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#ASD
発達特性を持つ方が30年以上続けている仕事
こんにちは、精神科医のはぐりんです。精神科医のリアルな日常とホンネをお届けしています。
今回は、発達特性を持つある患者さんが30年以上続けている仕事、と題してお伝えしていきたいと思います。
50代の女性Aさん、旦那さんに連れられ初めて精神科を受診されました。
受診の直接のキッカケは夫婦関係の悪化と、
「離婚するために行った」とある軽犯罪行為(詳細は伏せます)でした。夫への当てつけにしては奇妙
ASDの方と話す際に一番に配慮したいこと~私の失敗談から
こんにちは、精神科医のはぐりんです。精神科医のリアルな日常とホンネをお届けしています。
※2分で読めます。
普段ASDの方と関わる機会をお持ちの方も少なくないかと思います。お子様や友人、家族や職場の同僚、あるいはご自身がASDという方もいるかと思います。 ※ASD:自閉スペクトラム症
ASDを公言している方もいれば、「あの人ASDかも」という人まで、周囲に思い当たる方がいるかと思います。一昔前
発達障害は不器用なのか〜疲れやすさとの関連も
こんにちは、精神科医のはぐりんです。精神科医のリアルな日常とホンネをお届けしています。
※3分で読めます。
発達障害の方で、字が上手く書けなかったり車の運転が苦手だったり、あるいは家事や料理が要領よく出来なかったり、姿勢保持がうまくいかない、といった方が少なくないかと思います。
発達障害(神経発達症)といえば、ASD、ADHD、LD(学習障害)の3つがもはや定番ですが、
先日、DCDという精
大人の発達障害グレーゾーンと境界知能の併存例
こんにちは、精神科医のはぐりんです。
※4分で全部読めます。お時間がない方は末尾のまとめだけでもご覧いただけたら嬉しいです。
今回は大人の発達障害グレーゾーン、正確には「大人になってから発覚した」発達障害グレーゾーンの実際のケースをご紹介したいと思います。
先日、とある40代の女性が、発達障害かどうか診てほしいと一人で来院されました。診察した限りではそこまで特性は気にはなりませんでしたが、小学