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【書評】地政学入門/佐藤優(角川新書)
賛否両論あると思うけど、佐藤さんの本は結構好きです。笑
考察も深いし、難しいことをできる限り平易に説明してくれているのでしっかりと読みこむと自分が知らない世界を広げてくれる本が多い。(あまり読書の仕方みたいな自己啓発系は読まず、社会情勢を鳥瞰できるような本に限定ですが)
ちょっと古い本ですがこの新書は面白かったですね。そもそも「地政学」は遅れた考え方という見方もあるようですが、現代に合わせた捉
映画「エヴァンゲリオン」が楽しむ方法(初心者・入門編)
3月8日(月)から劇場版「エヴァンゲリオン」の完結編(4部作の最終話)が公開されましたね。元々、1995年にテレビアニメシリーズとしてスタートしたエヴァンゲリオンもついにフィナーレ!(日本版スターウォーズみたいな超ロングランですね。個人的には本当にこれで終わるのか?と思っていますが。。。爆笑)
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||エヴァファンみたいな書き方をしちゃいましたが、一度も見たことがありま
【シリーズ 最終話】アバ茶陶器市で活用した無料オンラインツール
「アバ茶陶器市します!」
とFacebookに投稿してから、実施するまで3週間くらいだったことに改めてビックリしました。笑 それもこれも「無料オンラインツール」が充実して、便利になったおかげですね。
最終回は、アバ茶陶器市で活用したオンラインツールについてまとめて終わりにしたいと思います。手始めは「告知」についてです。
アバンギャルド茶会でイベント告知をするときは「ホームページ × Face
【シリーズ 第3話】アバ茶陶器市で意識した「購入方法」とは?
ちょっと真面目にマーケティング的に書いてみます。笑
西武渋谷「現代茶ノ湯スタイル展 縁」や「アバ茶 涙の茶道具売立」などの販売に関連するイベントを企画してきましたが、ぶっちゃけデータは見ずに感覚でやってきました。
せっかくなので「アバ茶陶器市」をデータから見てみました。
購入者の傾向手前味噌ですが、アバ茶のイベントは「リピーター」と「新規顧客」のバランスが良いと思います。10年以上活動してして
【シリーズ 第2話】アバ茶陶器市で活用した「ライブ配信」
今回、一番のチャレンジは「ライブ配信」でした。3日間を通じてなんと10回もやってしまいました。。。(詳細:ライブ配信タイムテーブル)
実は「ライブ配信」初挑戦でした!とりあえず、やってみなければ分からない!百聞は一見に如かず!ということで手探りのまま導入。
「作品紹介」だけじゃ意味がない!メインコンテンツはアバ茶陶器市の作品紹介でしたが、コンテンツは3パターン用意しました。
1.販売してる「
【シリーズ 第1話】オンラインイベント「アバ茶陶器市」の裏側
5月2日(土)~5月4日(月・祝)の3日間で完全オンラインで茶道具を販売する「アバ茶陶器市」というイベントを開催しました。コロナの影響で全国で軒並み中止になった「陶器市」をオンラインで開催できないかな?といういつもの突然の思い付き企画!(というか、最近全然できていなかったので重い腰を久しぶりにあげる結果に!?笑)
「販売」と「購入」スタイルの転換期「おうち時間」によって、今年のGWの過ごし方が一
sansan新CMが面白い?~CMで「本編」が見られないCMという手法
名刺管理サービス「sansan」と言われてピンとこない人でも、松重豊さん演じる主人公が発する「それさぁ、早く言ってよ〜」というセリフでお馴染みのCMと言えば「ああ~!」という方もいらっしゃると思います。
そんなsansanが第7弾の新CMを発表したらしい。
見たいのに見せてくれない作戦?というのも、ほとんどテレビを見ません。。。笑
でも、先日タクシーに乗っていたら同僚が
「そういえばsans
【ほぼ週刊 雑感書評】「表現の自由」について考えてみた(「表現の自由」の明日へ/志田陽子)
あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」をきっかけに「表現の自由」について語られることが多くなりましたね。絵を描いたり、文章を書いて表現することに「外的圧力があってはならない!」なんて言われることが多いのですね。
題字ロゴ(木版):いちむらみさこ(2015年同展ポスターより)
でも、本当に「表現の自由」の意味を理解しているのだろうか?やっぱりそういうときは本から学ぶのが一番ですね。とい
【ほぼ週刊 雑感書評】中村好文 小さな家の物語 ~住宅に「愛」を感じる
建築を習いたくて美術大学へ一時期、某美術大学で建築デザインを学ぶために通っていた。元はと言えば、いずれ茶室を自分で設計したいと思っていた。
そのときに貪るように建築家の本を読んでいた。自分はどんな建築が好きなんだろう?どんな建築家が好きなんだろう?
安藤忠雄や隈研吾のように壮大なプランと建物を作る建築家も好きだけど、やっぱり茶室に通ずる「住宅建築」にこだわりを持っている建築家が好きだということ
【芸術蒐集癖 Vol.4】松下徹/COSMIC WAVE 「ストリートアート」と「茶の湯」の関係
「ストリートアート」と「茶の湯」の接点平日は「ITベンチャー」で働きながら、週末に「茶の湯」をしていると
「真逆のことをされてますね?」
と言われます。確かに「IT」と「茶の湯」と並べると対極にあるものに見えますね。でも、長くやっていると「そうではないのでは?」と思うようになってきました。
「静」と「動」、「陰」と「陽」のように対極の概念を取り入れてバランスを取っているのが「茶の湯」なのです