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なんでもない朝のお話 #旅のようなお出かけ
わずかに残るまどろみの中、まぶたを開ける。
ジリリリリッ
目覚まし時計の音に反応して自然と手が伸びる。
朝の5時30分、体に染み付いた起床時間も今日が最後になる予定だ。
「春樹!起きて!」
朝ごはんの準備を終え、息子の部屋へ向かう。
部屋から漏れる目覚まし時計の音が、まだ息子が眠りの世界から戻ってきてないことを教えてくれる。
全く、本当に4月から一人暮らしなんてできるのだろうか?
そっとため息を
読書レビュー #6:辻村深月 『子どもたちは夜と遊ぶ』
思い出深い夜遊びがある。
友達二人と、人生で初めてカラオケオールした。
お世辞なのは確実だけど、人生で初めていい声だと褒められた。
そしてなぜか、声が枯れてきた朝の4時に、人生で初めて90点台を叩き出した。
卒業を機に疎遠になってしまっているけど、3つの「人生で初めて」に付き合ってくれた二人の友達は元気だろうか?
ちなみに、90点台を出した曲は乃木坂46さんの『ハルジオンが咲く頃』です。
さて、
シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムの休日 #同じテーマで小説を書こう
「ねえ、なんか面白いことないの?」
退屈そうな声と柔らかな感触、ほのかな甘い香りがおりてきた。
「面白いことねえ...」
ソファの背もたれ越しに、首に巻きついてきた沙羅の腕をほどいた。
「だってせっかくの休みなのに、さっきからずっと本読んでる。ひとりだけで休日満喫していてずるい」
不満な顔をした沙羅が隣に座ってきた。
同棲を機に買ったソファは安物のせいか、二人で座ると少しだけバランスが悪くなる。
読書レビュー #5:辻村深月 『冷たい校舎の時は止まる』
高校の制服って、校則とは別にローカルルールみたいなのがある気がする。
スカートの裾は長い方がイケてるか、短い方がイケてるか。
腰パンはするか、否か(腰パンって死語?)。
靴下の長さや色、夏場でもベストを着るかどうか...。
個人的には、「自分の地元の女子高生はスカートの丈をとっても短くする」って話したとき、
教授さんが「それはいいじゃないか!!!」って食いついたのが良き思い出。
さて、今回も読書
読書レビュー #4:辻村深月 『スロウハイツの神様』
知らない間に同居人が増えていた。
湿気がとても好きで、梅雨が一番居心地がいいらしい。
名前はPenicillium(ペニシリウム)...。
すみません、アオカビです。棚に生えました。
棚の中身全部出して掃除したから、家が初期化されていく...。
梅雨明けはありがたいけど、どうしよう、この子たち...。
そんなこんなですが、辻村深月さんの『スロウハイツの神様』の読書レビューでも書こうと思います。
読書レビュー #3:住野よる 『君の膵臓をたべたい』
気がついたら7月になってしまった。
俗にいう社会人なるものになって、3ヶ月が過ぎた。102日目、24 × 102 = 2448時間、2448 × 60 = 146880分、146880 × 60 = 8812880秒...。
同じ時間でも細かく考えるほど、長く感じません?(締め切りからの逃避)
さて、今回も読者レビューです。
1. 作品紹介(詳細なあらすじは、リンク先をご覧ください)
住野よる
のんびり、ゆったりと思って下書きまで書いた。けど、思いがけない、いや、思いつくはずなのに目をそらしていたことが現実に起きて。私にとっては大きなことなのに、世界にとってはちっぽけなことなのが納得いかなくて。でも、整理するために、進むために、たくさんのいまを言葉に残していこうと思う。
note、はじめてみた
はじめまして 茅榎(ちか) と申します。
この投稿を開いていただき、ありがとうございます。
自己紹介この春に長い(?)学生生活に終止符を打って、社会人になりました。
趣味は読書、アイドル鑑賞。運動も好きです。
大学院では植物学、農学を専攻し、研究が好きすぎて週7日でラボに行ってました(個人的には第二の青春時代でした...)。
noteを始めたわけ忘れたくない言葉や感情を、忘れずに覚えていたい