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死に至る病、そして!

七夕の夜にしか会うことが出来ない悲しい運命の織姫と彦星だけど、星の寿命における一年間を人間の時間感覚に置き換えると約2秒に1回は会っている計算になるそうです。

そんな事を思いながら夜空を見上げると「悲しい運命なのは、人間、お前達の方だよw」と織姫と彦星が笑ってるのかのように天の川が輝いていた。頬が自然と緩んだ、ある年の七夕。

皆さんはどんな七夕を過されるのでしょうか?短冊に願いを託し素敵な夜になるといいですね。そんな今回は夜空を見上げ思いを馳せた兄弟愛のお話ですが、品のない内容になってしまいましたので自己責任で読んで頂けたら幸いです。では、お付き合い出来る所まで宜しくお願いします。

今、自分が立っている場所は過去にした選択や決定、あるいは選択や決定をしなかったことの結果、辿り着いた場所。そこに至るまでに遠回りしたことや無駄に思える選択もあっただろう。でも、それは無駄なんかじゃない。人生に意味のない「遠回り」も「無駄」もないのだから。

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中学の頃、自宅で勉強なんてしたことがなかった。でも、その日は違っていた。俺は部屋に籠(こも)り、勉強机に向かっていた。自分の夢を叶える為、今なにを成すべきか気付き第一歩を踏み出していた。

しかし、僕が部屋に籠るなんて初めてのことだから、心配した母が『お兄ちゃん(僕)が何をしているか部屋に見に行って』と、弟に頼んだ。弟が僕の部屋のドアを少しだけ開け、息を殺し覗きにきた。僕はひたすら集中して机に向かい、覗かれてることに全く気付かなかった。

弟は『お兄ちゃん勉強してたよ♪』と、母に報告した。しかし、僕は勉強などしていなかった。机に向かってはいたが、ズボンをズラし、好きな女の子の名前をティンコに書いていた。

∑(°口°๑)急展開wwwwwwwwwwww
いきなりゲスい内容wwwwwwwwww

おまけに音楽の授業で使うリコーダーを手に持ち、元気なティンコの先に自分のリコーダーの口先を押し付けていた。後日、放課後の教室に忍び込み、リコーダーの口元の部分だけ好きな子のリコーダーと交換する計画だった。

( ゚д゚)最低越えてドブ男wwwwwwwwwwww

当時の僕に罪悪感など微塵もなかった。ただ、行き場のない性的な興奮で自分の中の悪魔の囁(ささや)きに負けて一線を越えてしまった。

一線なんて、些細なきっかけで案外簡単に越えてしまう。一線を無視しても大したことなく思え、自分がたった一歩でどれだけ大きなものを踏み越えてしまったか気づかない。この日もそうだった。気づくのは、いつも後になってからだ…。

(´°Д°`)シリアスに言ってけど、最低な行為だからなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

そんな下準備をしてるとは知らない母は僕が勉強していると思い込み喜んだ。喜んだ母は夜食でドーナツとヤクルトを用意し、お兄ちゃん(僕)に差し入れるよう弟に言った。

弟が夜食を持って部屋に入ってきた。その時には下準備は終わり、リコーダーを机の上に置いておいた。リコーダーを見つけた弟はリコーダーを手に取り、躊躇(ちゅうちょ)なく口にくわえ、ピーピーと吹いておどけた。

普段ならそんな弟が可愛く感じただろう。しかし、そのリコーダーには我慢汁がたっぷり付いている。そんなことを知る予知もなく弟は楽しげに吹いている。

( ; ˘•ω・):あっ!!と、焦る僕。そんな欲望で汚れたリコーダーをくわえたら弟が病気になってしまう。切迫詰まった表情で『何してるんだ!!早く、うがいしてこい!!』と、弟を叱った。意味が分からない弟はリコーダーをくわえたまま、キョトンとした顔で僕を見ている。

異性が我慢汁を舐めても大丈夫だが同性が舐めたらタダでは済まない。当時の本気でそう思い、震えが止まらなかった。もしもあのとき、笛を机の上ではなく、引き出しに入れておけば…。悔やんでも悔やみきれない…後悔。消せない後悔なら、一生抱えて生きるしかない。

軽率な行動で招いた後悔と言う十字架はしっかり抱え生きるから…罪の報いはうけるから…。だから、とにかく、今は一刻も早くうがいをして欲しい。

僕『早く、うがいして来い!!』

弟『なんで?』

僕『いいから…お願いだから…うがいしたら、ご褒美に俺のヤクルトあげるから』半泣きで弟に懇願(こんがん)した。それでも、うがいをしてくれない弟が憎くなり、理不尽な怒りが込み上げ全力で殴ってしまった。

リコーダー吹いただけで殴られ意味が分からない弟は大号泣した。我慢汁を舐めた弟は変な病気になると本気で思い込んでいる僕は許しをこうように号泣する弟を抱きしめた。

“死ぬなよ…。生きてくれ。我慢汁になんか負けず、生きてくれ…。”心で叫びながら弟の肩をギュウと強く抱きしめ続けた。弟の泣き声にびっくりして母が部屋に飛んで来た。兄が弟を抱きしめ慰めている光景だけ見た母は兄弟愛に感動し、口に手をあて涙を流し続けた。

ティンコに好きな女の子の名前を書き、我慢汁付きリコーダーを取り替え、それを見てほくそ笑む陰謀は失敗に終わった。この行為は人として恥ずべき許せないことだ。しかし、今なら胸を張って言える。

『この行為は無駄じゃなかった。』だって…。

窓を開け、弟と夜空を見上げた。そこにはハケでひと塗りしたような雲が一つだけ浮かんでいた。まるで月明かりを一人占めするかのように。

弟が僕の顔を覗き込む。『ほら♪約束のヤクルトやるよ。』熱を帯びて赤くなった弟の頬に冷えたヤクルトを押し付けた。

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だって…。淫棒から出た我慢汁で家族の団結が深まったのだから。

あなたに会えて 本当に良かった♪

嬉しくて 嬉しくて
言葉に出来ない♪

ラララ ララ~ラ ララ ララ ララ~ラ♪

(*´∀`*)ララ~ラ♪
家族って素敵♡
ララ~ラ♪

※小田和正(言葉にできない)より一部抜粋


(´°Д°`)名曲入れ込んだら綺麗にまとまると思うなよwwwwww謝れwww色んな方面の方々に謝れwwww

言葉に出来ないぐらい間違った家族愛に浸ったまでは良かったが、結局、自分の我慢汁付きリコーダーを使い続けることになった男バルスでした。

来世はリコーダーすり替え作戦が成功しますように。
( ̄人 ̄)



音声配信スタエフでジャンクという名前でひっそりこっそりやってます。よかったら寄ってくださいな。
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