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『最近のヲタ活ハイライト(2022/1/1~3/6)』
「今年ももう1/nが終わっちゃいましたね」と置きに行った共感を作る時だけ急に分数を使う風潮を再確認する最近である。
「2カ月」を「今年の1/6」にすり替えるだけで一気に印象が変わるのは日本語のマジック性だなぁとか思いつつ、過ぎ去った月日を数えて互いにわざとらしくアタフタしてみせるのも実は真っ当なコミュニケーションの一つなのだと不肖オッサンの身で遅ればせながらようやく気が付いた。
そんな僕の「今
誰かと誰もの物語~実写版『私、アイドル辞めます』感想
「冷評と絶賛を同時に贈りたい」というのが率直な感想で、ただそれでは日本語として破綻してるので性懲りもなく理屈を捏ねようと思う。
まず本作の紹介をすると『私、アイドル辞めます』は作者のはなさく氏がTwitterにアップした漫画が原作で、量としては計36ページの短編作品だ。
その実写化となるこの企画も元々はYouTube上で公開する予定で制作が始まったらしいが、原作の反響に加えキャストオーディショ
謎を通して人を知る~『ミステリと言う勿れ』
月9にハマるのは久しぶりだ、という謎の負け惜しみから書かせてほしい。
菅田将暉主演のドラマ『ミステリと言う勿れ』の話だ。
初回放送後、何かの機会に偶然2話を見たら刺さったので「なぜだろう」と思いスタッフ欄を眺めていたらストンと腑に落ちた。
「演出:松山博昭×音楽:Ken Arai」というタッグが僕がかつて熱中した月9ドラマ『鍵のかかった部屋』を手掛けたお二人だったのだ。(※放送時期調べたら2
AKBのバラエティがユルく面白い
最近TVerでAKBのバラエティ番組を見ている。
ざっと経緯を書くと、昨2021年に前身番組として放送された『乃木坂に、越されました』の続編として、新番組『AKB48、最近聞いた?』が始まったのが今年の1月。
ひろゆきのMCにより独特の温度感を持った前番組は不思議な魅力があったものの、ご時世の逆風で思うように収録ができなかったことなどもあり短期で終了。
そこから少しして続編番組の制作が発表さ
【ライブレポ】クロスノエシス4thワンマンライブ『blank』【21/12/21】
「憧れ」と「諦め」は紙一重だ。
身も蓋もない持論だがそう思う。
僕が表現者の口から『〇〇さんに憧れていて~/尊敬していて~』というフレーズをあまり聞きたくないのはこれが理由で、要は好きな相手であるほど「一方的に周囲の憧れであってほしい」と思ってしまう。
たとえ「憧れ」「尊敬」といった綺麗にコーティングされた単語であろうと、好きな演者の言葉から他者に対する「敵わない」「及ばない」という“諦め”
【往復ヲ書簡】#7)ゲバラからだらくいんさんへ
だらくいんさんへ
本音を言えば文頭のジョークとして『推しメンの笑顔(Smileではなくlaugh) 』辺りを晒し上げ、「身の上が変わったからか文にも余裕が出てきましたね」と姑ライクな小言センテンスを差し込みたかったのですが、今回は他に書きたいことが多く、既に4,400字コースのオイニーが漂っているのでスッと始めます。
というわけで前回のご回答ありがとうございました。
個人的にずっと考えていた
【往復ヲ書簡】#5)ゲバラからだらくいんさんへ
だらくいんさんへ
だらくいんさん…いえ、ここは先生と呼ばせてください。
まず先日のクロスノエシスのリリイベ週では、現場でやたらイチャついたりと大変お世話になりました。
またイジりシロを掴むと一気に攻撃的になる僕のダル絡みにも笑顔で応じてくださり、先生のお心の広さに感謝です。
そして何よりヲタクの人生が変わったあの接触を現地で、というか目の前でガン見できて光栄でした。
あの日AMEBAさん
【往復ヲ書簡】#3)ゲバラからだらくいんさんへ
だらくいんさんへ
思えば姑息な手を使いました。
あれは去る9月19日、クロスノエシスの単独公演『幻日』に参加すべく慣れない外苑前に愛の不時着した我々は、開場までの空き時間にマクドナルド青山店で遭遇し、年甲斐もなく「ライブ楽しみだね~www」と草を生やし倒しましたね。
その際の裏話ですが、あの日すでに往復書簡ブログを提案する事、そしてそれが叶った際に初回で投げるあの右ストレートな質問を心に決め
【往復ヲ書簡】#1)ゲバラからだらくいんさんへ
全てのブロガーは精神的に露出狂である。
だって考えてもみてほしい。
人並みに弁が立って気楽に喋れるコミュニティを持つ人なら、わざわざ時間と手間をかけて金にならない文章を長々と書いたりしない。
更にはそれをネットに投じて、時たま付いたイイネや些細な反応に一喜一憂する狂乱じみた趣味にいい歳こいて熱を上げないはずである(あぁ書いていて耳が痛い)
ただ現に僕はこうして、どこで読まれるとも知れない奇