- 運営しているクリエイター
#学校教育
♯25 算数を創る②
25回目のnote投稿となりました、天治郎です.今回も前回に引き続き、「算数を創る」をテーマに論じて?いきます.今回は、「算数を創る」とはどういうことかについて、「創造性」の視点から捉えていきます.
本稿の要点は、以下の通りです.
創造性は,「創造力(創造的思考力と創造的表現力)」と「創造的人格(創造的態度)」からなるものである.
創造において「児童自らが問題発見をすること」また,「創造の
♯24 算数を創る①
24回目の投稿となりました、天治郎です。今回からは、私の研究テーマである「算数を創る」ということについて、論じていきます(誰得?)。少しお堅い話が続くかもしれません。
(1)人間の強みと算数
今の子どもたちやこれから誕生する子どもたちが成人して社会で活躍するころには,グローバル化の進展や絶え間ない技術革新等により社会は大きく急速に変化しており,今以上に予測が困難な時代となっているであろうこ
♯20 当たり前を問い直す
20回目のnote投稿となりました、天治郎です。本稿の要旨は、以下の通りです。
「当たり前を問い直す」ということは、「子どもの立場に立って自らの教育観を見つめ直す」ことと同義ではないでしょうか。
(1)めがね旦那さんのお考えから Twitterをされている方は、「めがね旦那」という小学校の先生を御存知の方も多いでしょう。育休中に始めたTwitterで自身の教育に対する考え方を発信したところ、
♯16 算数の授業開き
16回目の投稿となりました、天治郎です。既に学校が始まっている自治体もあると聞きます。しかしながら、算数の授業開きは「月曜日」という方もいるのではないでしょうか?また、10日が始業式で、算数の授業開きをこの土日に考えようという方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、「①2年生向け」、「②3年生以上向け」、「③6年生向け」の算数の授業開き例を御紹介します。特に興味のある部分を読んでいただけ
♯15 対話を促す手立て
15回目の投稿となりました、天治郎です。新年度になりましたね!本年度もよろしくお願いいたします。
お忙しい読者のために、以下が本稿の要旨です。
・「やらされる対話」から「児童自らやりたい対話」へ…そのような手立てを講じていきたいですね。
・教師の発問は、いつしか子ども自身の問いへと変容していきます。子ども自身が問いをもてるようにするためにも、教師の発問・問い返しの工夫は欠かせませんね。
(
♯13 自己内対話を促す手立て
13回目の投稿となりました、天治郎です。お忙しい読者のために、以下が本稿の要旨です。
対話の中の一つである「自己内対話」について、「振り返り」、「教師の言葉掛け」、「時間の確保」という3つの視点から手立てを考えます。
私の「振り返り」の手立ては、「小刻みな振り返り」と「振り返りの視点の提示」です。教師の言葉掛けの手立ては、「思考、表現している児童を価値付けるとともに、周りに広げる言葉掛け」
♯10 算数授業の板書③
10日連続でのnote投稿となりました、天治郎です。「算数授業の板書シリーズ」最終投稿(おそらく)です。過去記事と合わせてご覧いただければ幸いです。私の中では、一旦連続投稿を区切りにします。今後は、週1回以上投稿していきます。
今日は今までで一番長くなってしまいました。お忙しい読者のために、以下が本稿の要旨です。
・板書を活用しその効果を十分発揮させるために、補助的な役割を担うものとして
♯9 算数授業の板書②
9日連続でのnote投稿となりました、天治郎です。今回のテーマも「板書」です。昨日の記事と合わせてご覧いただければ幸いです。
お忙しい読者のために、以下が本稿の要旨です。
「板書は,児童とともに創りあげていく1枚の大きなノートである」と捉えた上で、板書の効果をしっかりと意識し、板書を上手に活用していくことが大切です。
(1)板書の効果
まず、「板書の効果」について検討します。二宮・