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「ニューヨーク発」という最先端神話|暮らすように旅してみるニューヨーク編

ビッグサイズから、ヘルシー志向へ。
日本にいても感じるニューヨーク、というか、世界的な流れかもしれない。


日本にいると、「ニューヨーク発」というだけで、なんとなく魅力的な気がしてしまう。実際にその言葉で売れたりもする。
けれど、ウワベの情報に流されない聡明さを身に付けたい、なんて思うのは欲張りなのだろうか。この目で見たい欲望に狩られてしまう。

そういう意味でも、自由の女神に行くより、流行発信地のリアルな食生活を知ることに時間を使えることは、「暮らすように旅してみる」醍醐味だ。

前に、マンハッタンクラシックなデリカテッセンを紹介したので、
今回はブルックリンモダンの最先端を紹介。最先端ヘルシーを見にいくなら、この2件は外さないはず。

ヘルシー最先端カフェ

まずは、クロエカフェ。
たくさんの種類のサラダと、緑や赤だけでなく、白や黒のスムージーがある。
ポテトは高G1値なジャガイモだけでなく、サツマイモも選べる。
バーガーもグルテンフリーやヴィーガンにも対応。


ケチャップは、トマトと添加物たっぷりのあれではなく、ビーツでつくったピンクなもの。


まさに最先端のヘルシー志向カフェ。おしゃれなだけでなく、ヘルシーで美味しいのはありがたい。
開店前に行ったのに、入っていていいよと言ってもらって、ゆっくり過ごせた。

しっかり味のヴィーガンアイス

もうひとつの最先端は、ヴァン・ルーウェンのアイス。
ヴィーガンなのにしっかり濃厚アイス。ヴィーガンとはベジタリアンの中でも、牛乳やたまごも含めた動物性のものを一切食べないライフスタイル。
オシャレ感覚でヴィーガンをたまに取り入れている人、心と身体の健康と美容のために取り入れている人などさまざま。
このアイスは牛乳の代わりにカシュミルクやココナッツミルクを使っている。


フレーバーは上からプラネットアース、ストロベリー、チョコチップ。
わたしには甘みが強すぎるアイスだったけど、3つも乗せたおかげで、インスタ映えした…かな?
動物性を使っていなくても、植物性の糖分と脂肪分がたっぷりでコッテリなお味だった。
東京オリンピックや大阪万博にあやかって、ヴィーガンが日本で多くお見かけする日もくるかもしれないが、ヴィーガンだから低カロリーとは限らないことがわかった。

ニューヨーク神話

実際に現地にいると、「あそこのお店、日本で出店して大盛況だけど、日本で食べたらニューヨークと同じ商品じゃなかった」なんてことも耳にする。
だけどやっぱり「ニューヨークで人気」というパッケージの威力は大きい。
だからこそ、自分の目で見てみることで、上っ面に踊らされない自分でありたい。流行っているから美味しいというわけでもないし、流行っているから健康というわけでもない。

などと、あーだこーだ言うのがわたしは好きなだけかもしれない。

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