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Data Scientist at a tech company & part…

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Data Scientist at a tech company & part-time PhD student. Interested in AI-driven drug discovery, machine learning, and causal inference.

記事一覧

社会人博士入学の手引き

私はTech企業でデータサイエンティストとして働きながら、今年の春から社会人博士学生として研究をしています。 このnoteでは、社会人博士に入学するために私が行ったこと…

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11か月前
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データサイエンティストが転職ドラフトで業務委託と正社員の指名をゲットした話

※本記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています データサイエンティストの私が、エンジニア界隈で有名な転職ドラフトを使ってみたので、体験記を書きまし…

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1年前
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人生における「家計のやりくり」の効用

本記事では、人生やキャリアにおける家計管理の重要性について解説します。 以前の記事にて、自己のレジリエンスを高めるために「健康」「家系」「自己変革」の3つの持続…

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2年前
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健康の持続可能性が高い状態とは

僕のnoteでは、人生において「健康」「家計」「自己変革」の3つの持続可能性を高めることを推奨してきました。 今回は「健康の持続可能性」について、具体的にどのような…

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2年前
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健康こそ長寿社会における最良の資本

本記事では、人生やキャリアにおける健康の重要性について解説します。 前回の記事にて、レジリエンスを高めるために「健康」「家系」「自己変革」の3つの持続可能性に着…

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2年前
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「いつなにが起きても大丈夫」な状態をつくる3つの要素

この記事では、キャリアにおけるレジリエンスを高める要素についてご紹介します。 以前の記事で「現代人のサバイブを妨げる社会的要素」を3つご紹介しました。 不確実性…

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2年前
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現代人のサバイブを妨げる社会的要素

この記事では、現代を生きる日本人を生きづらくしている社会的な要素についてご紹介します。 日本は長寿社会を迎え、「課題先進国」と呼ばれています。 国家レベルの課題…

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2年前
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戦略や予測をアテにせず、レジリエンスを高める方法論

以前の記事で書いた通り、世界は複雑性に満ちているため、戦略や予測には限界があります。 この記事では、戦略や予測を頼るのではなく、自らのレジリエンスを高めることで…

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2年前
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30代を目前に控えた僕が考える、新社会人におすすめしたいこと

この記事では、30代を目前に控えた僕が「社会人になった時にやっておけばよかったこと(or やっていたこと)」をご紹介します。 会社員になったばかりの10〜20代の方に向…

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2年前
16

未来予測がアテにならない理由

未来を予測して事前に危機を察知すれば、順風満帆に人生を送ることができるでしょう。 人はその誘惑に駆られ、大昔から未来予測に取り組んできました。 しかし、現在では…

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2年前
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不確実性が高い「VUCA」の時代

現代社会を生き抜くことが難しい理由の一つに、世界の不確実性が高いことがあります。 ビジネス業界では、世界の不確実性をあらわす「VUCA」という言葉がよく使われていま…

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2年前
7

節約は人生における最良のリスクヘッジだと思う

長寿化にともなう老後資金確保の必要性や、パンデミックなど予測不能なトラブルに見舞われる可能性から、節約スキルの重要性が高まっています。 節約は人生における最良の…

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2年前
7

科学者E.O.ウィルソンが遺した、数学へのステキな取り組み方

アメリカの生物学者、エドワード・オズボーン・ウィルソン氏が、2021年12月26日に逝去しました。 一番好きな科学者だったので、とても残念に思っています。 彼はアリ研究…

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2年前
7

豊かに生きるためにインデックス投資が不可欠な理由

貯金ではなくインデックス投資が、これからの時代における資産形成のスタンダードになります。 この記事では、なぜ貯金ではなくインデックス投資するべきなのか解説します…

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2年前
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「バイオインフォマティクス技術者認定試験」のススメ

2021年12月に「バイオインフォマティクス技術者認定試験」を受けてきました。 今回は、試験とバイオインフォマティクスの概要、受験するメリットについて紹介します。 バ…

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2年前
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厚切りジェイソンから学ぶ、リスクヘッジとパラレルキャリア構築

厚切りジェイソン氏と両学長の対談動画に、リスクヘッジとパラレルキャリアを考えるうえで重要な示唆が含まれていました(15分13秒ごろ~) 今回は対談動画の内容を紹介し…

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2年前
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社会人博士入学の手引き

社会人博士入学の手引き

私はTech企業でデータサイエンティストとして働きながら、今年の春から社会人博士学生として研究をしています。

このnoteでは、社会人博士に入学するために私が行ったことを紹介・解説します。

「社会人博士に興味はあるけど、どうしたらいいかわからない」

そういった方の何かしらの参考になれば幸いです。

自己紹介社会人博士を目指す方々のバックグラウンドは様々です。

ご自身と私の状況を照らし合わせ

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データサイエンティストが転職ドラフトで業務委託と正社員の指名をゲットした話

データサイエンティストが転職ドラフトで業務委託と正社員の指名をゲットした話

※本記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています

データサイエンティストの私が、エンジニア界隈で有名な転職ドラフトを使ってみたので、体験記を書きました。

体験記に加えて、転職ドラフトを利用するメリット・デメリットもご紹介します。

私のプロフィール大手Tech企業に勤めるデータサイエンティスト

社会人3年目

副業フリーランス2年目。開発案件を業務委託で受注している

できること

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人生における「家計のやりくり」の効用

人生における「家計のやりくり」の効用

本記事では、人生やキャリアにおける家計管理の重要性について解説します。

以前の記事にて、自己のレジリエンスを高めるために「健康」「家系」「自己変革」の3つの持続可能性に着目する考え方をご紹介しました。

ここでは、家計の重要性について掘り下げてお伝えします。

家計をコントロールすることで、リスクに対処できるお金は人生のあらゆる局面で安全域の役割を果たします。

人生では、最悪のタイミングで予期

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健康の持続可能性が高い状態とは

健康の持続可能性が高い状態とは

僕のnoteでは、人生において「健康」「家計」「自己変革」の3つの持続可能性を高めることを推奨してきました。

今回は「健康の持続可能性」について、具体的にどのような状態を目指せばよいか考えてみます。

「健康であり、心身の不調に気づくことができ、健康管理ができている」状態を目指す結論からお話すると、以下の状態を達成できれば、健康の持続可能性が確保されており、自己のレジリエンスも高いと言えると思い

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健康こそ長寿社会における最良の資本

健康こそ長寿社会における最良の資本

本記事では、人生やキャリアにおける健康の重要性について解説します。

前回の記事にて、レジリエンスを高めるために「健康」「家系」「自己変革」の3つの持続可能性に着目する考え方をご紹介しました。

ここでは、健康の重要性についてさらに掘り下げてお伝えします。

健康は幸福感を支える重要なファクター言うまでもありませんが、健康は幸福を支える重要な要素です。

健康な人ほど幸福度が高いことは直感的に理解

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「いつなにが起きても大丈夫」な状態をつくる3つの要素

「いつなにが起きても大丈夫」な状態をつくる3つの要素

この記事では、キャリアにおけるレジリエンスを高める要素についてご紹介します。

以前の記事で「現代人のサバイブを妨げる社会的要素」を3つご紹介しました。

不確実性の高さ

長生きリスク

専門性の短命化

ここでは、これら3つの困難への対策について考えます。

現代の困難に対処するための考え方困難に対処するためには、困難について理解した上で、その中で自分がコントロールできる部分を把握しなければな

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現代人のサバイブを妨げる社会的要素

現代人のサバイブを妨げる社会的要素

この記事では、現代を生きる日本人を生きづらくしている社会的な要素についてご紹介します。

日本は長寿社会を迎え、「課題先進国」と呼ばれています。

国家レベルの課題はみなさんご存知の通りですが、個人レベルで考えた場合に具体的になにが問題になるのか考えてみます。

不確実性の高さゆえに、なにが起きるかわからない以前の記事でご紹介したとおり、世界の不確実性は高まっています。

戦略や予測が通用しづらい

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戦略や予測をアテにせず、レジリエンスを高める方法論

戦略や予測をアテにせず、レジリエンスを高める方法論

以前の記事で書いた通り、世界は複雑性に満ちているため、戦略や予測には限界があります。

この記事では、戦略や予測を頼るのではなく、自らのレジリエンスを高めることで世界の複雑性に対応するフレームワークを紹介します。

もともとは経営戦略の分野で登場したフレームワークですが、個人のライフプランニングにも応用することができます。

戦略や予測に立脚した生き方には限界がある良い戦略や予測によって導かれる選

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30代を目前に控えた僕が考える、新社会人におすすめしたいこと

30代を目前に控えた僕が考える、新社会人におすすめしたいこと

この記事では、30代を目前に控えた僕が「社会人になった時にやっておけばよかったこと(or やっていたこと)」をご紹介します。

会社員になったばかりの10〜20代の方に向けて書きました。

ライフスタイル編、パーソナルファイナンス編、キャリア編で、それぞれ3つのアクションをご紹介します。

ライフスタイル編仕事より健康を優先する

仕事はあなたの人生の「一部」であり、あなたの「すべて」ではありませ

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未来予測がアテにならない理由

未来予測がアテにならない理由

未来を予測して事前に危機を察知すれば、順風満帆に人生を送ることができるでしょう。

人はその誘惑に駆られ、大昔から未来予測に取り組んできました。

しかし、現在では「未来予測には限界がある」ことがわかっていますよね。

ここでは、未来予測が当たらない理由について紹介します。またその過程で、世界が抱える複雑性と人間が持つバイアスについて考えてみます。

さらに、自分や他人の予測をもとに人生設計する行

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不確実性が高い「VUCA」の時代

不確実性が高い「VUCA」の時代

現代社会を生き抜くことが難しい理由の一つに、世界の不確実性が高いことがあります。

ビジネス業界では、世界の不確実性をあらわす「VUCA」という言葉がよく使われています。

ここではVUCAの概要と事例を通し、現代社会の不確実性の高さについて解説します。

VUCAとはなにかVUCAとは、次の4つの単語の頭文字を並べた略語です。

Volatility(変動性)

Uncertainty(不確実性

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節約は人生における最良のリスクヘッジだと思う

節約は人生における最良のリスクヘッジだと思う

長寿化にともなう老後資金確保の必要性や、パンデミックなど予測不能なトラブルに見舞われる可能性から、節約スキルの重要性が高まっています。

節約は人生における最良のリスクヘッジの一つです。

その理由についてお話しします。

失業・病気などのトラブルに強い状態をつくれる生活コストが低ければ、トラブルにあったときに苦境を耐え抜くことができます。

失業・病気などの理由によって収入源が絶たれた場合、高い

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科学者E.O.ウィルソンが遺した、数学へのステキな取り組み方

科学者E.O.ウィルソンが遺した、数学へのステキな取り組み方

アメリカの生物学者、エドワード・オズボーン・ウィルソン氏が、2021年12月26日に逝去しました。

一番好きな科学者だったので、とても残念に思っています。

彼はアリ研究の第一人者であると共に、作家としても2度のピューリツァー賞を受賞しています。

ウィルソン氏の偉大な業績を解説したいところですが、彼が遺した「数学への取り組み方」がステキなので、今回はそちらを紹介します。

元ネタは彼のTEDト

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豊かに生きるためにインデックス投資が不可欠な理由

豊かに生きるためにインデックス投資が不可欠な理由

貯金ではなくインデックス投資が、これからの時代における資産形成のスタンダードになります。

この記事では、なぜ貯金ではなくインデックス投資するべきなのか解説します。

貯金だけでは豊かになれない貯金では豊かになれない理由は、現役世代の収入が減少傾向だからです。

以下グラフのとおり、1994年から2014年にかけて、現役世代の年間収入(線グラフ)は右肩下がりです。

それに伴い、金融資産額(棒グラ

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「バイオインフォマティクス技術者認定試験」のススメ

「バイオインフォマティクス技術者認定試験」のススメ

2021年12月に「バイオインフォマティクス技術者認定試験」を受けてきました。

今回は、試験とバイオインフォマティクスの概要、受験するメリットについて紹介します。

バイオインフォマティクス技術者認定試験は、基本知識や業務への適性をはかる試験「バイオインフォマティクス技術者認定試験」は、日本バイオインフォマティクス学会(JSBi)が主催する試験です。

試験では、バイオインフォマティクスに関する

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厚切りジェイソンから学ぶ、リスクヘッジとパラレルキャリア構築

厚切りジェイソンから学ぶ、リスクヘッジとパラレルキャリア構築

厚切りジェイソン氏と両学長の対談動画に、リスクヘッジとパラレルキャリアを考えるうえで重要な示唆が含まれていました(15分13秒ごろ~)

今回は対談動画の内容を紹介しつつ、リスクヘッジとそれを生かしたパラレルキャリアのつくり方について考えます。

今日の結論は「選択から期待値どおりのリターンを得る方法は、リスクを抑えつつ、試行回数を増やすこと」

厚切りジェイソン氏は、二足のわらじを履くのが上手い

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