心の余白を埋める何か ふと出会ってしまった この気持ちに 名前を付けることが怖い 恐ろしいとすら感じる この揺らぎをいつか 心地いいと感じられるほど わたしはどうも強…
わたしは創作物を愛でるにおいて、 創作者の人格にはさほど興味がない。 音楽もそう。楽曲を好きになっても 作者に興味を持たない。 それが自分が年を重ねたせいか、 (年…
金曜日と日曜日に、 それぞれ別の友達二人ずつと久しぶりに会って それぞれ三時間ずつ笑ったり相槌を打ったり 女同士でげらげらと過ごした。 アウトプットを口から行うこ…
吉本ばなな『イヤシノウタ』を読了した。 とても好きな作家さんだけれど、 「すてき」「あたたかい」「やさしい」 とにかくどの文章にも、 ほんわりと温かなワードがあって…
今どきにはもう珍しい 影のあるネオンを携えて 寂しい国道が真っ直ぐに伸びている 冬先の午後五時三十分 この道を通ったはずの 何千何万の目の中にある それぞれの人生の…
青桐
2024年2月18日 12:53
心の余白を埋める何かふと出会ってしまったこの気持ちに名前を付けることが怖い恐ろしいとすら感じるこの揺らぎをいつか心地いいと感じられるほどわたしはどうも強くもないし軽やかではないのだから春の陽気に騙されて浮ついている自分を俯瞰で見て嘲笑うのが精一杯の強がりただ素直に打ち明けたところで報われないすべてのことに吐き気がするそんな生き方しか出来ない浅はかな自分と世
2023年12月6日 15:16
わたしは創作物を愛でるにおいて、創作者の人格にはさほど興味がない。音楽もそう。楽曲を好きになっても作者に興味を持たない。それが自分が年を重ねたせいか、(年齢を重ねると他者との隔たりがどこか綻んでくる。他者に興味が出てくる。)三島由紀夫文学にあまりにもここ短期間で濃密に触れ合ってきたせいか。ふと、動いて話をしている彼を見てみたくなった。単純なる好奇心で見始めたこの映画を気が付
2023年12月5日 12:31
金曜日と日曜日に、それぞれ別の友達二人ずつと久しぶりに会ってそれぞれ三時間ずつ笑ったり相槌を打ったり女同士でげらげらと過ごした。 アウトプットを口から行うことに日頃慣れていないから久しぶりに友達に会っても学生時代のように言葉が思うように出てこない。もちろん、そこには大人になってからのちょっとした遠慮だったり、変なプライドだったりが見え隠れしている変な距離感があって、『
2023年12月4日 12:36
吉本ばなな『イヤシノウタ』を読了した。とても好きな作家さんだけれど、「すてき」「あたたかい」「やさしい」とにかくどの文章にも、ほんわりと温かなワードがあって、優しい世界に包まれているので捻くれもののわたしは正直、途中胸やけしそうだった。あまりにもたくさんのポジティブはわたしには重たい。いつもきれいに完結する話もしんどい。ドリカムの音楽にも似たところを感じる。90年代の恋愛ドラマ
2023年11月27日 23:55
今どきにはもう珍しい影のあるネオンを携えて寂しい国道が真っ直ぐに伸びている冬先の午後五時三十分この道を通ったはずの何千何万の目の中にあるそれぞれの人生の彩りを思うそれは時代の移り変わりをたっぷりと染み込ませながら何度も何度も掘り返して重ねたアスファルトの下にきっとゆっくりと眠っている目を細めると握りしめたハンドルごとタイムスリップしてしまって幼いわたしの陽炎の上に