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#161【雑感】でこぼこ脳的ライフハックめも(8)

今日もお読みくださってありがとうございます!
やっとこの話題に戻ってきました!


自分を取り戻す(2)

絵本と折り合う

くらたは、図書館に勤めて児童書の担当になるまでは、絵本は遠い存在でした。周囲が結婚して子どもを持ったあとは特に、子なしとして絵本には苦手意識があった時期もありました。

図書館に勤めて児童書の担当になってからしばらくは結構つらかったです。『もこもこもこ』(谷川俊太郎)や『キャベツくん』(長新太)など意味不明な本も多いし、ストーリーがあったとしても薄味で面白くないと思っていました。
それでも、児童担当の諸先輩方は「子どもに本を読んでもらうこと=よきこと」として語ります。そしてそれは一般に流布した「正論」であるがゆえに、なぜ子どもに本を読んでもらうことがよいことなのか、はめったに語られることがありませんでした。

しかし学ぶうちに、その理由と出会うことができました。
子どもの読書は大人のそれとは質的に異なり、遅くとも16歳くらいまでに大人の読み方になってしまう、その変化は不可逆的であるためです。
(松岡享子さんのご著書に書かれていました。『子どもと本』だったと思います)

子どもは、完全に登場人物と一体化して読みます。
そうして自分の生活を越えたさまざまな事物や感情を経験します。
予めその事物や感情の経験を、言葉によって知ることで、その後実際にその事物や感情を経験した時に役立ちます。

対して大人の読書とは、客観的視点からの読書です。これを読んでくださっている大人の皆さんは、物語を読んでその主人公に共感することはあっても、自分と同一視することはないのではないでしょうか。

子どもの時期にたくさん本を読むことが、なぜ子どもにとって良いことなのか、わたしにとって納得のできる説明がこれでした。

それから、たくさんたくさんロングセラーの絵本を読みました。
自分の反発心を棚上げして数多く読むと、なんとなく面白みが分かってきたのが不思議です。

また、絵本をたくさん知っていると、子どものいる友達との共通話題もできます。実はそれはかなりうれしいことでした。
この仕事についてよかったなと思いました。

推す

岡田斗司夫さんは「推し活は性欲だから本来隠すもの」と言っていましたが、くらたは異性愛者で女性推しだが、それでも性欲なのかしら?

くらたは、性欲というよりは、「推しは自分の鏡」だと思っています。
何を推しているか、その推しのどこが好きかを考えることによって、自分が何にあこがれているのか、何を必要としているのか、何が足りないのかがわかるように思います。

くらたは、ハードな局面に立ち向かう女子を見るのが好きです。励まされます。自分も頑張ろうと思います。

瞑想

休職からこちら、休職前よりもよく眠れるようになりましたが、それでも眠れない夜はマインドフルネスをします。
早稲田メンタルクリニックの益田先生も、勧めていらっしゃいました。
それで寝ちゃうときもあるし、いくつも聞いても寝られないときもあります。

自律神経に働きかけられるのは呼吸だけと言われています。
呼吸をして落ち着くときもあります。
ただ、くらたは過呼吸持ちなので、それが発生すると呼吸すらコントロールできない自分のままならなさを思い知ることもあります。

くらたは「Meditopia」というアプリが気に入って使っています。
有料版ですが、もう3年くらいは使っているかと。

次回は、くらたのアプリやサブスクについて書きたいと思います。

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