- 運営しているクリエイター
記事一覧
アートラボ ゆめのはこ
昨日から開催されている展覧会『アートラボゆめのはこ』のご案内です。神戸市主催ですが他市からも出展可能です。
特別支援学級・学校を卒業した教え子たちの足跡。
心奪われる独創性。
10年…20年…「好き」を貫き、筆を握り続けてきた幼子のような純粋さ。その上に創られた色と形。
キャンバスの奥に見える彼らに
是非会いに来てください。
大人の図工塾管理人 米光智恵
———————— もっとみる
雨の日の子ども達 児童発達支援センターのいろとカタチ
週に1度、児童発達支援センターを訪ねます。
気がつけば子どもたちと出会って4年が経っていました。今日はセンターに通うAくん(5年生)の
ライフワークを紹介します。
発語がなく左半身付随のため、表現スタイルは限られています。A君が入所した当時(1年生)は身体のパーツという感覚が未発達のため、「座ってモノづくりをする」ところを目指すことは出来ませんでした。
けれど支援する側はそれを「不自由」と捉えず もっとみる
金箔スライムとASMR
「金箔スライム〜行為の中のアート〜」
児童発達支援センターの子どもたちとスライムを使った音づくりにチャレンジしました。
今子どもたちが夢中になっているASMR。
音づくりの達人動画を研究しながらみんなで手を動かしてみました。
今回はフェイク金箔や発泡スチロール球、スパンコールやラメを混ぜてみました。
「もっと面白い音を出したい!」
「ビニールを混ぜてみたらどうなるかな?」
「ビー玉はどうかな!」 もっとみる
NO BARS みんなちがってみんないい 教え子たちとの居場所づくり
『〝社会の中の目に見えない垣根をなくしたい。〟
ママたちが立ち上げた新たな居場所から見えてきたこと』
15年前の特別支援学級の教え子たちとの時間が戻ってきました。月に1〜2度、お母様たちが立ち上げた居場所に出向き、支援学級の卒業生たちの現状をお聞きしています。思い出話に花が咲きますが、一方で卒業後の就労についての話は尽きません。
「障害がある人たちの雇用枠はもっと広げられるべきではないのか。
kenshirou ユトロ アール•ブリュットの新しい星
『2021 アール・ブリュットの新しい星たち
〜教え子との再会〜』
先日、11年前の教え子である
けんしろう君のお母様から
グループ展のご案内をいただきました。
「けんしろうはずっとずっと、大好きな絵を描き続けています。」
お母様のその言葉に胸が熱くなりました。
「先生みてみて!」
という当時の可愛い声を思い出し、
電話口で涙が込み上げてきました。
いよいよ、けんしろう君とお母様との再会の もっとみる
『コロコロボールからイメージを広げて 児童発達支援センターの色と形』
『児童発達支援センターの子ども達が
教えてくれたこと』
週に1度、児童発達支援センターを訪れます。
児童指導員という役職で子ども達に関わり、
早くも3年と半年が経ちました。
子ども達の探求する眼差しや表現する手を、
カメラにおさめてきました。
小さくて可愛い手が、いつの間にか
お兄さんお姉さんの手になっています。
中学校、高校へ進学するためにセンターを
卒業していく子もいます。
世の中がどんな もっとみる
山村実先生と卒業生たち〜青陽東絵画教室30年の軌跡〜
『青陽東養護学校絵画教室について』
神戸市立青陽東養護学校(現在は青陽東高等学校)の卒業生たちが集う絵画教室です。
主催は山村実(やまむらみのる)先生。
先生自身も長く青陽東養護学校の教諭として勤めておられました。土曜日の美術室を卒業生と保護者に開放されています。
「放課後や休日の美術室の活用としてのモデルケースになれば。」と実先生は仰います。
実先生が30年以上にわたり続けてこられたからこその安 もっとみる
青陽東養護学校のアーティストたち
神戸市立青陽東養護学校の卒業生が集う絵画教室です。主催は山村実(やまむらみのる)先生。
先生自身も長く青陽東養護学校の教諭として勤めておられました。土曜日の美術室を卒業生と保護者に解放し、いつまでも繋がりを持ち続けようと絵画教室を立ち上げ今年で20年。生徒さんの中には、海外に作品を出展する方もおられます。我が子の「好き」を全力で応援し、支え、花を咲かせたお母様方のお話にも胸を打たれました。
すっか もっとみる
絵から見る自閉スペクトラム症 autism spectrum
17歳から35歳までの絵を紹介しています。
私自身の特性がよく表れた絵です。
ASDとgiftedがよくわかる記事を執筆しています。
こちらからご覧ください。↓
https://note.com/chiemaru7/n/n848d1acaa4ee
#ASD #autismspectrum#スペクトラム#発達検査#特性#特別支援教育#美術#教育#自閉スペクトラム症#アスペルガー#gifted
『恋人のように歩める仕事をもつ。絵から見るスペクトラムの特性』
自閉スペクトラム症の診断を受けてからひと月が経った。
〝自分が何者であるのか。〟
今はただ、それが可視化されたデータを
頂けたことにホッとしている。
当初は〝ショックを受けるのだろうか。〟
と構えていたが、
日常も人も何も変わることはない。
自分がスペクトラムであると告白しても
誰からも傷つけられることはない。
それどころか喜んで受け入れてくれる仲間が
たくさん居て私は嬉しかった。
「俺
青陽東養護学校のアーティストたち
神戸市立青陽東養護学校の卒業生が集う絵画教室です。主催は山村実(やまむらみのる)先生。
先生自身も長く青陽東養護学校の教諭として勤めておられました。土曜日の美術室を卒業生と保護者に解放し、いつまでも繋がりを持ち続けようと絵画教室を立ち上げ今年で20年。生徒さんの中には、海外に作品を出展する方もおられます。我が子の「好き」を全力で応援し、支え、花を咲かせたお母様方のお話にも胸を打たれました。
すっか もっとみる