【詩】微笑みの影

笑顔の裏に隠された影、
見えぬ闇、心の奥底に。
日々の生活の中で笑みを浮かべ、
だれもが知らぬ、その悪の秘密を抱きしめて。

明るい日差しの下、今日も、
隠された笑顔を咲かせながら、
心の中では、罪が囁く。

その瞳は輝き、喜びを伝えているように見えて、
だけどその中には、他人に語られない、
語りたくない、自分を正当化する悪の秘密がある。

笑顔の裏に隠された悪、
それは深い海のように静か、
それは夜空の星のように遠く、
それは冬の雪のように冷たい。

だけどその秘密を抱え、
まだ立ち続け、上塗りの不敵な笑顔を見せ続ける。
強さとは、罪を隠し、
それでも前に進むことなのかもしれない。

笑顔の裏の悪の秘密、
それは己の弱さ、
それは己の悲しみ、
それは真実を語ろうとしない己の全て。

だから笑顔で、悪の秘密を今日も隠し続ける。
秘密無き者は、真の笑顔を以って、誠心誠意、真実を語る。

素直に、正直に語ることが、人としての最善の道。

あとがき：
昨日、自身の身に降りかかったことを詩にまとめてみました。
この詩は、人間の内面と外面のギャップ、そしてそのギャップを維持するための強さと葛藤を描いています。それはまた、人間が持つ潜在的な悪についての警告でもあります。時に、不敵な笑みを浮かべる相手には警戒心を抱くべきであることを小生は感じます、笑顔ばかり浮かべている者は、人当たりは最初だけ、これは自分を良く見せたいがためのアピール。顔は笑っているが、何事にも恐れることなく何かを企んでいるような表情のことで、 「不敵」とは、大胆で恐れを知らないことを意味する。

今日という日が
皆様にとって佳き一日でありますように。