読み切り恋愛短編集【れれこい】 +1. あとがきという名の言いわけ 817
読み切り恋愛短編集【れれこい】(恋愛小説部門応募作)
+1話 あとがきという名の言いわけ
そもそも、普段から小説は殆ど書いていない。
プロフには『書きたいときに書きたいことを書きたいスタイルで書く』と書いているけれど、日々書きたいネタが多過ぎて小説にまで気が回らないし、小説なら読む方が断然楽しい。
昨年の拙作『麻子、逃げるなら今だ‼︎』は、日頃綴っていたものに「小説の形で読んでみたい」とコメントをいただいたことがキッカケで生まれた。
「麻子頑張れ」「麻子負けるな」「朝ドラみたい」とコメントを頂戴し、調子にのって書き上げ、完結後「麻子ロス」のコメントを拝見して嬉しかった。
その喜びがあっても尚、小説を書くつもりはなかったし、書きたい気持ちもなかった。
ひょんな出会いの後で、上がったり下がったりモヤモヤする自分の気持ちを持てあまし、文字に託してみたくなった。
早い話、私にはこんな話を聴いてくれる人がいなかったというだけのこと。
寂しい奴……
普段から恋愛小説も官能小説も書かない(書けない)けれど、決して読まないわけではなくて、指を咥えて(涎は垂らさない)読んでいる。
そして時々鼻白らむ。
「あんさん、そないに始終、惚れたはれた言うてんと、やらなあかんことをサッサとやりなはれ‼︎」と。
登場人物の生活が恋愛や官能中心で、「囚われ過ぎてるやろ‼︎」と思うから。
そう思うのって、自分が恋だの愛だのから距離が離れ過ぎてるときなのね。
渦中にいると、気づかないうちに囚われちゃっているものなのよ。
上がったり下がったり(ノンフィクション)
モヤモヤしたり(フィクション)
更にモヤモヤしたり(これもフィクション)
もう一丁‼︎と思って書いた『パラレルワールド』。
どうしたことか『小説 記事まとめ|noteマガジン』に入れていただいた。
小説としては初めてのことで、嬉しい驚き。
これだけでも充分過ぎるほどあり得ないことなのに、 #ももまろ 様(だけ)が感想を書いてくださった。
光栄以外の何ものでもない。
更に調子にのって続編を書いていると、フィクションにも関わらず、暗い内容に対して「大丈夫?」「何かあった?」「元気出して」と心配してくださるコメントが散見されるようになった。
書き方に拘りは持っていないから(ご心配をかけないようにと)、モノローグ、ダイアローグ、ライン、レター、ダイアリー、いろんなスタイルで書くことを試してみた。
最早、小説と言えるかどうか判らないレベル、知らんけど……
何本か書いているうちに、「あら、合計したら2万字を超えてるわ」と気づいた。
テイストは違うけれど、テーマは恋愛、というか片恋もしくは失恋。
『恋愛短編集』として括っちゃう?
それにしても全話を通じて一貫性がなさ過ぎる。
そこで生まれたのが『れれ子』というキャラクター。
デビューもしていない彼女が、フリーペーパー編集者岩崎さんの助けを借りて、伝聞や体験を元に拙い恋愛小説を書くという設定にしてみた。
ああ、行き当たりばったり‼︎
これではまるで私の人生そのものではないの……
その通りだから仕方ないか。🦑
嬉しい誤算だったのは、れれ子や岩崎さんを「面白い」「好き」「ファン」と言っていただいたこと。
狂言回しだけのつもりだったのに、「続きを楽しみにしてます」とコメントを頂戴したら、再登場させないわけにはいかなくなってしまった。
しつこく登場させてしまったけれど、まぁいいか。🦑
言わずもがなだけれど、20話全てがフィクション。
初期には毎回「※創作です」と書いていたけど、面倒になっちゃった。
ひとつひとつのエピソードは、私や友人•知人がモデルだったり、私が見聞き(伝聞も含む)したことを元にしてはいるけれど、「まんま」ではない。
ちょっとだけ本当で、随分と嘘を吐いている。
場所だけリアルとか、人はリアルだけど関係性は嘘ぴょ〜んとかね。
悪しからず……
余談だけど19話『アゲイン』のお料理•お店•ヒロニイについてコメントをいただいた。
ヒロニイは、私の中学時代の片恋相手の○○ニイとイタリアンバールを閉店して新天地に転居した友人のハイブリッド。
7/22(月)PM、ラインで友人の安否確認ができたので、一応ご報告しておく。
19話アゲイン
片恋相手の○○ニイとは同窓会以来会ってない
オーベルジュをオープンさせる(筈)の友人は、9才年下独身イケメン
残念ながら(?)恋仲ではない
「まだでーす(笑)」って……
れれ子も、名前のない女性も、麻子も、ジャイちゃんも、シズちゃんも、私の分身。
各話読み切りだけど、重複して登場させている。
「連作短編小説」という体裁が好きだから、雰囲気だけ拝借してみたってわけ。
分身達は私の全てではない。
私が言わないことも言ってるし、私がやらないこともやってる。
当たり前だけどね。
お気付きかどうかは存じないけれど、各話タイトルは全部カタカナ。
メリーゴーラウンド→パラレルワールドとカタカナだったから、3作目も揃えようかな?くらいの軽〜いノリで意味はない。
『れれこい』以前に『ザンネンナコイ』というタイトルを考え付いていたのだけど、分身達が一所懸命生きてるのに、それでは可哀想よね。
片恋だって決して残念なんかじゃないわ‼︎
……と片恋マニアの私は思ったのです。
なんのこっちゃ?
ヘッダーに使っているナデシコの花言葉は「純粋な愛」。
片恋にはピッタリ。
続編はあるかもしれないし、ないかもしれない。
大失恋や大恋愛でもすれば、書きたくなるかもしれない、知らんけど。
……ということはよ、先ずは私にお相手が必要ってことなんじゃね?
いっそnoteで募集してみようか?
20話、それに+1、
最後までご高覧いただき
どうもありがとうございました。
秋実れれ子•岩崎になり代わりまして
御礼申し上げます。 ちゃりれれ
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