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続・「捨てる」ということ~自宅のピカチュウぬいぐるみと実家の遺品整理をした話

こんにちは、水無瀬あずさです。なんかいきなり暑いですね。溶けます。梅雨は家出中なのでしょうか。

最近noteやや低浮上となっているのは、単純にエンジニア・Webライターともに仕事が忙しいっていうのと、家の片付けやら帰省やら子どもの受験のもろもろやらで頭がパンクしそうだったためです。あとWebライター業で凡ミスをしてしまい、やや凹みでnoteを書く余裕がなかったってのもあります。スン・・・。

名前間違えとかいうライターとしては最もやってはいけないミスをかましてしまい、クライアント様からとても優しくご指摘いただきました。全然怒られたとかじゃないんだけど(むしろ「今後の水無瀬さんのために」と優しいアドバイスまでいただきましたが)、プロとしての自覚が足らんわと思ったら何だかもう情けなくてね。そういえば最近アップされた記事、「私こんな書き方してない!」と思ったなあ、たぶん知らないうちに修正くらいまくっていたんだなあなんてこともふと思い出し、「私の文章力など・・・」とやや自信喪失しておりました。3年目も半ばにさしかかり、ライター業はちょっと気が緩んできたという自覚があっただけに、襟を正すいいきっかけになったと思うことにする。ちゃんとせねばー!

ちなみにCodezineの記事が2本ほど公開されました。

とくに2本目のところてんさんの記事は、私が生成AIに対する考え方を大きく転換するに至った非常に意義深い講演です。興味がある人はぜひご一読いただきたい。

ということで気分を新たにお届けする本日のnoteは、先週末に自宅のピカチュウぬいぐるみをたくさん整理したりとか、7/8(月)~9(火)の弾丸帰省で実家をモーレツに片付けてきたことなどについてまとめておこうと思います。備忘録のため。なんかもう考えることが多くて頭が痛いんですが、それすらも数か月後には「あーそんなんあったなあ」と笑い話になっていることでしょう、なっていると信じたい。ところで一泊二日の帰省を終えて自宅に帰ったら、夫から「なんか久しぶりに珍獣を見た気分」と言われたのですが、どういう意味か理解できないので誰か説明してください。


続・捨てるということ

少し前に、父の遺品整理に際してモノを捨てることについて思ったところを書きました。

まあ要するに兄がポンコツすぎて遺品整理も事後処理も一切進んでいないので、なぜか私がわざわざ横浜から帰省して粛々といろいろこなしていますよということが書いてあります。今回は、ここに書かれた計画を実際に実行した記録ということでご理解いただければと思います。

私はアンチ断捨離、アンチミニマリストな人間でして、モノに囲まれて生きることはとても幸せだと考えている民です。ただ今年3月に急逝した父の遺品整理などをするにつけ、「本人はそれで幸せでも、遺された人にとってモノはすべてガラクタでしかなく、元気なうちに処分までするのが責任だ」と強く感じるようになりました。同時にそれが、我が子への愛だなとも思ったんです。

処分ってさ、時間も手間もかかるのに、本人にはほとんどなにも残らないんですよ。思い出に浸っても全部を保全できるわけでなく、ただただ虚しい作業だと思いませんか。私は本当にそう感じたのですよ。

今年で45歳になる私ですが、嫁入り道具として持って帰ってきた大量のアルバムをすべて捨て、着なくなった思い出の服や靴も捨て、大事に飾ってあった大きなぬいぐるみたちを粛々と処分し、少しずつ終活を始めました。いきなりは無理だけど、できるところから始めるのがいいかなって思って。まあだからって別に質素倹約するというわけではなくてね、場所をそれほど取らない大好きなモノたちに囲まれながら生きていきたいのです。棺桶に入れられる程度のものは残しておきたいやね。

7/7自宅のピカチュウを整理しました

私のことを昔から知っている友達に言わせると、私イコールピカチュウと言われるほど無類のピカチュウ好きでして。大学時代の一人暮らしの家は友達からピカチュウ御殿と呼ばれているほどでした。結婚式でもピカチュウのぬいぐるみをあちこちに置いてもらったし、結婚してからもピカチュウのぬいぐるみを飾るゾーンをちゃんと作って季節ごとに入れ替えたりしていました。

リビングの「ピカ棚」

そんなピカチュウ好きの私だったのですが、最近私がそこまでポケモンに熱狂しなくなったこともあり(酔うのであんまりできねえんだもん)、昔に比べるとピカチュウ熱がやや冷めてきました。別に嫌いになったとかではなく変わらず好きなのですが、大きいぬいぐるみとかはもういいかなって思い始めたのです。父の遺品整理の影響が大きいのですが。

20年来のグッズなので、なかなかに値が張りそうなものも多かったので、さてこれをどうしようかと悩みました。一番良さそうなのはメルカリで個別に売ることだったのですが・・・ぶっちゃけめんどくせえ。すぐ売れるとも限らないし、売れたときの梱包も手間。もう値段とかはそこまで気にしないから、ガッツリどこかにまとめて売っちゃいたい!と思いました。ということで利用したのが駿河屋さん。

横浜駅にあってたまに行くホビーショップですわね。ブックオフにしようかホビーオフにしようか迷ったけど、まあ時期が時期だけにうーん・・・って思ってしまってねって感じで。

郵送だと時間がかかるということで、店舗持ち込みで申し込みをしました。長男くんは模擬試験で朝から不在だったので、夫と次男くんに荷物持ちを頼みましたよ。

ピカチュウ入りのバッグ

昔ディズニーランドで買ったショッピングバッグにピカチュウを全部入れていったのですが、3人で袋を持っていたらなんか家族でディズニーに行った帰りの人たちみたいな感じになってちょっと面白かった。我が家、一切ディズニーに興味ないのにね。。

結果としては、全部で2万円程度になりました。1万円ぐらいになればいいやって思っていたら予想より多かったので、お昼ご飯はいつもよりちょっと奮発してお寿司を食べました。日中に寿司屋で飲むビールは最高。ありがとうピカチュウ!

お寿司屋さんで食べた二人前のお寿司!

ただピカチュウは全部売ったわけではなくて、小さ目で気に入っているものはちゃんと残してあります。「ここにあるやつは全部お葬式で棺に入れてね」って頼んであるやつ。相変わらずピカチュウは好きなんだけど、最近はマホロアちゃん愛が高まっているので、1:1くらいの好きレベルです。マホももっと世界的に人気になればいいのに。

現在のピカ棚

7/8-9遺品整理のため帰省しました

7/8(月)から9(火)にかけて、名古屋の実家に遺っている父のもの、グループホームに入っている母がおそらく今後使わないであろうものたちの片付けのため帰省しました。なぜこのタイミングかというと、長男くんの受験のため夏休み以降はおそらく3月まで帰省は無理だろうというのと、今月も長男くんの塾のため水曜・金曜・土曜が無理なので、もはやスキマにねじ込むしかなかったのです。

古書買取と不用品回収

父は本が好きだったので、古書の出張買取というのを頼みました。大した金額にはならないかもだけど、まあ二束三文でも売れればいいかなと思って。あとは父の衣類やら雑品やらで何度とウォークインクローゼットが溢れていたので、こちらを中心に不用品回収業者に引き取ってもらうことにしました。予定では、古書買取が8日(月)の13時から、不用品買取が9日(火)12時からのつもりでした。が。

8日の朝新幹線で名古屋へ行き、実家を軽く片付けながら13時に来るであろう古書買取の業者を待っていたら、12時にインターホンが鳴りました。出て見たら不用品回収業者でした。何とですね、私は9日のつもりで予約を取ったのですが、間違って8日にしていたようでね!「明日だと思ってましたァ・・・」と動揺する私に、業者のおにーちゃんが「大丈夫ですか」と不安げに聞いてきます。そんなこと言っても、もう来てしまったものは仕方ないやんけ!ということで、1日で全部終わらせることにしました。なせばなる!

納戸にある古いタンス2つとパソコンラック、それから使わなくなった液晶テレビ2台にノートパソコン2台、父の衣類や雑品、コンポ。あとはベランダにある補助の物干し台を持っていってもらいます。2トントラックで来てもらっているので、もし空きがあればフトンとかも入れて欲しいと言ってみましたが、結果的に無理でした。まあモノが多すぎるのは分かっていたので、仕方ない。運び出してもらうモノたちで通路がカオス状態になっていました。

どんだけあるねんモノが!って感じだった

3時間ほどかかって運び出してもらい、納戸はすっからかんになりました。この部屋、こんなに広かったんだなあ。

里帰り出産のときはこの部屋で寝ていました

不用品回収の途中、古書の出張買取に来てもらい、査定してもらいました。結果はトータルで4000円でした。安っ。お父さんがあれほど大好きだった本たちも、売りに出すとこんなささやかな金額にしかならないんだなあと切ない気持ちになりつつ、まあこの4000円は私が代わりに仕事に役立つ本でも買おうと思いました。せめてもの供養になりますように。

15時前に不用品回収もすべて終わり、費用はトータルで税込み14万ちょっとでした。もう少し回収してもらえるかと思っていたけど、予想以上にモノが多かったらしいです。まあ母のものはまだほとんど残してあるので(衣類はだいぶ捨ててやったけど)、何年後かに少なくとももう一回は業者を呼ばないといけないかなという感じ。ひとまずは完了です。

全部が全部片付いたわけではないけど、大きなものは完了したということで、実家の片付けに関して私の仕事は終了。あとは兄に何とかしてもらうことにします。まあ予想ですが、母が元気なうちは今の状態から一切変わらないだろうと予想していますけれどもね。もう知らん。

ちなみにこの回収費用は、父の車を売却したお金から支払いました。

母の着物だけ回収

母が結婚前から大事にしていたであろう着物がタンスから数着出てきました。最近何やら着物の中古市場がやたら活況なようだという話を耳にしたもので、これはもうやってみよう!ということになり、母の着物だけいったん宅急便で横浜へ送りました。全部で5着。

母の着物

持ち込みとかが面倒くさかったので、宅配買取してくれるところを探し、本日7/10、CMで見たことがあるバイセル?に申し込みをしました。ダンボール箱が届くらしいので、それに入れた状態で、佐川急便さんが取りに来てくれるそうです。

相場が全然分からないので果たしていくらになるか不明ですが、宅急便代が2000円くらいだったので、そのくらいは回収したいな・・・というささやかな願いがあります。どうせ捨てるやつだったし、多くは望むまい。こちらは現在進行中ですが、結果が分かったらまた報告します!

それにしても暑い

15時ごろにすべての予定を終え、着物を箱に詰めて宅急便に出し、そのまま父のお墓参り。実家から歩いて15分ほどなのに、この時点でもう汗が溢れるかのごとく出てきて止まらないのです。それもそのはず、この日は関東・近畿で40度近くまで気温が上がる危険な暑さでした。

名古屋という場所は盆地でもないのに夏はすさまじく暑く冬はすさまじく寒い場所でして、まあ例にも漏れず猛暑です。日陰に入りながら移動したものの、キャリーバックを引きながら酷暑の中歩くのは身体になかなかこたえるものがあります。なんせこちとら平日はベランダ以外の外へ一歩も出ない引きこもりっ子ですから、暑さも寒さもめっぽう弱いのです。

とりあえず父のお墓参りへ。父のお墓は冷暖房完備のきれいなところなので、手を合わせてから少しの間涼ませてもらいました。涼しいのは有難いけど、なんかイマイチお墓にお参りした気分にはならないかも。まあ別に全然いいんだけどさ。

いったん休憩して、今度は駅まで歩きます。たかだか徒歩15分だし何とかなるよ!と歩き始めたものの、15時半とか一番暑い時間帯だったこともあり、途中なんどか「あ、やばい死ぬかも」とガチめの命の危機を感じました。慌ててコンビニに入り、アクエリアスを飲み、そういえば11時ぐらいに新幹線でお弁当を食べて以来何も食べていなかったことに気づき、倒れないためにからあげくんを頬張りました。

命を繋ぐアクエリアスとからあげくん

家を出るとき「今日は暑くなるみたいだし、たくさん汗をかいてダイエットになるなァ~★」などと呑気なことを考えていた自分をぶっ飛ばしたい。死ぬわ。死なないためにとにかく食べて飲みました。夏は命の危険と隣り合わせだなということを痛感した一日でした。

夜は名古屋駅前のホテル泊

実家はモノもなくなり広くなりましたが、兄の生活ぶりを見るにつけ、あんな埃まみれの家に泊まりたくないわと思ってしまったもので、駅前のホテルを予約しました。前にも一度止まったダイワロイネットホテル!

新幹線口から徒歩5分、1階にコンビニもあり、部屋も清潔感があって過ごしやすいので気に入っています。次行くときもここに泊まりたい。

チェックインを済ませてキャリーバックを置いてから、駅前の高島屋を散策。古書買取でゲットした4000円を持って本屋へ行き、2冊のビジネス書を買いました。4300円ぐらい。欲しかったAI関連の本を買えたので満足です。お父さんありがとう。その後はデパ地下で夕食を買い、ホテルに戻って1階のコンビニでビールを買い、満を持してお部屋へ。やっとゆっくりできるー!!

マホロアちゃんがベッドでくつろぐの図

お部屋に荷物を広げてシャワーに入り、ダラダラしながらご飯を食べました。といってもあまりお腹はすいていないので、ちょっとリッチなサラダ2品をつまみにビールを飲んで終了。これだけで十分幸せだ・・・!

RF1のローストビーフサラダとマグロサラダ
おこわも。量が多かったので半分残して翌朝食べた

一日動き回ったし暑くて体もへとへとだしで、いつもなら24時過ぎまで余裕で起きていられる私なのに22時半に限界がきました。「月曜から夜更かし」を見ているうちにオチましたね。夜更かしできなかった。

行政書士さんにご挨拶

当初の予定では、9日(火)の午後から不用品回収だったのですが、8日にすべて終わってしまったので、朝イチで行政書士さんにご挨拶だけしたらさっさと横浜へ帰ることにしました。新幹線のエクスプレス予約はすぐに変更が出来て大変便利!

相続や登記の手続きをお願いしている行政書士さんは、大学時代の後輩で社労士をやっている友達からの紹介で探してもらったところです。ZOOMで顔合わせと打ち合わせは済んでいるものの、一度直接ご挨拶できればと思い、事務所へ伺いました。

実際に相続するのは兄なので、兄に主体的に動いてもらわないといろいろ進まないことが多いのですが、例によってポンコツな兄のため打ち合わせの日程調整がつかず止まっているとのお話。予想通りだけどやれやれです。仕方がないので、行政書士の先生に「兄は仕事が忙しいとそれ以外のことが頭に入らないので、申し訳ないですがお尻をたたいて急がせてください。私からも連絡しますが」とお願いしておきました。相続税には期限があるので割と急がないといけないはずで、さっさと進めてもらいたいものです。

そういえばこれまで行政書士の先生と何度か打ち合わせをさせていただいたのですが、契約書なるものを全く書いていなかったのがずっと気になっていたので「書かなくていいんですか?」と尋ねたところ、「よく知っている方からの紹介で来てもらっているので、別にそこまで急がなくて大丈夫です」とのお返事をいただき、なるほどなと思いました。同業者からの紹介だからそこまでおかしなお客さんは来ないだろうしってところなのか。紹介という制度は、信用担保みたいなものなんだなと思いました。

ご挨拶を済ませ、名古屋駅へ戻り、お昼のお弁当とお土産などを買って帰路につきました。新幹線は通常運航で、無事新横浜に12時半ごろに到着。家に帰って14時から普通に仕事をしました。疲れてへとへとだったけど・・・。二日間頑張ったよ!!!

名古屋駅の高島屋で購入した、なだ万のお弁当。

結び

ということで自宅と実家のものを整理した記録のためにもろもろ書きました。どうなるかと思っていたけど、とりあえず何とかなったかな。実家に関しては、これにて私はいったん終了となります。あとは兄が何かするのかしないのか、たぶんしないけどまあ頑張れってところですね。

そんな実家はさることながら、我が横浜の家もマンションが築15年ほどでいろいろガタが来ておりまして、給湯器やらガスコンロやら水道の蛇口やらを変えたいし、子ども部屋もちょっといろいろあって模様替えかなにかを検討しなきゃいけなかったりと、考えることが非常に多くて頭が痛いのです。ゲームもしたいのに時間がない!ってことで、もう実家のことまで考えている余裕がないので、頼む兄もっとしっかりしてくれ!という叫びにも似た願いとともに、今回はこの辺でごきげんよう。今週さえ乗り切れば来週は平和なはずだ!メガテンやりたい!

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