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どこに住んでいるかを聞くことで、相手との心の距離が分かる、というお話


『モテない人ほど恋愛に詳しくなる』


人って失敗を経験することで成長する生き物だと思うの。


『知識だけで魔王は倒せない』


武器や防具という名の外見があってこそですが。




合コンや街コンにしても、仕事仲間にしても、ある程度雑談を交わしていれば、高確率で出てくる質問。


「どの辺に住んでるの?」


私が対面での会話まで持っていけている相手は基本的に真面目なので、


「地球」や「日本」


みたいなふざけた回答はありません。

もしされたら心がスパイラル骨折すると思いますが。


人は何かを回答する時、基準に沿って考えます。

例えば

「どこに住んでるの? 俺は東京」

と言ったら、相手も都道府県で答えるでしょうし、

「品川区」

と言ったら、区や市に近しい距離感で答えるでしょう。


ジョジョのファニー・ヴァレンタイン大統領も言っていました。

「誰かが最初に右のナプキンを取ったら、全員が右を取らざるをえない」

つまりこれは、

『最初に基準を明確化した者(内容)に従う』

ということ。


しかしこの基準を破る相手がいた場合、もはや認められていないことになる。

前置きが長くなりましたが、今回はそんな認められなかった私の体験談を紹介したいと思う(今日はいつもとテンションが違います笑)。




ケース1
「どこに住んでるの? 俺品川区」
「私も品川の“ほう”」

「○○の“ほう”」

これは、○○ではないことを示しています。

港区かもしれないし、目黒区や大田区かもしれない。

とにかく実際に住んでいる区ではありません。

「日本」や「地球」といったふざけた回答を除けば、最も警戒心の強い状態であると言えるでしょう。


まあ現住民には失礼な話ですが、蒲田や大森を思わせる大田区や足立区を言いたくないがために嘘をついている場合もあるかもしれません。

しかし自分の情報を隠すという行為は、その意思を持つだけで警戒心をも兼ね備えている証拠です。



ケース2
「どこに住んでるの? 俺品川駅」
「私は目黒区」

駅名で答えているのに、区で答える人。

分かります。

駅で待ち伏せされるかもという恐怖を持ちたくないからですよね?

ということは、カースくんはそういうことをするかもしれないと思っているんですよね?

ショックです。



ケース3
「どこに住んでるの? 俺品川駅」
「私は中央線沿い」

路線なんて聞いてないよ?

これが個人的に感じる最悪なケース。

この回答をする子はたいてい、携帯をテーブルの上に置くか何度もチラ見しています。

もしかしたら中央線沿いですらない。

同じ品川駅だから誤魔化したいのかなと思うこともありますが、普通にショックです。


僕の周りにはイケメンがたくさんいるのですが、駅名を教えてくれなかったことはないと言っていました。

これが真実です。




これもイケメンが言っていたのですが、地元トークは盛り上がるそうです。

地元じゃなくても、住んだことのある駅が被ると盛り上がるのだとか。

親が転勤族だったので、都内だと大田区・品川区・杉並区には詳しかった。

けど私はそんなトークをしたことがありません。

だって誰も駅名を教えてくれないから。


自らナプキンを取る(駅名を教える)というテクニックは、イケメンから聞きました。

でもやっぱり、『※イケメンに限る』だったのです。




余談ですが、女性側から「どこに住んでいるの?」と質問されることも稀にあります。

9割は友人として仲良くなった彼氏持ちで、特に他意なく聞いてくるパターン。

相手も駅名でちゃんと答えてくれます。

ある程度接していたら、僕が待ち伏せをしない人だってちゃんと分かってくれているからですね。


ただ1割は、“迂闊に”聞いてしまったパターン

たぶん会話に困って当たり障りのない質問を捻り出した結果でしょう。

もうこの時点でアウト(望みなし)ですね。

でも私はきちんと駅名で答えます。

すると相手は、「そうなんですね」。

邪推でしかありませんが、質問をしてからしまったと思ったのかもしれません。

自分で質問をしておきながら、受け取ったボールをゴミ箱に捨てやがります。


もちろん私は、「○○さんはどこに住んでいるんですか?」と聞きます。

すると、「○○の"ほう”」。

そりゃそうです。

最も警戒心が強いからこそ、投げ返されたボールをゴミ箱にダンクシュートをするのだから。



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