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2 過去ログ「今週までのパレット」2022.12.8~2022.7.2

127,000字以上にもなったせいか、土曜日の午前中で回線が込み合っているせいか、追記をしようとすると、動きが悪く、フリーズを繰り返すようになったので、急きょ2022.12.10過去ログにしました。

見て頂きありがとうございます。ツイッターの様なつぶやきや短文を、随時書いていきたいと思います。2日前までの記事には追記をする事があります。又、過去ログもあります。法律等については、在職中に勉強をした事を中心に(昔話として)書いていますが、記憶違い等も無いとは言えませんし、その後の法律改正等もありましょう。実用資料にするには法務省のホームページや担当する役所等にご確認ください。

「小記事の備忘録」 行政・政治 オーディオ スポーツ   気・オーラ  
                                    
公務員    その他

(2022.12.8)

@ LEDの時代だから、もう絶滅したのでしょうか。昔、1.5ボルトの乾電池でも点く、懐中電灯などに使う豆ランプがありました。もしあれを、12ボルトの自動車用バッテリーにつないだらどうなるでしょう。一瞬、花火のように異様に明るく光って、断線すると思います。

ネットで見たところでは、ギターアンプの世界で、耐電圧が低い真空管に、耐電圧が高い真空管の名前を偽プリントして売るという行為が、昔、一部であったようです。買った人は「規格が適合している」と安心し、さらに「ここの真空管は良く鳴る」と喜んで使います。でも、一瞬で切れはしませんが、寿命は短いのです。切れても、偽プリントだとは思わないので、たまたま不良品に当たったぐらいの感覚で、また、高性能を求めて買うのです。そんな商売もあったようです。今はどうか知りません。

(追記)普通、クルマのマニュアルシフト5段変速と言えば、5段目はオーバードライブで、ギア比が、例えば「1対0.8」とかになっています。この場合、高速巡行では燃費が良いのですが、踏み込んだ時の加速感が今ひとつになります。だから加速時には4段に落とします。

それが、昔どこかで読んだ話では、一部のクルマには、こんな事があったようです。つまり、5段目を「1対1」にしたのです。これではオーバードライブではありませんね。この場合の燃費は悪くなりますが、踏み込んだ時の加速感が良いのです。ユーザーがクルマを買う時、実燃費はすぐには分からなかったので、試乗で加速感が良い車を高性能エンジンだと思って感激してしまうわけです。

そんな当時、(私の記憶が確かなら)ワーゲンのゴルフというクルマは、マニュアルシフト4段変速でしたが、4段目がオーバードライブになっていました。だから4段で市街地も走るわけです。高性能エンジンだからできる技ですね。そして、「4段の方が運転簡単でしょ!」という技術者の自信と矜持が見えるようで、感動したものです。

@ 整流管のソケットにさして使える半導体整流器があるようです。これで整流管の寿命から解放されますので良いアイディアだと思います。しかし注意書きもありました。要約するとこのような事のようです。
「 半導体で整流効率が上がる。
→ (例300V)に対して、十数Vから60V程度電圧が増加する。
→ アンプの出力が増加する。
→ 真空管及びアンプの最大定格を超えないことを確認してご使用下さい。 」
つまり、これが純正部品の場合や、ゆとりある設計のアンプなら問題無いかもしれませんが、コストを優先しギリギリで設計してあるアンプには、負担が大きいのかもしれませんね。真空管の寿命にも影響するかも。

(追記)ちなみに今回私が交換した(①整流管→②整流管)は、ネットで調べた範囲では、②の方が少し出力電圧が低いらしいから(安全かな?と思って)試してみたのです。予想した通り、少し音量が小さいようです。つまり、音質は良くなったようですが、ボリュームを余分に回さないと同じ音量にはなりません。

ちなみに、互換球の定義はバラついているようで、厳格に同規格を言う場合もあれば、許容範囲まで含める場合もあるようです。すると、その許容範囲は、前述したようにアンプの設計思想によっても違って来るはずなので、私のような素人には、ますます判断困難になってしまいます。

(2022.12.7)

@ オーディオの話題を更新しました。興味のある方は上部のリンクからご覧ください。

@  朝ドラ「舞いあがれ!」では、舞ちゃんたちは実地試験に合格しても、同期の一人が不合格で退学になりました。試験の前には舞ちゃんが心配し、教官に「なんとかしてあげて」みたいなトーンで詰め寄るシーンもありました。

それに対する教官の返事は、「不適格なものを試験で落とすのが私の仕事だ」みたいなものでした。落胆する舞ちゃん。同期の人たちが同じことを言うと、「あんたまで教官と同じような事を言う」と、顔をしかめました。

しかし、飛行機の客の立場になれば、命を預けるのだから、不適格な者には操縦してもらいたくないわけです。舞ちゃんの考えには、その大事な部分が欠落しているように見えます。同期だからと、みんなで支え合うのはけっこうですが、それは翼の片方に過ぎません。

ここから連想するのは、「大学生に生活保護は認めない」という国の方針です。「その大学生がかわいそう」だという視点だけで見れば、かわいそうかもしれませんが、世の中全体を俯瞰すれば、1/3の人は高卒で働いているし、働きながら大学(夜学を含む)に通っている人もいるわけで、現状、「そんな俺の税金を大学生の生活保護に使って欲しくない」という気持ちを尊重せざるを得ないと思います。

(追記)大学の進学率が上がるのは良いことかもしれませんが、(「勉強は大学へ行かなければできない」「大卒でなければ人にあらず」みたいな)大学至上主義は問題だと思います。中卒・高卒で社会へ出る人は遊んでいるわけではありません。「鉄は熱いうちに打て」と申しますが、一人では喫茶店にも入れないような初心な青少年が、いきなり実社会で鍛えあげられるわけです。「(時には涙を流して)大学とは違う勉強をすることになる」わけです。そんな「叩き上げ」の人に敬意を持てない空気があるとしたら、それが大学至上主義を裏打ちしているような気がしないでもありません。

@  先日のNHK・TVに、2003年の朝ドラ「さくら」などのシナリオを書かれた田渕久美子さんが、ゲスト出演されていました。その中で、田渕さんは、愛用のキーボードも持参して紹介していました。ゲーム用のキーボードに惚れこんで、仕事で使っておられるようです。10キーは付いていませんでしたが、事務職のように数字の入力を多用するのでなければ、そのような選択もありだと思います。

ゲーム用のキーボードを私は買ったことがありませんが、店頭でさわった範囲内では、キーのストロークが深いようで、そういう意味ではキーパンチャーが使うようなプロ用と似た使い心地だと思いました。さらに、ボタンにLED照明が埋め込まれていたりして、カラフルな光を放って、楽しいと思いました。私にはキーのストロークが中ぐらいのものがフィットするようなので、ゲーム用は向かないかもしれませんが、そうでなければ一台買ってみたい気分です。

(2022.12.6)

オーディオの話題を追加しました。興味のある方は、上部のリンクからご覧ください。

(2022.12.5)

映画「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」を更新しました。追記・追記Ⅱ

(2022.12.3)

@ 子どもの頃、食卓で話をすると、いつも父から「黙って食べなさい」と叱られました(「陽気な人」も嫌っていました。だから、少しはしゃぐと注意されました)。子どもだから、それが当然だと思っていましたが、大人になってからふり返ると、そういう父は食卓でしゃべり通しでした。母は終始聞き役で、私は黙食でした。父は、黙食を強要しておきながら自分がしゃべっている矛盾には、今思えば、自覚が無いようでした。

大人になった私は、孤食、黙食が好きになりました。一人でTVを見たり、新聞を読んだり、料理の味、お酒の香り、諸々の事を考えながら、ゆっくりと食事をするのが至福の時です。酒宴や茶会でも、私は末席で静かにしています。たまに私に話題をふってくれる人がいると、私もその話題についての持論を展開する事があるのですが、悪口を言ったり、ケンカしたわけでもないのに、いつのまにか嫌われていることもありました。だから、私のブログは、会話の代償行動なのかもしれません。しかし、相手は人間様ではなく、空に向かって消えていく「煙突のけむり」なのです。

@ 「先制攻撃にならないために、攻撃着手はどう判断するのか」という問題に対し、今朝の朝日朝刊3面に「日本に発射されたミサイルが途中で落ちる可能性もある。第一撃が日本に届いてからでもいい」(防衛省関係者の話から抜粋)と載っていました。

「誤って先制攻撃をして全面戦争になることだけは絶対に避けなければならない」ので、「私が担当者でも、とりあえずの軸足はここに置く」と思います。そして私なら、ここに軸足を置いてはいるが、あきらかな状況によっては、敵が第一撃を発射する前に、日本が敵地攻撃することも否定はしないというスタンスにしたいです。

第一撃が日本に着弾するということは、核の場合には広島・長崎の悲劇を覚悟する必要がありますし、通常兵器であっても、ビルに着弾すれば何十人もの国民が死亡する可能性があるわけです。「全体の作戦を成功させるためには、一部の犠牲はやむを得ない」という有事の話が、ここにも起こりそうですね。言いかえれば、「お国のために、私たちがその犠牲者の一人になることを覚悟する必要がある」ということだと思います。

(2022.12.2)

アーチェリーで、たとえば4点の枠内に矢が当ったとき、4点と5点の境目にあるラインに矢が少しでも触れていれば、5点になります。その1点が勝敗を分ける事がありますから、得点は0.1ミリを争うわけです。なので、選手の中には、ときどき太めの矢を使う人もいます(合法です)。でも、矢が太くなれば、空気抵抗も増えますし、素材が同じなら硬く曲がりにくくなります。重さも違ってきます。すると飛びも違って来るので、当たる矢も当たらなくなる心配もあります。余談ですが、先日のラジオか何かで、「人は本能的に丸が二つ並んでいるものに惹かれる」みたいな話をしていました。だから、乳飲み子は乳房を求めるのだと。

(2022.12.1)

@   今年の1月初めは驚きました。20余年暮らした「古巣の掲示板が終了する」との話が飛び込んできたからです。大手だからと安心しきっていましたが、その後の経過は皆さまご承知の通りです。ここの過去ログにも記録を転記してあります。しかし、おかげさまで、古巣に勝るとも劣らない「裏庭の花だん」的なマイページが出来つつあります。来年もさらに手入れをして行きたいと思います。年末のご挨拶風になってしまいました。

@ コロナ過でバタバタしている内に、今年も師走になってしまいました。師走には、毎年、今年の見納めとなる映画を探します。もし、明日その一本を観ることが出来れば、たとえ、それ以後に観る作品が微妙でも、「今年も良い年だった」と思って、師走を過ごしたいと思います。

@ 肌の色は隠しようがありませんが、性の問題は隠れているので私も近年まで良く知りませんでした。しかし、人種差別・男女差別がいけないのなら、同性婚にある性差別も良いはずがありません。10人に1人とも言われるLGBTQの人権を守らなくては、文明国とは言えないと思います。

@ マイナポータル免責規約の「修正指示」がありました。「デジタル庁は一切の責任を負わない」という一文に世論が疑問の声を上げたためだと思います。最初、私もひっかかりを感じた一人ですが、全体の奉仕者である役所は、その一文を盾に、単純に国民を切り捨てようとはしないはずだと思いなおしていました。

たとえ(表面的に)「デジタル庁は一切の責任を負わない」と書いてあっても、現実に損害が発生し、その原因がデジタル庁にあれば当然の事、直接的な責任が無い場合でも、災害レベルの大規模な損害が発生していれば、特例救済措置が行われる可能性があるのだと思っていました。そこは営利目的かつ小規模組織である民間企業とは違うと思います。でも、私を含めた国民の不安を払しょくするために「修正指示」があったことは良い事だと思います。

(2022.11.30)

@ 【美しすぎる幻想曲】ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲第1番 第2楽章

       【全楽章版!】ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲第1番 (ピアノ伴奏)

@ 私が幼稚園から小学生のころには、父のオートバイの後ろに乗ることがあり、その時には、母からマスクを強要されました。「体の弱い私が風邪を引くのを恐れた」からです。しかし、幼心に「マスクは悪者が顔を隠して悪事を働くときの道具だ」と断じていたので、「警察官から誤解されないか」と、怖くて仕方ありませんでした。

ですから、走行中にパトカーや警察官の姿を見つけると、マスクを外して顔を見せ、「怪しい者ではありません」のアピールをしていました。その気持ちが今でも残っているのかもしれません。今回の新型コロナ騒ぎでも、3年前は、店頭からマスクが消えてから、やっと古いマスクを取り出して使い始めましたし、今年は夏前から外ではマスクを外していました。

@ ウクライナのニュース映像を見ると、並みのビルはミサイルで全半壊しているようです。ということは、防空壕が無いからと言って、住民たちが役所の施設などを避難所にすると、そこにミサイルが一発落ちただけで全滅になりかねません。ならば、各自が自分の家(あるいは会社など)にいた方が、リスク分散になり、助かる人数が増えるのではないでしょうか。これは素人の素朴な疑問ですが。

(2022.11.29)

@  家の外で武器を持った暴漢が虎視眈々と家の中を狙っている。そんな時、①どのような応戦なら法律に触れないかを議論するのではなく②100%助かるにはどうすれば良いのかの議論が先でしょう。もちろん法律を軽視するものではありませんが、命の前には、二次的なものだと思います。国会の防衛論議を聴いていて、ふと感じた事です。もしも②と法律との整合性に問題があるのなら、法律改正も視野に入れて検討する必要があると思います。

@ 映画「ドライブ・マイ・カー」を更新しました。追記Ⅱ・Ⅲ

@  映画「レ・ミゼラブル」に『15分間も「立禅」をすると、両手の間に直径1mぐらいの、もたれ掛かれるほどに強靭な気のボールが出来ます。・・・(中略)・・・そして、その後は「気」を意念で下丹田に圧縮して納めます。』と書きました。

下丹田に収める時、ボールに触れている両手で圧縮するように力を入れると上手くいきません。結界(のようなもの)を作っていた両手がボールの中に埋もれてしまい、結界が切れて、気が逃げて行きやすいのです。

正解は前述したように、意念で動かすのです。「下丹田に小さくなって入れ」と軽く念じるだけで、1~2秒で「気」は吸い込まれるように入ります。両手は小さくなっていくボールに添えて、結界をホールドしているだけです。筋肉で圧縮しようとしてはいけません。

「入ったとか、入らないとか、それって気のせいでしょ」と思うかもしれませんが、うまく入ると、(きたないはなし)下腹部にガス(邪気)がたまったように腹圧が高まります。最初の一回では分かりにくいかもしれませんが、何回もやれば徐々に腹圧が高まって行くので、ハッキリ分かるようになります。しかし、溜まったのは邪気ではなく(正気)なので不快感ではなく、幸福な充実感があります。ちなみに、失敗すると下丹田はしぼんだ風船状態のままです。

それから、私は最初、「気」を下丹田に入れようとして、技が未熟だったためか、胃の近くに入れてしまったことがありました。そうすると、胃が圧迫されて、食べないのに満腹感が起きて困った事がありました。上級者なら下丹田に移動させることも簡単なのかもしれませんが、少なくとも当時の私には出来なかったので、「気」が散るのを待つしかありませんでした。1週間前後で元に戻りました。

その後の、再トライでは、下丹田に入れることが出来るようになり、満腹感は起こりませんでした。

これらの経験から、顔では笑いながら、心の中で悪口を言うような行いは怖いと思うようになりました。お坊さんではありませんが、「無心」の境地こそが最上なのかもしれません。

(2022.11.28)

@ 「 カッチーニ? アヴェ・マリア 」

(2022.11.27)

大河ドラマで名古屋弁を 河村市長 NHKに要望     大阪の住民の方は、第二の首都として、東京と張り合うような気持を持っておられるのかもしれませんね。

しかし、(以下は私や周辺の感想ですが)三大都市の末席にいる名古屋の住民は、あまりそのような気持ちは持っていないように思います「大いなる田舎」、「白い街」、「名古屋飛ばし」などと揶揄されても、ひっそりと暮らしていきたいと思っていましたし、自虐的な諦念も持っていたように思います。だから、「経済の名古屋一人勝ち」が話題になったり、「名古屋めし」が話題になったときには、「嬉しいというより困惑する気持」がありました。しかし、「他国の方言は使っても、名古屋弁の排除を感じるドラマ」があるなら、「差別行為の象徴」との思いで眺めているのかも知れません。

(2022.11.26)

在職中の話です。2年に一回ぐらい、出張して仮設事務所で1日仕事をする事がありました。中にいるのはアルバイトさんを含めて15~20人ぐらい。昼と夜に「わりご弁当」を取って、接客もあるので、順番に隣室で食べました。

中間管理職ではないですが、そんな状況になった私は、上司やアルバイトさんに先に食べてもらいました。私が新人の頃には、先輩から、先に食べさせてもらったから(その先輩は最後に食べていた)、それが当然だと思っていました。

そうやって、私も先輩になった務めを果たした気分で、最後に隣室に行ったら、「ごくろうさま」ではなく、「え!、まだ食べてなかったんですか?」と、お茶場を担当していたご婦人から声を上げられて、(もちろん悪気は無かったようですが)一瞬すき間風が吹いたような気がした覚えがあります。わりご弁当は一つ残っていましたが、空箱といっしょに置いてあったから、見分けがつかなかったようです。

あれから、20年以上たちますが、たぶん一生忘れない思い出です。

(2022.11.24)

映画を観ていて気がついたことは、脚本と監督が同一人物の場合は面白いことが多いという事です。その他にも、脚本家が複数の場合よりも一人の場合の方が、面白いことが多いとも。

つまり、一人で作れば、良くも悪くも個性的な作品になるという事だと思います。もし、中枢に多人数を関わらせるような作品があったとしたら、そこにある「志」は最大公約数であり、尖がったアートを目指しているのでは無いのかもしれません。

(2022.11.23)

『「出世したくない」公務員増えた? 昇進試験「準備ができない」訳は』

『出世望まぬ公務員「勉強時間ない」「昇進よりも家庭」 自治体は苦悩』

昔の自治体では本気で昇任試験を受ける職員が多く、仲間同士で勉強会を開いたりする人もいましたし、中には、試験直前に1週間ぐらいの有給休暇を取って勉強に励む者も。

しかし、昨今は「中途半端に出世しても係長(中間管理職)で終わっては辛いだけだし…」みたいな本音が増え、せっかく有名大学を出ても、出世に興味が無い人もいるようです。以前に、「区役所の課長クラスなら、高卒で務めている人も珍しくない」と書きましたが、出世に背を向けた大卒とは裏腹に、「高卒でもやってやる」という職員が出世している側面もあるのでしょう。そして大卒を部下につけているのです。

(追記)先ほどのNHK・TVニュースで「リスキリング」(学び直し)が取り上げられていました。これは民間だけの話ではありません。例えば区役所職員は(昔から)5年前後で人事異動があり、TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」のヒロインのようなケースワーカーをやらされた人が、5年後にはTVドラマ「トッカン」ではありませんが税金取りになって差押もし、さらに5年後には戸籍担当になって婚姻届などの受付をすることもあるわけです。大卒・高卒ともです。そうやって、定年まで、1回、2回どころか、7回ぐらい違う仕事をさせられます。定年まで、新しい人間関係の中で、違う分野の法律研修を受けたり、コンピューター処理の実務を学び直しているわけです。これもリスキリングの一つなのかもしれません。

( 公務員の話題はこちらにもあります。)

(追記2)もう少し「出世望まぬ公務員」の話を続けます。公務員は、「安定」を求める気持ちが一倍強い人が、その手段としてなる事が多いようです。だから、公務員になること自体が「上がり」であり、出世という「(ある意味)不安定化」は望んでいないのですね(もちろん出世を目指す人もいるでしょうが)。この公務員(少なくとも自治体職員)気質は、少なくともこの半世紀、大きくは変わっていないと思います。

ただ、近年何が変わったかと言えば、昔は「日曜日に行われる昇任試験も仕事の一部」として、出世する意欲がなくとも、我慢して受験する職員が大多数だったのですが、近年は「残業代も出ないのに日曜日にポーズだけの受験などしない」と割り切る人が増えてきたのでしょう。

これは、「嫌なら学校は行かなくても良い」「仕事でないなら宴会や慰安旅行には参加しない」などという、「嫌なことはしない」近年の世相と同じなのだと思います。ですから、その数字だけ見れば受験者数が減っていますが、「出世への意欲」という実態は、少なくともこの半世紀は似たようなものだと思います。

(追記3)「学校へ行かない話」が出たついでに、いわゆる不登校について、あまり話題にならない事を書きます。個別の事例について語るつもりはありません。これは一般論として読んでください。

①義務教育での不登校は、いわゆる「読み・書き・そろばん」が出来なくなる心配があります。そうなれば、私の父のように、大人になっても新聞や本が満足に読めなくなりますし、将来、就職や結婚にも差し支えかねません。中には「こんな薄っぺらい教科書を一年かけて勉強するなんて、かったるくてやってられない」という子どもいるかもしれません。(たぶん少数派の)そのような人は心配ありませんが、学校嫌いで勉強も嫌いだった私が、自分に負けて義務教育不登校になったら、あれだけの学習量を自宅で勉強できたとは思えず、どうなっていたかわかりません。

②それから、義務教育で学校に通っていれば、良し悪しは別として、親御さんは、勉強の事は学校に任せにして、仕事に家事に専念できますが、子どもが不登校になり、私みたいに遊んでばかりなら、親の負担は大変なものになりかねません。

「①②のような親の心配も考えてやれ」と、悩みの渦中にある子どもに言うわけにもいかないでしょう。でも、周囲の大人は、子どもの気持ちだけでなく、親の気持ちも考えてあげる事が出来るのです。

(2022.11.22)

昨日、新型コロナワクチンの5回目を打って来ました。ファ、ファ、モデ、モデ、モデです。副反応は腕の軽い痛みぐらいでしょうか。発熱や倦怠感は、無くはありませんが、少しオーバーに言えば無視できるぐらいです。ホッとしました。

(2022.11.21)

@ 新番組 「Dear にっぽん」 日本各地の瑞々しい風景の中で、ひたむきに生きる人たちを見つめ、”大切なもの“を探すドキュメンタリーです。
馬上から矢で的を射る「流鏑馬」、ニュース映像では、なかなか当てるのが難しそう。しかし、彼女はすご技の持ち主でした。カッコ良すぎます。

@ レコードとミュージックテープの音質を比較(YMO / Rydeen)  LP時代の私は、新品のLPを買うと即カセットに録音し(ラジカセではなく、それなりのコンポと厳選したテープで)、カセットばかり聴いていました。LPを鳴らす儀式が面倒だったからです。だから当時を思い出しました。

@ レコード・カートリッジの音質比較をしたらまさかの結果が…  真空管アンプとトランジスタアンプの音量を同じにし、スイッチボックスで切り替え試聴して、まさかの結果になった事が、私にもあります。ですから、オーディオの何割かはまさかの可能性があります。それでも私はオーディオという趣味と歩むことにしましたが。

@ アーチェリーの本には、「クラブでは、メンバーを希望により①選手班と②レクリエーション班に分け、①には優勝するための専門的な指導をするが、②は好きに練習させる」旨書いてありました。

私がいたクラブも概ねそのようになっていました。だから、②である私は、週に2~3回のペースで10年近く練習しようと、トリックショットを楽しもうと、試合に出る事を強要されたり、(苦痛を感じるような)必要以上の技術指導を先生から受けたりすることもありませんでした。もちろん②の人も質問すればやさしく教えてもらえますし、出たければ試合に出るのも自由なので、大多数の人が一回以上は試合に出ています。

年齢・性別まちまちのメンバーでしたが、先輩・後輩とか、年上・年下とか、いわゆる体育会系のような息苦しさもありませんでした。文化サークルのように、先輩や年上には常識的な敬意を払いながらも、皆、仲良く、平等で楽しいクラブの時間を過ごしていました。

新聞によると、学校の運動部では厳しい指導で「指導死」もあるようですが、私から見れば、まるで異次元の話です。厳しい指導をしなければ試合で勝てないとか、選手がそろわなければ試合に出られないとか、の事情もあるかもしれませんが、だからといて、個人の自由・尊厳を無視し、暴言を浴びせてまで強要して良いはずがありません。学校が理想を学ぶ場なら、なおの事です。

(2022.11.20)

新聞に「体育嫌い」についての話が載っていました。私が①運動好きなのはすでに書いた通りですが、学生時代は②運動嫌いでした。なぜ矛盾があるのかと考えましたが、①の運動はジョギング、サイクリング、シュノーケリング、アーチェリー、気功と、一人でも完結するものなのです(ある意味、草食系)。それに対して②は団体競技、対戦競技が中心でした(ある意味、肉食系)。私は社会人になってから、自発的に①の運動を始め、アーチェリーに至って、禅に通じる自己との戦い的なスポーツが自分に合っていると悟ったのです。小学生にアーチェリーは無理でしょうから、吸盤のダーツなどでも良いはずです。でも、私が読んだ限りでは、前述した新聞記事には、①②原因説は書かれていなかったように思います。

(2022.11.19)

@ 小学校の低学年の頃、国語の時間に初めて「、」と「。」を教えてもらいましたが、「、」などという「斜め点の、あいまい感のある記号はありえない」と確信し、中央に「 | 」を使って作文していたら、先生からやさしく「、」と書きなさいと個人指導を受け、長い物には巻かれろ的に、やむなく矯正した時の事を覚えています。

小学生の中学年の頃、図画工作の時間に「将来の夢を絵に書きなさい」と言われましたが、「親に叱られないように生活する事だけが夢」であり、それ以外の夢など(存在すら)考えたこともないし、バカな自分には考えてもどうせ叶わないと思っていたから、思いっきりタガを外して、想像力を逞しくし、書きたかった宇宙遊泳の絵を書いたら、とても楽しい時間になった事を覚えています。

社会人になって、職場に馴染めずに苦しんでいた頃、「趣味のオーディオの話で先輩に話しかけてみたら?」とアドバイスしてくれた人がいました。今でもその気持ちはとても感謝していますが、「先輩が同好の士でなければ、楽しくもないのに私の話を聞くことになり、その気持ちを考えると、話したくない」と思い、正直にそう答えました。

(追記)「宇宙遊泳の絵を書いた話」で昨日気がついたのですが、ある意味、私は、私の中では、宇宙遊泳が成功したのではないかと思いました。

私のスポーツ遍歴を考えると…アイススケートは、大地に根を生やしたように立っていられない氷上で、不安定に滑走するものです。
ジョギングに至っては、文字通り、ぶつ切りで空中を飛んでいるわけです。
サイクリングも、大地から足を離し、人体は不安定に空中を飛びます。
シュノーケリングでは、透明度の高いグレートバリアリーフで、水面を遊泳し、地球(海底)に落ちていきそうな恐怖を味わいました。
みな、心理的には不安定に遊泳しているようなものです。

小学生の頃に自己規制を取っ払って書いた宇宙遊泳の絵は、(取っ払ったがゆえに、実現性の有無とは無関係に)私の本心だった可能性があります。そして、無意識にその夢を掴もうと歩き続け、(ある意味、グレートバリアリーフというサンゴ礁の極点で)とうとう実現させたのかもしれません。

でも、星が見えませんね。しかし、グレートバリアリーフの時に泊まった、オーストラリア・ケアンズの北、パームコーブの、ゴルフ場にあるホテルのコテージで、天の川がはっきりと見える、プラネタリウムのような、降るような星空を見てきました。あんな星を見たのは人生で二回だけです。中学校の授業で行ったキャンプ場とパームコーブです。

ちなみに、パームコーブの泊まったホテル前の海は、あまり透明度が高くなく、(個人的には)シュノーケルには適さないと思いました。ワニとかクラゲとかが心配な時期もあるようです。30年ぐらい前の事ですから今の状況は分かりませんが、パームコーブに行ったらホテルでは陸上を楽しんで、海は、オプショナルツアーで日帰りのグレートバリアリーフへ行くのが良いと思っています。

(追記2)「宇宙遊泳と海」で思い出すのが、映画「ゼロ・グラビティ」です。あれは「海中で起こった生物の進化、あるいは体内の授精を、宇宙遊泳で表現したもの」だと思います。

(追記3)グレートバリアリーフ(宇宙)に行くには、一般には、オーストラリアのケアンズから船(ロケット)でグリーン島というという美しいリゾート・アイランドを経由し、グレートバリアリーフのポンツーンというテニスコートのように大きな浮き桟橋(宇宙ステーション)に行くのです。そこでシュノーケルやダイビング(宇宙遊泳)ができます。

@ 「年金が来年度目減りする」旨の見出しが新聞にありました。「抑制措置3年ぶり」の旨も。一見、「年金が減額される」と誤解する人もいるかもしれませんが、正しくは「来年度の年金は増額される」のです。しかし、「物価の上昇ほどには増えないので、物価と比べると、年金は目減りする」という意味ですね。

これは銀行預金でもタンス預金でも似たようなものです。100円で買えていた商品が110円に値上げされれば、預金の100円では買えなくなるので、預金が目減りしたとも言えるのです。

ちなみに株は、物価が上がれば、一般的には株価も上がるので、預金のような目減りは起こりにくいですね。ただし、株は元金が保証されていませんから、様々な要因で暴落するリスクもあります。

(2022.11.17)

若い頃に家族で海水浴に行きました。一泊二日でビーチにある旅館に泊まったのです。玄関を出ると目の前が砂浜です。私は夜のビーチを散歩するのを楽しみにしていましたが、暗くなって驚きました。沢山の人が花火をしていたからです。それもロケット花火が多い。まるで戦争映画の弾丸の軌跡のように、ほぼ水平に、無数に飛びかっています。若い私ですが、さすがに怖くなり、外出をあきらめて、窓から見るだけにしました。

先日の東京では、雑踏の中で打ち上げ花火のようなものをして警察沙汰になった話がありました。目立ちたかったようですが、通行人の目にでも当たったら大変なことになっていたと思います。

そして、「ポーランドにミサイル着弾」のニュース。私が聞いた限り、今までの報道では、「ロシアのミサイルを迎撃しようとしたウクライナのミサイルが飛び込んだ」ようです。絶海の孤島で戦争が起こっているのならともかく、地続きの隣国で戦争が起こり、1年近くもミサイルが飛びかっていれば、隣国への誤爆が無い方が奇跡だったのかもしれません。EUもとばっちりを想定する必要があったと言っては叱られるでしょうか。

そして、どなたかも書いておられましたが、台湾有事の際は、日本の南端にミサイルが飛び込むことも、日本としては想定しておく必要があるのかもしれません。

(2022.11.16)

つけっぱなしだった昨夜のNHK・TVで演歌が流れた時、その歌声に、思わずフリーズしてしまいました。艶めかしく心をなでるような、揺れるろうそくの炎のような歌声だったからです。お名前を記憶しようとTVを凝視しましたが、一晩寝たら、その事自体をすっかり忘れていました。

それを先ほど思い出し、確かお名前には「白」の字があったような・・・
そんな、わずかな記憶で検索したら、「白」ではなく市川由紀乃さんでした。

(2022.11.15)

@ 「空襲警報」を「Jアラート」と言いかえたのは、おそらく「戦時中のイメージを無くし、必要以上に国民を刺激しない為」でしょう。さらに、「平和憲法の日本が戦争の準備をしていると思われても困る」という政府の配慮もあったのかもしれません。でも、「ミサイルからどう逃げればよいの」と、気がつけば、国民の方が危機の先行をしていたのかもしれませんね。
ちなみに、「地下シェルター」が不足しているようです。狭く、少ない空間に、パニックになった人が多数が押し寄せ、韓国みたいな圧死の心配は無いのでしょうか。目の前のビルがミサイルで崩壊すれば、私もパニックになりかねません。

@ マイナンバーカードについて、いろいろな理由を挙げて反対する声も聞こえてきます。しかし、仮に、ここで廃止にしたらどうなるのでしょう。後に誰がどんな改正案を出すにせよ、又、あらたな反対派が出て来るはずで、議論百出になりそうです。そうやって再び潰されるか、通ったとしても、年単位で日本は遅れるのです。

国民総背番号制の時から、マイナンバーカードは50年間議論してきたとも言えます。今回の決定は、過去を振り返れば、政治的に奇跡的な果実です。問題点があれば、走りながらの解決を模索するべきです。この果実を手放してはいけません。そう思います。ちなみに、夢のベーシックインカムにも国への口座登録が必要です。

(2022.11.14)

@    三重県南東沖の地震なのに、隣の名古屋では揺れを感じられず、ラジオでは「福島県が震度〇」とか言っているので、「どこの三重県だ?」と、しばらく・・・となりました。

@ 「Windows 10 バージョン 21H1」の月例パッチは来月で最後、強制アップグレードが開始へ 

今使っているキーボードは安価なものです(TKFCM104XBK)。値段が値段なので最高だとは言い難いですが、変な違和感もなく、(私の)実用には問題ありません。コロナ過では、お店でペタペタさわって選ぶのも気が引けるので、同じ物が予備に一台買ってあります。他にも、買ってみたけれど、より高級感はあっても(私には)ストロークがやや深めだったので 、フィット感が微妙なものが一台あります(PERIBOARD-106WJP)。マウスも今使っているものが、クリック感も、頑丈さも、値段の安さも、最高に気に入っており、同じ物が予備に買ってあります(BSMRU21WH)。しかし、Windowsが11になったら使えるのでしょうか。

(追記)アマゾンさんで①TK-FCM104XBKを見ると、「この商品には新しいモデルがあります」と②「TK-FBM112BK」が紹介されています。しかし、両者は単なる新旧ではないようです。①は有線で②は無線です。②の電池がどれぐらい持つのか知りませんが、個人的には1日12時間使って半年~1年間もって欲しいと思います。

又、「Amazonおすすめ」になっている③TK-FFCM01BKは、値段がより安い有線ですが、ストロークが2.8mmになっています。①②は3.5mmですが、これが③2.8mmになります。一本指打法の人には、どちらでも、あまり関係のない話かもしれませんが、ブラインドタッチをしている人には、キーのストローク(押した時の深さ)が違うと、タイピング感覚が違ってしまい、好みが分かれると思います。念のため申し添えますが、良い悪いの問題ではありません。

ちなみに、④PERIBOARD-106WJPのストロークはこの中で一番深いです。正確な数字は忘れましたが(説明書に書いてあったかもしれませんが、すでに廃棄しており、少しネット検索しても見当たらない)、実際に使い比べた結果(私には)少し深く、①の方がフィットする思ったので、現在は①を使っています。

でも、④のストロークが一番深いとは言っても、職場で使っていたプロ用キーボードと同等か、もしかしたら、職場の方がもう少し深かったかもしれません。ですから、客観的には④は標準的なストロークの良品だと評価しています。深すぎるという意味ではありません。

②のようなストロークの短い製品は、私の想像ですが、ストロークの浅いノートPCに慣れてしまった人が選択する事が多いのかもしれません。どれを選択するにせよ、手のサイズや握力、好みは人さまざまなので、バネ圧も含めて、自分にとって一番フィット感があるものを使うのが良いと思います。

@ 第8波が来るようですが、波が大きくなった場合、いまだに、国も医師会も「国民への自粛要請」ぐらいしか、決め手が無いように見えます。でも、その事の半分は理解したいですが、残りの半分はモヤモヤするのです。

お医者さんは忙しいと言いますが、新型コロナ患者を診ていない医院が意外と多く、そこはヒマだったという話も読んだことがあります。感染を恐れて患者も病院を避ける傾向もありましたし。又、病床使用率も、一旦増加するのは仕方ないとしても、下がり方が極端に遅い県がごくわずかあるのです。その県に住んでいる者は心配でしかたありません。

それぞれに事情があるのでしょう。しかし、私的には、いろんなモヤモヤが残されたまま、3年たっても、相変わらず「自粛しない国民が悪い」みたいなトーンだけが聞こえて来るのは、やっぱりモヤモヤするのです。

@ 年金をもらう時には国に受取口座の登録が必要です。私の知るかぎり登録を拒否した人はありません。でも、国への登録なのにマイナンバーカードに給付金の受取口座を登録したがらない人がいるのは不思議なことです。そんな人でも、民間にはローンなどで登録している人は多いでしょう。一部の人にとっては民間会社は国より信用があるようです。

ところで、年金不安がいつからあるのか知りませんが、少なくとも30年近く前にはありました。マスコミが話題にするたび、役所に相談が殺到したものです。その中には、(不法行為ですが)「国の財政破綻が心配だから国民年金をやめて、民間の個人年金にしたい」という人もいました。その人は、「国から逃げ出して民間会社に避難したい。民間会社の方が信頼できる」と考えていたようです。でも、それは正しいでしょうか。一方では、「安定を求めて公務員になろうとする人」は、相変わらず多いのです。

(追記)ちなみに国民年金は無くせません。無くせば生活保護が増えるからです。「国民年金は無くならないのではなく、政策的に無くせない」のです。これからも、あらゆる手段を講じて守られるでしょう。私はそう思います。その一つのアイディアが「国民年金のベーシックインカム化」です。

(2022.11.12)

TV 朝ドラ「舞いあがれ!」を更新しました。追記Ⅵ・Ⅶ

(2022.11.10)

@ 「積極的防御、導入に法の壁 対サイバー攻撃、与党が協議」

病院などもマヒ状態になりかねないサイバー攻撃を防ごうとしても、憲法が足を引っ張っている可能性があるようです。

@ 給料を支払う前に税金を徴収してしまう源泉徴収制度は、戦時の軍事費用の調達のために導入されたと言われているようです。「マイナンバー制度の本丸は徴税のためだと思う」という話を以前書きましたが、もっと突き詰めると、この戦時の話まで連想します。

さらに、戦時には敵国の工作員が不法入国して活動する心配があるわけです。同じアジア人同士であれば外見で見分ける事は困難ですし、偽造された運転免許証の話もスパイ映画などでおなじみですね。だから、判別も簡単ではないでしょう。でも偽造困難なマイナンバーカードを持っていれば簡単に見分けられるのではないでしょうか。警察官が道端で職務質問時に、カードリーダーでピッと確認すれば、即座に素性が判明するからです。

@ 先ほどのNHKラジオで、スポーツ界におけるLGBTQ問題を話していました。

(隠している人もいるためか)LGBTQの割合は統計によってバラツキがあるようですが、仮に10%だとします。10人に1人です。すると自分の親戚縁者の中にもいる可能性が高いはずなのです。もうすぐお正月ですが、冠婚葬祭などで10人集まれば、内1人がLGBTQであってもおかしくありません。実際、私の親戚にもカミングアウトした人がいます。

友人・知人、仕事関係の取引先の人も、10人いれば1人いてもおかしくなく、市町村役場でも10人の係に1人いるかもしれません。みんな隠しているのでしょう。LGBTQを差別するという事は、日本の人口・一億二千万人の内の、千二百万人を敵に回しかねないという事です。皆さんがカミングアウトしても平和共存できる社会が来ることを望みます。

(2022.11.9)

TV 朝ドラ「舞いあがれ!」を更新しました。追記Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ

(2022.11.8)

@ 「マイナ保険証」と従来の「紙の保険証」。私の誤解でなければ、マイナ保険証を作っても(当分の間)紙の保険証は使えるはずです。即使えなくなると思っている人は、マイナ保険証を作るのを躊躇するのかもしれません。

マイナ保険証の病院側の受け入れ態勢が100%ではない、現在のような過渡期には、マイナ保険証を作ったからと言って、その人の紙の保険証を無効にはできないのでしょう。つまり、私には保険証が二枚ある(便利な!?)状態です。

私のかかりつけの歯医者さんには、まだマイナ保険証の機器が入っていないようですので、紙の保険証を持っていきます。病院側の受け入れ態勢が整い次第、だんだんとマイナ保険証の出番が増えると思います。その時になって慌てないためにも、早めにマイナ保険証を作っておきました。今なら最大2万円もらえますし。

(追記)「保険証が二枚ある」ことがなぜ嬉しいのか考えました。昔は保険証は家族に一枚だったのです。世帯主に交付された保険証に家族全員の名前が書かれており、家族みんなで使ったのです。当時は一泊二日の会社の慰安旅行も一般的でしたから、だれかが旅行に持っていくと、家族が使えないのです。だから、保険証をコピーしたものをダメ元で旅行へ持って行ったものです。そんな不条理・苦い経験があるおじさん世代には、「保険証が二枚ある」状態は、どうしてもニンマリしてしまうわけです。

ちなみに会社の慰安旅行、現在では「仕事の延長だ」とか言われて、若い人には嫌われているようです。私も若い頃には慰安旅行は大嫌いでした。酒席では必ずと言ってよいほど、「飲酒の強要」「カラオケの強要」「おまえの仕事はダメだとの説教」があったからです。だから、当時の参加者はほぼ全員であり、事実上の強制でしたが、ずる休みしたことがあります。

でも、あれは、あれで、メリットもあったのです。お父さんやお母さんは、なかなか家族をほかって旅行にはいけないでしょう。しかし、会社の慰安旅行なら、一人で大っぴらに、毎年一泊二日で旅行できるわけです。例えば、10年会社に勤めれば、10回慰安旅行で各地の温泉に行けるわけで、これが有ると無いとでは大違い。

そして、あんなに嫌だった、酔っぱらった先輩上司との団体行動も、リタイアした後に思えば、懐かしい思い出の一つになりました。20人前後の飲めや歌えの酒宴というものは(もっと大規模もあるかも)、リタイアしてしまえば、普通の人には、やりたくても、なかなか出来ないものです。特にコロナ過では。それに、「酒宴が大嫌いなら、幹事などとてもできない」と思っていましたが、いざ幹事をやってみたら曲がりなりにも出来てしまったという経験も収穫でした。もちろん、皆さんの協力あっての事ですが。

(追記2)若者などで「マイナ保険証や口座番号の申請方法」が分かっており、「いつでも一人で出来る自信がある人」ならともかく、おじさん世代などで「誰かに教えてもらわなくては一人ではできない人」は、ゆとりのある今の内にやっておいた方が良いと思います。切り替え期限間際になってから慌ててやろうと思っても、常識的に、その時期には相談窓口の混雑が予想されるからです。

@ 65歳になった人に、「老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方の繰り下げを希望される方は、このハガキの提出は不要です。」というハガキの入った封筒が届いているようです。

つまり、ほかっておけば「繰り下げ受給OK」の意思表示をしたことになってしまうようです。
デフォルトが65歳から支給ではなく、「繰り下げ受給OK」になったかのような感じです。
そして、その繰り下げ請求も、ほかっておけば75歳からになってしまうようです。

在職中、すでに、このような手続きがあったのか、その記憶はありません。私が65歳の時にはこれより複雑な書類が来ましたが、その中に紛れていたのか、このようなハガキの記憶はありません。何が言いたいのかと言えば、年金財政が厳しいのは知っていましたが、デフォルトを65歳から75歳にしたい気持ちがあふれているようで、国も本当に苦しいのだなと、そう思ったのです。

@ 朝刊から新聞広告の束を外そうとして、手のひらを少し切ってしまいました。手のひらには神経が集中しているのか、痛みの割には血は一滴しか出ませんでした。ホッとして、流水で軽く洗ってから気功の手当てをしておきました。経験上、1分前後でも手当をしておくと、化膿する事もなく、直りが早いようです。もちろん薬を否定するものではありませんので、誤解のないようにお願いします。

テーブルの上に広げて広告を取ればよかったのに、立ったまま左手で新聞をつかみ、右手で広告を抜こうとしたため、紙の端が左手のひらをこすったのです。事務員をしていた頃は、紙で手を切るのは新人のやることだとして、新人にはいつも最初に助言していました。それでも痛い目をしなければ本当には理解できないらしく、1年以内にたいてい一回は切るものです。その時、新人が用意していない絆創膏をあげるのも、私の役目でした。

そんな私が新聞広告で手を切るなんて、焼きが回ったのかもしれません。そう言えば、在職中は職場でカウンターの内側が居場所だったわけですが、リタイアした今は外側の人間です。内情を知っているはずなのに、カウンターの外側に立つと、妙に緊張する様になりました。

(2022.11.6)

現在、①マイナンバーカードの保険証との一体化が進められていますが、義務では無いので、申請しない人も残りそうです。残った人たちに対しては、②総理は「新しい制度を創設して対応する」旨の考えがあるようです。

ここで、近未来の病院の窓口を想像します。多数派が①を保険証に使って、病院の受付をするはずですが、一部の人は②で行うはずです。この様な二種類の事務処理方法が混在すると、病院側は煩雑になるのではないでしょうか。やがて、年月とともに②の人の割合は減って行くでしょう。しかし、その減少に反比例して、病院側の(煩雑だという気持ちは)膨らんでいくように思います。

極論を言えば、②が1%以下になった場合には、「これ、どう処理するんだっけ?」という事務員さんも出て来るのではないでしょうか。何が言いたいのかと言えば、患者さんは病院側と良い関係を持ちたいと思っているはずですが、国へマイナンバーカードの保険証申請をしないと、最後には病院から歓迎されない患者になる可能性があるのでは、と杞憂するのです。

しかし、申請したくても手続き方法が良く分からない人も多いと思います。ご承知の通り、私は在職中からPCで仕事をしており、今でも毎日のようにブログをUPしていますが、この保険証申請は大変でした。仕事をリタイアした私には、年に一回有るか無いかの(疲労困憊の)頭脳労働になりました。PCなど触った事もない私の両親を思い出すと、とても二人が出来るとは思えません。そんな人のために、①にするための役所の相談・受付窓口も充実する必要があると思います。

(2022.11.5)

Jアラートについて、迅速性や正確性を求める声があるようですが、私は緊急地震速報を連想しています。私が誤解していないのなら、緊急地震速報の発信は、コンピューターが自動で行うのでしょう。いちいち会議を開いて人間が判断していては間に合わないからです。人間の仕事は発信後に会議を開き、津波警報などの解除を行う事などではないでしょうか。結果として津波が来なかったとしても、国民は「よかったね!」と喜べばよいのです。

話しをJアラートに戻します。ネットで見ると、北朝鮮からのミサイルは、発射から10分ほどで日本に着弾するようです。それが核兵器の場合には、少なくとも、多数の国民が一秒でも早く光を浴びないような場所に隠れなければなりません(それで助かる保証はありませんが)。ですから、Jアラートが(もし)人間の判断で行われているなら、コンピューターの自動発信に近づける必要があるのではないでしょうか。

国民の側も、(あまり)Jアラートを迷惑がったり、誤報を責める事は、人間の介在を増やしたり、さらに慎重に判断させることになり、発令を遅らせる事になりかねず、危機が自分にはねかえってくる事を思う必要があるのではないでしょうか。

現在、国がJアラートを出す理由の中には、もしかしたら、(このミサイルに危機は無くとも)国民に時代が変わりつつあることを示唆する、教育的な役目もあるのかもしれないと思うのです。

(追記) 余談ですが・・・

『 AI兵器については世界各国いろいろな考えがあるようです。

①自立型と言いましょうか、自分で攻撃の判断をする兵器と、②遠くから人間が攻撃の判断をする兵器とがあるようですが、②の場合には引き金を引くまでのタイムラグが発生しますから、①②が敵味方に分かれて戦えば②は負ける可能性が増えるのではないでしょうか。

映画「トップガン」の主人公・天才パイロットのマーベリック(トーマス・クルーズさん)が、教官から「どのように考えてその操縦をするのだ」と聞かれ、「(条件反射のようなものだから)考えていない」「考えていたら負ける」と答えていたのを思い出します。

しかし、①のように機械に判断させれば、誤爆を含めた不適正な攻撃をする心配があります。でも、(残酷な表現であることを承知で言えば)その小規模な被害を回避するために②を導入し、「勝てば官軍」の戦争に負けることもあるわけです。

そして、交通事故を考えれば分かりますが、人間とて間違いをしますし、「小規模な被害を意図的に出しても戦争に勝つ」という戦術は、映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」にも描かれております。

つまり誤爆はAI兵器に限ったことではないし、時に人間はそれ以上の非情を行うという事です。さらに、①を使う国には、人権意識が低い国が多そうだという心配があります。そして、そのような国に戦争で負けるのは、さらに悲劇です。これは一つの視点の提示であり、私が①の推進派という事ではありません。』 

〔 映画「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」 追記12 ( 勝てば官軍 )2021/12/17 9:29 by さくらんぼ より抜粋 〕

(追記2)(安保の行方 無人兵器)中国念頭、導入急ぐ日本

この記事の後半に、「LAWS」(自立型致死兵器システム)型無人機についての、政府や防衛省幹部の話が載っています。

〔 政府はLAWSについて「開発を行う意図はない」との立場だ。国家安全保障戦略改定に向けた自民党の4月の提言でもLAWS開発を否定し、無人機に「人間の関与を確保する」とした。一方で「他国によるLAWSを用いた攻撃に対する対抗手段についても検討する」と記した。「国際ルールを無視する中国を相手に日本だけが『論理』に縛られるわけにはいかない」と語る防衛省幹部もいる。〕(抜粋)

当然ですが、LAWSで日本が攻撃された場合の事を心配しているようですね。この話、究極的には、護るべきは国民か論理かになるのでしょうか。

(2022.11.3)

@   再放送中の朝ドラ「本日も晴天なり」は、戦時中、ヒロインがNHKに女子放送員(女子アナ)として就職する話ですが、当時のNHKの役目として、表現は正確ではありませんが、①「放送によって国民の思想統制する」みたいなことが挙げられていました。ちなみに、アマチュア無線が戦後復活した時には、その議論の過程で、②「有事には通信兵に使える」みたいな話があったと伝えられています。そのような時代だったのです。

そして、昨今は、NHKの受信料問題があります。「有料を続けるなら、料金を払わない人には民法のようにスクランブルをかけろ(見えなくしろ)」という議論も。それに対して、当局からは③「緊急放送などを伝えるのもNHKの役目だからスクランブル放送は適さない」みたいな答弁があったと思います。ふと思ったのですが、①と③は違う話ですが、親戚のようだとも、言えなくもない気もしました。(2022.10.1の加筆再掲)

(追記) 北朝鮮からミサイルが飛ぶとJアラートがTVに出る事があります。国がJアラートを出す理由の中には、もしかしたら、(このミサイルに危機は無くとも)国民に時代が変わりつつあることを示唆する、教育的な役目もあるのかもしれないと思うのです。

@ 戦争反対というキャッチコピーは日本が戦争加害者にならないためのものだったと思います。しかし、時代は変わり、今は日本が被害者にならないための議論が行われています。

同様に、改憲か護憲かの議論も、日本が被害者にならないためには、という視点に変更する必要があるのではないでしょうか。日本が被害者にならないためには、常識的には抑止力に足りる軍事力が必要でしょう。その軍事力整備の足を、現憲法が引っ張っていないかという視点です。護るべき対象は国民です。条文ではありません。

@ 映画「キル・ビル」を更新しました。追記Ⅷ・Ⅸ

(2022.11.2)

「マイナカード、乳幼児は写真不要 普及へ政府方針」  この記事の最後に、「政府内では出生届の提出と同時にマイナンバーカードの手続きが完了する案も浮上しているが、事実上の義務化にもつながることなどから政府内には慎重論も強く、議論を続ける旨の話」が載っていました。

しかし、先日書いたように、マイナンバーカードは、日本においても50年間議論されてきた政策だとも言えます。結論を出すのは遅すぎるぐらいです。出生届の案、ほかっておいたら、マイナンバーカードが欲しい人は、手続きの二度手間になります。そちらほうがデメリットが多い。

むしろ、出生届のデータを流用してマイナンバーカードの下書きを作成しておき、極言すれば、取得したい人には(だから義務ではない)ワンクリックでカード発行できるぐらいの簡素化を図った方が、住民にも行政にも良いと思います。

マイナンバーカードの取得や、保険証申請、口座登録を嫌う人の理由はさまざまでしょうが、「手続きが面倒そうだから」という理由は少なくないと思います。ネットが苦手な人も多い。役所の窓口でやってくれるなら、こんなあり難いことはありません。

(2022.11.1)

@ 公文書の廃棄が問題になっています。文書を①「原則廃棄」の現規定から、②「原則保存」に改正せよという声もあるようです。しかし、②に改正したとしても、例外として廃棄可能な文書を選別するという事務は残りそうです。そして、廃棄可能な文書の保存年限を細かく決めるという事務も必要です。その場合、一事例ずつ、そのつど決めるのは煩雑なので、事前に「この文書は何年保存にする」との規定になりそうです。そうすると、①②とも帰結するところは、現状と似ているように思います。

( ちなみに、現在の社会保障制度を全廃し、浮いた予算でベーシックインカムに移行しても、月に10万円の現金支給だけでは解決しない諸問題を解決するための新制度を作って行ったら(社会保障制度の改正なのに弱者切り捨ては本末転倒なので)、結局、現状と似た制度も必要になりかねないという問題を思い出します。)

文書廃棄の今後の解決策の一つとして、「原則廃棄」は変更せず、決裁文書に、保存年限の決裁欄を設けるのはどうでしょうか。担当者と上司に①「既定の年限で廃棄」、②「永年保存」の二者択一求めるのです。そして、決裁後は①を(保存期限別)、②を(永年保存)の箱へ入れて書庫に保存します。①の〇年後の文書廃棄の日には、(人事異動があっても)後任の担当者は機械的に箱に書かれた保存期限を見て廃棄できます。このように箱に入れる前に分類しておかないと、後任の担当者は困ります。

@ 私が子どもの頃は、一家に一台の真空管ラジオがあるだけでした。それが家中に鳴り響いていました。だから、昔は、流行歌が街中で聴こえていたのでしょう。NHK・朝ドラでもそのような家庭が時々出て来ますね。しかも、ラジオは子どもが触れないような高い棚の上などに置いてあり、選局は父の権限で、わが家は常時NHKだけでした。幼い私はそれ以外の放送局があるとは知りませんでした。

やがて白黒TVが一家に一台入りますが、やはり選局は父の権限でした。小学校も上級生ぐらいになると、見たい音楽番組もありましたが、若者向けの音楽を、父は不良の音楽として忌み嫌い、観ることはできませんでした。このような環境で育った者と、スマホで個人娯楽の現代では、育った者の人生観が違うのでしょうね。

(2022.10.31)

@ 2014年12月 TEAC(ティアック) TN350 試聴

オーディオ装置を切り替えて試聴すると、(音が良くなった時に)テンポが遅く聴こえる事があります。私だけの錯覚ではなく、オーディオ雑誌でもたまに取り上げられている話題です。技術的には何が原因なのか、脳内で何が起こっているのか、理由を読んだことはありませんが、錯覚は何回も経験しています。

こちらの試聴でも、フォノイコライザーをプレーヤーの内臓フォノから、アンプのフォノへ切り替えると、私にはテンポがゆっくり聴こえます。あんまり意識してしまうと、聴こえないかもしれませんが。

スピーカを切り替えて、テンポが遅く聴こえるユーチューブもありました。そう言えば、CDよりLPの方が遅く聴こえたりするようにも思います(ダイレクトドライブでストロボにより回転数は正確です)。

(追記)試しに「オーディオ △テンポが遅く聴こえる」(△はスペース)でググると、同様の体験談が色々出て来ます。時に月が大きく見える錯覚もあるのですから、音が遅く聴こえても不思議はありません。

@ 【Lo-Fi】音楽で使われる"ローファイ"の意味とは?おすすめのプレイリストも紹介

@ かつて私が作った一生ものレコードプレーヤーはこれではありません。しかし、ターンテーブルもトーンアームもダストカバーも同じメーカーです。見た目も似ていて、ちょっと懐かしい。

「相次ぐ中古CDの買取り終了…様変わりする存在価値、CDが復権する可能性は?」   新居に来たらCDの置き場が無くて、8割がダンボールで押し入れ状態なのです。それでもユーチューブやネットラジオで、なんとか音楽生活が成り立っています。そろそろ押し入れの掃除もしたいですし、CDいっそ売ってしまおうか、いや、もったいないと、ずっと思案していました。でも、CDの買取終了では…。

(2022.10.30)

@ 除夜の鐘にTV放送されることがある〇〇〇の大つり鐘を見たいと思い、若い頃、大みそかの京都へ行きました。駅前のビジネスホテルに宿を取り、夜、地下鉄で向かいましたが、お寺の近くまで来て驚きました。片道二車線ぐらいの道路に、端から端までぎっしりの人が大行進していたからです。皆さん参拝客のようです。その波に加わり、流されてお寺近くの坂道に入りましたが(ここは逃げる脇道がほとんど無さそう)、深夜になり、疲労もあって気力がなくなり、坂の途中で引き返そうとしました。しかし、流れに逆らって戻るの(下る)は容易ではありませんでした。正直怖かった。今まで大事故が起きていないのは、もしかしたら、仏様の思し召しだったのかもしれません。

@ 官公庁で使ったHDDを、データの消去と廃棄を請け負った業者の社員が持ち出し、ネットオークションに出品していたというニュースが2019年にありました。落札した人がデータの復元をしたところ、一部に納税の情報漏洩が見つかったとの事です。

今から40年ぐらい前の日本では(少なくとも私の周囲では)、「プライバシー」という言葉を聞きませんでした。その概念も希薄だったと思います。

しかし、その少し後に、プライバシーが叫ばれ始めました。

その後の役所や民間の、プライバシーに対する軌跡はご承知の通りです。

しかし、いかにトップがプライバシーに対して真剣に考えていても、その下で働く者が全員そうだとは限りません。

仕事は、自分のところの正職員(正社員)だけでなく、下請け、孫請け、アルバイトなどに流れます。

ほとんどの人が善人だと思います。しかし、その中に一人でも問題行動をする人がいれば、デジタル化した情報は、USBメモリーなどで、一気に漏洩してしまいます。

追記

コンピューターのHDDに記録された情報は、クリックで削除しても、それは「情報の見出し」が消えただけで、「本文」は残っているから復元可能だ、という知識が広まったのは、わりと近年の事です。

それどころか、簡易消去ソフト程度では、追加で処理しても、まだ復元できるとか(昔の話ですから今はどうなのでしょう)。

今から25年ぐらい前までは、そんな復元可能な秘密情報を満載したパソコンが、「データ消去済み」という誤解のもとに、ごく普通に、官民から中古市場などに流れていたようです。

ちなみに私は、(記憶している限り)HDDを取り出して、金づちとドライバーで、自分で物理的破壊をしなければ破棄しませんでした。数ある消去ソフトの選択に迷いましたし、(「軍事レベルの消去」など、性能の良さそうなものは高いので)買うお金も節約するためです。破壊は大きな音がするので、近所迷惑になりそうで、やりにくいですが。

追記2

先日、クルマで護送中の犯人が「手首が痛い」と言うので、到着5分前に手錠を外し、逃げられたという失態がありました。

素人の私から言わせれば、「あと5分だから我慢しなさい」となだめるか、代わりの手錠か、ガムテープなどで足首を縛ってから、手首の手錠を外すべきだったと思います。

しかし、(足を縛る手法が法令等で禁止されているのかどうか知りませんが)護送していた役人は単純に手錠を外し、逃げられたのです。

私はそのニュースを聞いて、「またか…」と思いました。いくらなんでも、最近、類似の事件が多すぎると。

これは、「逃亡を想定していない事に問題があった」のだと思います。

情報の漏洩は、それと似ていると思います。

過去には、重要書類を半分に破いたぐらいで、チリ紙と一緒に黒いゴミ袋にいれた時代もあったのは、ゴミ箱に捨てたのは、プライバシー意識の希薄と言うより、「まさかゴミを漁ってまで持って行く人はいないだろう」という当時の常識と言いますか、油断があったのだと思います。

追記3

HDDを取り出すには、PCをひっくり返して、裏蓋を開ければ良いわけです。

PCによっては、「HDD交換用の小さな蓋」が付いているものがあります。どっちのPCを買おうか迷ったら、裏を見て蓋があるものを選んだ方が楽だと、いや、蓋のあるPCから、買うものを選択しようと、裏ばかり覗いたこともありました。

交換用の小さな蓋が無ければ、裏蓋を丸ごと開けなければいけません。ネジが多数ありますから、外してください。

それでも、なぜか開かないことがあります。どこかに外し忘れのネジがあったりしますが、「言うは易く行うは難し」で、開かないときは、とことん、開きません。

頭にきて、金づちで叩いても、PCは壊れないように作ってあり、頑丈すぎる樹脂に、驚きます。

そんなときの最終兵器として半田ごてを使います。それをナイフ代わりにして、合成樹脂の裏蓋を溶かし切るのです。

刺激的なガスが出ますが、音はしません。延長コードを用いて屋外で作業するか、窓際で扇風機を回し、風上で行ってください。

裏蓋が開けば、後は比較的簡単にHDDが取り外せると思います。

それを地面に置いて、金づちとドライバーで叩き壊せばよいのです(ドライバーは杭の代わりになります。マイナスドライバーを隙間から差し込んで、内部を破壊します。キラキラしたガラス質の破片が出てきます)。

壊すのは今でなくても構いません。とりあえずHDDを保管しておき、数個たまってから(つまりPCを数台買い換えた10年以上後に)、機会を見つけて、まとめて壊しても良いわけです。

追記4

金づちで叩くと、周囲の小石や、破片が飛んで来ます。ケガをする心配がありますし、目に入ったら大変です。周囲に人やペットがいない所で行ってください。

作業には、長袖・長ズボンで、軍手をはめ、目を保護するゴーグルをつけた方が良いです。

さらに、「飛散防止の布をHDDにかけてから、叩く」のが良いと思います。

( 自己責任でお願いします。)

追記5

この当時の新聞には、HDDデータ消去問題の特集記事もありました。

私は素人で、ずっと我流でやってきましたが、ネットには専門家が破壊方法をUPしています。そちらもご覧ください。私よりスマートな方法があると思います。私も次回は参考にするつもりです。

( 過去ログより抜粋、加筆再掲 )

(2022.10.29)

@ 中華真空管アンプから「ガサゴソ」というノイズが出るようになりました。このような場合、多くは真空管に問題があるので(ソケットの場合もありますが)、軽く、割りばしのようなもので各真空管を叩いてみたら、原因はプリ管のようです。叩くとノイズが増えます。これは交換して数カ月のロシア軍放出品です。どの国の物でも、どのメーカーの物でも、ある程度、真空管には当たり外れがあるようです。

とりあえず元の純正の中華真空管に戻したら、ノイズはピタリと止まりました。しかし、高音が勝る音になりました。少し派手過ぎる音かなと思って、試しに出力管も元の中華アンプ純正品に戻したら、バランスが良く、落ち着いた音になりました。

アンプを買ってきた当初はこの組み合わせだったわけです。もっとギラついた、濁り感さえ感じる音だった記憶ですが(だから真空管を交換したのですが)、イメージが違います。真空管は使ううちに音色が違って来るものですが、音のイメージは直前まで聴いていた音との相対評価になってしまうこともあるので、微妙なところです。「(耳障りなところが無く)このまま聴いていたい感じ」になりましたので、もう少しこのままにしておこうと思います。

@ 素晴らしい。

@ 先日作った「セブン-イレブン」の「nanaco」(ナナコ)カードですが、数日後に少し追加チャージしたら、マイナポイントが5,000ポイントが加算されました。さっそく合計20,000ポイントをマネーに換金してもらい、20,000円の獲得が成功しました。じぶんをほめてやりたい。

(2022.10.28)

「 米巡航ミサイル「トマホーク」購入、日本政府が詰めの交渉…抑止力強化に不可欠と判断 」

(2022.10.27)

@ 「JBL・LE8T-Hで一生もの・スピーカーに挑んだ日々」を更新しました。追記

@「オーディオの話題」を更新しました。興味のある方は上部のリンクからどうぞ。

@ 年金に財源問題があることは皆が認めるところです。しかし、解決の手法で意見が分かれています。私は国民年金のベーシックインカム化が面白いと思っていますが、残念ながらあまり世論は盛り上がりませんでした。しかし、将来この案が復活する可能性が無いとも言えません。

現状は、政府案の他にも色々な案がありそうで、これから議論が深まって行くと思いますが、かりに政府が言う「国民年金64歳まで納付案」に決まった場合の事を考えてみました。

①国民年金は国民の義務ですから、納付が決まれば納めなければなりません。新聞によると、その場合は年金支給額が月額65,000円から73,000円?に増額されるようです。支給額も増える事を政府はセールスポイントにして説明した方が良いような気がします。

②生活が苦しくて納められない人は(多分延長されるはずの)免除制度を申請すれば良いと思います。すると60歳~64歳までの納付額がゼロ円でも、支給額は半分増える可能性があります。つまり月額69,000円?になるはずです。

③しかし、(違法行為ですが)納付も免除申請もせずに未納にしてしまうと、まったく支給額は増えないはずです。

(追記)今回の改正が行われて一番困るのは、60歳定年の人かもしれません。翌年から所得がゼロ近くなる人がいるからです。でも、ゼロ近くになるという事は、(所得制限がいくらになるか分かりませんが)国民年金の減免に該当する可能性が高いという事です。

さらに、例えば今59歳の人に、いきなり60歳から64歳まで合計100万円近くの納付負担を求めるのは、「人生設計の修正が間に合わない」と言われかねないので、なんらかの経過措置が入る可能性もあると思います。

(2022.10.25)

@ 「JBL・LE8T-Hを語ってみる」を更新しました。(追記)

@ 50年前のセパレートステレオをレストアして失われた昭和の音を取り戻す①

50年前のセパレートステレオをレストアして失われた昭和の音を取り戻す②

おもしろい企画ですね。アナウンスのお声も素晴らしくて、癒されます。そして、①の終わり近くに出て来ますが、こんなに豪華なステレオでも、16センチスピーカーだけで鳴っているせいか、再生周波数帯域はラジオのAM放送に近いものでした(当時の技術が未熟だったわけでは無いと思います)。ましてや、今流行のハイレゾには遠く及びません。hi-fiと癒し音は、必ずしも一致しないという見本にも感じました。ちにみに、私もそうですが、CDよりカセットの音が好きな人がいるのも、似たような理由だと思います。

@「オーディオの話題」を更新しました。興味のある方は上部のリンクからどうぞ。

(2022.10.24)

@「オーディオの話題」を更新しました。興味のある方は上部のリンクからどうぞ。

@ 「テクニクスのSL-1700と1万円のレコードプレーヤーで、1万円の実力に驚いた日」を更新しました。追記

@ 映画「インファナル・アフェア」を更新しました。追記Ⅸ~12

@ 今朝の朝日新聞に「宝島社」の全面広告があり、「世界を敵にまわして、生き残ったヤツはいない。」とのキャッチコピーもありました。背景の上半分は青空で、下半分は黄色い麦畑!?でした。ウクライナの国旗ですね。

(2022.10.23)

@「オーディオの話題」を更新しました。興味のある方は上部のリンクからどうぞ。

(2022.10.22)

@ 本日「セブン-イレブン」に行き、先日作った「nanaco」(ナナコ)カードにチャージしましたら、マイナポイントが15,000円付いていました。嬉しかったですが、マイナカードを作ったことでもらえる最初のポイント5,000円分がありません。ネットで調べたら、どうも後日のお楽しみらしいです。

@ 「一生もの・レコードプレーヤー(私なりの)を作った話」の追記をしました。興味のある方は上部のリンクからどうぞ。

@ 区役所を例に文書廃棄の話をします。おそらく全国の市町村役場も似たようなものでしょう。区役所には総務課がありますが、各係の文書廃棄の実務は、各係が行います。「文書廃棄」は「書庫の掃除」でもあります。つまり、職員にとっては、窓口で住民から申請書類を受け取るとき(重要書類の受付)とは、逆の心のバイアスがかかっているわけです。掃除ですから、緊張感が無いと言えば、無いのかもしれません。ネクタイを外し、軍手をはめ、手ぬぐいを首にかけたりして、外見も清掃作業員風になります。

例えば、税務課が申告書を受け取り、住民に納税通知書を送るまでには、目を変え、手法を変え、長時間の残業もして、何重にも点検が行われています。それに対し、文書廃棄では、掃除ですから、そのような点検は無いも同然です。

年に一回、係の閑散期に、先輩職員が廃棄文書を選別したら、職員がワゴン車などに乗せ、焼却場や、溶解処理の工場へ運びます。この時、運び出す箱には、あらかじめ目印を付けていますが、極めてまれですが、うっかり隣の箱まで捨ててしまうと、重要書類の誤廃棄となるわけです。

あるいは「原則としては廃棄だが、例外として残す書類」の、例外規定を忘れてしまう事もあるかもしれません。又は、「例外規定を適用するか否かの判断に裁量がある」場合も、後日、裁量の是非について、第三者との間で問題化する可能性があると思います。

@ 「ドローンは赤信号で止まらなければならない」法律だとしたら、それは「操縦者に赤信号で止まってもらうためのもの」ではないかと、素人の私は思いました。一口にドローンと言っても①軍事レベルの物(遠方から操縦できる)もあれば、②オモチャに近い物(近距離しか電波が届かない)もあるでしょう。もしかしたら、カメラが登載されていない簡易型もあるかもしれません。法律としては、とりあえず②を前提として作る必要があったのかもしれません。

新技術のドローンに関する、初期の法律ですから、利便性よりも危険防止に重きを置いたとしても、不思議では無いと思います。ですから、(技術は日進月歩ですし)安全性が確認出来たドローンについては、利便性の方向へ、規制を再検討する必要があると思います。その場合、クルマに衝突させないために、交差点通過時の最低高度の規制を考える必要があるかもしれません。

(2022.10.21)

@  保存年限を間違えて公文書を廃棄してしまう話と、バスから子どもを下ろし忘れてしまう話は、どこか連想できるように思います。

@ 【アルコール0.5%】アサヒビアリーIPA STYLE 試しにこれを飲んでみましたら、ビールというより、シロップ入りの夏ミカンジュースみたいな味でした。他とは一線を画しています。甘口なので女性を中心に好まれるように思いましたが、糖質が7.4グラムとなっているので(一般には3グラム前後が多そう)、低アルコールであっても、糖質制限中の私には微妙でしたが。

@ 「ハイエンドシステムはダメ?」英国評論家のオーディオ・レポートをご紹介 その1 

@ 今朝のNHKラジオで、ある脳科学者の方が、「人間の脳は28歳刻みで変化し、最初の28年で知識等を吸収し、次の28年でさらに経験を積み、56歳で完成する」みたいな話をされていました。インプットの完成ですね。良くも悪くも固まってしまうのです。

だから、「それ以降は完成した自分の脳を基準として、世の中を判断していく、迷いなく人生を生きて行けるようになる」のだそうです。アウトプットへの移行ですね(年齢は正確ですが、表現は正確ではありません)。

以前どこかで、「おじさんになったら、インプット(読む)よりもアウトプット(書け)しろ」みたいな話を読んだことがあり、「一生勉強だ」という定説とは矛盾するから困っていましたが、この矛盾も解決できたような気がします。

私の人生を振り返れば、若い頃は、オーディオ評論だけでなく、エッセイを中心とした本だけは、欲し、人並みに読んだつもりですが、現在はなぜか本が読めなくなり、たまに買っても積読になってしまい、こうやって拙文を書くことが生きがいになってしまいました。でも、脳科学上は、それも普通の事かもしれませんね。

(2022.10.20)

@ 私が一度使ってみたいと思っているカートリッジの一つに、オルトフォンのSPU-GTがあります。評判ではとても重厚な音がするらしい。私の勝手なイメージでは繊細なテクニクスの205CIIの対極にある音です。

でも、両方を知っておられるこの方のブログでは、違いはあるが、対極とまではいかないようす。それを知って、私は205CIIを再評価すると同時に、セメダインコンクリメントのデッドニング等で、私の205CIIの音は、メーカーの意図した音とは、かなり違う、締まって、線の細い音になっていたのかもしれないと思いました(ブログをお借りしたこと御礼申し上げます)。

@「オーディオの話題」を更新しました。興味のある方は上部のリンクからどうぞ。

@  R大国から侵略されたU小国が、世界中に助けを求める様を見て、私は映画「ホテル・ルワンダ」を連想してしまいました。そして、侵略者であるR大国の大統領からは、過去の世界にとどまっている映画「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」の部長を連想したのです。さらに、大統領に目を覚まさせようとしているR大国の国民は、部長に目を覚まさせようとしている社員たちを連想させます。

@ ご丁寧にありがとうございます。

(2022.10.19)

@「オーディオの話題」を更新しました。興味のある方は上部のリンクからどうぞ。追記。

@ 映画「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」を更新しました。追記Ⅱ・追記Ⅲ・追記Ⅳ

(2022.10.18)

@ 「オーディオの話題」を更新しました。興味のある方は上部のリンクからどうぞ。

@「マイナンバーカード」に「公金受取口座の登録」をするのを躊躇する人もいるようです。でも、誰でも年金受給をするようになると、国に「年金受取口座の登録」が必要になります。

今回、国は「若いうちでも給付金などがあるから、早く支給するために、あらかじめ(複数持っている人もいるから)口座を一つ教えて欲しい」と言っているのだと思います。コロナ過で、そのつど郵便で尋ねるのは大変なことがハッキリしましたから。

国に口座を隠したら、口座登録者よりも手続きが煩雑になりますし、給付金の支給も遅れるという事になり(ある意味「遅れるのを了承した」ことになる)、デメリットの方が大きいように思います。又、差し押さえ等の心配ですが、登録しても、しなくても、役所は、やるときには、やるものだと思います。

(2022.10.17)

3年前に引っ越した時、役所への転居届のついでに、マイナンバーカードを作りました。引っ越しにはたくさんの事務手続きが必要になりますので、その一つだと思えば、あまり苦になりませんでした。

①そして今回、「マイナカード一体化健康保険証」の話が決まったので、スマホで「マイナンバーカード新規取得等」+「健康保険証利用申し込み」+「公金受取口座の登録」を行いました。これで20,000円もらえるでしょうか。②ついでに「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」もダウンロードし、手続き完了しました。②は①に比べて簡単にできました。

(追記) ①の手続きで引っかかったのは、マイナポイント受け取り用のカード登録です。私は何年も使っている地元の交通系カードにしようと思いました。しかし、アプリへの登録がうまくいかないのです。たぶん半角英文字の「C」を、全角の「C」と入れたせいだと思います。「C」はネット上のスマホの操作説明では画面候補から選択する様になっていますが、その候補には、なぜか、全角の「C」らしいものしか出て来ないのです。きっと私の操作が間違っているのでしょう。

しばらく休憩して、どうしようかと考えましたら、あちこち調べ回るよりも、プランBとして「別の会社のカードのすればよい」と気づきました。それで候補から「セブン-イレブン」の「nanaco」(ナナコ)カードにしました。ここなら毎週のように行きますし、他の飲食店や衣料品店、家電量販店でも使えます。

さっそくノートPCで「セブン-イレブン」にアクセスし、「nanaco」(ナナコ)カードの登録を行い、近所の店舗でカードを受け取りました。そして、スマホでマイナポイントの利用登録をしたら、今度はうまくいきました。こちらのカード・ナンバー入力は数字だけで、英文字はありませんでしたから良かったです。

その他に、マイナポイントとマイナポータルという二つのアプリが必要になります。私はマイナポイントだけだと思っていましたので(二つある事も知らなかった)、操作の途中で混乱しました。

以上の問題さえなければ、もっとやさしく出来たと思います。そして、私の場合、スマホで何かの登録・設定をするときには、紙のマニュアルの他、ノートPCで疑問点を検索しながら行います。こういう時にもノートPCを持っていると役立ちます。

(追記2) ①「 新しいお知らせが届いています。マイナポータルにログインして確認してください。」のようなメールが届きました。マイナポータルでの手続き過程で「メール通知を希望する」にチェックしたからです。

しかし、②マイナポータルにログインするには、「暗証番号」と「マイナンバーカードの読み取り」が必要なのです。メールを読むだけでも大変なセキュリティーです。

でも、「暗証番号」は覚えていませんし、「マイナンバーカード」は大切にしまってあります。落とすことを心配して、普段は保険証もクレジットカードの類も持ち歩きません。カードと暗証番号のメモを持ち歩くようなこともしません。しかたなく隠し場所から取り出して「ログイン」しました。

そうして、やっと「お知らせ」を読むと、「手続きが完了しました」みたいな内容だったりします。どのくらいの頻度で「お知らせ」が来るのか分かりませんが、面倒なので読まなくなる可能性が、私の場合は高いような気がします。

「お知らせ」を、「(プライバシー上)重要なお知らせ」と「(その他の)お知らせ」に分け、「(その他の)お知らせ」は①のメールで即読めた方が良いような気もします。私がマイナンバーカード」を理解していないだけなのかもしれませんが。

(2022.10.15)

「 国民年金、納付45年へ延長検討 受給水準の低下食い止め 」 
国民年金を維持するためには、①納付を45年間(つまり65歳まで)義務化するとか、②厚生年金からお金を持ってくる、③掛け金を0円にして全額消費税(増税)でまかなうベーシックインカム化、などのアイディアがあるようです。

(2022.10.13)

「オーディオの話題」を更新しました。興味のある方は上部のリンクからどうぞ。

(2022.10.12)

「オーディオの話題」を更新しました。興味のある方は上部のリンクからどうぞ。

(2022.10.11)

@ 先の総裁選で、ある候補者が「国民年金のベーシックインカム化(財源は消費税の増税)」を唱えたら、他の候補者からも、マスコミからも、好意的な反応は少なかったと記憶しています。

その直後、確かワイドショーでは、(こちらの方が良いとして)専門家が「国民年金を厚生年金で穴埋めする案」を示し、反対する者はいなかったと記憶しています。今回、その案が再浮上してきたようですが、今度は反対意見がマスコミに載っていました。

全国民の、それも一生にかかわる年金問題は、あまりにも巨大な話なので、どのような制度改正を行うにせよ、どの世代からも、まったく反対論が出ないことは、おそらく無いと思うので、(例えは適当ではないかもしれませんが)国民は三方一両損的な視点が必要になるように思います。

@ 「オーディオの話題」を更新しました。興味のある方は上部のリンクからどうぞ。

@ 画期的なトヨタの水素エンジン自動車は、水素ステーションが必要など理由で普及が今ひとつの感がありましたが、今朝のNHKニュースでは、ロシアからのガス供給問題や、二酸化炭素排出問題で、(クルマだけではない)次世代エネルギーとして、国際的に水素に注目が集まっている旨伝えていました。時代がトヨタに追いついた!? ちなみに、私は「燃料電池と水素エンジンの違い」を良く知りません。

(2022.10.9)

@   「社会に不満があるとき、男は世界を変えようとするが、女は自分を変えようとする」みたいな話を、どなたかのブログで拝見しました。

公務員はどうだろうかと、ふと思ったのですが、公務員が社会に不満があるときは、自分が変わろうとする方が多いような気がします。この話の公務員が変わるとは、制度や手法の改正を考えるという事です。改正して社会を変えようとするわけです。では、民間人はどうなのでしょう。やはり、自分の会社が変わって、その会社で社会を変えようと思うのかもしれませんね。再放送中の傑作TVドラマ「ドラゴン桜」は、その「自分が変わる」をデフォルメした作品だと思います。

(追記)そして、「ドラゴン桜」が「東大なんて簡単だ!」と洗脳して子どもを合格させる話なら、朝ドラ「舞いあがれ!」は、「あなたには無理!」と母から洗脳された子供を解放する話なのかもしれません。

@ スマホを買って分かったのは、あらためて、これは超小型のPCだということです。PCなのでセキュリティーのためにも随時OSの更新が必要です。初期設定は自動更新になっていると思いますが、自宅にWi-Fi環境が必要のようです。

しかし、自宅でノートPCを使っている人ならともかく、そうではない人は、自宅にWi-Fi環境を持っている人は少ないのではないでしょうか。例えば高齢者のみのご夫婦などです。そもそも、ノートPCを使ったことのない高齢者にとっての標準的理解としては、「スマホとは携帯電話」であり、OSを更新する必要があるPCであるという概念すらない可能性が高いと思います。

何を言いたいのかと言えば、スマホを持っていても、携帯電話として使うだけの高齢者(Yahoo!ニュースぐらい見るかもしれませんが)が意外と多いのではないかという事です。

それに、私も含めて、高齢者は小さな文字が見にくいし、指先も震えて小さなタッチパネルの操作がしにくいのです。震えると、押すつもりがないのにタッチしてしまう事があり、いっそう緊張し、怖くなります。さらに、専門用語はちんぷんかんぷんだし、新型コロナのワクチン予約ぐらいの操作でも、(初めてやった時には)ノートPCでも1時間ぐらいかかり、ぐったり疲れてしまいました。二回目以降でもとても緊張します。とてもスマホでやる気にはなりません。

若い頃から慣れ親しんだ、電話予約、窓口予約、郵送予約なら良いですが、何事によらずネットでの申し込みは、(孫子が代行してくれるならともかく)高齢者には「英語も分からないのに外国へ一人旅をする」ように感じ、「問題外」と判断する人も多いかもしれません。勉強が必要と若者は言うでしょうが、高齢者にとっては新しいことを考える事自体が大変なのです。そして覚えたこともすぐ忘れます。

(追記)失礼ながら、勉強の嫌いな若者でもスマホを使いこなすのは、若いせいもあるでしょうが、いつでも、何回でも、学校等で、友人知人で教え合うからだと想像します。若者でも独学でやれと言ったら、すんなり覚えられる人ばかりではないでしょう。

「高齢者はPCを覚えるのは大変だ」と知人に話したら、知人は「PCは簡単です。家の祖父母も使ってます」と言いました。でも「それは、PC関係の仕事をしているプロのあなたが同居しており、毎晩でも、祖父母の質問に答えてあげられるからでしょ?」「10秒で説明できるような、とても簡単な操作であっても、PCに詳しい人が同居していなければ、長時間マニュアルを調べ、悩んだあげく、サービスセンターに電話して、また、そこで長時間待たされて・・・を何回も繰り返し、疲れ果てて、その内に嫌になってしまう」と言ったら、「確かにそうかもしれない」と同意してくれました。

@ NHK朝ドラ「ちむどんどん」で原因不明の発熱をする妹がいたのは、長男が「棘とげのヘッドバンド」をして新型コロナウイルスの記号を演じていたから、病気は患者の記号なのではないかと私は邪推していました。

では、「舞いあがれ!」でヒロイン・舞の子役時代を演じている浅田芭路さんが虚弱体質の設定なのは、母に原因があるようですね。母は自営業の家業が忙しく、あまり子供にかまってやれないと思っています。その反動か、矛盾するようですが過保護体質でもあるようです。だから舞は、母の、他人の顔色をうかがうようになった。母が「それは体に悪い」と言えば、舞は暗示にかかったようになり、本当に発熱したのかもしれません。その悪循環を見抜いた祖母が救世主になり、母子の分断を図るのです。

これを観ていて、私は自分の子供の頃を思い出しました。すでにお話したことがありますが、私は生まれる前から養子に行くことになっていたようです。やがて、その話は無くなりましたが、その頃の心理的問題に疎外と過保護があり、私は虚弱体質になったようです。小学生の頃は毎年2か月間ぐらい休んでいました。留年の声も出たぐらいです。だから、舞の状況もリアルなのかもしれないと思います。

(2022.10.8)

TVドラマ「ファーストペンギン!」が面白いです。あれはドーンと大きなことをドーンではなく、コツコツと仕上げていく勇姿だと思います。ヒロイン・奈緒さんのタンカが佳作TVドラマ「花咲舞が黙っていない」を連想させますが、あちらのヒロインよりもこちらの方が「一見弱そう!?」に見えるので、その落差も魅力です。

(追記)余談ですが、ドラマの1話にヒロインが農林水産大臣の公印をもらうシーンがあります。手で押していました。現代では多くの公印が印刷になっていますが、私がとった第二級アマチュア無線技士の無線従事者免許証には、本庁決済のためか、郵政大臣の公印が手押しで押してあります。ちなみに、市町村役場で発行する印鑑登録手帳の(区長印などの)公印も、今はどうか知りませんが、以前は職員が一枚ずつ手押ししていました。

(追記2)ヒロインは学生時代に、ブラック校則に悩むクラスメイトを助けようと、リーダー役になって先生たちと戦いましたが、土壇場になって、「(受験もあるし)長いものには巻かれろ」とばかりに、クラスメイトの裏切りにあい、一人で責任を被ったトラウマがあるのです。それ以来、時々思い出しては、その一件を咀嚼していたのでしょう。しかし、どうしても納得できない。だから、今回の漁港の一件は、実は、「自分のインナーチャイルドの救済でもあった」のだと思います。最近、そんな救済映画を観たような気がしますが、すぐにタイトルが思い出せません。

(2022.10.5)

@ いきなり小寒くなったので、久しぶりに真空管アンプに灯を入れました。トランジスタ・アナログアンプから、以前ご紹介したこともある、中華の6L6系シングルアンプに変更です。小寒い部屋で、真空管のオレンジの光を眺めるのは良いものです。ほんの少しかもしれませんが、部屋も暖かくなってきたような気がします。

本日、楽しそうなオーディオのブログを見つけました。こちらに載っている真空管アンプは、私と同じではありませんが(私のものは真空管が4本)、それ以外は似た雰囲気で、いわゆる姉妹品のようです。楽しんでおられるようすが伝わってきました。ブログ、ゆっくり拝見したいと思っています。

@  この記事は、NHK・朝ドラ「ひまわり」の追記Ⅴへ転記。

@  税金の扶養控除で○○万円の壁というものがあります。例えば、妻のバート収入が○○万円を1円でも超えると、夫の扶養控除から外れてしまうのです。このような質問にはどのように答えたらよいのか。

ひとつの例としてこのようなものがあります。
①普通に働いた収入が、壁の前後にある人は、壁を超えないよう注意した方が良い。
②普通に働いた収入が、軽く壁を超えてしまう人は、気にせず好きなだけ働いた方が良い。それで本人が課税されようと、扶養控除が外れようと、トータルで損になることは少ない。
③税金だけでなく、他課の各種手当や給付金などの金額も含めたトータルでの損得は、分からない。税務課職員は他課の規則には精通していないし、(かなりの手間をかけて)そこまで個別に試算するのは、税務課の本来業務であるとも思われない。

(追記)例えば、A市→B市へ引っ越す場合、住民票の引っ越し年月日が、月末か、月初めかで、色々違って来ることがあります。市からもらえる各種手当や給付金、市県民税の課税地(条例が違うので税額が違う事がある)や、選挙の投票所の場所などです。本人が、どれか一つの利益のために、偽って月末にしても、他のことが不利益になることがあります。あわてて月初めに訂正すると、今度は別の不利益が発生することがあります。このような場合、どうしたら良いのでしょう。

これに対する回答の例としてこのようなものがあります。
「正しい引っ越し年月日」を市民課に届けてください。それによって利益があれば、不利益もあるかもしれませんが、「正しい引っ越し年月日」を届けて下さい。

@ 先日のTVでは、日本の賃金が上がらない問題について話しており、その中に「生産性が低い」という説もありました。それで思い出しましたが、米大統領選挙は開票事務に何日もかかるようですし、インドネシアではサッカーで170名以上の死者が出ただけでなく、2019年には大統領選挙の開票事務で272人が過労死したと言われています。

選挙制度が日本とは違いますから一概には比較できませんが、日本の開票事務は一晩で、実際には数時間で、安全に判明します。あれが平均的な日本の公務員の仕事だと思います。いや、早朝からの投票所勤務で疲れ切った人も混じっているはず。だから、あのパフォーマンスは決してベストなものではありません。これに対して、当時「日本は生産性が低いと言われているが、公務員の生産性は高いのか?」という疑問の声が民間から上がったようです。日本には「お役所仕事」とか「公務員バッシング」という言葉があり、世論には「民間は頑張っているが、公務員は遊んでいる」みたい空気が無くもありませんから。

確かに、少なくとも民間の経営者側は、大企業から零細企業、個人商店・個人事業主まで皆さま頑張っておられると思います。しかし、アルバイトを含めた従業員の方が、経営者や公務員並みの仕事をしているかと言えば、どうなのでしょう。公務員以上に働いている方もいるでしょうが、なかには「俺は(コツコツと働くのではなく)ど~んと大きく儲けてやる」みたいな人もいるのではないでしょうか。

もちろん公務員側にもデジタル以外に改善点はあります。早いと言われる日本の開票事務の職員にも、実は、手の早い人と、そうでもない人がいます。沢山の書類を短時間にさばく仕事をしている係から動員された人は早く、そのような担当を未経験の人はそうでもないのです。さばく技能が身についていないのですね。つまり、早い開票事務も、もっと早くできる可能性が無くはないのです。

ちなみに、ニュース映像で外国の開票事務を見ると、①投票用紙が便箋大か、それ以上に大きい国があるようです。日本ではハガキ大なのに。投票用紙が大きいとさばく仕事が遅くなりがちです。さらに、②開票事務員の動きが遅いようです。日本の開票所の動きが遅い人よりも。その他の理由も沢山あるのでしょうが、ニュースからでも①②の問題が分かります。投票用紙1枚について1秒短縮されるだけでも、膨大な枚数ですから効果は出て来ると思います。

(2022.10.4)

@ 地元のホテルで朝食バイキングのサブスクを売り出したようです。一か月15,000円とか。ならば一日500円相当なので、毎朝喫茶店にモーニングサービスを食べに行っていた近所の年金生活者の皆さまが、ホテルに流れていくような気もします。朝食タイムは何時から何時までか分かりませんが、二回出かけて、モーニングコーヒーと、ブランチを食べられないかと、夢想しています。

@ ノーマスクで1時間散歩してきました。昨日までよりもノーマスクの人が増えたような気が、しなくはありません。概ね、おじさんと、20代ぐらいの女性でした。同志を見つけたようで、何か嬉しかったです。その他にも、あごマスクの人がいました。私は1時間散歩するだけで帰宅しますが、お買い物のような寄り道のある外出だったり、通勤通学のような場合は、あごマスクの方が便利かもしれません。いちいち、取り出してつけたり、外してしまったりは、めんどうですから。それに、あごマスクからなら、挑戦しやすいのではないでしょうか。

@ 『 「成長できない者にかぎって、飛躍したがるものである 」
                 (エリック・ホッファー)

飛躍したいという野心は、実は、成長できない者が破滅していく前奏曲だったのかもしれないのです。 』  

これは、『△10 過去ログ「今週までのパレット」』の最初に記してある言葉です。当時の新聞コラムにあったと記憶していますが、妙に心にひっかかったので覚えておいたのです。

先日終了したNHK・朝ドラ「ちむどんどん」では、ヒロインのお兄さんの口癖が、「俺は(コツコツと働くのではなく)ど~んと大きく儲けてやる」みたいでしたから、彼にも必要な格言だったのでしょう。「ど~んと大きく儲ける」事ばかり追いかけていた彼は、何度も詐欺にあっていました。自分一人だけ騙されるならともかく、周囲から借金をして投資したので、皆にも迷惑をかけて。でも、彼のことを単純に笑う事も出来ません。私を含めた多くの人は、自覚するしないは別として、「うまい話」を探しているものです。

しかし、私の常識では、投資は今後10年間使う予定のないお金で行うものです。その種銭が無ければ、まず、コツコツと働き、貯金をしなければなりません。でも、10年以上前に初心者向きの投資の本を見たら、最初の方に、いきなり「借金をして投資をする方法」が紹介されていて、びっくりした覚えがあります。その本とは無関係だと思いますが、先日のニュースでは、いきなり借金をして投資を始め、大損をしたうえに、借金まで返せなくなった若者が少なからずいると、報道されていました。

(2022.10.3)

 『 岸田首相「マスク、屋外不要」を強調 メッセージの出し方に苦悩 』   すでに私は2~3か月前から屋外では原則ノーマスクです。今日もそうでした。毎日の散歩も、映画館への行き帰りの歩道も。そもそも、2020年の初め頃も、コロナ過でお店のマスクが売り切れ続出になってから、昔、新型インフルエンザ騒動の時に買っておいたマスクを使い始めたぐらいでしたから。

@ ①「空いてる映画館なのに、(座席指定で)私のすぐ隣に座った人がいて困惑した話」を以前しました。コロナ過で可能な限りソーシャルディスタンスを保ちたいのはお互い様だと思うのに。

その理由が分かりました。先日、映画館へ行き、座席を選ぼうとすると、②受付の人が、「ここはどうですか?」と誰かのすぐ隣の席を勧めてきたのです。相手も一人、私も一人です。断った私は一座席開けて予約しましたが、慣れていない人だと、言われるままに隣席に座ったかもしれません。

もうお分かりだと思いますが、①は映画館の受付の人が誘導した可能性があるのです。営業をしたい映画館側としては「(おそらく)座席は詰めて座ってもらうように誘導するのが原則」で、飛び席にすると、あとからカップルやグループが来た時に並んで座れなくなる可能性があるからでしょう。映画館側の気持ちも分かります。指定席だから、現場で「詰めてもらう」のも問題がありそうですし。

でも、空いていたり、おおかたの客が入った上映開始間際は、やはりソーシャルディスタンスを配慮してもらいたいと思います。いや、ソーシャルディスタンスを唱えれば、コロナ過もピークを過ぎた感のある現在、「そこまで神経質にならなくても・・・」と反論されますね。説明が不適切だったかもしれませんので訂正させていただきます。これはコロナ過だけの話ではありません。昔から言われているパーソナルスペースの問題でもあるのです。空いてる映画館なのに、見知らぬ他人と恋人同士みたいな状況になるのは、気を使ってしまいます。もし自由席なら、おそらく全員が、パーソナルスペースを護るために離れて座るはず。もし、そうしない人がいたら誤解される可能性があります。今回、その自然体が壊されていると感じたのです。

@ NHK・朝ドラ「舞いあがれ!」が始まります。ヒロインの福原遥さんは、「ゆるキャン」や「正直不動産」でファンになりました。華もあって良い女優さんですね。応援したいと思います。しかし、不安材料も無くはありません。「舞いあがれ!」は人力飛行機のドラマのようですね。人力飛行機は「鳥人間コンテスト」で昔から繰り返し見ていますから、なにか・・・クライマックスを知っているドラマが、そのクライマックスへ向かってこれから始まるような気もして、微妙な心持ちでもあるのです。予想を裏切ってくれることを期待しています。

(2022.10.2)

@   『 74歳男性が青ざめた…退職金600万円を「超優良企業」に投資した結果、訪れた「ヤバすぎる結末」 』    何十年も昔から、安定と利回りの高さが光る電力株の配当を、年金の足しにする方法はあったのです。しかし、3.11の原発事故で、安全・安定配当の神話も揺らいでしまいました。今、配当目的で別の投資対象もさがすとすれば、J-REITなども候補に浮かぶのでしょうか。私は専門家ではないので良く分かりませんが。いずれにせよ、どこに投資するにしても、分散投資は必要だと思います。「卵は一つカゴに盛るな」とか申しますし。( 投資は自己責任でお願いします。)

この方は3.11で損をされたようですが、リーマンショックの直前に退職され、退職金で株の大勝負に挑んだ方も、(一時的にしろ)多くの方が損をされたのだと思います。リーマンの直後なら問題は無かったのかもしれませんが。投資開始が数年違うだけで、天と地ほどの運命の違いが生まれるのですね。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000270256.html  10/1夜のニュースでも「ロシアは併合地でウクライナ人を徴兵し、ウクライナ人同士と戦わせる恐れがある」旨報道していました。ふりかえれば戦時中の日本でも、問題のある人間を優先して徴兵し、戦地に送り込むという事が行われていたと、ドラマなどで観たことがあります。余談ですが、現代の日本でも二重国籍者の参政権の問題があるようです。

@ リタイアしてすぐにアーチェリーを始めました。図書館にあったチラシで講習会を知ったからです。その時は、和弓とアーチェリーの違いも意識しないほどの素人でしたが。しかし、アーチェリーを始めたら、あっという間に10年ほどの時間が過ぎてしまいました。アーチャーの宿命である腕や肩の故障と、50肩!?と、自宅の風で閉まったドアに肘をぶつけた、複合的なトラブルを機に、中断してしまいました。そこへ追い打ちをかけたのが、コロナ過です。

強制的にアーチェリーが休眠状態になって気がついたのは、自分は浦島太郎状態だったという事です。この十年は夢のように早かった。在職中は、法律や規則、職場の人間関係、電話や窓口の接遇、外回り、時に多すぎる残業や、人事異動などに、悩まされ、苦しみながらの35年でした。それに比べ、大空の下で、風に吹かれながら、無心を求めて矢を射るだけの10年は、私にとっては竜宮城の酒宴だったのかもしれません。そして、私は実感しました。楽しすぎる場所に行ってはいけない。あっという今に人生を終えたくなければと。

@ 今朝のラジオで、ある作家が「宿命」(変えようのないこと)を説明するために、「男に生まれても女だと思っている人もいる」と一例を挙げました。「LGBTは変えようのないこと」だとの意味だと思います。しかし、もし政治家が「男に生まれても女だと思っている人もいる」と発言したら、「LGBTは錯覚だ」との意味だと誤解されかねず、これも政治家の宿命かも、と思いました。

(2022.10.1)

@ 再放送中の朝ドラ「本日も晴天なり」は、戦時中、ヒロインがNHKに女子放送員として就職する話ですが、当時のNHKの役目として、表現は正確ではありませんが、①「放送によって国民の思想統制する」みたいなことが挙げられていました。ちなみに、アマチュア無線が戦後復活した時には、その議論の過程で、②「有事には通信兵に使える」みたいな話があったと伝えられています。そのような時代だったのです。

そして、昨今は、NHKの受信料問題があります。「有料を続けるなら、料金を払わない人には民法のようにスクランブルをかけろ」という議論も。それに対して、当局からは③「緊急放送などを伝えるのもNHKの役目だからスクランブル放送は適さない」みたいな答弁があったと思います。ふと思ったのですが、①と③は違う話ですが、表裏一体だと、言えなくもないような気もしました。

@ 3.11で原発事故が起きた時、国は東電を潰すこともできたと思いますが、そうはしなかった。私の想像ですが、事故の後処理(苦情窓口)は自分たちではなく、東電にさせた方が良いと考えたのかもしれませんね。

話しは変わります。内密出産で国が初指針を出したようですが、情報を管理する公的機関の創設は見送られたようです。私の想像ですが、内密出産を国が検討中(あるいは不本意)だと思っているとしたら、民間が自発的に始めたからと言って、議論半ばで国が深く介入するのは、いかがなものかという気持ちもあるのかもしれませんね。ただ、民間には「先行する以上、責任をもってやってもらいたい」と、一定の指針は出さざるを得ないのでしょう。

@ どんな会社でも仕事が出来ない者は肩身が狭いでしょう。趣味のサークルでも同じだと思います。例えば楽器を習いに行けば(習った事はありませんが)、自宅でも練習をしなければ、周りに置いて行かれ、発表会に恥ずかしい思いをしたりする事になるのではないでしょうか。ならば、(入ったことはありませんが)いわゆる新興宗教への献金問題も同じではないでしょうか。いくら熱心に信心していても、もし金額がゼロなら、周囲からの評価はどうなのでしょう。

@ 先日、TVドラマ「僕の姉ちゃん」の「挿入曲が小津安二郎監督の映画のようだ」と書きましたが。本日の新聞コラムにも同様の意見があり、やはり皆さんもそう思うのだと嬉しくなりました。ちなみに、昨日録画を見て気がついたのですが、画面の上下が少し空いています。つまり、映画のスクリーンに近いサイズになっているのです。もしかしたら、再編集して劇場公開も考えておられるのでしょうか。 

(追記)小津監督と言えば映画「東京物語」が有名です。あの作品では東京の子供たちのもとへ両親が訪れますが、それ以前の、子どもたちだけの生活はほとんど描写されていなかったと思います。しかし、原節子さん扮する戦死した息子の嫁(義兄妹)は、家に居場所が無くてつらい思いをしていたはずです。そこに思いを馳せるのが映画「東京物語」だと思います。

「僕の姉ちゃん」では反対に両親が旅行か何かで家を空けており、姉弟だけの生活が描かれます。そして妹がイジメ!?られた「東京物語」と反対に、弟がイジメ!?にあうのです(以上、私の妄想です)。(2022.9.24の再掲)

(追記2)「僕の姉ちゃん」の最終回を観ました。いつものように、上から目線で自分の恋愛話を弟に聞かせる姉。すると、弟は「その彼氏の言葉は、プロポーズともとれるね!」みたいに返すのです。(呆然として)初めて気づいた体の姉。このとき姉は、自分は女だから女心を得意になって弟に聴かせていたけれど、男心を分かっていなかったと気がつくのです。その盲点を偶然弟から教えられ、弟も男だったと改めて思うのと同時に、天狗になっていたことを教えられて感謝したのでした。それが、翌朝の弟へのお礼なのでしょう。意外なオチの、とても良い最終回でした。

ちなみに、映画「東京物語」では、原節子さん扮する戦死した息子の嫁(義兄妹)も、父も、本心を語りませんでしたから、「僕の姉ちゃん」では、姉と弟に語らせたのでしょうか。

(2022.9.30)

@ すごいです。身の回りのものを使っていながら、芸術的なほどに、極度に抽象化された世界観ですね。

@ 映画「秘密の森の、その向こう」を更新しました。追記Ⅳ

@ 映画「トップガン マーヴェリック」を更新しました。追記Ⅶ

@『 役所のDXはなぜ難しい?行政にはびこる「絶対間違えられない」の呪縛 』

『「公務員がコンビニでソフトクリーム」――区役所に届いた理不尽なクレーム 職員の訴えに反響 』

『 国と自治体、感染者数にズレ 把握の簡略化後、次々 二重計上/締め切り時間に差 新型コロナ 』

公務員が「役所は絶対間違えられない」と考えているのは本当です。それは「公務員バッシング」という言葉もあるぐらい住民の目が厳しいからです。そして、間違えれば多数の住民に被害が及ぶ可能性があるからです。自分の納税通知書に計算間違いがあっても「(笑って)気にしない」という住民ばかりなら良いのですが、私を含めて、そうではないでしょう。

(2022.9.29)

@ 私が就職したばかりの頃、怖い先輩が多い中、笑顔で優しく接してくれた人がいました。2か月ぐらいたつと、その先輩が「○○新聞をとらない?」と勧誘してきたのです。それは、ある政党が関係している新聞でした。しかし、私は「その政党支持者でもないのに、○○新聞を取ると支持者だと思われるのは不本意なので…」と、本音で断りました。先輩はすぐに了解してくれ、その後も、私を可愛がってくれました。

おじさんになった頃、同期の友人が、「○○党の会員になってくれないかか」と電話してきました。「(支持政党ではないので)書類上の名前貸しだけなら良いけど、動員を受けたり、仕事は何もできないよ」と断って、しかたなくOKしました。選挙の時期になると、○○党事務所からハガキが届くようになりましたが、引っ越したせいか、もう届かなくなりました。今考えると「名前貸し」は良い事ではなく、これからはしない事にしました。

やがて、仕事をリタイアした後、仲良しだった、まだ在職中の先輩の一人から、「ランチをしよう」と電話がかかりました。ランチの後、意外にも先輩が入っている新興宗教への勧誘がありました。もしかしたら、早期退職したことで、私に悩みがあると思ったのかもしれません。心配して頂けたとしたら、本当にありがたい事です。リタイアすると雑談できる同僚が消えますが、(趣味のサークル等)何かの組織に属せば、雑談相手は増えます。そこには仲良しの先輩もいるし、一瞬魅力的にも感じましたが、私の実家はカトリックで、コロナ過前のお盆は教会のミサに行っていたぐらいなのです。だから、その旨話し、出来る限り丁寧にお断りしました。

その後も先輩は頻繁にランチに誘ってくれましたが、ふとした切っ掛けで、去っていきました。人間関係の距離感とは難しいものです。

今朝の新聞に、「議員さんが先輩議員からの勧誘に困惑している」旨の記事があり、上記の話を思い出しました。

@ 映画「秘密の森の、その向こう」を更新しました。追記Ⅱ・Ⅲ

(2022.9.26)

@ オーディオの試聴3選

https://www.youtube.com/watch?v=81urzpP1Nms

https://www.youtube.com/watch?v=zoeYl2FHqm8

https://www.youtube.com/watch?v=SMIa5gerRbY

@「今週までのパレット」に書いた記事の抜粋を、暇なときに「小記事の備忘録」に転記するつもりでした。

①しかし、転記自体が二度手間ですし、「小記事の備忘録」の構造上、目的地(例えば中ほどに)転記するのが、なかなか手間なのが分かったのです(閲覧と違って、行ったり戻ったりのスクロールが必要で、見出しクリックでは飛べません)。

②かといって、今までのように「今週までのパレット」に書きためておくと、ワープロソフトのようなワード検索が、note様では現状出来なさそうで、後が困りそうです。

③なので、今後記入する「小記事の備忘録」は、分野ごとに1ページをつかった、新しいものにする事を計画しています。独立したページにして、マガジンで綴じるのです。

独立したページがあり、直接書くようにすれば、単純にそのページの最上部に書き加えていくだけですから、①の問題は解決しそうです。そして、ページごとに見出し機能が使えますから、②の問題も概ねクリアできそうです。

その後も「今週までのパレット」は使いますが、内容は事務連絡が中心になると思います。③の「小記事の備忘録」へのリンクを付記すれば、読者の方々は今まで通り、最初に「今週までのパレット」を覗いていただくだけで、映画レビューのように目的地にご案内できそうです。

④小記事も映画のレビューのような独立記事にして、マガジンで綴じる方法も考えました。それがnote様の基本スタイルでありますが、独立記事にすること自体、敷居が高いです。それに、写真を吟味する事が、きっと文章を書くより時間がかかりそうなので、その際は、写真無しになりそうです。すると写真無しが多くなり、マイページが地味になりそうですね。そんな事を考え、消極的な気持ちで迷っています。

どちらにするか分かりませんが、近日中に移行したいなと、このような、事を考えています(2022.10.4現在移行中です)。

(2022.9.25)

映画を「ながら鑑賞」させないために、「過去と現在を混在させて、分かりにくくする」との話が新聞にありました。定石では過去はモノクロ、現在はカラーにするようですが、全部をカラーにすると分かりにくくなるのです。しかし、私に理解が正しければ、これは斬新な手法ではなく、類似の作品はあちこちで観たことがあります。昨今は定石の方が少ないのではないでしょうか。

しかし、分かりにくい作品は、ながら鑑賞をしない私も苦手です。分かりにくくすれば、「観ても分からないから観ない」人の方が多そうな気もします。それよりも、①子どもでも分かるような優しい作品でありながら、②実は奥が深く、大人には別の世界が見える作品の方が、私は好きです。②の世界を覗きたくて、「ながら鑑賞」もしなくなるような気がします

(2022.9.24)

@ LPレコードを免税電蓄のようなものにかけ、ゆっくり、のんびり家事をする・・・みたいなCMを見ました。イメージとしては理解できますが、LP時代に育った私の経験では、少し違った思いを持っています。CDなら1時間前後ノンストップで、しかも終われば自動的に止まりますが、LPは片面20分ぐらいで、ほとんどの機種は自動的には止まりません。ですから、針やレコードを保護するために、終わると同時に針を上げなければならないのです。なので、アナログというゆるいイメージとは逆に、演奏中は軽い緊張感が持続しています。

LPも自動的に針が上がり、回転が止まるのが標準になればよいと思っていますが、安い免税電蓄ではコストの問題から、高級品では音を最優先させるために付いていないようです。音へのデメリットは現在の技術を使えばゼロに近いと思いますが、もし微かなデメリットがあったとしても、のんびりできるメリットが上回ると思います。しかし、付いているのは中級機の、それも一部だけなので、選択の幅も狭いです(針だけでも上がって欲しい)。

(追記)針を上げるタイミングを計るために、物理的なスイッチではなく光学センサー等も使える現代では、アームに触れることなく、リフターのスイッチをON・OFFにできるはずです。では、なぜ「音に影響があるかもしれないのか」と言えば、やはり、余分な装置を付ける事で、レコードプレーヤーの振動モードに変化が起こる可能性があり、振動モードが変われば、音色まで影響を受ける可能性があるからだと思います。しかし、それを込みで音作りをすれば良いと思います。スピーカーのように。

@ 先日、TVドラマ「僕の姉ちゃん」の「挿入曲が小津安二郎監督の映画のようだ」と書きましたが。本日の新聞コラムにも同様の意見があり、やはり皆さんもそう思うのだと嬉しくなりました。ちなみに、昨日録画を見て気がついたのですが、画面の上下が少し空いています。つまり、映画のスクリーンに近いサイズになっているのです。もしかしたら、再編集して劇場公開も考えておられるのでしょうか。 

(追記)小津監督と言えば映画「東京物語」が有名です。あの作品では東京の子供たちのもとへ両親が訪れますが、それ以前の、子どもたちだけの生活はほとんど描写されていなかったと思います。しかし、原節子さん扮する戦死した息子の嫁(義兄妹)は、家に居場所が無くてつらい思いをしていたはずです。そこに思いを馳せるのが映画「東京物語」だと思います。

「僕の姉ちゃん」では反対に両親が旅行か何かで家を空けており、姉弟だけの生活が描かれます。そして妹がイジメ!?られた「東京物語」と反対に、弟がイジメ!?にあうのです(以上、私の妄想です)。

@ ①「EV エレクトロボイス S40B」と②「ヤマハ スピーカー NS-B330」は、共にウーハーにポリプロピレン系の振動版を持っています。でも、スピーカーとしての音色は違います(良し悪しの話ではありません、個性の話です)。違いが生じる理由には複数あると思いますが、一つには、透明感の②に対して、①はスピーカーの前面を金属製で塗料を塗ったパンチングメタルが覆っているからだと思います。それが微妙に共振して、縁取りしたような輪郭感と、独特のコクのある美音を付加しているのだと思います。昔、SANSUI のSP-LE8Tには木製の芸術的な組格子が使われていましたが、組格子の共振音はピアノ音をよりリアルに演出していました。

スピーカーの音色は振動版の材質だけで決まるわけではなく、箱や全面を覆うものの共振音(固有音)によっても影響を受けるのです。スピーカーシステムというものは、それらの総体で音色を作っており、総体での評価が事実上スピーカーの評価になるのです。このあたりは自作で試したことのない方にはあまり実感が無いかもしれませんが、影響は想像以上に大きいです。そして、ハイエンドスピーカーにおいても基本的には同じ傾向だと思っています。繰り返しますが、これは個性の話です。

@ コンピューター制御の自動車免許を取るには、マンツーマンの人間くさい運転講習が必要です。

(2022.9.23)

@ 「花嫁になる君に」 少し前に、フォークギターのスリーフィンガー奏法の話をしました。数か月前ぐらいの過去ログにあるはずです。その時には練習曲として挙げませんでしたが、この曲も良く練習したものです。途中はいいかげんでも、エンディングの3つの音が決まると嬉しかった思い出があります。

@ 『 ヒロシ、5年間出演してきた「異郷の駅前食堂」卒業を発表…「限界が来たので辞める決断をしました」 』  言葉もろくに分からぬ異郷で、まるで放り出されたかような一人旅をして、しかも、めげずに、しっかりと楽しもうとする勇姿は、私のようにシャイな人間にとっては、世渡りというか、友だちの作り方というか、人間関係のバイブルの一つになるような秀作だったと思います。本当にありがとうございました。そして、新しい番組にも期待しています。

(2022.9.22)

@ その昔、私の祖父は小金持ちだったようで、村役場の財政が危機に陥った時にお金を貸し、感謝状(借用書)をもらったようです。生活保護制度の無い時代でしたが、そこには「あなたたちがお金に困ったときには村役場が生活のめんどうをみる」旨書いてあったと聞きました。

ところが、(たぶん噂を聞いた村人から)借金の保証人になってくれと言われ、保証人になったは良いけれど、借金を背負う事になり、祖父の家は破産してしまったようです。その苦労もあってか、祖父たち夫婦は早く逝き、幼い父は、小学校も中退し、無学な貧しい人生を送ることになったのです。たぶん、祖父たちの一件は「おしん」の時代とそんなに変わらない頃の話だと思います。そんなわが家の家訓は「保証人になるな」です。この家訓がわが家の金融教育のすべてです。子どもの頃から繰り返し聞かされました。

わが家は貧しかったから両親はあまり物を買いませんでしたが、両親が若い頃は、買う時には店で一番高いものを買いました。父は汗と埃にまみれる職人でしたが、腕時計は金のグランドセイコーでしたし、母も、私たちの洋服を近所で買わず、遠くのデパートヘあしげく通って、良いものだけをバーゲンで買ってきました。おかげで、小学生ぐらいまでは分不相応なものを身につけていたのです。でも、この、奇妙と言えば奇妙な行為の種は、幼き日に壊されてしまった父のプライドだったのかも知れないと思いました。父の実家ではそれが普通だったのでしょう。ちなみに現在の私も貧しい年金生活者です。もう高級品を買うようなプライドはありません。

(追記)リタイアして良かった事の一つは、現役時代には考えるゆとりが無く、心の奥底に引っかかったまま、まだ消化できていない、小さな想い出の数々を、無意識に考える事ができることです。ある日、疑問の点と点がつながり、線となって、消化できることがあるのです。「後ろを振り返るな、前だけ見て進め」という哲学を否定はしませんが、消化できていない事の中にも大切なことがあるように思います。ある意味、その探索は、高齢者の大事な仕事の一つなのかもしれません。

そうそう、母がお見合いで父との結婚を決めた理由が「言葉がきれいだったから」と言っていたのを思い出しました。父は遠方の出身ですから、私の地方とは違う「方言」が混ざっていましたが、確かに怒ったときでもきたない言葉は聴いたことがありません。

@ 「 プチ起業がいずれ本気のあなたの首を絞める 」  勉強になりました。

@ おじさん二人で海を見に行ったゲストが、「ふと気がつくと、周囲にそんな人はいないので、恥ずかしかった」と、ラジオで語っていました。それに同意するようなDJさん。私も30年近く前におじさん二人で温泉に行ったことがあり、先輩から同様のことを言われたことがあります。しかし、30年前なら冗談で済んだことでも、現代では「LGBTの人に失礼」な、差別的な言葉になるのではないでしょうか。

@ 私の過去ログ、2018.1.4に、このような話を書きました。

『「バイキングで横入りされた」という声がラジオに寄せられました。それに対してDJさんは、「普通、お皿の置いてあるところが入口だと思うので、皆さま気をつけましょうね!」的な回答をされていたように思います。ふだん「横入り」を嫌う私ですが、バイキングの列に横入りという概念はなかった(満員電車に乗る時のように、無理やり割り込むのはマナー違反ですが、すき間があれば、後ろの料理を取る権利を放棄して、どこから入っても良いと思っていた)ので、この応答には違和感を感じました。

もちろん初回なら多くは入り口から入るでしょうが、二回目以降なら「エビフライ」とか「ステーキ」とか、お代わりしたい料理の近くへ入るのでは。それとも、入り口から入って5分も行列に並ぶのかしら。最後に置いてあるデザートのショートケーキを取りに行くときも、やっぱり最初から並ぶのかしら。』

(追記)ところが、2022年の先日も非難する話がありました。 なので、この問題、あらためて考えてみましたが、基本的には私の考えも変わっていません。それどころか、もっと鮮明になってきました。

バイキングの料理は、和食であれ洋食であれ、フルコースが多いと思うのです。そして、残すリスクをおかして一度に大盛にしてしまうのではなく、何度も料理を取りに行くこともマナーとして常識です。だから、まず前菜だけ取りに行ってお酒を飲みながら食べ、その後に、メインディッシュだけを取りに行って食べ、最後にデザートだけを取りに行って食べる、みたいな人がいたとしたら、その方が、むしろ「普通の行為」だと思うのです。

ですから、前述した話に戻るのですが、最初から並ぶのは一向にかまわないとしても、横入りで目的のものだけ取りに行くという「フルコースの料理にふさわしい行為」をしている人を非難するのは、本末転倒のような思います。感染防止にも叶いそうです。ですから、料理のそばで、他人との至近距離で、声を掛け合い挨拶するような行為も、コロナ過の昨今、あまり洗練されているとは思えません。お店側が「フルコースですから『横入り』して目的の料理だけお取りいただく事も出来ます」みたいな張り紙をすれば良いと思います。

(2022.9.21)

@ しばらく時間をおいて、だいたい一月ずつ△9、△10を送信したら出来上がりました。先日試した時には無理だったので、非常に回線のコンディションに左右されるようです。でも、これで行事がひとつ終わり、ほっとしています。

@ 過去ログの△8を今朝送信したら数秒で完了したので、その勢いで△9を送信しようとしたら出来ませんでした。文字数を減らして再挑戦しても入りません。本当にタイミングが難しいです。

(2022.9.20)

@ 映画レビューはいつでも転載できますが、文字数の多い「過去ログ」は、回線の混雑するゴールデンタイムを避けて送信した方が良さそうなので、朝・晩に行ってみました。晩に送信した△7は調子よくできました。

@ 今使っているオーディオに、なんとなく不満が出て来たら、最近は画像を見ながら聴いてみます。私だけかもしれませんが、視覚情報に聴覚情報はとても影響を受けるようで、まるで画像のスピーカーが鳴っているように聴こえるのです。みんな聴き惚れるような美音で欲しくなります。それぞれ、まったく別のスピーカーですから、違う音色がするはずで、それを求めるのがオーディオですが、見ながら聴くとわが家のスピーカーの音色が違って聴こえるのです。オーディオにおける試聴というものは、どこまでが現実で、どこからが錯覚なのか、分からなくなることがあります。もしかしたら、オーディオは音で選ぶのではなく、顔で選ぶものかもしれません。(画像をお借りしたお店には御礼を申し上げます。)

SIEMENS シーメンス

D-77NE

4306

604-8Kシステム

(2022.9.19)

@ ニュースによると、ゴーカートが暴走し、時速40キロで見物客に突っ込んで、2歳児が意識不明の重体になっているようです。しかも、運転していたのが11歳の女の子とか。女の子は混乱してアクセルを踏みっぱなしにしていたようです。ゴーカートの写真を見ましたが、オモチャではなく、かなり本格的なもののように見えました。私が子どもの頃、私のような庶民が三輪車に乗っている時、自動車タイプの電動三輪車がありました。あのようなオモチャならともかく、時速40キロも出るクルマなら、道路ではないので法律的には問題無いのかもしれませんが、常識的にはクルマの免許所有者しか乗せないぐらいで、ちょうど良いのかもしれません。

@ 過去ログをUPしようとしましたが、どうかすると、2カ月分でも一括入力困難な場合があります(△4は手こずりました)。文字数オーバーのエラーメッセージは出ないので、文字数が問題ではなく、例えば時間帯(現在は祝日の午後2時30分ごろ)によって回線が混雑しているのかと勝手に想像していますが、原因はよく分かりません。ちなみに、一文字ずつの通常入力には問題が無いので、私のような作業をしないと表面化しないのかもしれません。このような事情もあり、過去ログUPは少し遅れそうです。

@  今日は敬老の日らしいです。先ほどのワイドショーでは「敬老の日を祝わない若者が増えている」と憂いていました。ふと思えば、会社などにおいても、実力が無ければ、単に先輩・年上というだけでは、敬意を持たない若者が増えているようで、その事と、あながち無関係ではなさそうな気もするのです。しかし、前者は憂いても、後者には沈黙気味なのですね。

@  多分どこでも同じだと思いますが、9月末は、市町村役場に勤める人の人事異動申告書の提出期限です。同一係に3年以上勤務すると、直属の課長に毎年提出しなければなりません。10月になると、課長はその申告書を元に、全員に面接を行います。結果、平均5年で人事異動となります(ちなみに係長は3年、課長は2年ぐらいでしょうか)。

その事異動申告書を書くのが、多くの職員にとって頭が痛いのです。安定を求めて公務員になったのに、せっかく今の係に慣れたと思った頃に人事異動の話だからです。隣の芝生が青く見えればよいのですが、よほど今の係が気に入らない人以外は、内情を知り始めているので、青く見えません。もともと公務員の仕事が好きでなったわけではありませんし。

でも、白紙での提出は認められません。第一希望~第三希望まで書かなければならないのです。すると、多くは「あまり気乗りがしない異動先」を書くことになります。でも、書いた以上は、異動があっても文句が言えません(書かなくても「宮勤め」に文句は言えませんが)。

さらに、税務署の職員に混じって確定申告の受付をしたり、ミスれば新聞沙汰になりかねない選挙の投票所・開票所で早朝から深夜まで働いたり、災害時には深夜に呼び出されて避難所の管理をしたりもします(その他にも、国勢調査の調査員を指導し、調査票の点検をする国勢調査指導員や、非課税所得者に支給するような○○給付金なども市町村役場の仕事です)。それでも、中には「3年も同一係にいると、退屈してしまう」という猛者もいますが、そのような少数の方を除けば、職員は、公務員という人生が安定しているとは実感しにくいのです。

(2022.9.18)

「 拉致被害者2人の一時帰国拒否 安倍政権時、幕引き警戒 」   

 人気TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)の前半に、「ケースワーカーは生活保護受給者の味方なのか?」が主題と思われる話があります。

少しだけストーリーを言えば、「ある受給者の子供が親に無断でバイトをしていたのです。世帯の収入が増えるので、その分の生活保護費が減額されるのですが、内緒で働いていたから、長期間余分に支給されてしまい、(もう使ってしまったのに)役所から返還を迫られる話です」。生活保護費を支給するケースワーカーが、まるで借金取りに変わってしまったような倒錯が起こったのです。ギリギリの生活をしている受給者の悲鳴も理解できますが、しかし、返金の必要があります。

ドラマでは、冒頭の問いの答えは観る者にゆだねられているようでしたが、私は「公務員は全体の奉仕者」なので、規則上だけでなく、他の受給者への奉仕や、(保護費への予算を提供してくれる)納税者への奉仕とのバランス上も、返金を要求するのはやむを得ないと思いました。そうでなければ、目の前にいる家族だけへの「一部の奉仕者」になりかねないからです。

ところで、拉致被害者の問題、当時どのような話し合いが行われたのか、日本政府がどのような理由で決定したのかは、蚊帳の外の私にはわかりません。何事によらず決定に至る理由は複数あると思います。しかし、その中に「公務員は全体の奉仕者」という気持ちが全くなかったとは、言い切れないような気がしています。「幕引きされかねない」のに、残っているであろう、たくさんの拉致被害者とその家族、そして他の日本国民にも納得してもらえるだろうかと、「全体の奉仕者」として、当然に考えていたはずだと思います。

(追記) ①拉致問題は重大問題ですが、②核問題も重大問題です。「全体の奉仕者」としては、①②を並行して考えていかなければならないのでしょう。

(2022.9.17)

@    「分籍届」を市町村役場に出しに行ったら、窓口職員が「あまり受付したくなさそうだった」みたいな話がありました。結婚すれば親の戸籍から抜けますが、「分籍届」は独身でも抜くことが出来る届出です。そのため、転居に伴って「戸籍も持っていく」と考える人もいるようです。

しかし私なら、転居しても、往復半日かければ戸籍謄本を取りに行ける場所なら(きっと、それ以上離れていても)、「分籍届」を出そうとは思いません。理由は、①公文書の中でも(キログラム原器級の)重要書類である戸籍を異動させることで、万一誤記が発生したら困るからです。②相続手続きの時に、出生から死亡までの除籍・戸籍が必要になることがありますが、あちこちの役所にちらばっていると、探すのも、取り寄せるのも、大変手間がかかります。③多少なりとも戸籍をかじったことのある人が、「分籍届」で作った戸籍を見るときは、「なぜ分籍届を出したの?」「離婚歴を隠すため?」などと、余分な事を考える事があるかもしれません。離婚すれば戸籍には「離婚」と書かれますが、分籍届・転籍届をすれば「離婚」の記載は消えるので、その目的での届け出もあるからです。

ですから、①②③を承知の上でも届を出したいというのなら、もちろん良いですが、何も知らなそうな人が出したいという時には、窓口職員によっては、受付前にどう説明して良いのか言葉に困る気持ちが、少し態度に出る事があるのかもしれません。しかし、それは、(難しい届ならともかく、他の届に比べてシンプルなので)やる気がない職員の証明ではなく、住民のことを考えているが故の事なのです。

@   「公務員がコンビニでソフトクリーム」――区役所に届いた理不尽なクレーム 職員の訴えに反響

@ 「今週までのパレット」に文字数制限があるなら、「小記事の備忘録」にもあるはずなので、あちらはジャンルごとに独立記事にする等の、改善をする必要があるかもしれません。新規の記事を追加するよりも。

@ 「今週までのパレット」の過去6か月分を過去ログにしました。これで身軽になりました。又、古巣で書いた「今週までのパレット」の、最後の部分も、過去ログに転記しました。私にとっては思い出深いシーズンでした。

(2022.9.16)

@ 思うところあって、「今週までのパレット」に何か月分の記事が書けるのかを、古いデータを転記してテストしてみました。そうしたら意外にも8カ月分の入力ができませんでした。文字数オーバーでエラーメッセージが出るのです。ということは、現在使っているこれも9カ月になりますから、いつ更新できなくなってもおかしくありません。なので、近日中に古い部分を分割し、「過去ログ」にしたいと計画しています。その「過去ログ」も引き続き公開扱いにするつもりです。

@ 今朝のNHKラジオのニュースで、給与のデジタル払いについて話していました。想定では(公共料金等の引き落とし口座に使われていることが多いので)従来の銀行振り込みも行い、一部の金額をデジタル払いにしたいようです。

(以下は私の感想です)そうすると、本人は銀行から「○○ペイ」等へお金を動かす手間が省けますが、会社側は振り込みの手間・管理が二倍になるように思います。

さらに、税金の差し押さえにはどのような影響があるのか考えましたが、銀行にも振り込まれるなら、従来通りの銀行預金の差し押さえが中心になると思います。万一、銀行預金が不足するようであれば、「○○ペイ」等のデジタル払い運営業者へも、差し押さえ依頼が理屈上は可能だと思いますが、事務所が近所に無ければ実務上は困難かもしれません。すると、従来からの定石的な方法の一つである、滞納者の勤務先への、直接の、給与の差し押さえ依頼が(少しは)増える可能性を感じます。つまり、滞納者であることが会社に分かってしまう人が増える可能性があるという事です。

(2022.9.15)

『 園バス置き去り「システム導入だけでは防げない」 本当に必要なのは 』  保育園のバス、後部にボタンをつけるアイディアがあるようです。「運転席のキーを抜くとブザーが鳴り、解除には後部座席の上にあるボタンを押す必要がある」とのこと。なんでもアメリカ方式だとか。「これなら子どもの点検も出来る」という事なのでしょう。アメリカで成功しているなら大丈夫だと思いますが、心配がなくもありません。「ボタンを押す者に子供の命を守る意識が希薄なら、すぐにボタンは儀式化してしまう可能性がある」からです。そう思っていたら、似たような意見が新聞に載りましたのでご紹介しました。

(追記)私が20代の頃の話です。数人で窓口を担当し、140字程度の手書きの書類を出す仕事をしていました。しかし、発行してから誤記に気づく事が年に2~3回ぐらい起こったのです。もちろん各自が自己点検をしていましたが、もともと私には集中力が無いうえに、書いた本人が、窓口で慌てて点検すると、あまり点検にならないのです。だから、内部にある先輩の席に行き、読み合わせをしてもらう事になりました。

しかし、それでも、ほとんどトラブルは減らなかったのです。発行してから誤記が分かると、作成した窓口担当が、お客様に連絡を取り、謝罪し、正しい書類と交換をするために、ご自宅に走らなければなりません。でも、内部の先輩にとっては、言葉は適当ではないかもしれませんが、「しょせん他人事」だったのでしょう。「他人事」だから、点検も「儀式化」していたようです。この「儀式化」を防ぐためには、「点検係」の責任をより明確化し、「点検ミス」があった場合には「点検した先輩も連帯責任を負う」決まりにする必要があると思いますが、先輩にそんな事は言えません。

しかたがないので、私の場合は、①書く段階から絶対に誤記をしないよう、今まで以上に注意しました。そもそも誤記をするから後が面倒なのです。②さらに、書いてからの自己点検を今まで以上に注意して行いました。③その後、先輩と読み合わせをしますが、これが「儀式」であっても構わない完成度にして臨みました。この①②③をすることで、誤記は激減したのです。結局、自分の意識改革が必要でした。

(2022.9.14)

@   先日のNHK朝ドラ「ちむどんどん」で、賢秀が逃げた清恵を口説いて連れ戻す方法として、三郎が「後ろから抱きしめろ」みたいな助言をしていました。でも、その通りにした賢秀に清恵はNOを突き付けたのです(後に戻ってきましたが)。

実は私も30歳ごろに(誰から教わったわけでもなく)「後ろから抱きしめろ」戦法を行ったことがあります。ただし、恋愛ではありません。男同士のトラブルの仲裁です。宴席で、酒に酔った(腕っぷしの強い)A先輩がB先輩に喧嘩を売ったのです。日頃からB先輩のことを良く思ってなかったようです。当時の状況から、年下の私が仲裁に入らざるを得ず、さらに、(腕っぷしの弱い私の)具体的作戦としては、とっさに、それ以外は思い浮かばなかったのです。幸いにも作戦は成功し、事なきを得ました。だから、三郎の言った言葉は本当のことです。

でも、三郎は正しくても、賢秀のアクションは下手でした。あれはラジオ体操です。だからNOだったのでしょう。コツを言えば、「ギャップ萌え」という言葉がありますが、常識的にその状況下には存在しないような状況を作り出すのです。言葉を使わぬポエムを行うのです。「誰だ後ろの奴は」「何が起こったんだ」と、一瞬頭が真っ白になった相手は、とりあえず従うしか、方法が無くなるのかもしれません

@ イギリスで、エリザベス女王の弔問に訪れた沢山の市民の列に、王族方が歩み寄られ、言葉を交わされ、素手で握手をする様子が、TVに流れました。その映像を拝見して驚きました。王族方は誰もマスクをしておらず、市民にも(私には)マスクが見つけられなかったからです。まるでコロナ以前の世界を観ているようです。同じ先進国同士だと思いますが、日本であのような光景が自然になるのは、いつになるのでしょう。

@ 市町村役場でも、係によっては印刷会社からダンボール何十箱もの書類が搬入される事があります。その書類を何日もかけて加除修正し、再びトラックで搬出するのです。そして住民のもとへ届きます。搬入搬出の際には、役所の職員や、トラックのドライバーが、ダンボールの数を数え、間違っていない事を確認の上、受領書等に押印等をします。私の知る限り、数えずに押印する事はありません。

それなのに、なぜ、保育園のバスで園児の降ろし忘れが起こるのでしょう。園児の命だけでなく、自分たちも罪に問われかねないのに。さらに、これは稀有な例ではなく、問題化しないものも含め、各地で起こっているとのニュースを知り驚いています。

(追記)若い頃に南の島へ旅行した時の話です。自室からエレベーターホールに行き、エレベーターを待っていました。ホールには私一人です。そのとき突然停電になり、非常灯に切り替わり、エレベーターも止まったのです。電力事情の悪い島ではときどき停電があると、ガイドブックで読んだことを思い出しましたが、あのような形で遭遇したのは初めてでした。

「こまったな、どうしよう」と思っていたら、誰かが一瞬、廊下から覗いたようです。そんな気配がしたと思った瞬間、頑丈な鋼鉄製の壁が閉まり、私は一人エレベーターホールに閉じ込められてしまったのです。覗いたのは従業員だったようです。誰もエレベーターには近づかないようにとの配慮でしょうか。しかし、彼はエレベーターホールには入らず、廊下から覗いただけなので、エレベーターの直前にいた私は、脇にある大きな観葉植物の死角になって見えなかったようです。エレベーターに乗降する人がいないかのチェックでしょうから、エレベーターのドア横に観葉植物を置くなら、その死角まで点検しないと意味がないのに、困ったものです。

一人閉じ込められたと気づいて怖くなった私は、手でバンバンと鋼鉄製の壁のようなドアを叩いて、何回も「ヘルプ!」と叫びましたが、静まり返ったままでした。手が痛くてそんなに叩き続けられません。長時間閉じ込められたら大変です。途方に暮れていると、何分間かの後に停電が終わり、照明がつき、エレベーターが動き出したので、それに乗ってロビーに脱出しました。ロビーは天国と地獄ほどに平和な雰囲気に満ちていました。私は逃げ出したくて一目散に外へ向かいました。今思えば、フロントに厳重抗議すべきだったと思いますが。

(2022.9.13)

@ 今日は5時起きで、昨日の野暮用の残務整理をしていました。途中に部屋の掃除もして、10時過ぎに、やっと、いつものブログ書きに入れました。昨日は街を歩き回る必要がありましたが、今日は机上で済む作業です。ほぼ済みましたが、不得手の分野ですから、早く完全解放されたいです。

(2022.9.12)

第7波が落ち着いたら行おうと思っていた野暮用が、いくつかたまっていました。そんなところに急用が出来たので、第7波も下り坂ですし、今日は朝からいくつか済ましてきました。つかれました。

(2022.9.11)

@ 公務員がリストラされにくいのは、身分が法律で保障されているからですね。ですから、減員が必要なときは、新規採用を控え、定年退職による自然減を待つのが定石です。でも、まったく「肩たたき」が無いわけではありません。自治体によって違うでしょうが、例えば市町村役場では50代ぐらいになると課長から全員に「肩たたき」がある所が多いはず。民間のドラマに出てくるような厳しいものではないので、辞めたくなければそう返事をすれば良いと思います。極端な不利益を受けたという話は聞いたことがありません。

でも、近年中に辞めると決めた人には、早期退職制度が適用され、退職金が2割り増しぐらいになるのでは(民間の大企業に比べるととても安い)。この制度を利用し、定年まで数年を残して早期退職をする人は珍しくありません。

公務員になる人は公務員が好きでなるのではなく、ドラマにあるように、安定を求めただけの人が多いので、元気な青春期が過ぎ、中年になって、エネルギーが枯渇してくると、この仕事に耐えられなくなる人が多いと思われます(「断捨離」という言葉がありますが、自分にとって最も優先すべき断捨離は「公務員という仕事」だったと、気づく人がいるのです)。ですから、定年が65歳に延長されるのを喜んでいる人ばかりではありません。ちなみに退職金が2割り増しになる理由は、民間も同じでしょうが、「後進に道をゆずる」という美名です。高給取りが辞め、給料も安く良く働く若手にバトンタッチすれば、トータルでは、管理者も住民も助かるといものです。

@ ご丁寧にありがとうございました。

(2022.9.10)

@  「この宇宙飛行士の写真が怖いってなぜ?見ればわかる!本当に恐怖を感じる宇宙遊泳の写真!」  かつてグレートバリアリーフでシュノーケルをした時、透明度が高すぎ、水底に落ちていきそうで、怖いと思いました。行けるはずもないけれど、宇宙はとても無理そう。

@  先日お話したような地図作りを、9月ごろ市町村役場の市民税係ではしています。そして、10月~11月にかけて実地調査をするのです。住民がうっかりしているのが「区内に住所がなくても事務所等がある方」の住民税です。事務所等のある区にも申告が必要になり、均等割が課税される事があります。「役所もショバ代とるのか」という声もあります。正確ではありませんが、似てなくもありません。参考 :「近江八幡市ホームページ 家屋敷課税・事業所課税について」

(追記)税務調査をするとき、①役所が全く所得をつかんでいない場合と、②なんらかの情報を得ていて、自主申告を促している場合があります。②の場合で、催告しても自主申告がない場合、役所は放置できないので、基礎控除以外の控除なしで課税する場合があります。さらに、「推計課税」というものもあります。ググると一杯情報が出て来ますが、役所はこのような権限も持っていますから、①の場合でも課税に持っていくことが法的に可能な場合があります。

@   ①マイナンバーカードに沢山の情報の記録を目指すことと、②役所がどの情報を使うかという事は、別の問題だと思います。②は政策的な色合いが強くなるのではないでしょうか。それはともかく、親ロシア系のハッカー集団が日本に対してサイバー攻撃を仕掛けているとのニュースがあります。軍事レベルを思わせるような高度のセキュリティーをマイナンバーカードのシステムに持たせないと、国民の不安は増し、カードに消極的になりかねません。

(2022.9.9)

『 映画「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」』 映画「ローマの休日」のモチーフとなったと噂されるこの実話は、「ローマの休日」にも負けないぐらいの佳作です。https://eiga.com/movie/83897/photo/

(2022.9.8)

@ 安倍さんの事件では、発砲音を銃声と判断するのは困難だったという声もるようです。思えば、かつて映画「栄光のル・マン」が封切りされたとき、「エンジン音だけで、ポルシェとフェラーリの違いが分かるか?」という話題もありました。そのような趣味の話ならともかく、これは生死を分ける警備の現場での話しです。警備担当は、花火だろうが、バックファイヤーだろうが、タイヤのパンク、ポン菓子であっても、「破裂音がしたら銃声だと思って伏せる(伏せさせる)」のが、プロの仕事だと思うのですが。音を吟味する以前に、0.1秒でも早く条件反射的に行動することが必要ではないでしょうか。いちいち考えていては、次回からも同じ過ちを繰り返すことに、なりかねないと思います。

@ 市町村役場では、学歴が良ければ、最初は出世が期待されますが、昇任試験もありますし、間に合わなければ、やがて、それなりのポジションに落ち着きます。逆に学歴が良くない場合、最初は出世が期待されませんが、昇任試験に受かったり、仕事が間に合えば、やがて、それなりのポジションに落ち着きます。

同僚は「間に合うか否かと、人格」で判断しますから、学歴を気にしている人はほとんどいません。ですが、これは市町村によるのでしょうが、職員番号が採用試験の成績順になっている場合があります(〇年採用の〇番目と)。それは職員バッジ裏面に刻印され、日常使う庶務関係の書類にはオープンに記載されて流通しているのです。採用試験の成績が定年までオープンについて回るのは、ある意味すごいですね。

(追記)ちなみに給料の金額も事実上オープンになっています。公務員の給料は規則で厳格に決められていて、上司の裁量で増減することはできませんので、同僚の金額に興味はありません。

(2022.9.7)

@   保育園のバスに子どもを放置し、熱中症で亡くなる事故がありました。バスの窓には装飾がしてあり、外からは内部が見にくくなっていたのです。これはとても大切な問題だと思います。少なくとも窓部分は透明にして欲しかった。ちなみに駐車中の(バスではなく)乗用車の窓が黒くなっていて、人の有無が分からない事があるのも不気味です。子どもが閉じ込められていても見えないし、中からスマホで盗撮されていても分からない。急にドアが開いて連れ込まれても、ドアが閉まればそれまでです。

@  映画「ほどけそうな、息」  今朝のNHKのラジオで知りましたが、児童相談所が舞台のリアルな短編映画で、期待が持てます。このような作品が増えて「役所内の見える化」が進むことは、住民との相互理解と言いますか、役所の「説明責任」にも叶うはずなので、良い事だと思います。

(2022.9.6)

@ 映画「刑事物語」を更新しました。2022.9.6 追記11

@ NHK夜ドラ「あなたのブツが、ここに」が面白いです。夜ドラと言うだけあって一回15分の連ドラです。シングルマザーのキャバ嬢が、コロナ過でキャバクラが休業したり、給付金詐欺にあったりして生活に困り、キャバの得意客だった男の紹介で、宅配ドライバーになるお話です。住居も、高級マンションから出て、実家に住まわせてもらいます。

彼女は、宅配ドライバーを簡単な仕事だと思っていましたが、(「宅配の仕事をなめるな」と怒った)教育係の先輩に嫌われてしまい、優しく指導してもらえない上に、半分歩合給なのに、沢山配ることは難しく、熟練を必要とするのです。さらに、お客様も個性があって、嫌な思いをしたりすることは少なくありません。

このような状況で働いている人は少なくないと思いますし、本当に大変な生活をしておられるのだと思います。その上で申し上げるのですが・・・

描かれている宅配便の仕事の辛さだけを切り取って比較すれば、公務員の仕事を描いたTVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)の方が悩ましいかもしれないと思いました。(失礼ながら)宅配便は配達して終わりだと思いますが、ケースワーカーは、接遇でいやな思いをしても、それは入り口にしか過ぎず、そこから長い本番がスタートするからです。

さらに、ドラマの(ケンカツ)では、先輩上司は親切に指導をしてくれますが、公務員とて人の子です。「おまえなんかきらいだ」みたいな態度をする教育係がまったくいないわけではありません。そして、努力しても配属先で人並みに仕事が出来なければ、同僚の冷たい視線を浴び、針のむしろに座るような生活をする事になりかねないのです。

さらに、市町村役場では毎年のように係内の事務分担の変更がありますし、その係も5年前後で人事異動になります。ですから、50代のベテランになっても20代の教育係に頭を下げて教えを乞う必要があるのが普通で、いくつになっても新人の哀しみを味わいますし、定年まで勉強が必要になります。もちろん、倒産しないとか、給料の遅配がない、クビになりにくいという、いわゆる「安定」のメリットはありますが、「身分の安定」と「仕事が楽か」という問題は違うと思うのです。

(追記)ヒロインが地図を作るシーンがあり、懐かしく拝見しました。大きな住宅地図をコピーしてつなぎ合わせるのです。担当外の地域まで多少大きめにコピーしてください。でないと、うっかり担当地区から出た途端、迷子になります。

地図を作るとき、単純にページをつなぎ合わせたり、適当に切断してつなぎ合わせると、接合部分の住宅情報が良く分からなくなるので、コピーしたら、なるべく道路の中央部分から切断して、接合部分は道路上にする方が、細部まで鮮明な地図が出来ます。

基本的には糊でつけます。だから糊しろも必要。表からビニールテープで補強してはいけません。地図が見にくい上に、文字が書けません。四角い地図を貼り合わせたのですから、周囲も角ばっていますが、ハサミで丸く角を取ってください。屋外で地図を見ている時、風にあおられて角が目を傷つける心配があるからです。逆に極端な凹があると、自転車で外回りするとき等、ハンドルに引っかかって破れやすいです。周囲は丸くして、引っ掛かりが無いのが理想だと思います(ヒロインが自作していた地図も丸かったので、お主やるな!と思いました)。さらに、完成した地図が大きすぎて、屋外で手に持ってみるのが困難だと思われるときは、適当な道路から切って分割してください。

地図に補記するときには、サインペンより、赤の色鉛筆をおすすめします。色鉛筆なら、長く作業しても、乾いて書きにくくなるような、余分な心配がないからです。地図をつくると、場所だけでなく、効率的な訪問の順番が分かります。地図に尋ねる居住者の氏が記入されていない場合には、実際に同番地まで行けば手掛かりがあるかもしれません。私はこのような地図を持って外回りが必要な仕事を(毎日ではありませんが)、合計17年間やりました。

(追記2)このような地図の作成事務を電算化するというアイディアは、もしかしたら民間のどこかでは、すでに行われているのかもしれません。しかし、私の知る限り、市町村役場では聞いたことがありません。宅配業者さんのように、外回りを毎日、しかも大量に行っている部署があったとしたら、どうか分かりませんが、市町村役場にはそこまでの部署は無いと思います。なので、電算化するにしても、優先順位は低いと思いますし、職員にも地図に関しては、その意識は少ないと思います。

むしろ、手作業で地図を作ることで、地図を手に入れること以外にも、担当者は言外にいろいろな事を学習し、さらに実地調査をする覚悟も醸成しているように思います。

余談ですが、税金の申告時期になると、税務職員は机に座りっぱなしで、一人の受付が済むと、すぐに、アルバイトが次の申告者と該当する課税台帳(資料)を持ってやってくるというスタイルがあります。このスタイルだと税務職員には息をつく暇もありません。お客様が自分の前に座れば、すぐ申告書と課税台帳(資料)を眺め、瞬時に受付方法を決めなければなりません。でも、アルバイトではなく、自分で課税台帳(資料)を取りに行くシステムならどうでしょう。席を外す、その2分前後の間に、気分転換が出来ます。職員は背伸びや深呼吸をし、次の一手を考える心の余裕が生まれるのです。

(2022.9.5)

@   『 ゴキブリを「サイボーグ化」、理研など成功 災害救助に活躍期待 』   どこかに閉じ込められ、逃げ場が無くても大丈夫。「G」がきっと来るから。

@  『 日本発、高級オーディオで鑑賞する「ジャズ喫茶」世界に広がる…コロナ禍の新しい楽しみ方 』(追記)高級オーディオでジャズ喫茶をするのも良いですが、普通のステレオでも良いので、クラシックを聴かせてくれる喫茶店が欲しいと思っています。「普通のステレオで良ければ自宅で聴けよ」と思われるかもしれませんが、「喫茶店でクラシック音楽に浸って別世界に行く」という贅沢がしたいわけです。

喫茶店に行けば、天井に埋め込まれたBGM用のスピーカーで音楽が流れているのがほとんどでしょう。それを、先日私がご紹介したような、3ウエイスピーカーの、安価な中古品に変えて、ミニコンポ程度のアンプに繋ぎ、(著作権に問題が無ければ)ネットラジオ程度のクラシック音楽を流すだけでも、私なら通いたくなるお店になると思います。時間帯によって音楽の種類を変えても良いかもしれません。相談に乗ってくれる業者さんもいると思いますが、後は、ゆっくり、お客様の反応を見ながら、ソフトやハードのグレードアップをして行けばよいと思います。

(2022.9.4)

『黒沢明「生きる」をリメイク カズオ・イシグロが脚本に込めた思い』

すばらしい事です。

ところで、映画「生きる」と言えば、 TV「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)を忘れてはいけません(原作まんがも人気です)。

映画「生きる」の私のレビュー追記12より抜粋

「 1952年当時の公務員の実態を私は知りませんが、これが黒澤監督の公務員観でもあったのでしょう。公務員バッシングのせいか、昨今でも同様のイメージを持っておられる人も少なくないと思います。しかし、古典と言っても良い素晴らしい作品ですが、古典であるがゆえに、現代の公務員象をあの映画から想像することは難しいです。

そんな中、新たなスタンダードと言っても良い作品が、TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)です。」

私が知る限り、「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)は、現代の公務員象(市町村役場)を最もリアルに描いた、(オマージュの可能性もある)完成度の高い作品の一つです。それは、これから公務員を目指す人にとっての教材にもなり得るほど。私は映画「生きる」を語る時には、対にして語りたいと思っています。「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)を忘れてしまう事は、日本にとって大きな損失の一つだと、そう言いたくなる気持ちさえあります。それぐらい、他に代えがたい貴重な存在です。

そして、「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)は、映画監督になりたかったヒロインが挫折して公務員になるお話ですが、公務員を退職して映画監督を目指すバージョンとも言える映画もあります。映画「ハケンアニメ!」で、ヒロインはどちらも吉岡里帆さんが演じています。こちらも対にして語るべき熱い作品だと評価しています。

@ 映画「タイピスト!」を更新しました。2022.9.4 追記Ⅸ

(2022.9.3)

@ 映画「刑事物語」を更新しました。2022.9.3 追記Ⅵ・Ⅶ・Ⅷ・Ⅹ

映画「刑事物語」は続編もBSで近日放送されるようです。

(2022.9.2)

TV 朝ドラ「ちむどんどん」を更新しました。2022.9.2 追記Ⅱ

(2022.9.1)

@  2022.8.28に、住民が不正に戸籍等を取得する事件は、政令指定都市の区役所レベルでは、数年に一回程度起きていると書きましたが、縁談などで無断で相手の戸籍を取りに来る住民は毎月のようにいます。もちろん役所は出しませんが、不正であることを説明したうえで、(現在はどうか知りませんが)「両者で話し合い、お互いが自分の戸籍を取って、相手の人と交換してください」と指導していました。

(追記)ちなみに、例えばA市からB市に転籍(本籍地を変える)すると、A市の戸籍にあった「離婚」の記載は、B市にある現在の戸籍に転記されないので、B市の戸籍に書いてないからと言って、離婚歴がない証明にはならない場合があります。戸籍の読み方については、市町村役場の戸籍係にお尋ねください。

 @ 尊敬する上司がリタイアしたとき、「在職中のスーツ類はすべて捨てた」と言っていました。上司によれば、心機一転して第二の人生を楽しむためには必要な行為のようです。私はと言えば、まだ使えるスーツを捨てるのは忍びないので持っています。一日中はいているズボンの裾がほころびてきても、上着は職場ではローカーに入れたままでしたから、新品同様。だから、スラックスやジーンズを新調して合わせています。

でも、ネクタイが締められないのですね。スーツにネクタイで商店に行くと、店員さんの態度が丁寧になる事を経験しましたので、ある役者さんのように、いつもスーツ姿でいたいと思っていました。でも、ネクタイを外す涼しさをしってしまうと、もう締められないのです。すると、スーツも着られない。このような理由からも、スーツの上着はジャケット代わりになって行きました。周囲にいるおじさんたちのジャケット姿も、かくして出来上がったのでしょう。

@ 「 災害時の家族との連絡手段、スマホや携帯だけが9割強 すぐに備えを 」  最近までスマホを持っていなかった私は、実際に公衆電話が無くて困ったことがありました。さらに、現在の公衆電話は、道路やビルの一階ロビーなど、低位置に設置されている事がほとんどなので、豪雨、台風、津波などの場合には、水没して壊れてしまう可能性があるのではないでしょうか。ちなみに、わが町の津波時には最大6mぐらい水が来るようです。津波避難タワーがある場合には、その上にも設置することが必要だと思います。

@ 9/1は防災の日、こんな話があります。災害で避難所が運営されている時、避難民が街へ出たついでに、噂話を拾ってくることがあります。そして、避難所に帰って皆に話すので、一気に広がります。

それは避難所を管理運営している公務員の耳にも入ります。この時、公務員が本部に照会し、真偽を確認して、デマだと分かれば、避難民にデマである事を伝え、掲示板にも張り出しておくことが必要でしょう。

しかし、人命にかかわるような噂話の場合、びっくりした公務員が真偽の確認もせず、大慌てで口外する側に回れば、デマであっても「役所の人から聞いたからデマじゃない」と住民に言われて、さらに広がることになります。
だから、避難所の公務員は、役所の窓口で担当業務をしている時と同じように、慎重でなければなりません。この事は本部にいる防災担当課の職員にとっては常識でしょうが、応援で避難所に派遣された他課の公務員にとっては違います。日頃はまったく別の仕事をしているからです。だから、うっかりやりがちなミスだと思うので、自覚することが必要です。

(2022.8.31)

@ TV「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)に見る区役所のリアルな空気感を更新しました。2022.8.31 追記25

@ 私の気功の先生は、「気功をすると手のひらに『気』がつくので、最後にそれで顔をマッサージすれば、シワになりにくい」みたいな話を本に書いておられました。私が熱心に気功をしていた頃は、そんなに意識はしませんでしたが、顔のマッサージはしていました。

現在、気功は中断していますが、ここ20年間ぐらい、毎朝のスクワット約100回(33回×3)はかかしません。そして、近年は、スクワットで立ち上がる時には、手のひらをパーにし、両腕をⅤ字型に開いて、前方45度上方に上げ、深呼吸をするようにしています(バンザイに近い恰好)。その方が筋も伸びる気がして気持ちが良いからです。

さらに、空気だけでなく前方の「気」も意識して吸い込むようにしています。そうしたら、最近自覚するようになったのですが、33回腹筋すると、手のひらに(たぶん)「気」がつくのが分かるようになったのです。手のひらには「気」が出入りするツボがありますから、ついても不思議ではありません。

洗ったばかりの手が透明なガラスだとしたら、「気」がつくとすりガラスのような、微粒子でコーティングされたような、乾いて少々ゴワゴワ感のある感触になります。汗とも違います。汗ならペンキを塗ったような感触になるはずです。乾いてもスクワット33回ですりガラス状態になることは無いように思います。 (追記)「スクワット33回ですりガラス状態になる」と書きましたが、今朝スクワットをした時、洗ったばかりの手でも、20回を超えると自覚できるようになりました。

@ 戦争映画が戦争を描いているとは限らないように、ホームドラマが家族を描いているとは限りません。

@ ①例えばアーチェリーでは(偶然集まった)通常5人前後が同時練習し、一人100射ぐらいします。全国で毎日のように行われています。さらに、②そのための弓の組み立て、調整、分解も毎回あるわけです。アーチェリーの矢は厚さ5ミリの鉄板を貫通する威力を持つので、銃器並みに危険です。ですから、和弓ほどではないにしろ、和弓に準じた所作を教え込まれます。その所作には安全に対する思想も入っています。

①で矢をつがえるときは、すでに的に向いており、いつでも発射して良い場合に限られます。②で調整をするときは、貫通しない壁等のそばで、壁等に向かって行います。①②とも、前方に人がいるときに行わないのは常識です。私は10年近く、毎週2~3回のペースで射場へ通いましたが、老若男女がこのマナーを持っておりました。

誰しも間違いはあります。しかし、アマチュアでもこれぐらい用心しているのを知っているので、プロの方の捕獲用麻酔銃の誤射は残念に思いました。又、他のニュースでは「市職員と委託業者が…」ではなく、「市職員らが…」のようにまとめて伝え、(麻酔銃には素人である)市職員が誤射をしたと誤解される可能性のあるものもあったようで、公務員バッシングの材料にされないようにと思いました。

(2022.8.30)

@ 『 法制審議会 親が離婚後の「親権」中間試案取りまとめ先送りへ 』
今朝のニュースで上記を聞きました。離婚届には子の親権者の選択欄がありますが、これが問題になっているようです。私なりに少し考えてみましたが、現時点での気持ちは、こちら記事のお話に近いと思いましたので、ご紹介します。

(追記)余談ですが、例えば、8月に離婚したご夫婦があるとします。婚姻中の妻子は夫の扶養についていましたが、離婚後の子は妻が引き取り、子の親権者も妻になりました。

所得税・住民税の扶養認定日は12月31日になりますから、通常、子は妻の扶養親族になります。妻はパート先でそのように申告しました。そして、夫は勤務先の年末調整で扶養の妻子を外してもらう必要がありました。会社の扶養手当も出なくなるはずです。でも、夫は仕事が忙しくて経理担当に言いぞびれてしまったのです。

それで二重扶養等が起きました。その為、夫は妻を扶養から外す必要が出て来ますし、(妻が子を扶養につける場合は)夫が子の扶養を外す必要も出て来ます。夫婦で話し合う必要がある場合には、間に入った役所がお互いの連絡先を伝える可能性もあります。しかし、DV等が絡んだ離婚だったりで、お互いの連絡先を教えてほしくない場合もあるかもしれません。このようなトラブルにならないためにも、扶養控除等の二重申告等にはご注意ください。

(2022.8.29)

@ 『 本当に〝コロナ死か〟第7波の死者数「過去最多」で「世界2位」 地方自治体から「直接はコロナ以外が大半」の声、定義や公表方法の見直しを 』  「他の病気や事故で亡くなる方も念のため(検査し)陽性だったらコロナで亡くなった方に加えるのは合理的ではない。ミスリーディングする恐れがある」(抜粋) 「交通事故で亡くなっても、陽性だったらコロナ死だ」というような話を以前どこかで読みました。ならば、隣国から飛んできたミサイルで亡くなっても、やはりコロナ死なのでしょうか。核が飛んでこない事を祈ります。

@ ①両手をパーにして、そのまま手首をくっつけます(小指の先どうし、親指の先どうしも、くっつけると、ホールドしやすい)。何かを両手で受け取るようなスタイルになりますね。咲いた蓮の花のようなスタイルでもあります。②そのまま手首を胸の前(チャクラもある)に持ってきます。そうすると、両手のひらのツボから立ち昇る、もわ~とした「気」を、顎下からのシャワーのように浴び、吸い込むことになります。チャクラにも影響があるのかもしれません。③この常態で瞑想(立禅も良い)すると、幸福感につつまれるそうです。確かにそんな気もします。記述が正確では無いかもしれませが、数年前に本で学んだ気功の一つです。

『 人間の記憶力 脳に微弱な電流を流せば向上 「大多数に恩恵あった」と米大学教授 』  気功の「気」は下丹田に溜めるのが定石ですが、上級者は「気」を小周天ルートを使って上下に循環させることが出来ます。そして、頭脳労働をするときには頭に上げ、リラックスするときには下丹田に戻す技の話も読んだことがあります(初心者がまねると、気が下がらなくなって、気分が悪くなることがありますからご注意ください)。「気」には生体を活性化させる力があるようですし、それでなくともメンソールのような軽い刺激感があるので、爽快になるような気がします。ちなみに私にその技は出来ません。出来てもポンコツですし。

(2022.8.28)

@ 「イラストを初めて使ってくださりありがとうございます。」
こちらこそ、ご丁寧にありがとうございました。

@ 映画「老後の資金がありません!」を更新しました。2022.8.28追記Ⅵ・更新内容の金額部分を一部修正しました。

@ 役所の申請書は素人には書くのが難しいだけでなく、書き損じも大量に発生します。本来1枚で済むところを、書損で各自が2枚使えば、1,000枚が2,000枚になるわけで、ゴミも含めてバカにできないのです。さらに、手書きには、どうしても、くせ字、誤字・誤記等がありますから、窓口で点検する必要が出てきます。この手間もかかります。

そして、申請書には窓口で容易に書けないものも存在します。例えば、父が亡くなって、相続手続きの為、父の出生から死亡までの、戸・除籍謄本が必要になることがありますが、自分の本籍・筆頭者は知っていても、過去の履歴までは知らない人がほとんどでしょう。当然に窓口の職員も知りません。なのに、規則では最初に申請書を提出してもらうことになっているのです。

しかし、これでは、来庁者と職員の双方が困ります。そんな相続手続き簡単にするには、職員が窓口で話を聞き、請求資格・理由の審査し、出しても良いと判断したら、わずかの情報から、プロの勘を総動員して先に戸・除籍を探し出すのです。そして、その完成品から逆に申請書を書いてもらうのです。これが要領の良いやり方です。

(追記)先日の話の続きです。 申請書を書かないで済む役所もあるようです。私の地元では導入されていないので、利用したことはありませんが、例えば妻が「夫の住民票の写し」をもらいに行く場合、窓口で妻の運転免許証などを提示し、「夫の住民票を1枚下さい」と言えば良いのかもしれませんね。すると職員は「太朗さんを1枚ですね」とか言って印刷してくれるのでしょう。

しかし、印鑑証明はどうなるのでしょう。印鑑証明の申請書には印鑑手帳番号と該当者の住所・氏名・生年月日を正確に書く必要があります。これらにはパスワード的な意味が込められており、手帳が無い場合は当然のこと、生年月日が1日違っても、名前の文字に「太郎」「太朗」の違いがあっても門前払いになります。その文字の違いまで来庁者は口頭で説明するのでしょうか。

ちなみに印鑑証明の場合、役所側は正解を教えません。申請者は自分で調べる必要があります。そもそも印鑑証明は、本人か、本人からの代理人の申請しかみとめておらず(妻であっても勝手に取れない)、したがって「本人なら正解(パスワード)を知らない事はあり得ない」という役所側の解釈です。本人に無断で出せば事件につながりかねません。実際、この厳格さが事件防止に役立っています。もしかしたら、現在は制度改正があったのかもしれませんが、住民が住民票のノリで印鑑証明を取りに行くと門前払いになりかねません。

(追記2)今はどうか知りませんが、かつて「住民が他人の住民票や戸籍を不正に取る」という犯罪は希におこっていました。政令指定都市の区役所レベルでは、数年に一度ぐらいの割合です。その場合は警察沙汰になり捜査が行われます。その時、①申請書の筆跡鑑定や②当時の担当職員の記憶、事務上のミスや、意図的な関与の可能性も調べられます(私の知る限り、ミスや職員が不正に関与した事例はありません)。窓口で接客した職員だけでなく、内部で住民票を作成した可能性のある者や上司など、その場にいたはずの多くの職員も事情聴取の対象になる場合があります。

書かない申請になると、①が署名欄だけになりますし、②で「職員が出さなくても良いものまで誤って出してしまった」と言われたとき、それを職員が否定できる証拠が残らないのは、ある意味めんどうな事にもなりそうです。自筆の申請書が無いと、あとから言った、言わないの水掛け論になりかねませんから。筆跡が残る申請書や、電子記録の残るオンラインと違い、「声」は一瞬で消えてしまうという問題を持っています。ですから、窓口の原則は書いてもらう方向でも、書けないと職員が判断した人に対しては、特例として口頭申請を認める方向が良いのかもしれません。これは従来のやり方に近いですが。

(追記3)『 西野亮廣さん「ストーカーに婚姻届を出されました」 被害にあったら、どうすればいい? 』  さらに、有名人との虚偽の婚姻届を出しに来た人がいて、窓口職員が記載状況に違和感を感じ、本人確認をして未然に防ぐことが出来た事例がありました。毎日のように書類の審査をしている職員は、申請者の記載誤りの平均値(量・質)を経験的に知っているので、その平均値からのズレが大きければ、「イエロー信号」が心に点ることがあるのです。しかし、記載を署名欄だけにすれば、職員が受け取る情報は格段に減りますから、信号が点り難くなる可能性もあります。(加筆再掲)

(2022.8.27)

@   https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=AHB4L0vqm6k&feature=youtu.be

@ 先の大戦で、日本の命運を背負って生まれた戦艦大和は、大きな成果をあげて祝福される事もなく、誕生してすぐに、水上特攻という悲劇で沢山の乗員と共に海に沈みました。「宇宙戦艦ヤマト」は、その無念、日本人の集合的無意識になったかような、その無念の塊から誕生したのだと思います。「宇宙戦艦ヤマト」の出陣は、土に半分埋もれた戦艦大和の残骸が動き出すところから始まります。戦艦大和と乗組員を弔うには、あの儀式が必要なのでしょう。そして、この記号は、無意識の領域で日本人の魂にアクセスしてくるかのようです。

なぜ、この話をしたかと言えば、安倍さんの話です。国葬をしたいと思う人の心の中には、(失礼ながら)もしかしたら色々な打算もあるのかもしれませんが、無意識の領域では、「国葬は、政治家としては、まだまだ若い、これからも活躍が期待される安倍さんを、あのような形で突然失った事の、断ち切られた思いが生んだ、宇宙戦艦ヤマトだったのかもしれない」と思ったのです。

@ 最近、何日か続けて仕事に苦しんでいる夢を見ました。在職中の苦しかった担当時代のトラウマなのでしょうか。リタイアして何年もたちますが、今まで見ていたのは「古巣なつかしや」という夢が多かったのです。それが、ここにきて悪夢になりました。何がきっかけなのかと思いましたが、どうやら、note様の「マガジン」作成のようです。マガジンを作りたいが、データをどう整理しようかと(あかさたな分類か、ざっくり洋画と邦画か、等)決めかねて数カ月、やっとやり始めたけれど、洋画のデータ整理が残ったままでした。

その「残ったままの、もやもや感」が、在職中の「せかされても仕事が終わらない記憶」を刺激して、夢になったのだと推理しました。なので、今日は速攻でデータ処理をひと段落つかせました。これで楽になるでしょうか。現時点のマガジンは「工事中」になっていますが、残っているのは画像の挿入ぐらいで、中の記事はほぼ転載ずみです(画像の挿入をしない方がシンプル感があるような気もしない事もありませんが…)。転載が終わってみれば、もっと細分化した方が良かった感もありますが、あまり考えない事にします。私の個性から言って、細部にこだわらず、書くことに特化した方が楽しいようです。

@ NHKネットラジオ「らじる★らじる」の「聴き逃し番組」サービスには、クラシックの長時間場組「クラシックカフェ」がなかったのですが、今日、ふと気がつくと、「聴き逃し番組」サービスに入っていました。今、それを聴きながらタイピングしています。感謝です。

(2022.8.26)

@ 映画『老後の資金がありません!』WOWOW初放送 草笛光子×前田哲監督出演『シネマセッション』も配信

@ 戸籍上の同性婚が日本ではできません。LGBTの割合は調査によってバラついているようですが、もし10人に一人ぐらいだとすれば、その人たちの人権が守られていない可能性が強いのです。心情的にLGBTを受け入れられない人もいるようですが、だからといって、文明国日本で10人に一人が不幸になって良い訳がありません。

@ 親子関係つながりで思い出した話です。 子供が生まれた場合、父が誰かは認知届(あるいはその効力)が必要ですが、「母は出産の事実によって証明される」のです。だから母の認知届と言うものは通常ありません。これは戸籍の世界ではよく言われる話だと思います。それなのに、もし母の氏名も証明されないとしたら、いわゆる「捨て子?」という言葉が、戸籍を見た関係者の脳裏をかすめるわけです。

世に「匿名での出産希望」があるようです。私はこの問題について、その是非について、まだ自分なりの結論は出せませんが、いろいろ思うところは、おそらく他の方々と同じようにあります。

その一つは、もし自分がその子供の立場だったとしたら、どうだろうという気持ちです。両親の氏名が分からないので、やはり自分は捨て子だと思うかもしれません。それが一番簡単な解釈だからです。学校ではいじめにあうかもしれません。しかし、もしいじめられたら、その怒りは尋常ではないでしょう。両親に対する無意識の怒りを、いじめっ子に向かって発散する可能性があります。

一定の年齢になると、子どもに母の名が明かされるようですが、なぜ今まで名前すら教えてくれなかったのか。一度も会いに来てくれなかったのか。親には親の事情があるとしても、その事情のために私がなぜ悲しまなければならなかったのか、などと思うかもしれません。それに、もし、名前を明かされた後にも会いに行ってはいけないとしたら、何のために名前を明かして、子どもの心に新たな暴風雨を起こすのでしょう。

追記

行政の立場になれば、すべての公文書の元になる戸籍に母の氏名を記入せず、どこかの民間病院にだけ保管してあるとしたらどうでしょう。役所には秘密にして民間が保管するなら、行政のメンツの問題にもなってきます。そして、戸籍法というものは枝葉の法律ではなく、法律全般で言えば憲法にも匹敵すると言いたいほど重いものの一つだと行政では意識しているはずなので、それを改正したり、ないがしろにすることには、抵抗があるものだと思います。(加筆再掲)

@ NHK朝ドラを観ていたら、お姑さんが息子と嫁に、「あんたたち離婚しなさい!」と言い放ってびっくりしました。浮気があったわけでもないのに。いや、浮気があったとしても、「いくらお姑さんでも、そこまで言うか」と思ったのです。このような状況はあちこちのドラマで時々見られます。そこから、ふと下記を思い出しました。

NHKの「おしん」では、後半、おばさんになったおしんが、三重県かどこかで魚の行商を始め、やがて小さな店を持つと、成長した長男が、勝手に店の経営方針を変更したのです。

怒るおしん。長男は店の後継者ですが、現店主は母のおしんです。長男はナンバー2として店主に経営方針の進言はできるでしょうが、店主に相談もせず、無断で実印を持ちだして、勝手に経営方針の変更をするようなことはしてはいけません。他人なら即クビでしょうし、警察沙汰になってもおかしくありません。しかし、おしんがいくら怒っても、長男は聞く耳を持ちません。長男は金儲けのことしか考えておらず、組織の秩序を全く学んでいないのです。

このような事にならぬよう、ドラマなどを見ていると、「他人の飯を食ってこい」と言って、甘やかせず、世間を教え、修行させるため、他所の会社で数年間働かせることがあるらしいですが、おしんではそのような教育もしなかったせいか、親子の軋轢は晩年まで続いたようです。もしかしたら「おしん」とは、①幼いころから点々と他人の飯ばかり食ってきたおしんと、②一度も他人の飯を食った事が無い息子との、軋轢の物語でもあったのかもしれません。(加筆再掲)

@ (世界発2021)インド支える「マイナンバー」 13億人超が登録、コロナ禍で活用      少し前に、総理候補の方が具体的な年金改革を唱えましたが、(私の知る限り)他の三人の候補や、TVのワイドショーは難色を示して盛り上がりませんでした。世論は年金破綻を心配していても、いざ、それを実行しようとする者には冷淡に見えました。

国は、1968年に「各省庁統一個人コード連絡研究会議」を作り国民総背番号制を目指し、その後も、1983年に納税者番号制度(グリーンカード)を導入しようとしましたが、どちらも世論の反対等で出来ませんでした。さらに、マイナンバーカードでも、取得者の伸び悩みや、銀行口座との紐づけ等が難航しているようです。

国は年金改革をしないとか、電算化されていない、給付金の交付が遅いとかの世論がありますが、国がやろうとしている事の足を引っ張っている力の一つも世論なのだと思いました。(加筆再掲)

(追記)マイナンバーカードは税金に関する事務合理化のために使うのが本丸だと私は理解しています。老齢年金の申請に出かけた時の窓口担当者の方も(尋ねもしないのに)同じことを言われましたので、概ね正しいと思っています。各種給付金に使うのは付録のようなものでしょう。

申告時期になると、役所には山のように課税資料が集まってきます。市県民税申告書・確定申告書の他にも、①給与支払報告書、②各種の法定支払調書などがあり、フリーランスの人の場合、①②がそれぞれ5枚前後ある人も珍しくありません。

問題は住所・氏名・生年月日が住民登録と完全一致しない人が少なくない事です。そこに住民登録が無い人もいれば、住所が一番地、生年月日が一日、氏名の漢字が(例えば)「郎」と「朗」のように少し違う人が少なくありません。そのような違いであっても、電算上は別人になります。それを、役所の担当者が、一枚一枚吟味して、役所の責任で、名寄せしていかなければならず、これが、案外悩ましくて大変な作業なのです。もし、100%マイナンバーが書いてあれば、電算機で自動的かつ正確に名寄せできます。

さらに、金融機関の口座とひもづけすれば、滞納者の財産調査も、当てずっぽうで(あるいは、しらみつぶしに)金融機関を調査しなくても済むので、差押等が効率よくできるメリットがあります。これらがマイナンバー本来の目的だと思います。

(追記2)余談ですが、過去ログで偶然見つけましたので、これも加筆再掲します。 

『キラキラネーム、どう判断 「読み仮名」の戸籍記載、法制化へ』戸籍には「読み仮名」が載っていません。だから、「自分の名前は『太郎』と書いて『じろう』と読むのだ」と主張するご本人がいたとしても、役所はそれを軽々に「誤り」とは言えないと、少なくとも私は思っています。ですが、情報システム上の管理や検索をしやすくする等のために、「読み仮名」を戸籍に記載することを検討するようです。

すべての行政文書の基本になる戸籍に記載する以上、それは他の戸籍記載事項と同様、間違いは許されず、いいかげんなことは書けません。ですから、本人から「読み仮名」を市町村に届け出てもらう方法などを想定しているようですが、はたして全国民が届け出るでしょうか。又、市町村にとっても届け出と記載は膨大な事務量になるはずです。そして、本人からの届出が、前述の『太郎』『じろう』のような想定外の読みだった場合をどうするのかも、表ざたにして議論せざるを得ませんので、悩ましい問題です。

実は、似たような仕事は、過去に住民票の電算化の時にも起こっているのです。紙の住民票には「読み仮名」が載っていません。しかし、電算化に当たってはすべて「読み仮名」の入力が必要になりました。それで常識的な「読み仮名」方で入力したのです。それすらも出来ないような珍しい事例については、電話で尋ねたこともあったようです(電話は30年ほど前の話であり、現在ではプライバシー意識の高まり等から問題でしょう)。ですから、全件本人確認していませんので、一部は本人の認識している「読み仮名」ではないはずなのです。

しかし実務では、生年月日、かな氏名、漢字氏名、住所検索等を、単独、あるいは合わせ技を駆使して、該当者が出て来るまで複数回検索することが普通ですから、間違えることはまずありません。さらに最終特定するときには、住所・氏名・生年月日の三点が合致することを確認しますから、なおさらです。その辺りはプロの仕事です。そして、住民票の場合は「読み仮名は検索のための方便」と割り切っていましたから、それでも良いのかもしれませんが、戸籍の場合は前述したように「絶対的な正解」が求められますから、大変でしょう。

追記

以上をまとめると、私の理解している住民票の「読み仮名」とは(個人的見解は)、住民票の検索の道具である。それは住民票にも記載されず、住民票の写しにも載らないので、一般的な読み方でも入力可。いや、検索は第三者によっても行われるため、一般的な読み方の方が検索もれが出にくい可能性がある。

対して、戸籍の「読み仮名」は、個人を特定する情報である。さらに戸籍原本にも、戸籍謄・抄本にも記載されるため、正確であることが求められる。そして、戸籍に記載する重要性と、正確であることを担保するには、原則として戸籍の届書で「読み仮名」の受付をする必要がある。軽々に他のデータを流用することは、戸籍の使命に馴染まない。

追記2

私は、いっせいに全国民に届けさせようとするのは問題が多いと思います。その処理方法は単刀直入ですが、もっと労力の少ない方法もあるような気がします。現在の戸籍システムの検索に「読み仮名」が必要なら、戸籍に記載しないよう(住民票のように裏情報として)、住民票のデータを転記すればよいと思います。30年間現場で住民票が検索できたデータですので、実用価値は証明されています。

その上で、「読み仮名法」(仮称)施行日以降のすべての戸籍届出には「読み仮名」欄を設け、出生・婚姻届等があるたびに、「読み仮名」を随時戸籍に記載していきます。又、単独の「読み仮名届」(仮称)も新設し、国民にも届出をお願いし、いつでも届けられるようにします。

( 住民税の扶養親族になっている人に役所は申告書を送りません。所得が少ないことが分かっているからです。そこまですべて申告書の提出を求めると、住民と役所の双方に煩雑というデメリットが生じます。しかし、その人が「所得証明」を求めてきたときには、その場で申告書を出してもらい、その数字を転記して「所得証明」を作ります。)

給付金等の振込先との合致については、大変な労力をかけて「読み仮名」を整備しても、「読み仮名」が合致しただけでは(個人の特定とまでは言えず)振り込めないはずなので、マイナンバー等、その他のデータ活用も考えた方が良いと思います。マイナンバーカードの氏名ローマ字表記については、マイナンバーカードの申請書データで作れるはずです。このカードは厳格に作られていますから申請書データは活用できると思います。

(2022.8.23)

(これは2022.8.22のTVドラマ「テッパチ!」の追記2です) あちらの追記に『 ①私は健さんの映画を思い出しました。政治家が軍人の健さんに「君はこれをどう思うかね」と政治についての意見を求めると、健さんは、「自分は軍人であります。政治の事は分かりません」とキッパリ答えたのです。』と書きました。

久しぶりに映画「トップガン」の第一作目を観たら、トップガンの最初の講義で、主人公たちも教官から同様の話を受けていました。「軍人は政治の決めた通りに動く」というこの思想は、当時の軍国主義の日本でも、現代の民主主義のアメリカでも、同じようですね。そして、「俺がルールブックだ」みたいな主人公にとって、これは特に重要なことなのでしょう。

(2022.8.22)

@ 徴税担当は、納付催告をするとほぼ同時に、財産調査を始めます。

@ 映画「父子草」を更新しました。2022.8.22 追記Ⅱ~Ⅴ・Ⅵ

(2022.8.21)

@ それはそうと・・・「ゆるふわヒットガール・ケイ」を観たい。

@ オーディオ全盛期にはこのような3ウエイというスピーカーが主流でした。しかし、①予算の関係もあり、若い私が最初に買ったのは小・大スピーカーの2ウエイでした。②でも、中音域の不足を感じて、中のみのフルレンジに買い替えました。③後に、短期間だけ中古の3ウエイを手に入れましたが、④現在は住宅事情で小・中スピーカーの2ウエイを使っています。

2ウエイにもフルレンジにも長所がある事を認めた上で言えば、少なくとも私の好みは3ウエイだったと思います。高音、中音、低音、どの帯域を取っても、無理なくきれいに出ているのです。マルチウエイには苦手と言われるシンフォニーの音場感も、スピーカーが沢山ついているせいか、私にはふんわりと美音に聴こえました。この製品は聴いたことがありませんが、3ウエイであり、直感では私の好みだったような気もします(重すぎて無理か)。ちなみに幸せな購入者は私ではありません。これも聴いたことはありませんが面白そうです。エッジも軟化処理済みですし。

(追記)中学生ぐらいで音楽に興味を持ち、ラジカセ(あるいはラジオ)を買ってもらった人が、「もっと高音と低音が欲しい」という時には、3ウエイが良いわけです。3ウエイは、ラジカセのような10センチのスピーカーに、素直に高音用と低音用をプラスした構成になっていますから。人間の声の帯域(中音域)には10センチ前後のスピーカーが最適なのです。そこはラジカセと同じ構成だから聞いていても違和感が少ないです。目論見成功です。

しかし、3ウエイは値段が高い、贅沢だと、小と大だけの2ウエイを買うと、「さすが高音と低音が良く出る」と喜んだのはつかの間、中音域の違和感に気づく事になります。2ウエイの場合、中音域は主に大きい方のスピーカーから出るので、今まで10センチの声を聴いていた人が、(過去に私が使っていた25センチを例に説明すれば)25センチの声を聴くことになるわけで、そこに違和感が生まれるわけです。測定器で測って同じでも、口径が著しく違えば聴感上は違う音がします。それがオーディオ。かくして初心者は迷宮に入るのです。これは私が20代に後悔したお話です。

では、小と中の2ウエイなら、人間の声は10センチから出るので良いのでは、と思うかもしれません。しかし、高音用がついたので、バランス上、ラジカセよりも10センチから低音を出す必要があります。ユーザーもその低音を期待するでしょう。しかし、低音の大振幅にあおられて、多少なりとも中音域まで濁ってくるわけです。

(追記2)測定器で分かる部分もあります。スピーカーには指向性があり、大口径になるほど中高域が鋭くなる傾向があります。つまり、大口径からでる中高域は、スポットライトのように直進する傾向があるのです。ということは、25センチと10センチを比較した場合、測定器のマイク(通常は真正面で測定)では同じ結果でも、実際に音楽を聴くときは真正面ではない事が多いので、25センチの方が中高域の音量が低下する傾向があるのです。質感が違う上に、音量も下がれば、「食い足りない」と思っても不思議ではありません。

@   『 Park Sung Hyun パク・スンヒョン  「熊にバイオリンを弾かせる」ように難しいと言われる、パワーの中にも繊細を極める競技「アーチェリー」は、韓国女性が強いです。でも、韓国女性に出来ることなら、日本女性にも十分チャンスはあると私は思っています。アーチェリー・韓国トップ選手「Park Sung Hyun (パク・スンヒョン)」さんは、得点だけでなく、「射形(フォーム)」の美でも優れています。(見るたびに惚れ惚れするので、何度めかの再掲)

素人が見ると、実に簡単に射っているように見えます。明日にでも自分に出来そうだと。しかし、たしなみのあるものが見ると、言葉を失うほどの「神技」。何でもそうですが、「簡単なものほど奥が深く、さり気ない姿ほど洗練されている」ものです。もし完前コピーできた方がいらしたら、オリンピックに挑んで下さい。( 惚れ惚れするので、何度目かの再掲 )

(2022.8.20)

@  TVドラマ「テッパチ!」が2部に入り、訓練を卒業して自衛官になった後の事が描かれ始めました。大雨で災害派遣された主人公は、現場で上官から「避難民を乗せたトラックが到着するから待つように」との命令を受けます。しかし、直後に他の住民から「家に忘れ物があるので取りに帰りたい」と懇願され、「危険だからダメです」と言っても聞かないので、「私が取ってきます」と答えてしまいます。そうしたら、たくさんの住民からも「私も取ってきて」と迫られてしまうのです。

困った主人公は「全部私がとってきます」と独断で請け負い、持ち場を離れてしまいました。その為、到着した自衛隊のトラックのケアをする人がいなくなり、荷台から降りようとした住民が落ちて、足を骨折することに。さらに、よりによってその住民はオリンピック候補選手。主人公は上官から「命令を守らない」と叱られます。

①私は健さんの映画を思い出しました。政治家が軍人の健さんに「君はこれをどう思うかね」と政治についての意見を求めると、健さんは、「自分は軍人であります。政治の事は分かりません」とキッパリ答えたのです。②又、避難後に忘れ物を取りに帰るのは危険行為であるのは常識である上に、③自衛官は公務員なので、「全体の奉仕者」であるべきで、その観点から出された上司の命令を、「一部の奉仕者」になるために自分勝手に守らなかったのは問題でした。今回は忘れものでしたが、たとえ命にかかわる事であっても、一名の命を助けるために気を取られ、自分たちを含めた、たくさんの命が犠牲になりかねないのです。必要なら上官の判断を仰ぐべきでした。

「上司の指示を勝手に変更する」「権限のない者からの変更指示に従う」を連想する問題や、「全体の奉仕者と、一部の奉仕者の問題」は、TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」にも描かれていました。

(追記)ちなみに「テッパチ!」の主人公は、学生時代ラグビーの有名選手でしたが、優秀であるがゆえに仲間を見下し、和を乱して挫折した経験があります。又、卒業後に働いていた建設現場でも、先輩たちに「こっちの作業方法の方が良い」とか口答えをし、和を乱して、辞めることになりました。
そこを自衛隊に拾われたのです。

しかし、訓練を終え、自衛官になった後も、独善的な行動癖は無くなっていなかったようです。彼は以前にも上官から説教されていましたが、「一人の命令違反が部隊全滅につながりかねない」のが軍隊です。ですから、ここらあたりが、主題であり、その主題を描くために、自衛隊が舞台になったのかもしれません。

@ 「(ThinkGender)防災、女性視点も欲しい 避難所、生理用品配布で困惑・オムツ備蓄あれば 」私の知る限り、ある政令指定都市の場合は、指揮をする市役所に①防災・危機管理部局があっても、区役所にはありません。平時には仕事が少ないからでしょう。ですから、区役所の総務課が①を兼務しています。しかし、その総務課も有事には区本部の仕事をするので、彼らが直接避難所まで行き、住民にお世話をする事は少ないはず。

では、誰が避難所へ行くのかと言えば、②その他大勢の他課職員です。税務課や市民課などの職員です。この構図は、選挙のときに投票所で働くのが選挙管理委員会の職員では無いのと同じですね。②の職員は大勢います。女性もいますから問題ないように見えますが、やはり女性は夜勤を嫌う傾向があるために、男性中心の布陣になっているようです。女性が夜勤を嫌う傾向があるのはお医者さんにもあるようですね。医大の入試で女性を不利に扱った問題がありました。

話を避難所に戻しますが、避難所は地震のように大災害が起きてから開設されるだけではありません。大雨警報や台風などの場合は、事前に開設される事があるわけです。6月~10月ぐらいの災害シーズンにそれらは何回あると思いますか。その度、深夜でも区役所には一部の職員が招集されます。さらに、状況によっては避難所を開設し、各所に3名ぐらいの職員を派遣しなければなりません。

その現場に女性が欲しいなら、3名の内1名は女性になるわけです。ならば女性も深夜に召集する必要が出て来ます。台風の場合には避難所は広範囲に沢山開設されるので、女性職員も沢山必要になります。さらにローテーション要員も必要です。そして、本当に大災害になれば、職員は1週間ぐらい帰れない事も覚悟する必要があります。新聞の見出しには「女性視点も欲しい」とあります。もし現場への女性の派遣が困難なら、市役所や区役所に詰めている女性職員からの「女性視点」を、デジタル化で現場に入れる事も有効かもしれませんね。

(追記)『 「公務員との結婚…覚悟が必要!」意外!?結婚後の苦労とは… 』「あるある」ですね。台風や大雨で警報クラスが出ると(出る可能性が高いと)、市町村役場職員等は交代で役所に詰めます。深夜でも招集がかかるのです。ローテーションしますが、ワンシーズン(夏場)に一回ぐらいは覚悟が必要です。つまり、毎年一回ぐらいは、妻子は心細い思いで災害を乗り越えなければならない可能性があるのです。通常1日で帰宅できますが、大災害になると、いつ帰れるか分からない可能性もあります。さらに、平職員よりも管理職の方が、人数が少ないので帰りにくいかもしれません。(加筆再掲)

(2022.8.19)

2022.8.16の続きです。(追記4) 新人の指導法で、いきなり一定の仕事をさせる話の続きです。「人を見て法を説け」という言葉があります。先輩・上司もむやみに無理難題を押しつけはしません。その上で、具体的な指導法の例と言えば、電話応対は代表的なものでしょう。私は電話が苦手です。それでも申し上げますが、新人教育としての電話応対は有効です。それをさせない市町村役場があるのかを私は知りません。

窓口応対も有効です。新人だけでなく、人事異動した50代のベテランも、1年ぐらいしたら、最低1年間の窓口担当にされるのは、よくある事です。
窓口応対が出来るようになると、実地調査も一人でやらされます(最初は先輩が連れて歩きます)。今はスマホがあり、分からぬ場合には、現場から事務所の指示を仰ぐことができますが、ケータイもない時代の実地調査は、まさに一人なので、新人にとっては最も心細いものでした。人気TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)でも、まだ勉強中なのに実地調査に出されて苦労するヒロインが描かれています。そして、ケータイで事務所に質問しています。その辺りも、あのドラマはリアルなのです(原作漫画も人気です)。

又、内部の書類事務では、ベテランになら丸投げの仕事も、新人には教育係が一人つき、丁寧に説明して一部分だけを手伝わせるか、たくさんの工程に区切り、工程ごとに丁寧に説明してやらせることが出来ます。新人が失敗したら教育係の連帯責任にもなりかねないので、注意して見守ります。実際、大きなトラブルは聞いた記憶がありません。

このような方法で、5年前後で人事異動するたびに、皆、新しい仕事を定年まで学び続けるのです。

(追記5) 連想した話です。「臨時税理士」制度というものがあります。市町村役場の税務課職員にも、申告時期になるとこれが期限を区切って与えられます。期限内に限り確定申告書の受付事務をする事が(法的には)可能になるのです。しかし、ご承知の通り、税務課職員でもっとも確定申告に近いのは市民税係ですが、その市民税係も所得税の専門家ではありません。確定申告を課税資料にするので、解読が必要なため、全く知識がゼロと言うわけでもありませんが、されとて専門家でもありません。税務署のような専門の研修があるわけでもなく、職員の自主的な勉強に頼っているのです。

しかし、臨時税理士という職務権限を受けることで、所得税の仕事をする事があるのです(市町村役場にも都合があるので、いつでも良いというわけではありません)。今もやっている役所があるのかは知りませんが、何十年も昔には、市民税係から日替わりで職員が一名ずつ税務署に出張し、税務署の職員に混じって机を並べ、確定申告書の受付をしたことがありました。アルバイトらしき女性が順番にお客様を連れてきます。アルバイトですから税務知識がなく、難しい事例も混じっています。市民税係職員は、自分には無理だと思った事例は、アルバイトを呼び税務署の職員へ引き継ぐのです。でも、アルバイトが連れてきたお客様の2/3以上はこなします。

(追記6) 税務署への出張では無いなら、現在でもこのような形で行っていることがあります。市町村ごとに細部は違います。参考:「市役所による確定申告相談」(南アルプス市ホームページ)  ちなみに、こちらのホームページでは「仮収受」となっていますが、前述した税務署の受付では、市町村役場職員が受けた確定申告書でも、所得税が課税されれば、その場で納付書を手書きして渡しました。それを持って、申告者は隣にある窓口で即時納税するのです。又、同ページにある「年金受給者などのための申告相談」にも、税務署職員に混じり、市町村役場職員が、確定申告書の説明係として参加することもありました。

(2022.8.17)

@ 自衛隊ではお腹いっぱい食事が出来ないようです。カロリー計算とか、食費は税金だとかの理由は一理あるかもしれませんが、私は自衛隊員がかわいそうに思います。腹が減っているなら食べさせれば良いのでは。米軍のように食べ放題にしてでも。

さらに、自衛隊は実戦の経験がありません。だから、「この食事が最後になるかもしれん…」という「最後の晩餐」状況を、あまり上層部は想定していないように思います。しかし、米軍のような本来の兵隊さんはそうではないはず。ひとたび戦闘状態に入れば、生きていても、次の食事が時間通りに食べられる保証はないと思います。そんな覚悟をしている人たちに、今、食堂にいるチャンスには、好きなものを、好きなだけ食べさせてあげたいと思うのは人情・人道でしょう。それで、もし太りすぎたり、健康を害したり、訓練に差し支えるのでしたら、その者だけを指導すれば良いと思います。

(追記)タイトルは思い出せませんが、あれは宇宙人と戦う米軍の映画だったでしょうか。命からがら基地に戻ってきた兵士Aの連絡で、即出撃しようとする米軍。その時、戻ったばかりのAが「俺も行く」と言うのです。「ならば食事をしてからにしろ」と米軍のBが言います。「まだ、大丈夫」と返すA。それに対して、「食える時に食っておくのが兵士だ」とBは教訓を言います。私はこの時に「そうだよなぁ~」と思いました。「腹が減っては戦ができぬ」は世界共通語のようです。でも、自衛隊の基地では「俺たちは食ったが、おまえの食事は無いんだ。ごめんな」と言うのでしょうか。

@ 滞納者には、①差押予告書が届くことがあり、それでも納付が無い場合には、差し押さえをして、②差押通知書が届きます。昨日、「私が知っている①には公印がある」旨書きました。しかし、正しくは②のことでした。訂正してお詫びいたします。

その上で話を続けさせていただきます。では、①にはすべて公印が無いのかと言えば、ネット上の画像を見ると、少数ですが公印有もあるようです。さらに、「手書きの部分があるので担当者の筆跡が残る」旨も書きましたが(私の知っている①②とも手書きの部分あり)、昨今では機械化も進んでおり、画像を見ると手書き部分は少なくなっているようです。以上様な理由で削除させていただきました。

(2022.8.16)

@ 新聞によると「誰だって仕事を家に持ち帰る。大統領も同じだ」とトランプさんは答えたようです。以前からずっと思っていたのですが、民間で大成功したトランプさんには、すでに(自信満々の)民間的な思考がしみ込んでおり、大統領になった以後も、それが顔を見せる事があるようです。それが彼の長所でもありますが、同時に短所にもなります。

市町村役場職員の仕事の仕方は、基本的に、係にあるロッカーや段ボール箱に置かれた書類を、各自とりだして、自席で行うものです。時々、実地調査に持ち出すこともありますが、家に持ち帰ることは皆無と言っても良く(係内のサービスも含めた残業でこなしています)、係内おいても自席の引き出しにはあまり入れないものです。私物と混ぜたら忘れかねないので、決裁箱のようなものに入れて机の上に出しておくか、ロッカー等にもどしておきます。自分がいない時にも、すぐに同僚が見ることが出来るようにしておくことが必要です。

(追記)もちろん多くは電算化されていますので、集まってきた書類の入力作業になります。さらに、電算化されたら、されたで、入力すれば電算リスト(エラーリストの類)が出力されますから、そのリストをもとにしたデータ修正作業もあります。

(追記2)その昔、アナログ時代の市町村役場には、概ね、①六法全書等(担当に必要な部分のみ勉強)、②担当する法律の逐条解説、③その法律を元にした事務マニュアル④私用マニュアル(過去例の備忘録)ぐらいで良かったはず。

しかし、電算時代になると、加えて⑤事務マニュアルを元にした電算操作マニュアル、⑥あて名電算操作マニュアル(データを誰につけるか、送付先はどこにするか、あて名をゼロから作るか等の、住民票を元にした「電算あて名事務」)があります。この他に、当然に⑦Windowsやタイピングの基礎知識は必要です。アナログ時代から働いてきた人には、階段を一段ずつ上ってきた感ですが、最近の新人は、一度に①~⑦を覚えた上に、すぐに難問満載の実務がこなせるようになります(机の引き出しから連想するものは、ぶ厚いマニュアルです)。

(追記3)新人の指導法の続きです。もちろん研修もありますが、六法やマニュアルの勉強が完了してから働かせるのではなく、新人にも辞令が交付された日から職務権限があるわけですから、いきなり実務から入ることが多いようです。まだバイトに近い新人さんに、(失敗しないよう)教育係がそれとなく見守りながら、いきなり一定の仕事をさせるのです。新人さんが無我夢中でその仕事をこなした後に、六法やマニュアルを観れば、すでに、それは復習になっています。そんな経験を毎日繰り返し、だんだんと、知識と経験の、縦糸と横糸が編み込まれていくのです。

無理を承知で言えば、そこから映画「ベスト・キッド」(1984年)も連想します。塀のペンキ塗りをさせて、復習すると、それが空手の受け身の型になっているという落ちでしたが、あれは、「仕事を優先すると、知識は復習になる」という指導法を、デフォルメしたもののようにも見えました。

@ 映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」のレビューには、「なんとなく韓国映画を思わせました。なぜでしょう。センスの違いでしょうか。まだ上手く言語化できません。『冬ソナ』を模したような劇中劇が出てきはしましたが、理由はそれだけではなさそうです。」と書きました。

今朝起きてふと思いましたが、(ヒロインの話です)彼女は売春組織にいます。そして、立ち上がれない車いす生活者です。彼女がそのような境遇になったのは、彼女のせいもありますが、主人公のせいでもありました。それもあって、主人公は彼女を不憫に思い、(自分たちは敵対していながら)立ち上がらせようと努力します。そこには、ショベルカーも使われるのです。これらから連想すると、立ち上がりたい、歩きたい車いすの少女は何の記号であったのか、ふと思い当たる言葉が出て来ました。まだ確信は持てませんが。

(2022.8.15)

@   ご承知の通り、「今週までのパレット」の記事にはタイトルがありません。ときに書きかけでもUPして、公開しながら育てています。映画のレビューでも似たようなものですが。そのレビューも本音を言えばタイトルをつける事が面倒でしかたありません。最近それを自覚しました。

ごくまれに、「!」な事があって、我ながら感心するようなタイトルがつくこともありますが、99.9%は考えたくも無いのです。だから、どさくさにまぎれて、タイトルの無いレビューも最近書いたような気がします。それで読者の方が逃げて行けば、人口密度の減少は平安につながるような気もします。

タイトルと並んで問題の多いのが「★」マークです。古巣の時代、15年ぐらい前でしょうか。「★」の無い掲示板で、ほめてるつもりのレビューを書いたら、けなしていると誤解されたレスがついたことがあります。以後、誤解されて攻撃の対象になってはつまらないので、「★」ぐらい付ける事が多くなりました。しかし、note様への引っ越してからは、気分次第になりそうです。

@  「 <新型コロナ>救急隊、恐れた言葉「私用。サボり」…コンビニ我慢してトイレ食事できず 今後は利用へ 」   その昔、市町村役場が「昼休み窓口」を始めた当時の話です。昼休み時間外に、喫茶店や食堂でくつろぐ職員が出てくるわけで、市民の誤解も心配されました。しかし、私の知る限り大きな問題は無かったようです。

近年もお巡りさんが制服でコンビニを利用する様になりました。コンビニにパトカーが止まっていたり、店内のレジで、私の後ろにお巡りさんが2人並んでいたりで、驚くこともありましたが、今では、そんなものだと思っています。コンビニに救急車が止まっていても、「ごくろうさま」が常識になるのはスグの事でしょう。市民の目を気にしすぎて、病んでしまうのは避けて頂きたいと思います。それが市民のためにもなります。

@ 市町村役場には「時間外窓口」もあり、「死亡届・出生届・婚姻届・離婚届など戸籍の届」ができます。でも、少し注意が必要です。例えば婚姻届を持参したとします。時間外は役所のコンピュータが止まっていますし、公簿も書庫に施錠してあります。さらに民間のガードマンしかいませんから「受領」する(あずかる)だけなのです。

「受領」した書類は、休み明け、職務権限のある担当職員により審査され、問題がなければ、『受理』(法的な効力が発生する)されます。そのときの「効力は受領した日」にさかのぼります。つまり日曜日に「受領」したなら、日曜日から婚姻有効となるのです。

しかし素人が初めて書いた婚姻届が、何の問題もなく『受理』される可能性は多くありません。軽微な記入漏れや誤記なら、役所は職権処理してくれるでしょうが(役所にとっても、その方が都合が良い)、重要ヶ所は本人に確認が必要ですし、必要な添付書類がない場合も困ります。それに婚姻に伴って「住所変更の届」も必要になる事がほとんど。

すると、後日呼びだされることも少なくありません。その時、すぐに行かなければ婚姻届は宙ぶらりんになってしまいかねません。その場合はまだ戸籍上は夫婦ではないのです。縁起でもない話ですが、新婚旅行中に事故でも起きた場合には、(相続問題など)夫婦ではなく他人として扱われる可能性もあります。もし、どうしても時間外に提出したいのでしたら、事前に役所の担当係へ行って相談し、書類を完璧に仕上げておくことです。後日それを持って、時間外窓口に行くのが良いと思います。それなら「受領」でもあまり問題はありません。

追記

ちなみに、「死亡届」など「埋火葬許可書」が必要な場合は、よほどの事がない限り、いきなり時間外窓口へ行っても、すぐにそれを出してくれます。「時間外でも嘱託職員などがいる役所だけが、時間外窓口を担当」することになっていますから。(加筆再掲)

@ 市町村役場の市民課の人は、なぜ「一字一句点検するのか」と言えば、文字(特に氏名)を管理している部署だからです。漢字には誤字・俗字などバリエーションが沢山あり、転記するたびに氏名が変化しては大変ですから、細心の注意をしているわけです。特に戸籍は、氏名の「キログラム原器」にも等しいわけです。

でも、同じ市町村役場でも、多くの他課の人は文字にそこまでこだわってはいません。と言いますか、他課の人にとっては、別の項目が「キログラム原器」になります。例えば、税務課の人にとっては所得や課税額などの、申告書に基づく数字がそれにあたります。あたりまえですが1円たりとも違ってはいけないわけです。

ですから、市民課の人が税務課に人事異動しても「(常識なので)1円にこだわることを教える必要はありません」が、税務課の人が市民課に人事異動した場合には、「文字を一字一句点検する」癖をつけるところから指導が始まるのです。

(2022.8.14)

@ 先日も書いた『僕の姉ちゃん』が面白いという話ですが、第三話まで観た時に、挿入曲の雰囲気が、小津安二郎監督作品を連想させることに気がつきました。他のドラマでは感じたことが無かったので、このドラマ特有の味わいだと思います。小津作品と関係があるのかは分かりません。

@ 数年前ある方から、「(将来のためには)もっと長い文章を書くように」と助言されました。私は知らなかったのですが、新聞や本に載せるためには一定の長さが必要になるようですね。私みたいに「書きたい事を書き終わったらそこで終わり(総じて短すぎる)」では、枠を押さえている向こう様は困ることがあるのでしょう。

その助言には驚くとともに感謝しましたが、創作活動を20余年行っても、ブログ以上の事をする才能もなく、当然に、原稿依頼もありません(あったとしてもお断りすると思います)。私は自慰行為のような自由が気に入っているので、出世しようとする気持ちもなく、ご期待には沿えませんでした。しかし、繰り返しになりますが、今でも感謝しております。

では、「短くまとめる」のはどうかと言えば、これもまた困難なのです。私がレビュー等を書き始めた20年ぐらい前は、映画を観ると、1週間ぐらい考えてから一気に書きました。しかし、加齢のせいか、だんだんとそれが辛くなってきましたので、近年は、(考えがまとまらなくとも)とりあえず書き始めてみるところからスタートしています。とりあえず書けば、それをきっかけに頭が少しだけ回り出し、1週間ぐらいは次々とアイディア!?が浮かんで来ることがありますから、それを追記して行くのです(皆様から見れば「噴飯もの」かもしれませんが)。そして、追記10前後まで行って、落ち着いてから1/10に要約することはできるかもしれませんが、そのエネルギーがあれば新たな創作に充てたいと思いますし、考えてきた軌跡は日時と共に残したいと思っています。ある意味、それは、私の日記でもあります。読者の皆さま本当にありがとうございます。

(追記)ちなみに、私はときどき偉そうな顔をしてアーチェリーの記事を書いています。10年近くの経験を書いていますが、誘われても一度も試合には出たことがありません。試合というと大げさに感じますが、底辺選手でも毎月のように試合があります。だから、10年のキャリアがあれば、数十回、多ければ100回ぐらいの試合経験があっておかしくないのです。私のように「週に2~3回のペースで射場に通っていても試合経験ゼロ」というのは異例です。

なぜ試合に出ないのかと言えば、「めんどう」だからです。試合に出れば1日束縛されますし、それに、練習では矢を6本射るたびに、的の点数を記録し36射後には集計するのですが、それ自体が面倒なので、集計などは実験的に10年間で10日間ぐらいしかやったことがありません。射をする事自体は自由への解放行為ですが、記録を取り始めると、私には苦痛なのです。

(追記2)note様で♡(スキ)の数が少ない私が言うと、負け惜しみに聞こえますが、これは古巣にいた20余年前からの気持ちです。私はレビュー等を書いて出世したり金儲けをしたいとは思っておりません(才能もありませんし)。逆に、何を書いても世間様が無反応なのが理想的な状態だと思っています。「ほめられもせず、くにもされず・・・」みたいな詩がどこかにありましたが、あれが私にとっての理想郷だと思うのです。

(2022.8.13)

@ 「 届け出てハジマリ、届け出てオワル。」 2022年日本民間放送連盟賞 中部・北陸地区審査会 審査員特別賞 受賞作品  今日、ブランチタイムにTVをつけたら、タイムリーにこんな番組をやっていて、思わず見入ってしまいました。途中から見たのですが、NHKの「ドキュメント72時間」を連想するような作品です。しかし、市町村役場というものは空気のような存在ですが、あらためて注目すると、実にたくさんの種類の届出・申請があり、国民の中心的な窓口の一つだったことを思い知らされます。葬儀業者さんが死亡届の手続きを代行するシーンもありました。ありがとうございます。

(追記)葬儀業者さんの口から出た「役所の人は一字一句点検する」を聞いて、(失礼ながら)感心しました。さすが窓口でよく見ておられます。そして、その点検にも耐えられる死亡届にしようとして、葬儀会社内で、死亡届の一字一句を点検していく後姿が、まるで役人のようでした。頭が下がります。

それから、お笑い芸人さんによる窓口コントを二つ見ました。①一つは業者さんが死亡届の届出代行をする話で、②二つ目は時間外に婚姻届を出す男の話です。内容は、おそらく放送前に役所にも了解をえたのでしょう。そうでなければ芸人さんが気を使っていたのかもしれません。そのせいか、①②とも抑制のきいた品の良さを感じましたが、役人やガードマンを演じるお芝居がリアルだったかと言えば、必ずしもそうではなかったように思います。その点では葬儀業者さんの後姿とは対照的でした。しかし、ここではお笑いを取るのが本筋ですので、細部への言及は野暮かもしれませんね。

(追記)でも…野暮を承知で、気になったことを少しだけ書かせていただきます。②の話ですが、居眠りをしていたガードマンが寝ぼけて受領できないお笑いでした。時間外という事は夜間もあり得るのです。

気になったことは、ガードマンが「誰と誰が結婚するの?」と質問していたことです。しかし、ガードマンには戸籍担当の職務権限が無いはずですので、届書の審査や受理は出来ず(なので届書は「受領」(預かる)だけになる)、したがって、「誰と誰が結婚するの?」という質問は、「職務に関係のない部分を興味本位でのぞき見る」など、役人でもやってはいけない事を連想するものです。このような事に無関心でガードマンの仕事をすれば、(「公務員バッシング」の世の中)いつか、トラブルになりかねません。もっとも、コントでは「寝ぼけていた」ので、そこを指摘するのは、やはり、野暮かもしれませんが、視聴者に誤解があるといけませんので書きました。

(追記2)ですから、ここでガードマンが話すべき内容は、「誰と誰が結婚するの?」ではなく、「私はガードマンですから書類の審査は出来ません。今はお預かりするだけになり、開庁時間内に戸籍担当が審査して、問題無ければ受理となります。問題のある場合には戸籍担当からご連絡差し上げますから、昼でも繋がる電話番号を教えてください。」などが中心になると思います。

@ 「身元引き取り手が無い遺体 通報から1ヶ月で火葬へ 名古屋市」
「生活保護の扶養照会問題」について、以前私は「税金の被扶養者になっている場合は、扶養者に照会するだけ」にすれば良いと書きました。しかし、誰の被扶養者にもなっていない場合には、この身元不明者の事例が参考になるかもしれません。すでに、生活保護の現場ではなんらかの改善がなされているのかもしれませんが。

「(インタビュー)戦争はどう終わるのか 政治学者・千々和泰明さん 」(朝日新聞デジタル) 昨日のワイドショーでも偶然似たような話を聞きましたので、復習のような感じで勉強になりました。

(2022.8.12)

@  ご承知の通り、ウクライナへのロシア侵略で、世界の軍事常識が変わってしまいました。マスコミもそれを報道しながら、同じ口で、(全部がとは言いませんが)10年一日のごとく「戦争反対」を連呼しています。原爆と終戦の日本の夏ですから、致し方ないのかもしれませんが、ウクライナで叫んでも通用するような標語でなければ、変化した軍事常識とは乖離し、有事の際に、日本の悲劇につながるように思います。

@ TV「二十四の瞳」を更新しました。2022.8.12 追記Ⅲ 

@ 死亡診断書の死因に違和感を覚える葬儀社の人もいるようです。しかし、私の知る限り、市町村役場の死亡届受付担当から、違和感の話を聞いたことはありません。受付担当は受付事務のプロであり、医師は診断書作成のプロであり、警察は捜査のプロであることを自覚しているからだと思います。そして、万一異を唱えるとしたら、それは親族からの必要があるように思います。親族が異を唱えなかったり、たとえ違和感を感じても動かないと決めた以上、第三者が安易に口にするのはいかがなものかと思うのです。冤罪まで生まなくとも、事実無根のうわさが流れて損害を被る者が出れば、そちらが問題になりかねません。

もう一つ言えば、例えば市民課職員なら、住民票を見ることは容易なはずですが、見て良いのは職務に必要な部分だけです。興味本位でその他の住民票を見てはいけません。新聞沙汰になりかねない行為です。それと同じで、死亡届の審査の為、死亡診断書の必要部分について議論をするのはかまいません。不明な点については医師に電話をする事もあるでしょう。しかし、それ以外の部分についての議論は、無意識に「興味本位で住民票を閲覧する行為」を連想し、近づかないようにしている可能性もあります。

@ 『医師が教える「猛暑とコロナ」の今夏に絶対にしてはいけないこと』

@ 若者の中には紳士淑女がいますが、そうではない方もいます。高齢者(昔の若者)にも、当然に紳士淑女もいたし、そうではない方もいました。もし傍若無人にふるまう高齢者がいたとしたら、高齢者である私の見立てでは、多くは、高齢者になったから変質したのではなく、逆に、昔から変わっていないのだと思います。若者が、そのまま老いただけです。

(2022.8.11)

「【ちむどんどん】ここだけはNHKならではのこだわり?「高級カセットデッキ」にマニアが大興奮!」  このカセットデッキの話を書こうと思い、念のためググって見たら、私の書きたいことがほとんど書いてありましたのでご紹介します。

ドラマやバラエティにオーディオが出てくる場合、多くは業者さんが宣伝のために持ち込んだ現行品だと思います。視聴者に「私も欲しい」と思ってもらいたいのでしょう。実際、私も欲しいです。しかし、時代背景の説明として出てくる場合には、製作者側が選んだ古い製品が出てくるのだと思います。それが今回ですが、動かなくてはいけない場合には、探すのも手間だったことでしょう。

又、スタジオではなく、どこかの家を借りてロケをする場合には、実際のオーナーの持ち物らしいオーディオが出て来ることがあり、前2つとは違ったオーラを放っています。この風景も興味深いです。ちなみに「ちむどんどん」のカセットデッキは、私の青春時代の、テクニクスのヒット作で、欲しかったですが、高価で手が届かなかった(なつかし・くやしい)想い出があります。

(2022.8.10)

@  真夏に真冬の話は恐縮ですが、少しは涼しくなるでしょうか。屋外でアーチェリーや気功をしていた頃、冬になると手のしもやけに悩まされ、痛痒いので、ときどき気功の「気」をあてていました。手のひらの中央にある労宮というツボを患部にかざし(5センチぐらいの距離)、深呼吸(腹式呼吸をすると「気」が良く出る)をするのです。その時、労宮から噴出した「気」が患部に放出され、沁み込んでいくイメージを持って下さい。「気」はその意念で動きます。

敏感になっている患部なので、痛痒さが増したり、ほのかに熱くなったりして、「気」が作用していることが分かりやすいです。5分~10分そうしています。すると、半日~1日ぐらい、痛痒さが軽減されることが分かりました。専用薬を否定しているわけではありませんので、あれば使ってもかまいません。たまたま、わが家には無かったので、あとはスキンケアクリームを塗って過ごしました。結局、毎年、春まで完治しませんでしたが。(追記)断熱効果の高い家に引っ越して、屋外でアーチェリーも気功もしなくなったら、冬でも、しもやけには、ならないように、なりました。

(追記2)今から15年ぐらい前の話です。知人にアトピーの人がいて、週に1~2回の割合で気功師の先生のもとへ通っていました。もちろん有料ですが、手当てを受けると、しばらく痒みが改善されたようで、喜んでいました(当時の私は「気」を信じておらず、まだ気功の「き」の字も知りませんでしたから、私のせいではありません)。でも、少なくともその人の場合は、数カ月通えば完治するというような事ではないようでしたので、私の「まま事」も、小さな小さな相似形だったのかもしれません。

(追記3)何年間も私の記事を読んでくださっている方なら説明不要だと思いますが、これを書いた理由は、自慢話ではなく、私がやっている程度の事なら、「(たぶん)誰でもできる」と知っていただきたかったからです。効果はしもやけに限りませんし、日本酒やコーヒー等、飲食物に「おいしくな~れ」と行えば変化もあるのです。その場合は30秒で大丈夫でしょう。とろみがついたり、ほのかなミントの風味(「気」の風味)が加わったりします。

(追記4)「風邪の効用」で有名な野口 晴哉先生にはこんな話があります。「東京下谷に職人の子として生まれる。12歳のときに関東大震災に被災し、このとき本能的に手をかざして治療をしたことを契機に、治療家を目指したという。」(ウィキペディア「野口晴哉」来歴より抜粋 )

人間には誰でも血液が流れているように、体の経絡に「気」も流れているのです。ならば、程度の差こそあれ、誰でも気功のまねごとは出来るはずなので、「手あて」を知っておくことは非常時にもメリットがあると思います。ここで注意しておくことは、自分の体に手あてをする事は問題無くても、他人の体に手あてをするということは、輸血にも等しいという事です。すると自分が貧血のような症状になりかねませんので(一人で「気」を出す実験を続け、目まいがしたことがあります)、他人に手あてを強要してはいけません。ちなみに、プロの気功師は、修行して人間ポンプとなり、頭頂部の第7チャクラから吸い込んだ外気を、手のひらから出しているから、消耗しにくい(貧血になりにくい)と言われています。

さらに、輸血元の人が感染症にかかっていると、輸血先の人も感染してしまいかねないように、他人に手あてをしてもらうと、他人の邪気までもらってしまう可能性があります。気功のトレーニングの一つは、自分の体から邪気を捨てて、正気(良い気)を入れる事です。その修行を極めた人(プロの気功師など)が出す「気」ならクリーンで安心できましょうが、不用意に他人の「気」をもらわないのもセキュリティーです。

(追記5)ちなみに、気功は宗教ではありません。鍼灸が宗教ではないのと同じだと理解しています。

(追記6)「邪気がたまるとどんな感じ?」というご質問には、汚い話で恐縮ですが、「軽度の便秘のような感じ」だと申し上げます。便意はないけれど、なんとなく不快感がある状態に似ています。便秘の場合は数日前後の蓄積が多いでしょうが、邪気の場合、普通は生まれてからずっとの蓄積なわけです。だから、慢性になり、便秘のように自覚しにくいと思われます。なので「邪気がたまるとどんな感じ?」と思うのです。

しかし、例えば気功の「(息を吐きながら前後に腕をふる)スワイショウの1」を何か月も続けると、徐々に邪気が体外に排出され、やがて「心配事が解決して胸のつかえがとれた」ように良い気分になるのです。体重が減ったかと思うほど爽快・軽快な気分になります。実際に痩せても来ます。そうなって初めて、「今までのあれは溜まっていた邪気だったんだ」と分かるようになります(それでもまだ通過点であり、気功はもっと深淵のようです)。

『「記憶は薄れない」 銃撃現場にいた天理市長、自身も襲われた経験』

@ カラスに後頭部を蹴られた経験のある方もいらっしゃると思います。私も毎年のように1~2回の空襲を受けていますが、帽子をかぶっているために、風が来るぐらいの異常接近ですんでいました。ネットを見たら、帽子をかぶっていると、カラスは接近時に頭を見失うようで、確かに防衛率は高いと言えます。

なぜカラスが人を襲うのかと言えば、春の繁殖期には、親鳥の神経がイラ立っているからのようですね。だから林の奥に入らなくても、都心の児童公園の周囲を歩いただけでも攻撃され事があるのです。私への攻撃もそれです。

前述したように帽子をかぶっていれば防衛率は高いようでが、先日、完全ではないと身をもって知りました。春ではなく真夏で、しかも帽子をかぶっていたのに、毎日のように散歩している大公園の広い散策路で、頭を蹴とばされたのです。カラスに蹴とばされたと言うと笑い話のように聞こえますが、経験すると笑い話では済まないほどの衝撃があると分かります。トラウマになるような不意打ちです。二度と甘受したくありません。

平和な公園を、時に物思いにふけりながら、あるいはリラックスして歩いている時に、グライダーのように、後方から音もなく接近したカラスが、そのスピードも利用して思いっきり後頭部を蹴とばし、反動を使って急上昇して逃げて行くのです。こちらは油断しきっていますから、後方から不意打ちを食らったことで、大きい衝撃がさらに拡大されて感じ、私は一瞬、公園の樹の(木刀のような)枝が頭に落ちて来たかと思ったぐらいです。台風の後などには、木刀ぐらいの枝が、折れ、別の枝に引っかかって、宙ぶらりんになっていることもありますから(そのときは清掃に来た管理事務所の人に教えて撤去してもらいました)。もし、あれが頭に落ちて来たら、似たような衝撃を受けると思います。

私の半世紀以上の人生で、頭を打ってあんなに衝撃を受けた経験はありません。しかし、地面には何も落ちておらず、上を見ても何もいません。しかし、枝の葉に隠れて2羽のカラスがこちらを見ていました。どちらかが犯人でしょう。帽子をかぶっていても防御は完全ではありませんでした。もし、被っていなければ、爪で怪我をした可能性が高いです。ネットでは怪我をした人の話も読みました。怪我をすれば細菌症の心配もあります。

でも、なぜ真夏に、帽子でも攻撃するような凶暴なカラスがいたのか。そう言えば、私が現場を通る2~3分前に、母らしき人と小学生ぐらいの子供2人が蝉取りをしていました。長い柄のついた虫取り網を持って、あちこちのカラスの樹を見上げていたのです。カラスは2本の虫取り網を見て自分たちが攻撃を受けたと誤解したのでしょう。カラスはとても敏感で、人間と視線が合うだけで「ビク!」と驚いて逃げようとするぐらいですから。しかし、虫取り網が怖いので、あの3人には攻撃できなかった。そして、直後に通りかかった私を、蝉取り仲間が再攻撃してきたと勘違いして、襲ったと想像します。帽子でも攻撃してきたのは、「窮鼠猫を噛む」の心境だったのかもしれません。

もちろん蝉取りの親子に罪はありませんが、カラスのいる樹の付近では避けて頂きたいと思います。散策路なのに無関係の第三者が攻撃を受ける可能性がありますし、油断すれば自分たちが蹴られることもあるはずです。そして、公園の管理者の方は、都心のカラス公園を放置しないでいただきたいと思います。行政が税金で運営しているのですから住民が要望を出すことは正当だと思いますし、あえてカラスを放置するなら説明責任もあるはずです。事故が起これば不作為になる可能性があります。

高齢者や子供は公園が好きです。もし私が杖をつくような高齢者なら、驚き転倒し、地面で頭を打って重大事故になった可能性がありますし、心臓が悪い人ならショック死の危険性もあります。過去に公園で起こった事故の中には、(人間が知らないだけで)陰でカラスが関与しているものは無いのでしょうか。又、幼い子供も攻撃で転倒して大事に至る可能性があります。カラスの蹴りに加え、地面で頭を打つことも怖いです。しかも、一瞬の事であり、目を離していれば、カラスの犯行だという証拠は残らないかもしれないのです。

(追記) カラスとは関係ありませんが、他人事だとも思えないニュースでしたので、ご紹介します。

このニュースも。『「記憶は薄れない」 銃撃現場にいた天理市長、自身も襲われた経験』

(追記2)高校生の頃、通学電車にカツアゲをする他校の生徒が出没し、被害を避けるため、電車内ではできるだけ友人同士かたまって乘る毎日でした。毎日乗る電車がビクビクの存在に。 時は流れ、今はリタイアした身。公園というと、働いている人にはあまり関係のない話かもしれません。だから「そんな些細な事を気にすんなよ」と思うでしょう。しかし、社会的弱者である高齢者や子どもにとっての公園は、健康維持のために、あるいは遊びのために、必要不可欠な、毎日行く大切な場所なのです。そこでの脅威は、通学電車のカツアゲを連想するものです。心的ショックで公園に行かなくなる(行けなくなる)、あるいは行ってもビクビクして楽しめなくなっただけでも、大きな問題です。

(追記3)油断している時には、大声でもトラウマになるほどのショックを受けます。気功の立禅・座禅の本でそれを知りました。達人になれば何事にも動じないのかもしれませんが、普通の人が立禅・座禅をしているときに、周囲で大声を出されたりすると、無防備な心はトラウマになるほどのショックを受けるから注意が必要なのです。ならば、無心で散歩しているときの、予告なしの後頭部への衝撃の重大さを理解していただきたいと思います。笑い話とは次元の違う話をしています。

(2022.8.9)

@ マンガやオーディオ雑誌ばかり読んでいたせいか、中学校に入る頃から近視になり、進行を防ぐために、TVを少なくし、ラジオを聴くようになりました。そうしたら、ネットのない時代なのでお顔は知りませんでしたが、とても声の美し・カワイイDJさんを見つけたのです。15分ぐらいの短い番組だったと思いますが、今でも覚えています。S.A.さんです。子どもの私は、夜の闇の中で、私だけに語り掛けてくれるお姫様のいる秘密の花園を見つけたようにうれしかった。

しかし、何か月かの後、TVからとても美しい歌声が聞こえてきて、S.A.さんというお名前らしいことを知りました。私は鈍いので、しばらくはDJさんと同一人物だとは思いませんでしたが、やがて、気がつくときがやってきます。私だけのお姫様だったのに、いつのまにかTVで爆発的な人気が出ているのです。やがて、歌で新たに彼女のファンになった人からのハガキが番組に届くようになり、(当然ですが)そのうちに番組でも歌がかかるようになって…やがて、歌手の仕事が忙しくなったのか、その番組も終わりました。

透明感のある歌声は大好きでしたし、出世は祝福するものだと分かっていても、避難先だった秘密の花園が消えてしまった哀しみは、今でも覚えています。あの当時、今でもそうですが、15分程度の番組がラジオにはたくさんあって、でも、たとえ15分でもファンには秘密の宝物なのです。他の番組も無くなるたびに寂しい思いをしました。TVではNHK・朝ドラが15分ですが、人気作が終了すると、ロスを訴えるファンがいるのと同じですね。ちなみに、なぜ唐突にS.A.さんの話になったかというと、オリビア・ニュートン・ジョンさんのニュースから連想したからです。水色っぽいお声のカラーが似ていました。

@ マネー雑誌やネットには、斬新な「株の必勝法」みたいな話が載っています。しかし、証券会社が、お客様の大金を運用する商品では、「負けても言い訳できるよう」、定石と言われる手法でしか、原則として運用しないと、どこかで読んだ気がします。公務員が前例主義なのを連想しますね。斬新な行政手法はリスクが未知数なので、失敗した時に国民に与える悪影響の重大さを考えると、前例に頼るのも分かります。それに、前例を踏襲しておけば、失敗した時にも、「おまえが非常識な事をしたからだ」と叱られるような、最悪の状況は避けられそうです。ならば、警備の問題も、前例主義を脱して、自分のカラーを出すことのリスクは大きいのでしょうか。

@ 「ロシアのウクライナ侵略を許すと、台湾問題にも悪影響を与える」と日本や国際社会は心配していましたが、あっというまに、中国は台湾海峡の中間線を越え、しかも台湾を包囲するような位置での、実弾訓練の常態化を始めました。さらに複数の弾道ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)内にも撃ち込まれました。心配していた悪影響を一歩許してしまったようです。ペロシ氏の台湾訪問前に、中国は強い警告を発していましたので、西側にとってこれは想定内の事なのでしょうか。もしそうなら、西側にとってペロシ氏の台湾訪問は、この常態化以上のリターンがあるのでしょうか。想定外だったのならわきが甘すぎるように思いますし。

(2022.8.8)

『「戦争から目を背けないで」吉岡里帆さんが軍国少女役に込めた思い 』

上記の映画「島守の塔」は、長編ドキュメンタリー『 映画「生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事」』をドラマ化した作品のようです。ならば、民主主義という概念が一般には存在しなかった当時の日本で、軍国主義をたたき込まれた少女と、民主主義を知る数少ない人間であった沖縄県知事との、邂逅の物語です。期待が持てます。

https://hitocinema.mainichi.jp/article/dr7l2x85li0r

(2022.8.7)

@  学生の頃は自宅近くからバスで通学していましたが、そのバス停でいつも一緒に並んでいた紳士がいました。茶系統のスーツに帽子をかぶって、とてもダンディでした。昨日のことのように覚えています。就職して驚いたのですが、その彼が同じ係にいたのです。見かけ通りにとても穏やかで、優しい方でした。向こうは私の事を覚えていないようでしたが。やがて彼は定年を迎え、バス停近くの自宅をリフォームして第二の人生を楽しんだようです。

逆の話もあります。就職して20年たち、別の支店に転勤すると、やがて新人の女性が一人入って来ました。聞けば、彼女は元の支店のある区で生まれていたのです。ということは、出生に関する諸々で、窓口の私が彼女の書類を受けた可能性もあります。やがて、その女性とは、TVドラマでよく見るような外回りもしました。キャリア組だったらしく優秀で、数年後には栄転していきました。今頃はどこかの課長席にでも座っているのでしょうか。後輩はもちろん、小さな子どもは、あっという間に一人前になり、仕事のパートナーや、良きライバルになるのです。
世間は狭いと思った出来事です。

@  気功を始めると、最初は疲労感が起こる事があります。本には「好転反応」と書いてありますので、心配はありません。安静にしていれば数日で治まります。最近は気功をしていませんが、公園を散歩するときに、我流の健康法として、深呼吸(腹式呼吸)をしながら歩いてみることにしました。そうしたら、気功によって気感が覚醒している私には、ラジオ体操でも、深呼吸でも気功になってしまうので、「気」の深呼吸をしながら、つまり気功をしながら1時間の散歩をするみたいな事になったのです。

帰宅したらシャツがドブ臭いです。気功をすると邪気が汗として出ると言われており、まるで近所の運河で泳いだような臭いです(泳いだことはありません)。この臭さは何度も経験済みです。すぐにシャワーを浴びて下着を取りかえる必要があります。汚い話ですが、トイレで糞尿の臭いにも変化があります。形容しがたいですが、こちらは薬品臭いような独特の臭いが混じります。こちらも邪気でしょう。

そして、夕方になると、普通の散歩にはない疲労感も出て来ました。「あれっ」と思いましたが、久しぶりに「好転反応」という言葉を思い出しました。あいかわらず汗は気功をするたびに臭いですが、疲労感も糞尿の臭いも数日で治まり、体調も良くなりました。爽快感があります。

今朝のNHKラジオで、鍼灸の話をしていて、そこで「灸中り」(きゅうあたり)という言葉を知りました。鍼灸は経絡という「気」の通り道にあるツボに刺激を与え、「気」のめぐりを良くす健康法だと私は理解しています。針や熱で刺激するのを鍼灸と呼び、おもに手のひらから出る「気」で刺激するのを気功と呼ぶのだと思います。

気功の「好転反応」というと「?」と思う方にも、「灸中り」(きゅうあたり)の親戚みたいなものと言えば、理解してもらえるかもしれません。その深呼吸の散歩も、汗が臭くなるので、今はやめています。

(追記)ちなみに第7チャクラ(頭頂部)が開いていると、散歩中に深呼吸をしなくても、頭頂部から「気」を吸い込んで、足の裏のツボである勇泉(ゆうせん)から出て行くことを軽くイメージするだけで、意念で「気」がそのように動きます。清らかな「気」で体内が浄化されているような、宇宙と一体感があるような、爽やかな気分になりますが、私の場合は(たぶん、「気」の重要パーツである背骨から)タバコ臭も出て来ます。経験的には、この臭いは、リラックスして「気」のめぐりがUPしたときに出るみたいです。「気」には色々なにおいがあるのです。タバコは吸ったことがありませんが、他人様はきっとヘビースモーカーだと思う事でしょう。だから止めました。汗の臭いは、実験したのが早春だったため、汗をあまりかかず、どうだったか記憶がありません。

(2022.8.6)

税金の差し押さえの話をします。
地方税法 第331条 市町村民税に係る滞納処分
市町村民税に係る滞納者が次の各号の一に該当するときは、市町村の徴税吏員は、当該市町村民税に係る地方団体の徴収金につき、滞納者の財産を差し押えなければならない

一 滞納者が督促を受け、その督促状を発した日から起算して10日を経過した日までにその督促に係る市町村民税に係る地方団体の徴収金を完納しないとき。 (抜粋)

ここで注目すべきは、「・・・滞納者の財産を差し押えなければならない。」の下りです。「差し押さえもできる」ではないのです。ですから、条文通り、厳格に仕事をしようとすれば、徴税吏員は遅滞なく差し押さえをしなければなりません。さらに、税金を完納している大多数の住民から言っても、税金逃れは容認できるものではないはずで、全体の奉仕者としても、放置できないわけです。

しかし、例えば、滞納者が入院しており、税金の滞納自体を知らないかもしれないし、知っていても、(貧しいなど)何か事情があって納付できないかもしれませんので、財産調査と並行して、特殊事情も調べる必要があります。事情によっては滞納処分をしないこともあり得ます。言いかえれば、「徴税吏員は差し押さえをしない為に動いている」とも言えるのです。

しかし、徴税吏員の努力にもかかわらず、滞納者は逃げの姿勢を取ることが多いので、電話をかけても、手紙を送っても、実地調査に出かけても(留守の場合は置手紙をする)、無反応な事がほとんどなのです。やっと会えた場合にも、「滞納分の一括納付は困難だ」と言われ、特別に毎月分割納付の約束をする事があります(延滞金が増えます)。その約束は正式な書面にして、一枚を本人に、もう一枚は徴税吏員が持ちますが、最初の1月分の納付があっただけで、以後、連絡もなく約束の不履行になることは珍しくありません。その場合、再び、最初に戻り、本人に連絡を取ろうと努力することから、始めなければなりません。しかし、同じことを何回も繰り返すわけにもいきませんし、毎月、コンピュータから新たな滞納者リストが打ち出され、雪だるま式に仕事は増えていきます。

市役所の下に10区あるとしたら、10区には徴収成績の順序がつきます。そして、係内でも順序がつきます。上司は徴収成績の悪い徴税吏員にはハッパをかけます。税金を完納している大多数の住民にもこのままでは申し開きが立ちません。そして、法律上も「・・・滞納者の財産を差し押えなければならない。」なのです。「差し押さえをしない為に動いている」徴税吏員の仕事も、そろそろ潮時です。徴税吏員は見つけた財産をやむを得ず差し押さえるのです。

そして、差し押さえが実行されると、一部の滞納者は役所に苦情を入れてきます。しかし、もし納税できない正当な理由がある場合には、差し押さえ後ではなく、その前に、役所に申し立てた方が得策だと思います。前述した通り、「徴税吏員は差し押さえをしない為に動いている」のですから、両者の利害は一

(2022.8.5)

@ 「『僕の姉ちゃん』第1話あらすじ “ちはる”黒木華と“順平”杉野遥亮の2人暮らしがスタート ユーモラスな掛け合いに注目」  

姉が弟に放った言葉、「順平、女に無意識などない」・・・そうなのか。

第2話をみましたが、やはり面白かったです。いや、私のようなウブな男から見れば(女の深淵を覗く)ホラーに近いかも。私の勘違いでなければ、以前から黒木華さんは悪女を演じたい願望があったようですので、このような変化球で演じられたのは良かったのかもしれませんね。

https://www.cinemacafe.net/article/2022/08/04/80142.html (追記)第2話にある、姉ちゃんが弟に言ったセリフ、「(女に対して)幻想が好きならオーロラでも見てこいっつーの」が刺さります。もしかしたら、この作品は、国際問題を男女問題に置き換えて、 キナ臭い今の世の生き延びるための、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」を語っていたのではないでしょうか。お花畑に警鐘を鳴らして。(冗談です)

@ コロナ過にともなう各種給付金等での不正受給の話があります。今朝のニュースによると、二つの制度に当てはまった者が、併給出来ないのに、両方受けている事例も多数あったようです。確定申告を偽造して等の、複雑な不正行為は防ぐのも困難かもしれませんが、併給調整は、担当部署間での情報交換で可能だと思います。なぜリンクしなかったのか不思議です。リンクにも手間がかかるでしょうが、不正受給が起きてから回収するよりも容易ではないでしょうか。犯罪者を作ることも防げたでしょうし。ちなみに年金にも併給調整がありますが、こちらでは、不正に両方受給したとして問題になった事例の記憶はありませんので、リンクしてあるのではないでしょうか。だから、「なぜ給付金は…」と思うのです。

(2022.8.4)

@ 『 誰も指摘しない教育のタブー「子供の格差」を引き起こす親の経済力以外の"ある要素" 』  後段の「貧しい家」の話は、幼い頃のわが家を連想しました。勉強部屋も無ければ、本も(絵本さえも)、レコードもありませんでした。そこが居間であり、食堂であり、寝室であり、勉強部屋でした。親戚の家には百科事典のように世界名作全集が鎮座し、電蓄もありましたが。今思えば、幼い頃の私は色々なものに飢えていました。それは食料ではなく、愛情とか芸術とか、心の糧だったように思います。あの頃に、芸術を浴びるほど楽しんでいたら、多少は人生変わったのかもと、そんな夢想をする事はあります。

意外な事に机と椅子だけはありました。父も母もそれを利用する人ではなかったので、私に期待してのことだと思います。しかし、私も勉強嫌いなので使うはずもなく、やむをえない一夜漬けの勉強は、ご飯を食べる座卓で行い、大人になった頃には、机と椅子は粗大ごみとして捨てました。自宅で机と椅子を使うようになったのは、リタイア後です。加齢の為、座卓を使うと膝が痛くなるので、やむをえず買ったのです。今はそれでこれを書いています。

(追記)あれは幼稚園か小学校の低学年のときでした。家に帰ると、ピアノフィニッシュの黒光りする豪華な家具が、居間に鎮座していたのです。それは、わが家に初めて来たモノクロTVで、しかも電蓄付きでした。横長の箱に入ったTVで、上蓋を開けるとターンテーブルがありました。

しかし、翌日帰宅すると、その家具は、跡形もなく消えていたのです。「どこへいったの?」と母に聞きましたら、「レコードを買うお金がもったいないから、お店に返した」と言われました。当時のLPは、今のお金に換算すれば、一枚一万円以上したはずなので、わが家には贅沢品でした。では、なぜそんなTVを買ってきたのかと言えば、「父は貧しいからめったに物を買わない代わりに、買う時には高級品を買うという主義だった」からです。なので、きっと、電気店で後先考えずに一番高いTVを買ったのでしょう。

しかし、自宅で我に返ると、音楽はラジオやTVで楽しめるから、貧しい中でレコードを買うのは贅沢過ぎると気がついた。結局、あのTV・電蓄がONになったところを見ることはできませんでした。しかし、今でも「黒光りする箱やターンテーブルは異文化の香りとして覚えています」。そして、あの時点からクラシック音楽に馴染んでいたらと夢想するのです。私は今でも、あの時のインナーチャイルドを満足させるためにオーディオをしているようです。しかし、同じ物はもうないし、仮にあったとしても、今の世では満足できないのだと思います。だから、見果てぬ夢。

@ 「(耕論)50代、働いてない? 河合薫さん、中原淳さん、斎藤貴男さん」   少なくとも市町村役場職員の場合は、同一係内でも毎年のように担当替えがありますし、5年前後の人事異動では、他係にも行かされます。定年の10年前で、人事異動直前の人なら、「あと二回」大きな異動の可能性があるわけです。3/31まで市・県民税の仕事をしていた人が、4/1から固定資産税に異動したり、住民票や戸籍の仕事をしたりするわけです。その度に、新しい人間関係の中、新卒と肩を並べ、新しい法律を一から勉強しなければなりません。そして、遅くとも2~3年で一人前になり後輩を指導する必要があります。それを数えて、ため息を吐く中年は少なくありません。惰性では進めないのです。言うなれば定年まで勉強です。

そして、定年の5年前まで順調に働け、職場で高評価を受けていても、(映画「裸の重役」のように、私生活の問題が影響していたとしても)最後の人事異動後につまづき、新しい仕事が覚えられない、馴染めない・こなせない等になると、定年間際になって悪評を生み(人によってはノイローゼになって)定年を迎えることになりかねません。最後の一年間まで、一人分の仕事を与えられますので、新卒一年生と同じように、真剣に臨む必要があるのです。

@ 「 111 ナゴヤに一番近い島・日間賀島 」  知多半島の先端に浮かぶ、日間賀島の楽しい旅行記です。すぐにでも行きたくなります。ありがとうございました。 真夏の知多半島は素晴らしいですが、私は海水浴客の引いた9月も好きです。残念ながら海水浴に行けなかった人にもおすすめ。9月のある日、日中には真夏のような日差しと青空が残っていますが、吹く風はカラリとして、明らかに秋、ちょうどハワイのような気候ですね。そんな日にも、知多半島や離島が良いのです。静かなビーチ沿いを歩き、釣り客や、キラキラ光る海を眺め、軽食、たとえば焼きそばと缶ビールを飲んで帰ってきます。もちろん豪華な海鮮料理もOK。

(2022.8.3)

映画「無法松の一生」〈1943〉を更新しました。2022.8.3 追記Ⅴ

(2022.8.2)

@ 「市役所で職員を殴った疑い 住民票取りに来た男、割り込み注意され激高か なだめようとした職員をアクリル板の土台で… 千葉・匝瑳」
警察だけでなく、市町村役場職員に対してでも、公務を妨害すれば公務執行妨害で逮捕されることがあります。

@ 猛暑の公園を1時間ほど(無事に)散歩してきました。昨日より湿度が低いのか、体調が良いのか、少々風があるのか、意外にもここ2~3日で一番快適でした。帰宅後は、なんとなくレビューのミスも発見できました。神さまに感謝。

@ 「かかりつけ医とは? 医師ら議論開始 コロナ禍、患者と共通認識ないまま」  私にも「かかりつけ医」はいません。子どもの頃は体が弱く、近所の内科に良くかかっていましたが、先生もご高齢になり、跡継ぎもいなかったようで、廃院になりました。大人になってからは人並みに丈夫になりました。ときどき風邪ぐらいは引きますが、3日も寝ていれば快方に向かうので、お医者さんにかかることはまずありません。お医者さんにかかるのは5~10年に一度ぐらいの特殊事例だけです。健康になったことは褒められこそすれ、問題視されるとは思いませんでした。それに、例え診察券を持っていても、1~2年間を開けると「もう、かかりつけ医ではない」と門前払いにされたという話もどこかで読んだことがあります。この「かかりつけ医」問題、ぜひ解決して欲しいものです。病院に無縁な者でも有事に備え「かかりつけ医」が持てるよう。

(追記)本文に「5~10年に一度ぐらいの特殊事例」と書きましたが、それは内科ではありません。内科は何十年も行った記憶がありません。内科でなくとも「かかりつけ医」になれるのか、私は知りません。

(追記2)今回のワクチン接種、1~3回までは集団接種会場でしました。近かったからです。しかし、4回目が遠かったので、近所の町医者に予約電話を入れました。これがご縁で「かかりつけ医」になるかもしれないとの期待も込めて。しかし、2件とも「予約が埋まっています」と断られました。これは想像ですが、町医者は「かかりつけの患者さん+αぐらい」のワクチンしか在庫を持たないのでしょうか。(被害妄想だと分かっていても)なんとなく自分がよそ者あつかいされたような気分にもなり、大量に枠が空いている集団接種会場に行きました。

@ 若い頃は「週刊プレイボーイ」などの週刊誌が好きでした(今でも…)。でも、おじさんになった今、新聞広告にもなっている「週刊朝日」等は、私たちのような年代の週刊誌のように思えました(もちろん若者もOK)。最近、マンガ喫茶などに行っていないので、読みたくて仕方ありません。

@ 何年か前の夏、知的障害者施設で、元従業員による殺人事件が起きました。これは障害者差別だとして非難の声があがりましたが、私は、もしかしたら、「人生につまづいた元従業員に自殺願望が生まれ、その代償行動ではなかったのかと思いました。元従業員は自分を卑下していたようで、その気持ちが元職場の知的障害者に投影されたのだ」と。だから、「婉曲的な自殺であり、差別ではなく同化なのかも」しれません。気のせいか、あの頃から、他人を道連れにする犯罪が目立つようになった気がします。

(2022.8.1)

@   「人生は他人の想い出になって完結する」のだとしたら、映画「グレート・ギャツビー」ではニックの、映画「無法松の一生」では街の顔役の、映画「嫌われ松子の一生」では通り魔の、映画「コラテラル」ではタクシー運転手の想い出になって、主人公は完結したのだと思います。

@  映画「裸の重役」を更新しました。2022.8.1 追記Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ

(2022.7.31)

@ 新型コロナを2類→5類にする話。賛成派と政府見解のズレには、ベーシックインカムの議論に通じるものを感じます。

@ 役人が担当外の仕事をしない場合、その最たる理由は職務権限が無いからだと思います。職務権限には「臨時税理士資格」など期間を区切って与えられるものもあります。その場合、前後に1日ずれても権限がありません。又、担当者には上級官庁から毎週のように事務連絡が届き、知識を最新のものに更新し続けていますが、担当から外れた途端に蚊帳の外に置かれます。住民側としても、そんな職務権限のない者には(業務をすれば違法行為の疑いもある)、行政相談をしようとも、自分の仕事をしてもらいたいとも思わないでしょう。連想しますが、総合病院の内科で外科の相談をする人もいないと思います。

@ 『 エコノミーで行っても50万円に「涙するハワイ」』   3日間で50万円とのこと。私が初めてハワイに行ったのは、30年ぐらい前のホノルルマラソンです(私は走りませんでしたが)。旅行社へ払った金額は、飛行機とホテル代で、7日間の旅・10万円ほど。別途、小遣いが数万円必要でしたが。ホノルルマラソン・ツアーという商品にしなかったので、気苦労が大変でしたが割安でした。しかし、現在のハワイの物価では、7日間で100万円ほどかかりそうですね。高齢者にエコノミーはつらくなったので、飛行機をビジネスクラス等にするともっとかかりそう。コロナ過が落ち着いたらハワイへ行きたいとの夢がありますが、100万円では…。なにか「憧れのハワイ航路」の時代に戻ったみたいです。

(2022.7.30)

@ 「知多半島・名古屋近郊の海水浴場」を更新しました。2022.7.30 追記Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ

@ 2022.7.24の記事の(追記3)で、「残業時間の職員は、紙の書類整理や会議をしています」と書きました。ならば「申告する本人がネットで入力できるようになれば良い」と思った方もいらっしゃると思います。もしネット入力にすると、誤入力は役所の責任から、本人の責任に移行する可能性があります。その上で、税額が増えるにしろ、減るにしろ、誤入力の可能性を放置することは好ましくありませんので、役所側の点検は無くならないと思います。もちろん現在でもコンピュータによる自動点検が行われていますが、人間の判断が必要な事例も多々あります。

そして、人間が判断する場合、一件につき5枚~10枚といった書類を見なければいけない事例もあります。昨今流行のフリーランスの方で、複数の仕事を受けた方は、あちこちから役所に法定支払調書の類が集まってくるわけです。その書類を端末の小さな画面に次々に切り替えて見ていくのは、繁忙期には非効率かつ高ストレスになります。

だからといって、そのつどプリントアウトしていては、その時間がロスになります。ましてや、書庫に行って、あちこち探すのもたまりません。ですから、あらかじめ大量の書類を業者にプリントアウトしてもらい、必要に応じ、職員はそれを机に並べ、世界地図のように眺め、百人一首のように、瞬時に、いらない書類をはじき、必要な書類だけ残して、訂正・合算をすることになる気がします。

(追記)支払者から法定支払調書が出て来るのに、なぜ本人の申告まで必要なのかという話ですが、法律論を別にすれば、法定支払調書だけでは必要経費や扶養等の各種控除額が分からないからです。別の言い方をすれば税金を安くするために手間をかけているとも言えます。又、法定調書の支払額と申告額が不一致の場合もあります。支払った人と受け取った人の証言に不一致があれば、どこかに問題があるわけです。

@ 前例を重んじる役所ではマニュアルに頼っています。しかし、六法全書に通じるような公式な物もあれば、経験をまとめた自作の物もあるわけです(大なり小なり多くの人が作っていると思われます)。自作のものを自分で使うなら問題はなくとも(例えば、補足説明が省略されていても、正しく解釈できるはずなので)、人事異動で自分が担当から外れた後、自作マニュアルをどうするのかという問題が生じます。後任が「欲しい」と言えば破棄しずらいでしょう。後任の後任に引き継がれる可能性もあります。その内に法改正があって、改正後の法律では間違いになることもありえます。破棄しない場合には「これは、あくまで参考です。正解とは限りません。最新の法改正にも注意」と、製作者は表紙にでも書いておくことが必要になるかもしれません。

あるいは、税務課の話。過去何年分もの修正申告等があって、過去の税額を変更することがあります。税法は毎年改正があるので、その年の税法をまとめたマニュアルを取り出す必要があります。現在の税法で計算すると間違いになります。

会社においても似たようなものだと思います。マニュアルの選択を間違えると、重大な事態になりかねません。

(追記)ちなみに、公式なマニュアルも各自持っています。それはD-リングファイルで、内容改正があるたびに改正個所をページごと印刷したものが本庁から届きます。職員は自分のファイルのページを差し替え、見出しに、更新年月日・差し替え年月日・印を押します。

(2022.7.28)

「知多半島・名古屋近郊の海水浴場」を更新しました。追記~追記Ⅲ それから、「ふぐ」の名産地のところもお読みいただければ幸いです。

(2022.7.27)

私がインターネットを始めたのは40歳を過ぎた頃でした。証券会社に口座を開いたら、受付嬢から「インターネットはしていますか?」と質問され、「そういうものなのか…」と始めたのです。ちょうど景気も下り坂で、株の方はぱっとしませんでしたが、暇つぶしに始めた掲示板への書き込みは、紆余曲折を経て、現在に至ります。

ネットをしていなかった時代、人は(少なくとも私は)孤立していました。例えば、吉田拓郎さんのファンでも、オーディオ好きでも、「同行の士」がどこにいるのか、ほとんど分からなかったのです。どこにいるのか分からないから、安易に情報交換も出来ません。だから、趣味の雑誌が数少ない情報源でした。いや、それとて、プロのレビューや、広告がほとんどであり、読者の話、素人のレビューはほとんどありませんでした。

拓郎さんの篠島LIVEでは、沢山のファンの歓声が映っていますが、あれは拓郎さんに逢えた喜びだけでなく、信じられないほど大勢の「同行の士」に逢えた歓喜でもあると思います。あれは、そんな時代の空気だったのです。それに比べ、昨今は格段に便利になりました。それどころか、スマホが必需品になり、それを使いこなせなければ、行政サービスさえも受けにくい時代になったようです。しかし、あの、砂漠の中にいるような孤立感が、静かで、安らかな、良い時代だったと思えるのは不思議です。ちなみに、篠島LIVEで最初に出てくる歌・「あゝ青春」は、孤立を描いた刑事ドラマ・「俺たちの勲章」の挿入曲でもありました。

(追記)ネットの無かった時代、コンサート、演劇などのチケットを買おうとすると、プレイガイドに出かけ、「その店に割り振られた少数の席」から選択するしかありませんでした(私の中では、ついこの間まで、そうしていたような記憶です)。一店につき、たいてい5席前後しか残っていませんでした。気に入らない席しか残っていなければ、別の店を回るしかなかったのです。都心のお店を数軒回り、「やっぱり、最初のお店の席が一番良い」となれば、足早に、そのお店に戻って買うのです。売れ残っていることを願いながら。そうやって、半日がかりでチケットを一枚買い、足が痛くなって、喫茶店で休むのが定石だったと思います。(加筆再掲)

(2022.7.26)

@    TVドラマ「家庭教師のトラコ」。    高卒でありながら、独得の指導方法で、志望校への合格率100%の実績をたたき出す家庭教師のお話です。しかしトラ子は、各業界に一家族の子供しか、生徒として受け持たないのかもしれない。つまり、各分野の有望株の家族を見つけて、恩を売るのです。そうやって、やがて、世の中を裏から操るドンになることが目的なのかもしれない。橋本愛さんの影のある演技がそれを裏打ちしています。いや、これは第一回を観ただけの、単なる私の妄想ですが。

(追記)「トラコ」から「寅さん」を連想しました。そして、トラコの写真をよく見たら、キャリーではありますが、トランクは寅さんを連想するレトロスタイル。そして、寅さんを連想する帽子もあります。そう言えば、寅さんも薄いブルー系統のシャツを好んで着ていたような気がします。そして、寅さんは出会った人たちに学問を教えるのではなく、何かもっと大切なものを教えるのです。そうやって、ファンを増やしていく。でも、トラコが女寅さんだとしたら、陰のドンになろうとなどとは・・・いや、寅さんの存在はすでに陰のドンだったのかもしれませんね。

@ 私は早期退職しましたが、それが正解だったのか否か。(十分に考えた果ての決断なら)私は「退職した者にとっては退職が正解であり、退職できなかった者にとっては退職できなかった事が正解なのだ」と思いました。なぜなら、十分に考えても、その人はそれ以外の道に進むことはできなかったからです。(吉田拓郎さんの歌「されど私の人生」ではないですが)後はそこからの道を急ぐことです。すべての新しい旅立ちに幸あれ。

@ 「濃厚接触者多発で特急電車が大量に運休した」という話を聞き、そろそ5類移行を真剣に考えた方が良いように思いました。

(2022.7.25)

昔は一泊二日で東京へ主張しても、今は新幹線で日帰りになった人も多いかと思います。しかし、そんな人も空いた一日を休暇にしてもらえるわけではありません。空いた時間に別の仕事が入ってくるので、結局楽にはならない。仕事の密度が上がるだけです。

同じことは電算化でも起こりました。電算化には予算もかかるから、減員とセットで行われることがあります。さらに、電算化されなければ埋もれていて見つからなかったデータの不一致も、細大漏らさずリストアップされて来るから、減員されたのに、そのリスト処理の分だけ、仕事が増えたりします。さらに、民間なら新しい仕事を作って利益をあげようとするでしょう。だから、仕事の密度が上がりはしても、楽にはならないのです。TVなどで「電算化のCM」を見るたびに、そんな歴史を思い出します。

(2022.7.24)

業務時間外に来た若い女性を、診察せずに追い返した女医が、翌日、彼女が事件に巻き込まれて死亡したことを知る映画がありました。良心の呵責に悩んだ女医は、一人で事件の捜査を始めるのですが…。

(追記)極めて良質な作品であるにもかかわらず、(失礼ながら)地上波では視聴率がパッとしなかったTVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)ですが、BSの日本映画専門チャンネルでは何回も再放送されており、やはり良い作品は評価されるのだと喜んでおります。

ところで、その(ケンカツ)後半のエピソードにも、保護家庭の小学生の少女が、一人、時間外に区役所を訪ね、ガードマンに門前払いされてしまう話がありました。偶然、残業で残っていたヒロインたちは、直後にガードマンからの連絡を受け、胸騒ぎを感じて緊急出動します。

私の知る限り、リアルなガードマンなら、少女を待たせたまま残業状況を調べ、担当係が残業中であれば、内線電話で知らせ、指示を受けます。通常、担当係は「とりあえず話を聞きます」と返事をすると思います。担当係が話を聞いた上で、来庁者に出直してもらう事はありますが、担当係がいるのに、ガードマンの独断で門前払いにすることは、特別な指示が無い限り、普通は無いと思います。(2020.2.19の記事に加筆再掲)

(追記2)ちなみに、残業している職員がいても、住民票や戸籍、各種照明書などは発行できません。なぜなら、時間外は本庁が管理するメインコンピューターが止まっているので、職員が自席の端末をONにしても動かないのです。停電時みたいな状況になります。簡単なデータ照会すらできませんので行政相談も困難です。ですから、残業時間の職員は、紙の書類整理や会議をしています。

(追記3)「残業時間の職員は、紙の書類整理や会議をしています」と言うと、この電算化時代、遊んでいるように聞こえるかもしれませんが、そうだとしたら誤解です。レストランでも「仕込み」という地味な作業が欠かせないのはご存じでしょう。時間外の「仕込み」があってこその営業時間なのです。

役所でも、例えば市民税係の繁忙期には、確定申告書の控や明細書、市県民税申告書、給与支払調書、法定支払調書など、紙の書類が山ほど集まります。職員が入力していては追いつかないので、(税金の知識が無い)プロのキーパンチャーに入力依頼します。そのパンチャーが正しく入力できるよう、残業時間に紙の書類の内容点検をし、必要ならば訂正や補記をしたり、コード化して転記しなければなりません。この「仕込み」が残業時間の主な仕事です。もちろん、入力後の点検は職員がします。

会議の件を言えば、来客や電話のある日中は会議が出来ません。しかし、(担当替えや、繁忙期前における事務手順の打ち合わせ、大きな法改正・マニュアル改正時の説明等)係全員でしなければならない会議もありますので、やむをえず残業時間に行うのです。超勤手当削減が厳しいご時世です。サービス残業があったとしても、余分な会議をするゆとりはありません。

(2022.7.23)

@ TV「デート~恋とはどんなものかしら~」の二人で考えると、もし「プーチンさんが安倍さんの国葬に出たい」と言ってきた場合、女の方は「ダメです」と言い、男の方は「葬式ぐらい・・・」と言うような気がします。男は「君には心が無いのか」と付け加えて。

@ TV「デート~恋とはどんなものかしら~」のレビューで、「ヒロインは場末の事務所に左遷された可能性あり」と書きました。これは一般常識にしたがった解釈です。しかし、そのような事務所の職員さんの名誉のために付け加えますと、(私が知る限り)少なくとも公務員の場合、実態は少数精鋭で布陣されていることが多いようです。小さい事務所でも役所であることに変わりはありません。規則の厳格さは本庁と同じであり、例えば1円の公金でも正規の手続きをしなければ動かせないはずです。

又、地方公務員の区役所と出先で説明しますと、区役所は200~300人の職員がいますが、出先では5人ぐらいの事務所もあるわけです。もし、5人の内、1人が間に合わない職員の場合、単純計算で戦力は20%減になります。それは区役所(300人の場合)における60人減に匹敵するダメージなわけです。それに、人間関係も区役所なら300人の中から気の合う人を見つけて友人になればよいのに対し、出先では5人の中から友人を見つけなければなりません。人間関係がこじれたら逃げ場が無いのです。このように、出先というものは難しさを内包しており、本庁と同じく、希望してもなかなか行けない勤務先の一つなのです。

(追記)霞が関の仕事は忙しすぎてブラックだとの声も聞かれますが、離島などの仕事も大変でブラックだとの声があるようです。では、大都市圏の区役所の仕事はどうかと言えば、TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)・原作漫画も人気、が参考になります。

離島などは人口が極小なので来客者数は少ないでしょうが、そこに安心してはいけません。民間と違ってサービスの選別・縮小をすることはできないので、基本的には大都市の区役所が200人~300人でこなしている業務を20人余りで回さなくてはいけない場合もあるわけです。すると一人で沢山の業務を掛け持ちする必要が出て来ます。

この掛け持ちは、大都市圏の区役所でも、小さな区へ行くと起こっています(大きな区は来客数、電話数、書類枚数等が多くて大変です。それらが増えればトラブルも増えます)。単純計算で、人員が半分になれば一人当たりの担当数は二倍になるわけです。その分、多方面の勉強をし、さらに知識を最新に更新し続けなければなりませんし、事務の締め切りが重なっているものが多いので、その頃はさらに大変です。離島の場合は二倍どころではないはずですから、その困難さは、私には想像すら困難です。

「 愛知県の新型コロナデータ 」 ここはピークアウトしたっぽい?!

(2022.7.22)

@ 「 大阪万博会場、中央に広場、空中回廊も 招致提案書の概要判明 」  過去ログから、ほかの記事を探していて偶然見つけた記事です。通り過ぎるのも何ですから、再掲載します。この記事で、私は2025年大阪万博の津波対策に安心感を持ちました。

私は1970年大阪万博と2005年愛知万博に行ったことがあるので、ふと、思い出話をまとめて記事にしておこうと思い、とりあえず過去ログを検索していたのです。しかし、お目当ての、2005年愛知万博「アフリカ共同館」と、その前で行われた「音楽ライブ」の話は見つかりませんでした。また、そのうち書いてみます。

(2022.7.21)

@ 屋外を歩くときは、(商店街のような人混み意外は)公園も、都心部でも、私はマスクをしていません。同様の人を、パラ、パラ見かけます。マスクをしていると喉の渇きを察知するのが遅れるという話があり、それを警戒しています。ワクチンを4回打ったので慢心しているように見えたら誤解です。私の街ではデルタ株の頃からジョガーにはノーマスクの人が目立ちました。第6波辺りからはジョガーはほぼ全員ノーマスクです。そんな中での政府のマスク指針の発表。指針後は私もウオーキングでノーマスクに参戦しています。

ちなみに、私は無職なので仕事上の交流はゼロです。換気の良い映画館以外は集会にもいきませんし、旅行もしていません。コロナ過の3年間、親戚や友人とも、お茶一杯飲んでいません。誘われた事はありましたがお断りしました。自宅、映画館、公園、孤独、これが私のほぼすべてです。

@ 先日のニュースで分科会の会長さんが、「第7波は、第6波の2倍は出る(ピークの話)」旨おっしゃいましたが、愛知県の感染者数はほぼ2倍になりましたので、そろそろでしょうか。

@ (おかげさまで)先日4回目のワクチン接種をしてきました。①ファイ、②ファイ、③モデ、④モデの順です。報道ではモデは副反応が強いという印象ですが、私の体感では「むしろ軽い」という印象です。個人差があるのでしょうか。

(2022.7.20)

@ 『 驚愕!これほどウイルスをまき散らすとは トイレの「ジェットドライヤー」にご用心 』

@ 子どもの頃の私は「時間の貯金」が出来たらな、と思っていました。暇を持て余している時の時間は貯金し、忙しい時にそれを使えたらどんなに良いかと思ったのです。

大人になった私がしたことは、暇なときに出来るだけ先行して仕事をしておくことです。そうしたら、仕事をした(書類を作成した)ことを忘れ、忙しい中、もう一度、同じ仕事をしてしまう事が何回もありました。

@ 昼間、混雑した窓口で、大急ぎで受け付けた書類に、来客の無い残業時間、たくさんの未記入部分を補記したりして完成させることがあります。そうしなければ、お客様に何倍もの時間、待ってもらう事になりかねませんから。

しかし、日中の疲れが出てきて、ただでさえ鈍い頭が、なかなか回りません。午前中に比べて夜は頭が回らない事を、初めて実感しました。その上、日中は雑談も出来ないほど忙しかった反動で、先輩の中には、ぼそぼそと雑談をしながら仕事をする人もいるのです。静かな残業時間ですから、嫌でも聴こえてきます。「仕事の邪魔だから静かにしてください」と言いたいのが本音ですが、さすがに先輩には言えませんし、雑談と言っても、一定のものは、この会社の常識の範囲内なのです。私だって雑談を楽しんだことはあります。だから、むしろピリピリしている今の私の方が浮いている。

そんなわけで、ストレスの中で手ごわいIQテストをするような気持ちで、苦しみながら書類を完成させていた日々を思い出しました。どこかで、「会話OKの図書館がある」「会話が人間関係を発展させる」というニュースを読んで。確かに「趣味のサークルでは友人ができやすいのに、図書館ではできにくいのは、図書館では雑談が禁止されているから」だと思います。しかし、前述したように、一部の人にとっての雑談は、時に「意味という毒をもった騒音」でもあるのです。

(追記)そんなわけで、苦戦しても残業時間に解けなかった問題は、翌朝出勤し、始業前に考えると、いとも簡単に解ける事に驚きました。なぜ昨夜解けなかったのだろうと不思議なぐらい。やはり朝は違う。そう言えば、あの雑談先輩は、「サービス残業は早朝もやっている」と言っていたのを思い出しました。確かに、毎日一番乗りで、始業前から仕事をしていたのです。

(2022.7.19)

人は眺めの良い場所に上りたがるので、愛知万博のグローバルループは大人気でした。歩きたい人は徒歩で、歩けない人はバスに乗っていました。バスには係員が一人、駆け足で先導し、「すみませ~ん、バスが通りま~す」と声を上げ、いつも頭を下げていました。つまり、バスと言っても人が小走りする程度のスピードなのです。おかげさまで、人込みとバスが混在する空間でも、事故の話は聞きませんでした。

グローバルループ上には、日陰を作る屋根とベンチ、暑さをしのぐ濡れない霧・ドライミスト(別名もある)も必需品でした。もし、日陰がループの下、地面にしかなければ、熱中症の危険は増すと思います。そして、ループ上のところどころにある、飲料の屋台が人気でした。そっけない自販機もあったはずですが、氷水を入れた水槽にペットボトルや缶飲料を沈めた屋台は、なんとなくほっとできる空間で、私もペットボトルを一本買って、歩きながら飲んだものです。

そして、ループ上も、地面も、毎日あれほどたくさんの人が訪れるのに、ゴミ一つ落ちていない事が驚きでした。私は意地悪くゴミを探し回りましたが、本当に無かったのです。あえていえば、一部のゴミ箱があふれ、ゴミ箱の周りにゴミが置いてあったことはありますが、それ以外の場所には無いので、それも、愛知万博での感動の一つでした。

(2022.7.18)

@ 臨海部での「2025年の大阪・関西万博」が決まった時、私は津波を心配し、対策の柱として、2005年愛知万博で(起伏のある土地を水平に歩くために)用いられたグローバルループの設置が良いと思いました(画像)。このループを作れば、移動のため、常時たくさんの人が上を歩いているはずです。という事は、常時たくさんの人が避難を完了しているのに等しいわけで、それだけでも非常時には助かる命が増えるというもの。当時、試しにネットでググったところ、類似の施設が出来る旨書いてあったのを見つけ、安心したものです。

そして月日は流れ、最近の開場鳥観図を見ると、リング状のループがありました。ニュースではこれを巨大な屋根ととらえることが多いようですが、私は今でも津波避難所だと思っています。実際、屋根の上には遊歩道が整備されています。

@ 今朝のラジオで「学校のいじめ問題」を話していました。「いじめが発生すると被害者を避難させる事は数百件あるのに対し、加害者に罰を与えることはゼロに近いのはおかしいのではないか」という話です。正論ですね。
しかし、加害者に罰を与えるには、捜査をして、いじめの全容を明らかにしなければなりませんが、加害者側の反論も予想される中、学校は警察ではないので、捜査は困難であり、捜査が困難であるならば、罰を与える事も困難なのだそうです。ちなみに、そのラジオでは触れていませんでしたが、どこかの国では「加害者を罰するのではなく、加害者はメンタルに問題があるとして、その方面の医師の診察を受けさせる」のだと、別の番組で聞きました。

話は変わりますが・・・税務課から、税金の納税通知書が来ても納めないと、督促状が来て、それでも納めないと、納税課から税金取りがやってきます。

税金取りというと滞納者にとっては怖い存在だと思いますが、実は、税金取りは、多くの場合、課税が適切かどうかの、事実上の再点検もしているのです(「多くの場合」と書いたのは、多種類の税金を扱っている納税課が、税務課の担当係でもないのに完全な点検をするのは、知識・専門性の上から困難だからです)。自分たちが差し押さえも辞さない覚悟で取り立てる税金ですから、課税間違いがあっては困るわけです。課税間違いはゼロではありません。しかし、多くは申告書等の本人側の記載ミスを、役所が発見できなかった事によるもので、役所の純然たるミスは少ないです。しかし、たとえ本人側の記載誤りでも、役所の点検ミスという責任において、普通役所は謝罪します。

その他には、賦課期日の住所問題があります。賦課期日現在の住民登録地がA市なのに、実際はB市に住んでいたという事は珍しくありません。この場合、普通はB市での課税が適正なので、A市で課税され滞納になっている場合には、A市の納税課からA市の税務課へ「課税に問題あり」として連絡が行くのです。これを「賦課交渉」と言います。A市の税務課が問題を認めれば、A市の課税を取り消し、顛末書と共に課税資料はB市へ回送され、B市で改めて課税されるはずです。

(追記)ご承知のように、税法は複雑な上に、毎年のように改正があります。例えば市県民税では、研修が多くあるだけでなく、毎年12月頃になると、研修が間に合わない改正点や処理方法をまとめた文書が回覧され、担当者はコピーしてファイルし、正月休みに持ち帰って勉強したりします。そして、新年1月から始まる新年度の課税事務に備えるのです。これらの勉強は市県民税以外の市税でも同様でしょう。

しかし納税課は、市県民税だけでなく、土地家屋などの固定資産税や、軽自動車税など、複数の税金を徴収する仕事にもかかわらず、課税の研修がまったく無いとは言いませんが、税務課並みではありませんし、改正点の文書の回覧も、私の知る限りありません。つまり、システムとして、課税の仕事、納税の仕事、として切り分けられているようです。そして、納税の仕事には、そこまでの税務の専門知識は求められていないようです。

( 仮に、納税課でも市県民税の税務研修を多くしたり、改正点等の文書が回覧されても、実際に賦課事務を行わない納税課職員が、それを完全に理解するのは、税務課職員よりも困難だと思います。ましてや、市県民税だけでなく、他の税金も勉強する必要があるとなれば、学生のように勉強する事自体が仕事になりかねず、本来の徴収事務に悪影響が出る心配さえあります。)

税金の納税通知書が税務課からは本人に送付されると、納期限までに、本人は納めるか、疑問があれば問い合わせる事が必要です。「賦課内容は税務課と納税義務者の間で解決すべき問題」だと当局から判断されているのでしょう。ましてや、(「納めないと差し押さえます」という)督促状が出れば、納税義務者も放置しないはずで、遅くともその時点で、賦課の問題は解決済と、納税課では判断されるのだと思います。

そう信じて、「(原則として)課税には異を唱えず、黙々と納税事務を遂行するのが、納税課職員の矜持」だとの考え方が、基本のように思えます。どこかで観た健さんの映画に、軍人役の健さんが、政治家から「君はこの問題をどう思うかね」と質問され、「自分は軍人であります。政治の事は分かりません」とキッパリ返す場面が印象的でした。政治家の決定が正しいと信じ、その命令で戦うのが軍人の矜持であり、個人個人の政治思想で動くのではないのでしょう。税務課と納税課の関係性から、ふと思い出した話です。

そうは言っても、納税課の職員も、税金のイロハを全く知らずに仕事は困難ですし、納めてくれないの納税義務者に長期間付き合うよりも、課税の問題点を見つけて、減額や取り消しを狙おうとする心情も、理解できます。でもそれは、納税課の職員にとって当局から求められている以上の仕事をしていることになるのだと思います。民間の営業マンのように、成績を競い、上司から尻を叩かれている彼らの苦肉の策なのでしょう。

(2022.7.17)

@   映画「クライング・ゲーム」を更新しました。 2022.7.17 追記12

@ 「(悩みのるつぼ)会わない友に贈り物、続ける? 」  定年退職して、まだ在職中の友人とは別世界で生きるようになったり、あるいは65歳になったりすると(個人差があるので70代、それ以上かもしれませんが)、人は大なり小なり「老前整理」を始めるようです。そこには人間関係も含まれます。毎月逢ってランチをしていた親友とも、感謝しながら「年に一回で良いよね」と思うようになったり、年賀状じまいをする人もいます。

しかし、(環境の変化やエネルギー低下のために起きた)その心境は、相手が在職者だったり、若かったりすると、未経験の感情のために理解されにくく、丁寧に説明したつもりでも「嫌われた!?」と誤解され、何十年もの人間関係が、簡単に壊れてしまう事もあるようです。でも、それは私だけの悲劇かと思っていましたら、この方の投稿を読んで、みんな同じなのだと、少し慰められました。私の世代は、朝ドラ「おしん」ほどではありませんが、「我慢は美徳」みたいな価値観で生きてきました。しかし、高齢者になったので、そろそろ「我慢しない生き方」「これからは楽しい事しかしない」という、少ないエネルギーの有効活用というか、進化を目指しても許されるのではないかと思うのです。

 @ 『 (Sunday Wide)「出自知りたい」子の権利は 日本で遅れる法制化「環境の整備を」 』  法制化は「第三者から提供された精子や卵子を使う場合の親子関係」についての話のようです。しかし、いわゆる「赤ちゃんポスト」での「出自知りたい子の権利」については、議論の対象になっているのでしょうか。こちらも法整備が遅れているので、民間病院が「出自より命が優先」として、役所にも親の名前を教えず、独自に出産を行っている現状があるようです。しかし、本来は役所が先導すべき法律上の重要問題のはず。こちらも議論を急いでいただきたいと思います。

(2022.7.16)

@ 映画「クライングゲーム」で思い出したのですが、世の中には「LGBTを病気あつかいして、ストレートに矯正すべきだ」みたいな考えを持つ方もいらっしゃるようです。もちろんそれは間違いだと思います。同様に異を唱えたLGBTの有名人の方もいらしゃいました。ならば「ストレートに惚れたLGBTが、君もLGBTになれ」と迫るのも同様だと思うのです。LGBTが尊重されるように、ストレートも尊重されなければ、と思います。過去にはLGBTのおじさんがストレートの若者を執拗に口説いたり、その姿を茶化したりというドラマもありましたが。

(追記)( 過去ログ2018.8.26が見つかりましたので、加筆再掲します。)

「 ――『同性愛は趣味みたいなもの』という発言には、どう反論しますか。 『 これに関しては、同性愛は趣味ではありません、飽きたら外したり取り替えたりすれば済むアクセサリーのようなものだと考えているとしたら、それはまったく違います、とハッキリ言い続けます。私にとって、セクシュアリティーは大切なアイデンティティーの一部であり、自分というものを形作る芯であり、資質です。外したり替えたりすることはできません。資質は趣味と正反対にある類(たぐい)の概念です 』 」 ( Yahoo!ニュース  猪瀬聖 ジャーナリスト 8/25(土) 8:00  「日本は変われる」ゲイ公表のキャンベル氏 より抜粋 )

昨今のTVドラマ、まれにLGBTが取り上げられています。LGBTがストレートに恋をし、結果、ストレートがLGBTに変質!?、恋が成就して、めでたしめでたし、みたいなストーリー展開もあります。しかし、それは個人的には「ありえない」と思っていました。変質したとしたら、それは自分はストレートだと誤解していた人が、実は元からLGBTであり、誘われて、それに目覚めただけなのでしょう。LGBTは趣味ではなく資質なのですから、ストレートも同様なのです。

しかし、知人と話したところ、「TVでやってるぐらいだから、ストレートの人もLGBTの好意に応えなければいけないのかな、それが普通なのかな…」みたいな感想を持っている人もいました。TVが植えつけた誤解だと思います。するとブーメランになり、「LGBTの人も、ストレートの人の好意に応えなければいけないのかな、それが普通なのかな…」に、なりかねません。誤解はLGBTの否定に繋がる心配もあります。

男女の恋愛でも、あたりまえに、秘めた恋や三角関係、そして失恋があるように、LGBTでも、複雑な恋心を描いて欲しいものです。統計上は、日本の10パーセントがLGBTですから。

@ 映画「クライング・ゲーム」を更新しました。2022.7.16 追記11

(2022.7.15)

@ 在職中のランチは、ほぼ毎日、職場近くのうどん屋さんで、うどん定食みたいなものが定番でした(「うどん」が、「そば」「きしめん」「煮込みうどん」などに変わる)。

もちろん「味噌煮込みうどん」もあります。地元の人は皆好きだと思いますが、旅行者の人が「麺が半煮えだ!」と怒ったという話があるように、麺に理不尽なぐらい、しっかりとした歯ごたえがあるのです。私など食べるのにアゴが疲れてしまうし、胃腸も丈夫ではないので、本音では少々困ります。なので、さすがに専門店では無理かもしれませんが、普通のうどん屋さんで、しかも、常連になった場合には、「柔らかいうどんで作ってください」と言って、煮込みうどん用の麺(たぶん)を使ってもらうのです。

そして、周囲を見ていると、味噌煮込みうどんは、少々風邪気味のときに「汗かいて治す」みたいな目的で食べる人が多そうです。地元の人にとっても気合の入ったメニューのようです。下着の替えを持っていないと、「汗かいて冷えてしまう」ことにもなりかねませんが。

@ 人気TVドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」が地元では地上波で今日から再放送されます。東大大学院を出て内閣府の研究所で働くヒロイン(杏さん)が、高等遊民のニート(長谷川博己さん)とお付合いをする事になる喜劇です。エンディングテーマである chayさんの「あなたに恋をしてみました」の良さと共に、心に刺さっている一本です。ちなみに、ここで恋愛経験を積んだ長谷川博己さんは、後に映画「シン・ゴジラ」では日本のリーダーになり、日本をめぐって、ゴジラちゃんとカヨコ(石原さとみさん)の三角関係に悩む男を演じるのです。冗談です。

(2022.7.14)

@ 昨日でしたか、note様にあるマイページのデザインが少々変更になりました。事前予告があったのかもしれませんが、私は気づきませんでしたので、突然の変更に動揺しました。新画面では工事中の2件のブックが最上部に晒され状態になっているのが気になります(私は常時175%の拡大画面にしていますので、その状態でのことです。100%画面では左端になりますので、もしかしたら、皆さまの画面では左端になっているのでしょうか)。

この2件は、私の映画レビューなどが100件を超えた頃、自分でも、書いたのか、まだ書いていないのかが混乱してきて、その検索を補完する目的で立ち上げようとしたものです。しかし、不慣れだと思った最上部の「検索窓による検索」も少し慣れてきたので、この2件は当面保留にしようかとも思っています。使用目的が検索から他の何かに変化すれば、ブックの内容も変化しますから、軽々に作れないわけです。

@ 映画「クライング・ゲーム」を更新しました。 追記Ⅵ ( 映画「未知との遭遇」② ) にあるリンクの不具合等を修正しましたので、ぜひご覧ください。オマージュの可能性に関する謎がひとつ明らかになります。

(2022.7.13)

@ 「 職員の6割が、健康診断で“指摘”うけ… 町民支える役場職員の椅子を“バランスボール”に 岐阜・白川町 」  バランスボールは私も使ってみたい気もしますが、座高の調整はどうなるのでしょう。適性値にならないと、そちらで別の疲労が発生すると思いますが。私が家で使っているイス、区役所のものと酷似している(官公庁御用達会社)の物は、靴を履いて座る仕様なので、素足で使うと座高が高いのです。上下機能はついていても、追いつきません。だから、足の下に数センチの台を置いています。これ、けっこう深刻な問題だと私は思います。

@ 安倍さんの事件ではネットに「警備の不慣れ」を指摘する声がありました。安倍さんの警備をするぐらいですから一流の警備員がそろっていたはずです。警備に関する知識も私のような素人とは比べ物にならないぐらい高度でしょう。しかし、悲劇は起こりました。ここに「知識はあっても不慣れで動けなかったのでは」という文言が思い浮かぶわけです。

話しは変わりますが、先日のニュースで海上自衛隊の訓練の様子も少しわかりました。私は「おどろくほど射撃の訓練が少ない」と思いました。さらに、「対人での格闘訓練も行わない」のは驚きです。陸上自衛隊では違う事を期待しますが、それでも、陸・海・空とも、自衛隊には実戦経験が無いわけです。自衛隊は世界有数の規模であるとの事ですが、日本の存亡をかけた有事の際に「(失礼ながら)知識はあっても不慣れで動けなかった」とならない事を願っています。杞憂であればよいのですが。

(追記)念のため付け加えますが、この話は警備員をことさら非難するものではありません。その上で話を続けます。

私は、もし「自衛隊員も動けない可能性があるなら自衛隊の改善も必要」であり、「警備員が動けなくても自衛隊員なら動けると言うのなら、その違いを解明し、今後の警備員の教育にも生かす必要がある」のではと思うのです。今回の事件、どのような場所で演説をしていただくのか、警備員の配置をどうするのか、など、外面上の問題がニュースになりがちです。もちろん、それは大切なファクターです。私が責任者でも取り上げるでしょう。しかし、「服務に対する覚悟」のような内面上ものが、意外と重いような気がするのです。

(追記2) 以下、ウィキペディア「服務の宣誓」より抜粋です。

(警察職員)「 私は、日本国憲法 及び法律を忠実に擁護し、命令を遵守し、警察職務に優先してその規律に従うべきことを要求する団体又は組織に加入せず、何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、何ものをも憎まず、良心のみに従い、不偏不党且つ公平中正に警察職務の遂行に当ることを固く誓います。」

(自衛隊員)「私は、わが国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行にあたり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。」

比較してみると、自衛隊員には、「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、」(抜粋)があります。この覚悟がある人間と、そうではない人間の違いも、無関係ではないように感じるのです。ちなみに今回の容疑者も、捕まる可能性が高く、捕まれば重罪になることは明らかなのに、あまり逃げるという事は計算していないように見えました。

(2022.7.12)

@ 海上自衛隊元幹部が激怒…山上徹也容疑者の射撃は「海自の訓練と無関係」

@ 「 加藤登紀子の百歌百話【45】あなたの気配 」赤ちゃんのそばで、お母さんがギターの弾き語りを聴かせています。子どもの頃、わが家にはギターどころか、ステレオもありませんでした。真空管ラジオが唯一のオーディオだったのです。だから、高校の時に初めてギターを買い、自宅で鳴らした時の音の良さは今でも忘れられません。生楽器のふわりとした美音は、ラジオとは次元が違いました。

お母さんから弾き語りを聴かせてもらえる赤ちゃんは幸せです。もしギターが無くとも、やさしい語りだけでも、そばで聴ける赤ちゃんも幸せです。それで思い出したのですが、在職中に、上品な中年女性のアルバイトといっしょに受付事務をしたとき、お客さんが途切れると、彼女はハミングをしていたのです。それとなく聴いていると、聞き覚えのあるメロディーでした。モーツァルトのピアノソナタです。その頃の私は内田光子さんのモーツァルトを良く聴いていたので、聞き覚えがあったのです。「もしかしたらモーツァルトですか?」と尋ねると、「はい。幼い頃に母が良く聴かせてくれたので、覚えてしまいました。私の子守歌です」と答えられました。
みなさま羨ましいご家庭です。

(2022.7.11)

@ 「『ちむどんどん』はNHK朝ドラとして、視聴者との約束を果たせているか 」

@ 選挙で複数の投票をする場合、毎回のようにどこかの投票所で投票用紙の誤交付が起こっています。今回も全国各地で起きました。投票所には選挙管理委員会の職員はまずいません。彼らは本部で連絡調整・開票事務の準備に当たっています。投票所にいるのは、この時だけ駆り出された他課の公務員やアルバイトです。だから、どうしても不慣れになります。しかし、誤交付は、一生懸命に選挙活動をされた候補者の思い、そして、せっかく投票に来ていただいた有権者の思いを無にするものです。

もちろん、投票所の係員も人間ですから、すべての間違いをゼロにする事は困難でしょう。しかし、投票用紙の管理は、投票所の多数の事務の中でも、最重要の一つです。そして、責任者の方が投票開始前に投票用紙が間違っていないかチェックするだけで防げるのです(あるいは、そう指示すれば良いのです)。わずか2~3分のチェックで、新聞沙汰になる事を防ぐことが出来ます。そして、自分たちのキャリアに傷をつけかねない事態も防ぐことが出来るのです。

安倍さんの事件で、一発目の銃声が轟いた瞬間、条件反射的に立っていた安倍さんを伏せさせていれば・・・と私は先日書きました。もし、警備の方がこの一点だけを肝に銘じていても、安倍さんの事件は違う結果になっていた可能性があると思います。

(2022.7.10)

@    『 なんで開票所に双眼鏡を持った人がたくさんいるの?知られざる「バードウオッチング」の世界とは… 』

「  人員が割ける社は別の方法も
・・・また、投票用紙が「束」になる前の段階、つまり手作業で仕分けられている段階で投票用紙の候補者名を双眼鏡で読み取ることもあります。

投票用紙が束になって集積台に積まれるよりも早く票数を確認できるため、束読みよりも早い段階で当確を打てるメリットがあります。・・・ 」(抜粋)

まさにこれです。時報と共に開票が開始されると、開披台についた職員は、目の前にある投票用紙の山から、一つかみ、数十枚を取り、開披台の上に、候補者別に並べていきます。その候補者別になった数十枚の厚さは、全投票用紙の開披結果とほぼ相似形になるのです。統計とは凄いものですね。 ですから、TVを見られない職員でも、開披開始後数分で、ほぼ当確の予想が出来てしまう事が多いです。ちなみに、その候補者別の投票用紙は、担当者が箱を持って集めに来ます。その後、別の職員が目を変えて点検したり、機械による集計をしたのち、一定数ずつ輪ゴムで縛って候補者別に積み上げられます。

@ 午後の散歩の途中に投票に行ってきました。今回は会場も小さかったし、雨上がりだったので、珍しいほど大混雑でした。ローカルな投票所の風情は良いものです。

@ 先ほどのTVニュースによると、(私の聞き違いでなければ)職員の超勤手当削減のため、投票終了時刻が早められた投票所があるとの事です。離島などでは昔からありますが、それは開票所への投票箱の移送時間を考えての事だったと思いますので、超勤手当削減という理由での短縮には、驚きと喜びを感じました。職員はこれで多少なりとも楽になります。ちなみに、私の若い頃は都会でも6時頃に終了していました。本当は超勤手当削減と健康管理のため、投票は6時終了、開票も即日から翌日にしていただくのが良いと思います(かねてからお話しているように、私はこちらが本丸だと思っています)。

@ 映画「星の子」TVドラマ「テッパチ!」の第1話、映画「ボディガード」レビュー)を思い出しています。「テッパチ!」については、「今週までのパレット」の2022.7.8の記事に私のレビューがあります。

(2022.7.9)

@ 「 加藤登紀子の百歌百話【45】あなたの気配 」

@  映画「メタモルフォーゼの縁側」を更新しました。2022.7.9 追記Ⅲ・Ⅳ

@ 選挙の投票所では一人ずつ投票用紙を渡しています。でも、有権者が殺到すると、投票用紙交付係の前を複数の方が同時に通過してしまう事があり、直後に「投票用紙もらってない」と声を上げる方もいらっしゃるようです。海峡の幅を狭くすると「通りにくい」とのクレームに繋がります。あるいは、長時間の投票時間には、一時的に何秒間か職員の気が抜けてしまう瞬間があり、間の悪いことに、一人であっても有権者が通過してしまう事もあるのです。投票所の仕事も神経をピリつかせています。

@ 人生には厄年というものがあって、男の厄年は数え年で42歳とのこと。私の経験から言えば、個人差があるので42歳ピッタリでなくともかまわないと思います。これは迷信ではなく、人生の折り返し地点を迎えるにあたって、前半生を振り返り、必要ならば後半生の軌道修正をするために、無意識に発動される感情(プログラム)だと思います。ただ、無意識にその感情に振り回され、気がつけば人生を踏み外してしまう事もあるようなので、周囲の人は気をかけてあげることも必要だと思います。

@ 今回の安倍さんの事件、警備に問題は無かったのでしょうか。私は素人ですが、刃物と銃器とでは警備の方法も違って来るように思います。日本の政治家だけでなく、皇族方や、来日した要人の警備も心配です。

ワイドショーで警備の専門家が、①「プロなら目つきを見ただけで怪しい人は判別できるので、早めに職務質問するべきだった」、みたいなコメントをしていました。怪しい人を判別するA.I.カメラもあるようですが活用しているのでしょうか。②さらに、その人物が直線的に安倍さんに向かって近づいてきたとき、②袋から銃器のようなものを取り出した時、③銃器のようなものを構えた時、④一発目を撃った直後、に犯人を制止できるチャンスは無かったのでしょうか。⑤あるいは銃声がしたとき、条件反射的に安倍さんを床に伏せさせることも。もし安倍さんが二発目を受けなければ・・・と思うと、残念でなりません。

@ 『 死去の安倍元首相が会長務めたアーチェリー連盟「敬意の念を抱くとともに、心より哀悼の意」 』

@ 安倍元首相のご冥福をお祈り申し上げます。
東日本大震災の時も映画館で地震に遭いました。そして帰宅するまでその惨状を知りませんでした。今回、帰宅して事件を知った時、(失礼ながら)私は友人が撃たれたかのようなショックを受けました。もちろん、安倍さんは高名な政治家ですから、雲の上の人であり、知人でさえありませんが、TVで拝見する安倍さんのお人柄には、友人のような親しみを感じていたからです。さらに、全日本アーチェリー連盟会長でもあり、学生時代にアーチェリー部だったという話をどこかで読んで、いっそう身近にも感じていました。それがこのような事になり、本当に残念でなりません。

(2022.7.8)

@  映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」を更新しました。2022.7.8 追記・Ⅱ

@ TVドラマ「テッパチ!」の第1話を観ていますが、面白そうです。名作映画「愛と青春の旅だち」の自衛隊版のようにも見えます。連ドラらしく、第1話では入隊前の主人公のマイペースな生きざまが丁寧に描写され、入隊後は、今度は仲間のキャラも立っているのです。

第1話を観て思ったのですが、人生マイペースも良いですが、それは、そのマイペースが少なくともマイナスではない場合のことでしょう。そこに難がある場合には、定評のある組織に入ってプラスに鍛えてもらうことが、成功への近道であるのかもしれません。劣等生に対して「バカとブスこそ東大へ行け」、東大へ行けば人生が変わるという人気学園ドラマがありましたが、自衛隊に行っても人生が変わると、このドラマを観て、あらためて思いました。

(追記)ふらふらしていた主人公の国生宙(町田啓太さん)は、街で私服姿の自衛官・八女純一(北村一輝さん)から声を掛けられます。自衛隊員候補の一本釣りですね。このような声掛けは実際にも行われているようで、私はその自衛官に趣味のサークルで会ったことがあります。その方は、強面の北村一輝さんより、優男の西島 秀俊さんに近い雰囲気を持っていました。もし自己紹介が無ければ誰も自衛官だとは思わないでしょう。でも、彼は人事担当のような部署にいて、休日に街へ出るときも、リクルートできる人物をそれとなく探しているのだそうです。

(追記2)国生宙は基本的には優秀なのでしょう。しかし、優秀であるがゆえに納得できないルールには従わない事があるようで、民間人の頃は日常的に同僚や上司と摩擦を起こしていました。学校で上手くいかなかったのも、会社をクビになった裏の事情もそれなのです。しかし、民間なら甘えられたかもしれないその行為も、自衛隊ではいけません。戦闘では一人の命令違反が部隊を全滅させることもあるからです。

さらに自衛隊の認識票のエピソードがそれを補完していました。彼らは候補生ですが、上官から(性格などを加味して)強制的にバディを決められ、認識票も渡されます。そして、「皆、向かい合ってバディの顔を見ろ。もしバディが死んだら、お前が認識票の一枚を持ち帰ってくるんだ(もう一枚は死体の認識のために置いてくる)」と言われるのです。夫婦間系ではありませんが、生死を見届けるような、濃厚なバディという人間関係が、候補生の段階から作られるのです。国生宙はバディのためにも独りよがりの行動は出来なくなります。安易に辞める事さえ出来なくなったのです。

(追記3)ちなみに「テッパチ」とは、自衛隊のヘルメットの事で、いわゆる軍事仕様なのでしょう。私の父は「鉄カブト」と言っていました。それを被っている彼らは、危険な仕事に誇りを持っているのでしょう。反対語は「うそっぱち」なのだそうです。ちまたにあふれている軍事仕様では無いヘルメットの事のようです。

(2022.7.6)

@ 【公式】火ドラ『ユニコーンに乗って』 始まったばかりですが、こちらも永野芽郁さんの(さりげない)演技が光ります。

@ 『 日テレドラマ「ハコヅメ」に放送文化基金賞「権力を振りかざすこれまでの警察ものとは一線画す」』 テレビドラマ番組部門の最優秀賞   永野芽郁さんは演技賞も受賞。ご承知の通り、彼女はモデルさんをしていますが、演技も優れていることを、受賞以前から私も感じていた作品です。録画してありますが何度見ても面白い。主題歌も良いし、新聞のレビューまで素晴らしい。

(2022.7.4)

@ 『 舞台「千と千尋」コロナ乗り越え全公演終了!大千秋楽に感動の嵐「泣けました」先月24日以来の再開 』

@ スマホ回線の不調騒ぎでも公衆電話なら使えるから、「停電でも使える固定電話を持っていた方が良い」と、TVで言っていました。しかし、光回線の固定電話は、停電になると使えなくなるのではないでしょうか。私はそう理解していますが、実際はどうなのでしょう。

(2022.7.3)

火の点いたままのタバコを道に捨てるおじさんがいます。昔は、そんな危険な事をするのは不良の若者ぐらいで、普通のおじさんは足で消していました。そう思いましたが、不良の若者も歳を取れば、おじさんになるのです。だから、あれはおじさんの質が悪くなったのではなく、不良の若者が老いただけなのでしょう。ならば「最近マナーの悪いおじさんが増えた」という話の正体も、概ね「マナーの悪い若者が歳を取った」という事なのでしょう。ということは、現在、マナーの良くない一部の若者も、やがておじさんになって、「最近はマナーの悪いおじさんが増えたな」と言われるのでしょう。

(2022.7.2)

@ 「そうだ 京都、行こう」。わが家から京都は、新幹線で片道数十分ですので、若い頃は、若気の至りで、母を連れ、散歩のついでに京都でランチを食べていました。「川床」とかいう場所にも行きました。「南禅寺」の湯豆腐、「渡月橋」河原辺りのランチも、一生に2~3回は、そんな贅沢も許されるのではないでしょうか。あの頃の母は元気でした。

@ 「 防衛省局長に町田氏 高卒ノンキャリアで初 」(朝日新聞デジタル)少し前に「区役所の課長なら高卒の人も珍しく無い」と私は書きました。しかし、珍しくはありますが、防衛省局長でも高卒でなれます。いや、中卒で総理大臣を務めた方もいらっしゃいました(この文章はエールであり、大卒を否定するものではありません。念のため申し添えます)。

「 高卒女性社員に露骨な差別 映画『サムジンカンパニー1995』が描く90年代の韓国 」(GLOBE+)  映画「サムジンカンパニー1995」(映画.com)



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以下は過去ログにあります。

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