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日記

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すごろくで立ち止まったところの日記

すごろくで立ち止まったところの日記

20240228

 昨日今日と、珍しく2連休だったのでありがたくのびのびと過ごした。昨夜見た動画でミスドが食べたくなり、お昼は絶対にミスドを食べると決め、朝から調達してきた。いつもは買わないオールドファッションを買った。なぜなら温めるりトロトロというか、やわやわというか、あの個性的なかたさがなくなるということを知り、試してみたくなったから。やってみると本当にやわやわになって美味しかった。新感覚。

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はずれた時のリアクションは予想しない

はずれた時のリアクションは予想しない

 昨日からぶわぶわした気持ちを引きずり、朝も昼も夜もずっとそんな調子で、空元気という言葉がぴったりであった。江國香織さんのエッセイをまたつまみ読みしたあとは2019年から2020年にかけて開催されたゴッホ展の画集を眺めて過ごした。

 いつまでもいつまでも消え去ってくれない黒々とした不快感と光が走って行くように現れる自分への罪悪感や嫌悪感にうんざりし、白湯にコーヒーにお茶に牛乳に水にお酒に、ありと

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自分の歯ブラシはピンクだったかオレンジだったか

自分の歯ブラシはピンクだったかオレンジだったか

 朝、いつものように洗顔や歯磨きを済ませようと寝ぼけ眼で洗面所に立ったが、明かりが暖色のため全てがオレンジに包まれているため、自分の歯ブラシがオレンジだというのに、隣に並んでいた妹のピンクの歯ブラシとの違いが見抜けなくて、どっちがどの色だ?と悩むうちに、『あれ?私っていつもオレンジ使ってたっけ?ピンクだったっけ?』と必要のない迷いまで増やしてしまい、いっそ電気を消して仕舞えばわかるものの、とにかく

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冷房を止める機会が来たようで来てなかった

冷房を止める機会が来たようで来てなかった

( 今月からタイトルは短歌ではなく自由律俳句にしちゃう。)

 今日、9月1日は叔父の誕生なので、起きてすぐにラインを送った。すぐにありがとうと返事が来た。今年もおめでとうが言えたなあと思いながらゆっくり起きた。

 9月初日。だからって何をするわけでもないけれども相変わらず暑くて気が滅入る。喉の調子がやはり悪くて、なんか異物があるような突っかかりを感じるし痛い。水や唾液ですらしみる。金曜日に病院

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星たちをばら撒くようにかき鳴らすギターのGははじまりの色

星たちをばら撒くようにかき鳴らすギターのGははじまりの色

 今日は朝から病院へ行った。早朝はとても涼しかったのに、病院へ向かう頃には暑くていちいちその暑さに驚く。なんでまだこんなに暑いの。むしろわたしの気が早いのか。寒くなれとは言わないが涼しくなってほしい気持ちが強すぎるのか。季節からすればそんなに急かすなよって感じかもしや。でも暑いのよ。溶ける。水分ばっかりとっちゃう。今日も今日とて炭酸水は美味しいよ。

 医者と話していて音楽の話になった。「もう歌わ

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西陽さす部屋で居座る神さまは夏が終われば帰るというし

西陽さす部屋で居座る神さまは夏が終われば帰るというし

 外出もろくにせず引きこもる日々が続いている。というのも病院で医者からちょっとトレーニングはお休みしようと言ってくれたからだった。無理に外出しないでいると安心はするけどその反面不安もあるのでややこしいのだわたしの心は。めんどくさいな本当に。だけどその分読書は捗るのでよしとしている。何かひとつだけでも自分を褒めることを認めないと。自己肯定感がめちゃくちゃ低いので、なんでも自信がないのである。頑張った

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ババ抜きも麻雀も向いてないすぐ顔に出るうえ見抜けもしない

ババ抜きも麻雀も向いてないすぐ顔に出るうえ見抜けもしない

8月24日の夜と25日のこと。

  一昨日の夜、妹から突然「麻雀やろう」と誘われた。今まで私のなかで麻雀=賭け事をする危ない遊び、のイメージがあったので、面白みどころかちょっとした恐怖を感じていたのだけど、まさか妹の口からそんな、麻雀やなんて、と少々驚いてしまった。でも心のどこかで、ちょっとやってみたかった気もあったので誘いに乗った。

その日は母と妹と私の3人で遊んだ。家のどこにあった

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人生に嘆く男を開かれたページを介し抱きしめてやる

人生に嘆く男を開かれたページを介し抱きしめてやる

 今日が日曜日であることを気づいたのが夕方になってからだった。休養してからというもの、曜日感覚がない。休職前は土日祝休みの職だったので、曜日の意識はかっちりしていたんだけどな。カレンダーを見る習慣がなくなってしまったからだろう。覚えているのは『火曜日と金曜日は病院』ということ。あとは流れに任せている。今日は日曜日。しかも24時間テレビやっていたじゃないか。観てなかった。子どもの頃は夏休みが終わる頃

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墓場から掘り起こしたギター錆びた鉄の匂いで蘇る過去

墓場から掘り起こしたギター錆びた鉄の匂いで蘇る過去

 

 とりあえず日記が数日続いていることを褒める。何も大きな出来事もないしドラマチックなこともない日常だけれども息して本読んでメンタル少しずつ養っていることをつらつら綴っている日記。誰のためでもない気もするけど、誰かの目に留まることをありがたいと思う。いつも読んでくれている読者の皆様本当にありがとうございます。Twitterから流れてきてくださっている方もnoteで出会った方も、冗談抜きでみんな

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水色のベンチが冷やす腿裏を紛らわすように寄り添ってた

水色のベンチが冷やす腿裏を紛らわすように寄り添ってた

 ポケモンに出てくるバタフリーか、それともコンパンか、多分くさポケモンの誰かに、絶え間なく「ねむりごな」を浴びさせられていたのだと思う。

 それくらい昨日は眠かった。(異常さすら感じた)久々に眠たいという反応がしっかり感じられたので、悔いなど残さぬつもりで思い切り眠った。

 起きていた時に何をしていたのか、記憶があまりない。その分、睡眠不足で削られていた体力がだいぶ戻った。あれだけ日中に眠った

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灯台のひかり求めて目を閉じる鈴虫の音に夢誘われ

灯台のひかり求めて目を閉じる鈴虫の音に夢誘われ

 どれだけ眠れなくても6時には目が覚めるようにできていて、その時の体調で、すぐ体を起こせるかどうかわかるのだけど、今日は起きられなかった。薬を飲んで眠った。浅い眠りのため何度も目が覚めて同じ天井を見つめ、雨の音を微かに聞き取っていた記憶はあるが、はっきりと目が覚めたのは8時を過ぎてからだった。同じように雨は降り続けていた。だけど、もう夏の雨ではないね。

 寝る前に枕元に置いていた本を確認する。特

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雨、絶え間なく降り注ぐ涙よりたしかだろうか、頬を打つのは

雨、絶え間なく降り注ぐ涙よりたしかだろうか、頬を打つのは



 眠れない日が続き、3時間ほどの睡眠で起床。のろのろと支度を済ませ、もう何日目だよ、という大雨に視界を奪われながらこれまたのろのろと運転し、9時30分に病院へ到着。10時の予約で行ったが診察を受けたのは10時40分。珍しく大幅に時間が押した。その間にウルフの『灯台へ』を読んだ。この本は大雨の日によく合う。

 カウンセリングを受けて久々に涙が止まらなくなり、大いに泣いた。自分の心と向き合う時

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赤黒いスープが沸いて沸いて今日のことはこれで忘れる

赤黒いスープが沸いて沸いて今日のことはこれで忘れる

 嫌なことがあると辛いものが食べたくなる。しかもうんと辛いやつ。

 コロナのワクチン接種を受けてからというもの、頭痛と倦怠感が酷くて、ほとんど何もできずにいる日々が続いていたある朝、いつもより遅めに起きたことで体が軽くなっていたので、体調がちょっと元に戻った隙に本屋にでも行こうと思い、準備をしていたのだけれど、7割くらい出発準備が整ったところで、一緒に行こうとしていた人に『出遅れたから明日にしよ

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