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#ネタバレ TV「二十四の瞳」

【放送】2022年8月8日(月)よる9時 BSプレミアム/BS4K(同時放送)

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)

「二十四の瞳」を観ています。古典に入るような名作ですが、定番すぎて、知ったようなつもりになり、小説も読んだことが無く、映画も今まで観ていませんでした。

今回観ようと思ったのは、主役が土村芳さんだったからです。久しぶりに拝見するお顔で、なつかしいです。調べたらNHK朝ドラ「べっぴんさん」にも出ておられたのを思い出しました。

彼女は美人ですが、温かみを感じる美人の一人であり、人情味のある先生役にはピッタリだと思います。

まだ、最後まで観ていませんが、評判通りの名作のようです。

参考:『べっぴんさん』きみちゃん役でブレイク! 土村芳「この瞬間が私にとっての“べっぴん”です」

追記 2022.8.12 ( 現代から見た「二十四の瞳」 )

これは、新卒・大石久子(土村芳さん)が、小学校の教員になり、一年生12人を見守るお話です。その姿は「我が子のように」というのは言い過ぎだとしても、「姪っ子・甥っ子を見守るような感じ」ではあったかと思います。

しかし、戦争や貧しさが、子どもたちを不幸にして行き、先生はその姿に胸を痛めるのです。

昔から先生は聖職とも言われ、(あまり今は歌われなくなったのかもしれませんが)「仰げば尊し」の斉唱で生徒は敬意を示してもいました。私もあの歌が大好きです。

しかし、そのせいもあってか、いつの間にか、先生の仕事は増え続け、現在に至っています。

私たちは、先生に甘えすぎてはいなかったでしょうか。

先生とて労働者です。

今は「部活動の地域移行」が検討されていますが、先生を楽にするために、この方向性には賛成したいと思います。

地域移行では生徒へのデメリットが問題視されるでしょうが、現在の生徒は過分なメリットを享受しているのではないでしょうか。

その過分のために生じている先生の苦労を解放してあげるのが目的のはず。

これは生徒へのデメリットとして考えるのではなく、全体の最適化と考えるべきではないでしょうか。

夫婦で妻を「内助の功」としていたのが、男女同権の現代にあわなくなってきた感があるように、聖職者を描いたこの「二十四の瞳」も、もしかしたら現代では反面教師の感があるのかもしれません。

追記Ⅱ 2022.8.12 ( お借りした画像は )

キーワード「瞳」でご縁がありました。一瞬を切り取った写真のような絵画ですね。無加工です。ありがとうございました。

追記Ⅲ 2022.8.12 ( 「部活動の地域移行」 )

私はリタイアしてからアーチェリーを始めました。意外にそんな人が多いです。

一人でも練習できるので、卓球のように対戦相手を探したり、野球のようにメンバーを揃えたりする手間がありません。

さらに、一人なので、いつでもふらりと射場に来て、好きなだけ練習し、誰にも気兼ねなく休憩して、さっさと帰ることもできます。その自由さが魅力でもあります。

射場では挨拶する事がマナーとされています。挨拶をすれば雑談にも繋がりやすいので、一人で練習に来ても、友人・知人が作りやすいです。

毎日でも練習できますが、(地元のクラブに入れば)月に一回はクラブの練習会があり、何十人もの、老若男女のメンバーが集まり、にぎやかです。

学校が休みになる時には、学校のアーチェリークラブの学生さんが、たくさん練習に訪れ、これもまた、にぎやかになります。

このように、その日によって、メンバーの顔触れが変わるのも楽しいものです。

そんな経験をしていると、「部活動の地域移行」には夢を感じます。

もちろん、いろいろと解決しなければならない問題はあるでしょうが。

( アーチェリーの話をした後には、よく書くのですが、アーチェリーの矢は厚さ5ミリの鉄板を貫通するほどの殺傷能力があります。オモチャではありません。ですから、初心者は講習会を受講し、ルール、マナーを学んでから始めてください。我流は射場で受け入れてもらえません。)

* アーチェリーの話は、こちらにも書いてあります。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)



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