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日本は小さすぎる政府!実は税金も少ない、歳出も少ない、公務員も少ない!中島岳志「自分ごとの政治学」

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日本は小さすぎる政府!実は税金も少ない、歳出も少ない、公務員も少ない!中島岳志「自分ごとの政治学」

おっと、いきなり、記事の題名が意外過ぎるんだけど・・・。

いままで、歳出は少ないにしても、日本は税金が高い、公務員が多い、と漠然と思い込んでなかった??

思い込んでたよ。違うの??

本書に以下の記述がある。

 まず、一つ目の租税負担率。「日本って税金が高いんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。消費税一つとっても、ヨーロッパでは二〇パーセント台が普通ですが、日本はその半分です。それ以外の税金も全体的に安い国なのです。
 二つ目の、全GDPに占める国家歳出の割合も、かなり小さいです。つまり、税金が安い一方で、国は国民のためにお金を使っていないのです。
 三つ目の公務員数はどうでしょうか。日本は「公務員天国」などといわれたりして、公務員が多すぎるというイメージが浸透していますが、きちんと比較してみると、実は顕著に少ないのです。

本書39頁より

要するに、税金少ない、歳出少ない、公務員少ない、という「小さすぎる政府」、これが日本なんだ。

だいぶ意外だなぁ・・・。テレビのニュースとかで、政府関係の報道がされるときも、見方が変わっちゃうような、インパクトがあるよ。

岸田首相とかも、「増税メガネ」とか揶揄されることが多いけど、増税しても構わないんじゃないかと思えてくるよね。もちろん、歳出も増やして、国民のためにお金を使ってくれることが前提条件だけどさ。

そうだね。一概に増税が悪いとは言えないのかもね。

国家百年の計を本当に考えるなら、自己の負担額が増えるという、自分の個人的な利害・損得感情で、増税に反対するのは、もしかしたら、ポピュリズムなのかもしれないね。

まあ、それは極論だとは思ってるでしょ?

まあ、そうだけどさ。だけど、ボクとしては、歳出を増やして、国民のためにお金を使ってくれるなら、増税も、何も考えずに、反対するのは良くないと思うんだ。

でも、増税しても、本当に国民に還元してくれるのかな・・・??

うーん、今の政府だと、あんまり信用できないという見方もあり得るね。

なんか、消費税を増税しても、そのぶん法人税を減税して、企業が潤うだけ、みたいなイメージがある。

法人税減税分が、従業員に還元されて、給料が上がればいいんだけど・・・。まあ、国民のためにお金を使わないのなら、むしろ、増税よりも、消費税を減税したほうがいいよね。

消費が活発になるから、経済が回り出すよね。

今のところは、増税よりも、消費税減税が妙案だとは思う。しかし、消費税は、一旦下げたら、上げにくいという事情がある。それでも消費税を減税するのは、正論であっても、実行はされないだろうね。

だいぶ、話がそれたね。

そうだね。小さすぎる政府だから、増税してもいいんじゃないかと言っていたのに、減税論を唱えているんだもんね。

とりあえず、政治について、考えることの大事さがわかったよ。

それなら、良かった!本書が、政治を考えるキッカケになることは、わかったでしょ。

うん。そうだね!

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