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どこでも街歩き

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趣味と言うか、生活の一部となっている街歩き。平日のランチタイム後の職場周辺や、休日の地元での街歩き、外出や旅行での駅などを拠点としたウォーキングなど、ちょっとしたきっかけで歩き始…
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#東海道本線

■鉄ドボ in KYOTO■④:JR京都線 西大路駅から桂川を目指す

■鉄ドボ in KYOTO■④:JR京都線 西大路駅から桂川を目指す

3月初旬に実家周辺である京都市内の鉄道線路沿いを歩いた、鉄ドボ街歩き。前回までは、阪急京都線の西院~西京極駅間と、嵐電の四条大宮~西院駅間を歩きました。とても濃厚な街歩きになりました。(前回の記事はこちら)。

前回の探索で、嵐電西院(さい)駅まで来たので、市バスに乗ってJR西大路駅まで行き、そこからJR京都線沿いに歩き、桂川を目指しました。

北側は、昔から大きな工場(GSユアサという、電池の製

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★乙訓さんぽ★ 大山崎~向日町 JR京都線の線路沿いをめぐる

★乙訓さんぽ★ 大山崎~向日町 JR京都線の線路沿いをめぐる

年末年始に京都の実家に帰省した際、実家付近の激アツスポットを散策しました。前回は、実家のある京都市伏見区羽束師地区を横切る、「久我畷」という古道の跡をたどりました。(前回の記事はこちら)

今回は、久我畷が西国街道と交わる、大山崎町から、JR京都線(東海道本線)の線路沿いに向日町駅方面に向かいたいと思います。

■1 大山崎町内の線路沿いを行く

まずは、大山崎町内の地図を、今昔マップで見てみまし

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△乙訓さんぽ△⑧:向日町駅周辺を歩く

△乙訓さんぽ△⑧:向日町駅周辺を歩く

実家近くの乙訓地区。学生時代までのいつもの街は、とても興味深い場所だらけでした。そんな乙訓地区の散策を終え、これから今住んでいる八王子に戻ろうとするその前に、少し時間ができたので、今度は向日町駅の近くをちょっとだけ歩きたいと思います。
(前回の記事はこちら)

■今回の探索場所

今回の探索は、JR向日町駅の西側付近です。駅前を走る道は、旧西国街道。向日町駅は、明治9年の鉄道開通時に開業した駅です

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△乙訓さんぽ△⑦:一文橋から向日市上植野を歩く

△乙訓さんぽ△⑦:一文橋から向日市上植野を歩く

実家の近所、乙訓地域の散歩。前回まではJR長岡京駅付近を歩いていました。昔から身近な場所だったのですが、改めてゆっくり歩くと、とても有意義な街歩きとなりました。
(前回の記事はこちら)

今回は、西国街道に架かるちょっと有名な橋、一文橋を渡り、向日市側を歩いてみたいと思います。

■今回の探索範囲はこちら

■一文橋を歩く

最初に訪問した一文橋。京都と西国を結ぶ西国街道の小畑川に架かる橋です。昔

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△乙訓さんぽ△⑤:昔の通学路は、実は6連アーチ鉄道橋という土木遺産

△乙訓さんぽ△⑤:昔の通学路は、実は6連アーチ鉄道橋という土木遺産

私にとっては、実家から最寄り駅までのおなじみの光景をめぐる街歩きですが、実はそこにはとても見どころが満載だった(笑)、という7月に帰省した際の記録を紹介しています。前回は、国道171号線・名神高速、東海道新幹線、条里制の田んぼと、旧・向日町運転所と言うとても大きな車両基地を紹介しました。
(前回の記事はこちら)

今回は、この場所から少し長岡京駅に進んだところにある、実はすごい土木遺産である、七反

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△乙訓さんぽ△④:鉄道少年が生まれた場所を目指す

△乙訓さんぽ△④:鉄道少年が生まれた場所を目指す

7月の3連休に久しぶりに実家のある、京都の伏見区の外れに帰省しました。その間に何回かに分けて街歩きをしました。前回までに、長岡天神駅から西山天王山駅を過ぎて、大山崎町まで歩く街歩きを楽しみました。これまで知らなかった場所をたくさん歩きました。
(前回の記事はこちら)

実家の最寄り駅は向日市の阪急西向日駅や、長岡京市のJR長岡京駅、阪急長岡天神駅で、毎日のように駅に向かって自転車を走らせる少年時代

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△乙訓さんぽ△②:大山崎町を行く【前編】円明寺地区を歩く

△乙訓さんぽ△②:大山崎町を行く【前編】円明寺地区を歩く

7月の3連休の際に京都に帰省し、地元に近い乙訓を歩いた記録の続きです。前回は、長岡天神駅から長岡京市内を歩き、西山天王山駅付近まで来て、小泉川を渡り、大山崎町に入って、円明寺住宅の入口までやって来ました。
(前回の記事はこちら)

ここから、大山崎町を訪ねていきたいと思います。

実は、大山崎町を紹介するのは、最近2回目です。前回は、今年のお正月に帰省した時に、少しの時間歩き回った際に紹介したもの

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△乙訓さんぽ△③:大山崎町を行く【後編】鉄路を横断する小径のある町

△乙訓さんぽ△③:大山崎町を行く【後編】鉄路を横断する小径のある町

京都府乙訓郡大山崎町。小さな町なのですが、不思議な魅力のある場所です。前回はその東部、円明寺地区を中心に歩きました。とても狭い線路を横断するねじりまんぽのレンガ造りの歩道など、驚きの続くものを見ることができました。
(前回の探索はこちら)

今回は、円明寺地区から山崎駅に向けて、線路沿いを寄り道しながら歩いていきたいと思います。

まずは、今回探索範囲を「今昔マップ」で見るところから。この地域のメ

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◆横浜を歩く◆⑤平沼橋駅から横浜駅への道

◆横浜を歩く◆⑤平沼橋駅から横浜駅への道

横浜市内の散策を続けていますが、横浜は新田開発や震災復興、鉄道発展の歴史など、さまざまなドラマが息づく街であることを再認識しています。前回は、横浜駅近くを河口にする帷子川の支流、石崎川に沿って歩きました。石崎川沿いも、震災復興橋梁や旧東海道本線の線路跡の敷地など、様々な遺構を見ることができました。
(前回はこちら)

今回は、相鉄線の西横浜駅から1駅電車に乗り、横浜駅の手前の平沼橋駅で降り、そこか

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◆横浜を歩く◆④石崎川沿いを歩く

◆横浜を歩く◆④石崎川沿いを歩く

横浜を歩く街歩き。前回は、東急東横線の旧線路沿いに桜木町から旧・高島町駅跡を目指して歩き、様々な鉄道の歴史に触れました。今回は、石崎川沿いを歩いた記録について書きたいと思います。
(前回はこちら)

■帷子川・石崎川について

帷子川は、横浜駅近くを流れる川です。今の相鉄線沿いを流れ、横浜駅のすぐ南側で東京湾に注ぎます。昔はこの地区は平沼と呼ばれる入江だったようですが、明治初期に鉄道を通すために、

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