マガジンのカバー画像

世界の解像度を上げる

8
運営しているクリエイター

記事一覧

未知のことに対しての微笑

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 脳というシステムの特徴はそれがオープンであることで、つまりは自己完結せず、外界から情報が入ってくることを前提に構築されているのである。

 だから、常に脳の中に空白をつくって、そこに何かを招き入れるという気持ちでいるのがいい。

 自己完結している脳はありえない。もしそのような幻想を抱く人がいるとするならば

もっとみる

仕事ができないひとは◯◯が持てない。

3年前に会社を辞めた。
企業に守られていないなかで、個人で仕事をしてると、つくづくことごとく見事に華麗に潔いほどにセンセーショナルに「仕事ができない人」たちがいることを知った。しかも、この地球上に、わたしのメールボックス上に、わたしの名刺入れ内に、相当数生息していらっしゃる!と気付いた。知らなかった。知ってた?!

仕事出来ない人ってどんな人か?さわりだけ森のクマさんに乗せて説明すると、

-

もっとみる
「会社を辞めて自由に生きたい人」にありがちな勘違い

「会社を辞めて自由に生きたい人」にありがちな勘違い

このまま一生、会社で働き続けるなんて嫌だ。
会社を辞めて、もっと自由に生きていきたい。

そう思いませんか?

実際、それに成功した人はたくさんいます。

実は、僕も、その一人です。

「会社を辞めて自由に生きるコツ」を知りたいですか?

しかし、冷静に考えると、「会社を辞めて自由に生きる」って、ようは、「自分で商売する」ってことでしかないです。
具体的には、個人事業主になるか、会社を設立して経営

もっとみる
想像力を育てるためにしたことの話

想像力を育てるためにしたことの話

子供がもう16歳になるので、「子育てってこうだったな」と振り返って思うことをツイッターでときどき書いている。

先日、このようなツイートをしたら「子供の想像力を育てるのに具体的にどんなことをしたんですか?」と質問があったので、ちょっと書いてみます。

想像力はどんな時代も大切だけど、どうしてこれからの時代により想像力があったほうがいいのかと言うと、想像力は見えないもの聞こえないものに対して使われる

もっとみる
「偏見メガネ」を意識すると、世界の見え方は変わる。

「偏見メガネ」を意識すると、世界の見え方は変わる。

一流のクリエーターや経営者に会うと、ふとした会話の際に「そんなところまで見ていたのか!」と驚くことが多い。ほとんどの人が気づかないちょっとした「歪み」や、見落としてしまいそうな「美しさ」に彼らは気づく。

誰も読んだことがない物語を作る人も、誰も想像ができないサービスや事業を実現する経営者も、優れているのは「想像力」というよりも「観察力」なのだ。

どうやって「観察力」を高めるか?

新人マンガ家

もっとみる
人のフィルターを通して見る世界

人のフィルターを通して見る世界

突然ですが、昨日からnoteの表紙画像のクオリティが上がりました。

これまでは自分が撮った写真を主に使っていたのですが、写真を撮る頻度が低い私はあっという間にネタ切れに。

そこで外部リソースに頼ろう!と考えて思いついたのが大学時代からの友人の写真たちでした。

とにかく変なやつなのですが、彼女の写真はすごく好きで、私が写真というものに興味をもつきっかけになったといっても過言ではありません(本人

もっとみる
感動した文章は写経する

感動した文章は写経する

自分はたまに「写経」をする。

あまりに感動した文章に出会ったとき、その文章の息づかいというか、単に読んだだけでは気づかないことを細かく吸収したくて、その文章をそのまま書き写す、ということをやる。

そんなの意味あるの、と思うかもしれないがこれがもう、とんでもなく発見が多い。今回、糸井重里さんのこの文章がいいなぁーと思ったので、パソコンで画面の左にこのツイートを置き、右にnoteの新規ノート作成画

もっとみる
言語化して初めて、世界への解像度は上がる。

言語化して初めて、世界への解像度は上がる。

言語化を大事だと思っている人は多くいるが、それがなぜかを言語化できる人は少ない。

僕は社内で、何か壁にぶち当たってるメンバーがいれば、「まず言語化しろよ」と言っている。それは課題抽出だったり企画づくりだったり、またはレポートを作成する場面でも同じだ。分かってないやつほど「やってますよ」と言う。どれどれ、と見てみると、ただ情報や発言が羅列してあるだけ。それは言語化とは言わない。

言語化とは、自ら

もっとみる