も高まり、知る権利が提唱されて以来
かえってあるのは通達だけになっているかもしれません。
(暴こうとする行為そのものは犯罪行為に当たるか近い事の方が多い。)


--------------*この辺りまでが数か所飛んで消えていました


ところで、その一時接種差し止めの件で
「健康上の問題、懸念、報告は今の所ない」・・・これは
普通の問題であれば、勿論例えば量的には遥かに多い欧米の軍隊や
警察経験者の弾丸等の体内残留例を見ても無いだろうと思えます。

或いは手術後にうっかりカンシやメス、ガーゼを置き忘れた後の生存例、
日常での釘や針金、ガラスなどのケガや残留事故、
どれをとっても感染症や急性のアレルギー的でなければ
どうにか体内で処理されるというイメージです。

重度の骨折などでは人体に無害とされる金属プレートなども使う訳なので。


まあ今回の異物がまだなんであったのかは詳細は明かされていませんが、
一部では粒子という話があるから、その粒体的なものがどの程度・・・
と言っても前述の通り通常は生命に影響はないと思われる訳ですが、
個体と粒体の違いでこれがもし物体としての数の問題だったとしたら、
メカニズムとして
何らかの全身反応に表れうる可能性もあるのではないかという気もします。

・・・当然無根拠ですが。

とにかく、モノが何であるか分からない以上は
これ以上は何も言う事も考えられる事も無いという事です。
そして、通常のものは大抵は人体としては排出なり異物処理なりを
実行するから明らかな問題は起こらない、筈だという事です。
(体内にとどまる場合カルシウムとか石灰分?の沈着とか…)

現状で気になるとすると本当に金属アレルギーのある場合でしょう。
(繰り返して異物の一部は金属か?・・・という段階なだけです。)

他で考えられるとすると
大きな物体だったという話において安堵しているかもしれませんが、
液体には総じて溶かす作用があるので、溶けて混ざったかもしれない成分、
そういう影響が少しあり得るだろう…という所です。


有毒有害なもの、これらは口から入る場合は
嘔吐や下痢という症状を経たり肝臓で分解されて排出される訳ですが、
注射でそこをカットしているという点と、血流に乗るのは実際どうかと
不安を一見一掃している部分も微粒子だった時、
それは毛細血管を通る訳なので局所的症状に収まるか、
個人的には保証は無いと思いますが、

現時点で不安を煽る格好になるのは確かによろしくない上に長いので
この辺りで止めておきます。

ただ、こうして時期を踏まえても、
こういう事例がそう多く公表されているようではない、
または実際に今回のケースは(世界的に見ても?)非常に珍しいもの

・・・という点では残念ながらそのようです。


口からの異物、合わないものを食べる事での少し特殊な例として、
競馬、競走馬が誤って、或いは昔の時代、敵陣営から、クモや虫などを
エサに混ぜられたりそうでなくてもうっかり食べると、体調を崩したり
蕁麻疹として表れたりしたという話を以前見たことがあります。

取り敢えずはとにかく
敏感になり過ぎない、気持ちの方も大事だという事で
こんな話も混ぜておきます。


因みに見出しの金粉はこちらです。
5%ほど銀や銅が入っていて意外と純金ではない…という事ですかね?


最後に今一度、
とにかく気懸かりな方は
詳細は追々知らされることになっているので
自身の体調と合わせて注視するようにして下さい。



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そういえば...こんな話もあったなという不祥事?

元々は水虫薬か何かの話だった気がしますが…

検索するとこの手のものも相次いで…なので世界的に発覚、
または対策されようとしている時期にあるのかもしれません。

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最近の長文記事

一応少し繋がりがあります。
(不信を増大させたい方向け)

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